ハイスクールD×D 愛狂いの転生者   作:T.W.L

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拓海「先々月で一周年到達した訳だが………さて、此処まで遅れた言い訳を聴こうか」

作「ただいま絶賛受験勉強中です!今年はメチャンコ遅くなります!」

拓海「遺言はそれで終わりだな?『天ノ神鳴リ(アメノカンナリ)』ィィ!!」

作「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!?」(消滅)

朱乃「今回はオール拓海君サイドですね。それでは第十九話どうぞ」


拓海&グレモリー一行、撤退する。(拓海 の なげつける! アーシア は こんらんした!)

拓海side in

 

 

あ、ありのままに起こった事を話すぜ…!

二階からシスターが降りてきたらソイツが兵藤の知りあいだった……何がどーなってるのか解らん。

 

 

『イッセーさん、どうしてここに……』

 

 

知るか。そもそも誰だお前。そして日本語で話して?最悪英語でも良いから。

 

 

「アーシアこそ、なんで………」

 

 

あ、アーシアさんっていうのね。おk把握。

 

 

「………そりゃまあ……兵藤が悪魔稼業で呼び出されて、そこのシスターがこのはぐれ祓魔師の味方だったからだろう?」

 

「なっ!?」『ええっ!?』

 

 

あー、これお互い素性を知らなかったパターンか………ん、マジか。

 

 

「おい兵藤。此方に堕天使来てるぞ」

 

「なっ!?」

 

『そんな……イッセーさんが悪魔だったなんて……』

 

 

しかしまあ……『偶然』前に会ってたシスターと出くわすなんて……これが()()()ってヤツか………ん?なんで兵藤が主人公だって分かったのかって?

そうそれは、ソロマに兵藤の神器が何かを聞いたとき……

 

『おーい、ソロエモーン。兵藤の神器ってどんなヤツかわかる~?』

 

『ああ、その子の神器は『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』。拓海君が持っている『煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)』と同じ神滅具だね』

 

『……マジで?アイツチートかよぉ…俺が言えた事じゃないけど…で、能力は?』

 

『10秒経つ毎にパワーを二倍にする能力だよ。しかも重複可能』

 

『…………クソ厄介じゃねーか……で、なんでそんなに詳しく知ってんの?聞いた本人が言うのもなんだが』

 

『それは、この世界の主人公なんだからね。詳しい情報も分かるさ』

 

『えええ…………あのド変態が主人公なんて……世も末だな、こりゃ』

 

────とまあそういう感じで、ポロっとソロマが言ったのだ。………あんなのが主人公ってマジで大丈夫なのか?この世界……まあこれは今関係ないな。

 

 

「とりあえず、グレモリー達が魔法陣で来ると思うから、それで撤退しな………っと、良いタイミングだ」

 

 

俺と兵藤の後ろに紅い魔法陣が顕れ、その中からグレモリーとその眷属が現れる。

 

「───イッセー、大丈………夫…みたいね」

 

「おう、一応大丈夫だ」

 

「いや来谷が答えるなよ!?」

 

 

ってか朱乃姉以外全員連れてきてんじゃねーかグレモリー。心配し過ぎだろ……ん?これは……

 

 

「あ、堕天使の気配が近くなってるぞ。数は4つ、ナーレさん、ドッつぁん、カラさんに………知らないヤツ。あー、これ隠蔽無理だな、こりゃ。退くぞグレモリー」

 

「……拓海の察知、特に人外には鋭い感知ができるのは助かったわね……退くわよ、イッセー。拓海は別で離脱してちょうだい」

 

「了解。さっさと撤退するか……」

 

「ちょっ、部長!アーシアは!?」

 

「無理よ、拓海みたいに特殊な手段を持っているなら兎も角、神器を持ってるだけのシスターでは魔法陣でワープ出来ないわ」

 

「それなら来谷がアーシアを──」

 

「アホ、そのシスターを連れてくって事は高確率で戦闘をしなきゃいけなくなる。こんな市街地で派手にドンパチやれるかよ……グレモリー。ソイツは頼んだぞ」

 

「ええ………任せてちょうだい。行くわよイッセー」

 

 

そう言ってグレモリーは兵藤を連れて撤退した。

さて、それじゃあ俺も撤退するか……あ、忘れてた。

 

 

「そこのシスター、コレキャッチしな!」

 

 

シスターに御守り(細工済み)をシューッ!俺、エキサイティン!

 

 

『へ!?こ、これは一体…?』

 

「御守りってヤツだ、肌身離さずに持っておけよ?……アンタが何て言ってるのか分かんないけど!」

 

そう言って俺はバイクでその場を去った………さて、仕込みは上々。後は時が来るのを待つだけだ……

 

 

拓海side out




次回『カチコミを行うようです。(仮)』

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