これはとあるカルデアのマスターが相棒兼ヒロインの最近の様子が気になった・・・そんな始まり方をする話。

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これは本編・原作にあまり関係無い声優さんネタです。
もしもこのような物が不快に思う方がいましたら感想に書き込んでいただいたら有難いです。



ウチの後輩が何かに目覚めてしまった件(中の人ネタ)

最近マシュの様子がおかしい――――

あのゲーティアを倒し人理を修復し現代に帰還して数ヶ月経ったある日の事であった。

今は昼食時、閉鎖的なカルデア施設内の心のオアシスでもある食堂 カルデアキッチンから提供される美味い料理を求め、他のカルデアのスタッフや俺の召喚に応じてくれたサーヴァント達が和やかに、一部猛烈な勢いで料理を胃袋に納めるモンスターを除き、穏やかな日常に俺達は居た。

食後のひと時を彼女――マシュ・キリエライトと共にお茶を飲んで過ごしていると…フッと彼女の様子が少々おかしい事に気がついた。

 

最初は俺の気のせいかと思えばそうではない。彼女は確かに俺のやや左後方を熱を込めた視線を向けていた。

流石に某インドの大英雄さんの様に眼力で光線を放つ事はないが熱心に、まさにそれ以外の事はアウトオブ眼中と言わんばかりと言うべきか、心ここに在らずとでも言うべきか…彼女のキャラクター的に少しばかり世間知らずな面から来る天然な所は存在しても「あらら」とか「うふふ」などのセリフを口にしてややテンポ遅れて行動するような所謂『ぽやーっ』とした性格のふわっとした女の子ではない・・・。

俺も視線の先が物凄く気になったのでさりげなく、それを注視した。

 

視線の先には俺の推し鯖であるロビンフッドを筆頭に彼とよくつるんでいるビリーに同じアーチャークラス繋がりで子ギル、その彼との外見年齢が近い少年征服王であるアレキサンダーと孔明(青年)などが固まって一つの机に陣取っていた。面倒見の良い青年と交友的に楽しそうに過ごす少年達といった絵が出来上がって、俺達と同じように食後の一服をしながら談笑をしている様だ・・・・・・特別目を引くような珍事が行われている様子もない。

マシュは何故彼らを熱心に見ていたのだろう?っと少々気にはなるがマシュも女の子だ、邪推するなら気になる男の子がいるのであろう――――俺はマシュのごく普通の女の子のようなに誰かを好きになり、恋愛して~みたいな当たり前の事が出来るくらいに余裕が出来たのだろう、そう思うと嬉しくもあるが少々寂しいような複雑な気持ちが胸の中でざわめいた気がした・・・おそらくこれが娘の成長やらに心を揺さぶられるお父さんな気持ちなのだろう――――俺はそう結論づけた。

彼女の頬がが少しつり上がっていることに気づかないまま――――。

 

 

 

別の日にはこんなことがあった・・・・俺が概念礼装の整理をしていると――――

 

「先輩、私にもショt、んん!!!・・・・概念、そう概念礼装の整理のお手伝いをさせて下さい!」

 

「・・・・・・お、おう! こちらこそお願いするよ(若干引き気味)」

 

物凄い剣幕で迫るマシュに半ば押し切られるように整理の手伝いを進み出てくれた・・・だが時折手を止めて礼装をかなり良い顔で見つめて―――ハッと頭を振りまた作業に戻るといった不審な行動を繰り返すマシュ。見ている俺としてはなかなか面白いので放置していると彼女は何を思ったのかおもむろに礼装カードを口の方へ―――――

 

「おい マシュ、礼装は装備するものであった種火のよう摂取してもステータスは上がらんぞ!」

 

流石の俺もその奇行にストップを掛けてしまった、その拍子で彼女の手にしていた礼装カードを落としてしまったが今はそれどころではない・・・改めてマシュの顔を見ると全体的に若干赤くそして息も少し乱していた・・・俺は以前のように彼女が無理をしているのではないかと思い無理やりに抱き抱えて(後から大胆なことをしてしまったと思い返す)医療スタッフの居る医務室へと連れて行くことにした。

 

 

 

 

医療スタッフにマシュの体調を看てもらったが特に異常らしい異常もなく念のために今日は医務室で休養することになった。簡易ベットの掛け布団から顔の上半分を覗かせる彼女に別れを告げて俺は医務室を出た(マシュの顔が赤くなって羞恥(多分)で身体が小さく見えるくらいに縮こませた姿は可愛らしかった)

 

