原作通りにならない僕アカ   作:オリオリ

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リクエスト小説その二
オールマイト、アリスがコスプレする夢を見るですw
砂糖吐けるかな?
  ∧__∧
 ( ´・ω・)  あ、コーヒー準備しておきます。
 ( つc口O   ζ  ζ  ζ  ζ
 と_)_)  c口 c口 c口 c口

このAAいいよね!
MAXコーヒーさんありとう!


番外 夢の中で

テレビで夢に関する事が取り上げられているのを見て、ふと思ったことを呟いた。

「明晰夢か……本当に見れる物なのだろうか?」

「気になるの?」

視線を横へと向ければ、コーヒーカップを二つ持っているアリス君がいた。

「はい、どうぞ。ココアだけど」

「いや、ありがとう」

アリス君からココアを受け取って、口に含む。

優しく暖かな甘さが口に広がり、ほっと息をつく。

 

「ん……おいし」

フーっと息を吹きかけて、少しずつココアを飲んでいるアリス君の姿に小さく笑みが浮かぶ。

両手でコップを持つアリス君の姿はどこか幼く感じて、思わずその頭を撫でていた。

突然頭を撫でられてびっくりしたのか、アリス君は目を丸くしていた。

「どうしたのいきなり?」

「いや、なんでもないよ」

最後にもう一度頭を撫でて、ココアを口に含む。

「変なの……それで、明晰夢見てみたいの?」

「あぁ、私はあまり夢を見る方ではなくてね。見たとしても全く覚えてないから、本当に明晰夢と言うものがあるのか、と思ってね」

まぁ、アリス君の個性があれば簡単に明晰夢を見る事ができるだろう。

明晰夢と言うか、夢の世界で緑谷少年に鍛錬させているからね。

こんな話をしてしまえば、見てみるかと言う話になるのはわかっているがね。

 

「それじゃあ、見てみる?」

案の定返ってきた言葉に思わず苦笑する。

「興味はあるが、アリス君の個性なら明晰夢でなくても見れるだろう?」

「まぁね、それじゃあ、俊典さんが深層心理で思っている事を夢として見るのはどう?」

「深層心理?」

それは私が心の奥底で望んでいることを夢に見せると言う事だろうか?

「貴方が心の奥底で望んでいることを、夢で見るのよ。どう?」

当たっていた様だ。

だが、確かに気になるな。

私が深層心理でどういうことを望んでいるのか……

 

「お願いしてもいいかい?」

私がそういうと、アリス君は嬉しそうに笑った。

「任せて!」

場所を移して寝室へ。

まさかアリス君を自分の寝室へ招くことになるとは……

思わず吹き出る煩悩を理性で押さえつける。

 

「俊典さん、ほらほら」

ポンポンと自分の膝を叩くアリス君に、顔が赤くなるのがわかる。

今日のアリス君はふんわりとした白いワンピース着ているのだが……何故裾を捲り上げているんだ!?

白い足が眩しくて、非常に気恥ずかしい!

だがアリス君の表情が実にキラキラしているので断り辛い……!

気恥ずかしいが、せっかく恋人が膝枕をしてくれると言うのだ。

ここは大人しくアリス君の膝を枕にさせてもらおう。

アリス君の膝に頭を乗せると、アリス君が楽しそうに、嬉しそうに笑っていた。

「俊典さん、顔真っ赤だよ。可愛い」

「グッ、あ、あまりそう言う事は言わないでくれ」

 

「うん、ごめんなさい。それじゃあ、後は眠るだけだけど、催眠誘導する?」

「そうだな……頼んでも良いかな?」

正直、このままだと眠れそうにない……心臓が非常にうるさいのだ。

「ふふふ、それじゃ、おやすみなさい」

アリス君がそういうと、私の意識はすぅっと落ちて行った。

 

 

ぼんやりとした視界が、徐々にクリアになる。

どうやら私は寝室にいる様だ。

周りを見渡すと、私の拠点にある寝室だった。

「んん? 私は深層心理で何を思っているんだ?」

なんの代わり映えしない寝室を見渡す。

もしかして、ただ休みたいと言う欲求があったのだろうか?

そんなことを思っているとガチャッという音がして、寝室の扉が開いた。

 

「俊典さん、さ、流石にこれはちょっと恥ずかしいニャァ……」

「ん? んん!?」

そこから入ってきたのはアリス君……だったんだが、明らかにおかしい所があった……というか、おかしい所しかなかった!

何故なら今寝室に入ってきたアリス君は、髪と同じ色をした猫みたいな耳を生やしており、その上胸元を大きく露出させ、スカートの丈も非常に短い白黒のメイド服を着たアリス君がいたのだ。

よくよくみれば、スカートの下から金色のしっぽが揺らいでいる!?

 

「ニャァ……個性まで使わせるにゃんて、俊典さんって意外と鬼畜にゃッ……!」

「な、な、な、なぁ!?」

アリス君は恥ずかしそうにスカートの裾を抑えながら、私を睨みつけてきた。

だが、正直私はそれどころじゃない。

というかなんて格好をしているんだ!?

「な、なんて格好をしてるんだ!?」

思わず考えていた事がそのまま言葉になった。

アリス君は涙目になって私を睨みつけてきた。

「酷いニャ! 俊典さんがコスプレしてくれって言ったにゃ!」

「私が!?」

「っていうか、なんでこんな服持ってるにゃ?」

コテンと首を傾げるアリス君から目を逸らすために、体ごと反転した。

 

な、なんだあの服と言葉は!?

何故か思いっきり抱きしめたくなったのだが!?

私は一体深層心理でアリス君にこんなことをしたいと思っているのか!?

 

これはマズイ!

早く目を覚まさなければ!!

