作「ただいま絶賛受験勉強中です!今年はメチャンコ遅くなります!」
拓海「遺言はそれで終わりだな?『
作「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!?」(消滅)
朱乃「今回はオール拓海君サイドですね。それでは第十九話どうぞ」
拓海side in
あ、ありのままに起こった事を話すぜ…!
二階からシスターが降りてきたらソイツが兵藤の知りあいだった……何がどーなってるのか解らん。
『イッセーさん、どうしてここに……』
知るか。そもそも誰だお前。そして日本語で話して?最悪英語でも良いから。
「アーシアこそ、なんで………」
あ、アーシアさんっていうのね。おk把握。
「………そりゃまあ……兵藤が悪魔稼業で呼び出されて、そこのシスターがこのはぐれ祓魔師の味方だったからだろう?」
「なっ!?」『ええっ!?』
あー、これお互い素性を知らなかったパターンか………ん、マジか。
「おい兵藤。此方に堕天使来てるぞ」
「なっ!?」
『そんな……イッセーさんが悪魔だったなんて……』
しかしまあ……『偶然』前に会ってたシスターと出くわすなんて……これが
そうそれは、ソロマに兵藤の神器が何かを聞いたとき……
『おーい、ソロエモーン。兵藤の神器ってどんなヤツかわかる~?』
『ああ、その子の神器は『
『……マジで?アイツチートかよぉ…俺が言えた事じゃないけど…で、能力は?』
『10秒経つ毎にパワーを二倍にする能力だよ。しかも重複可能』
『…………クソ厄介じゃねーか……で、なんでそんなに詳しく知ってんの?聞いた本人が言うのもなんだが』
『それは、この世界の主人公なんだからね。詳しい情報も分かるさ』
『えええ…………あのド変態が主人公なんて……世も末だな、こりゃ』
────とまあそういう感じで、ポロっとソロマが言ったのだ。………あんなのが主人公ってマジで大丈夫なのか?この世界……まあこれは今関係ないな。
「とりあえず、グレモリー達が魔法陣で来ると思うから、それで撤退しな………っと、良いタイミングだ」
俺と兵藤の後ろに紅い魔法陣が顕れ、その中からグレモリーとその眷属が現れる。
「───イッセー、大丈………夫…みたいね」
「おう、一応大丈夫だ」
「いや来谷が答えるなよ!?」
ってか朱乃姉以外全員連れてきてんじゃねーかグレモリー。心配し過ぎだろ……ん?これは……
「あ、堕天使の気配が近くなってるぞ。数は4つ、ナーレさん、ドッつぁん、カラさんに………知らないヤツ。あー、これ隠蔽無理だな、こりゃ。退くぞグレモリー」
「……拓海の察知、特に人外には鋭い感知ができるのは助かったわね……退くわよ、イッセー。拓海は別で離脱してちょうだい」
「了解。さっさと撤退するか……」
「ちょっ、部長!アーシアは!?」
「無理よ、拓海みたいに特殊な手段を持っているなら兎も角、神器を持ってるだけのシスターでは魔法陣でワープ出来ないわ」
「それなら来谷がアーシアを──」
「アホ、そのシスターを連れてくって事は高確率で戦闘をしなきゃいけなくなる。こんな市街地で派手にドンパチやれるかよ……グレモリー。ソイツは頼んだぞ」
「ええ………任せてちょうだい。行くわよイッセー」
そう言ってグレモリーは兵藤を連れて撤退した。
さて、それじゃあ俺も撤退するか……あ、忘れてた。
「そこのシスター、コレキャッチしな!」
シスターに御守り(細工済み)をシューッ!俺、エキサイティン!
『へ!?こ、これは一体…?』
「御守りってヤツだ、肌身離さずに持っておけよ?……アンタが何て言ってるのか分かんないけど!」
そう言って俺はバイクでその場を去った………さて、仕込みは上々。後は時が来るのを待つだけだ……
拓海side out
次回『カチコミを行うようです。(仮)』