自室へと戻り礼装の整理を再開する前に床に落ちているカードが目に入った・・・彼女が落としてしまった礼装だ。俺は何気なく拾いソレを見た・・・『先生とボク』―――それが彼女が口に運ぼうとしていた礼装の名前である。この事が俺の心の中に僅かながら疑念をうず巻き始めたのであった。

 

 

――――あのことがあった後日 マシュが自分のリハビリも兼ねてパーティメンバーを選出し、新たな戦術を提案して試験的に戦闘訓練をしたいと言い出したのだ。

 

・・・まあ、上記の部分だけ聞くなら俺も全力で協力しようと考えただろう・・・パーティメンバーを見るまでは―――

パーティメンバーはリアル過労死鯖ナンバーワンで有名な孔明、そして彼を慕うアレキサンダーに最近になり宝具を強化したビリーザキッド、対サーヴァント戦が得意な子ギルと防御力の高い自分自身と・・・うん、バランスは良いんだが―――このメンツは俺の中の疑念を確信させるには十分な要素が詰まっている―――がこれは俺の口出しすることではないと思い噤むことにした。

 

そしてマシュにゴリ押し、もしくは押し切られる形で周回クエストへ繰り出したが・・・

 

 

 

「あっ痛!」

 

敵の集中攻撃に晒されてしまう子ギル―――

 

「マシュ! 前衛のフォローを―――」

「はあはあ・・・すいません、私は先輩を護らなければいけないのでココから動くわけには―――」

 

―――の援護をマシュに頼むがそれは出来ないと・・・確かに言う事は正論だけど、その興奮した血走った眼では説得力はまるで無い。

 

「―――っ!!・・・アレキサンダー! 宝具で敵を薙ぎ払え!!」

 

 

 

やむなしと思った俺は最近B+からB++にランクUPした少年征服王に宝具の発動を指示した・・・この時マシュの眼光が一段と鋭くなったことに気づかず・・・・・・。

「了解! マスター! いずれ彼方に至るため 『始まりの蹂躙制覇』!!」

 

アレキサンダーを中心に魔力が雷の様に周囲に迸り、一瞬閃光の如く強い光を放ちカタチを成す瞬間!―――彼の背後にマシュが・・・自身のメイン装備である盾を投げ捨て、それはそれはとてもイイ笑顔(人前ではしてはイケナイ系)で走り込み、ヘッドスライディングで突撃した―――俺はさっきまで守備体勢(傍観体勢と言ってもよい)でいたマシュの予想外の行動に呆然とするしかなかった。

 

 

 

宝具発動の光りが収まり、彼の少年征服王の言葉に応え、愛馬 ブケファラスはその黒い巨体を嘶きと共に現れ―――

「(;´Д`)ハァハァ」

「「「「「・・・・・・」」」」」

る事はなかった・・・ソコには馬頭マスクを被って四つん這いになったマシュにパイルダーオン(騎乗とは呼んではいけない)したアレキサンダーの姿があった。

流石の少年征服王も自身の愛馬 ブケファラスの代わりにマシュに跨ってしまった事に思考が追いついていけないのか表情も自身のスキル『紅顔の美少年』の名に相応しく顔を紅くして固まってしまった非常にシュールな画が出来上がってしまった(✩4並み)・・・俺も含めて敵味方問わずどの様に反応すれば良いの分からず沈黙するのであった。

 

例外は馬頭マスクを被ったマシュだけだが、彼女の鼻息を荒く、馬頭マスクに存在する細かい穴(口の位置にあるであろう)から半透明の液体がジュワジュワと滲み出している・・・顔は隠れているが今の彼女の表情は容易に解ってしまう・・・(読者の想像にお任せする)。

 

俺は彼女がどのような手段で神秘の塊であり、英雄のシンボルである宝具に干渉できたのか・・・問いただしたい箇所は多々あるがこれだけは言わなければならない!!

 

「高〇さん、なにしてんですか!!」

 

この時、中の人の名前を呼んでしまった俺は悪くない―――

 




『エンジョイ勢』が書けないので中の人ネタを短編でやってみました。
話の流れ的にわかりやすく記しますと
最終決戦で肉体が消滅したマシュをフォウ君が溜め込んだ魔力で復活させるまでは原作と同じですが、頑張りすぎて本来繋がらないであろう高橋さん的な根源に触れてしまった為に徐々に趣向が美少年スキー・ショタコン化して行く・・・みたいな感じです。
最後のブケファラス化は某イラストのインパクトから締めにしました、あのイラストがなかったらこの短編は存在しなかったでしょう。

近い内に『エンジョイ勢』も更新したいな~。

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