どうすれば目を覚ますことができる!?

 

「俊典さん、これはどう?」

「うん? お、おぉ!?」

顔を上げれば、アリス君の服装が青いドレスに変わっていた。

イメージとしては不思議の国のアリスだろうか?

「意外と似てるところあるから、こっちはあまり恥ずかしくない、かな」

少し照れたような笑みを浮かべるアリス君。

確かに似合っている。

とても可愛らしくて、こっちは安心して見ていられる。

「それで、どうかな?」

軽く裾を摘まむ姿は非常に可愛らしい。

「あぁ、似合っているよ」

「よかった、それじゃあ次ね!」

 

「は?」

アリス君がそういうと同時に、アリス君が黒い闇を纏って姿を変えた。

「こ、こっちは少し露出が多くて恥ずかしいぃぃ……!」

「……」

私は何も言えずにポカーンと口を開けていた。

アリス君の今度の姿は、恐らく悪魔のコスプレだと思われる。

が、露出が非常に多い!

メイド服より露出が多いってどういうことだ!?

黒のビキニの様な物に、悪魔の翼としっぽが生えているが!

なんでそんな服装なんだ!?

私は一体何を望んでいると言うのだ!?

 

そんなことを考えていると、アリス君が涙目のまま私を見た。

なにか、くるぞ!

瞬時にそれを察して、私はどんな言葉が来ても耐えれる様に身構えた。

「……す」

す?

「……精……吸っちゃうぞ……!」

「……ぐふぅ」

こ、これは夢魔……夢魔のコスプレか……!

思わず変なことを想像してしまい、前かがみに崩れ落ちた。

 

これはヤバい……!

あの涙目で恥ずかしそうに言う姿に、何故もっと虐めたいなど……!

私は一体どんな性癖をしているんだ……

 

「いかがなさいましたか? 俊典様」

「様付け!?」

突然様付けで呼ばれて思わず顔を上げると、今度はシスターの格好をしたアリス君が微笑みを浮かべていた。

先程まで抱いていた劣情が、まるで浄化される様になくなっていくのを感じた。

今のアリス君は、とても神聖な雰囲気を纏っており、後光がさしている所為か幻想的だった。

アリス君は名残惜し気に、寂しそうに、微笑んだ。

呆然とアリス君を見ている私に背を向けて、光に向かって祈る様に手を組んだ。

「貴方様に神のご加護がありますように」

その瞬間、光が溢れてアリス君の姿が見えなくなる。

光がアリス君を飲み込んだ様だった。

アリス君が消えてしまう、そんな焦燥に駆られ私は光へと手を伸ばした。

 

「アリス君!!」

「きゃっ!? と、俊典!? い、いきなりなにすんのよ!?」 

「……は?」

光を超えた先にいたのはシスター服を着たアリス君ではなく、セーラー服を着たアリス君だった。

勢いがついていた所為か、私はアリス君をベッドへと押し倒していた。

押し倒したせいで、服が乱れて凄い……その、なんだ……端的に言えば凄くエロい状態になっている。

「はっ!?」

状況を理解した私は、即座に跳び上がってアリス君から距離を取った。

先程から状況が目まぐるしく変わりすぎてて、何が何だか!?

 

ただはっきりとわかることが一つだけある。

私はヘタレだが変態だったようだ。

「何よ……ヘタレ、意気地なし、押し倒したなら最後までやれっての……」

「そんなこと言わないでくれ!?」

というか、最初のコスプレからひどく雰囲気が変わっているんだが!?

思わず頭を抱えて、その場に屈み込んだ。

もうなにがなんだか……

「もういいわよ、直正の所に行くから!」

「は?」

何故直正がここで出て来るんだ?

「俊典なんか知らない! 直正と付き合ってやる------!!」

そんな捨て台詞を残して、アリス君は扉を開けて走っていった。

事態を理解して、私はすぐ動き出した。

「それだけは駄目だ!!」

 

いつの間にか知らない寝室に変わっていたが、そんなこと構っていられない。

私は扉を開けて走り出そうとしたら、小さい子が目の前にいて急停止した。

「としのりおにいちゃん」

「お兄ちゃん!?」

目の前の女の子の言葉に、改めて目を向けるとアリス君を小さくしたような少女がいた。

「おにいちゃん、だっこしてー!」

「あ、あぁ」

小さくなったアリス君だと思われる少女を抱き上げる。

これは、また場面が変わったんだな……そう理解して、私は深い溜息をついた。

「としのりおにいちゃんだいすきー!」

「そ、そうか。ありがとう」

私がそう返すと、女の子は不満そうに頬を膨らませた。

「ありすのことだいすきっていってくれないのー?」

やはりこの子はアリス君だったらしい、私は心は一体何を願っているだろうか……

「あぁ、いや、大好きだよ」

そんなことを思いつつも、アリス君に笑顔を向けてあやす。

 

「じゃあ、いつもみたいにちゅーして!」

「……私は、ロリコン、だったのか……」

返ってきた言葉に、私は天を仰いだ。

と言うか、私は一体アリス君をどうしたいんだ……

アリス君をコスプレさせていると思ったら、学生、その次は5才くらいの子供……

ちょっとずつ時を遡っていってるな……ハハハ、起きたらどんな顔でアリス君を見ればいいんだ……

次はなんだ、もう何が来ようと驚かんぞ。

腕の中にいたアリス君は気が付いたら消えていた。

 

 

「俊典さん」

「アリス君」

今度は横から声が聞こえたので今度はなんだと、顔を向けて、言葉を失った。

そこにいたのは純白のドレスを纏ったアリス君が、顔を少し赤く染めて微笑んでいたのだ。

咄嗟に周りを見渡せば、教会の様だった。

気が付けば、私の服装も白いタキシードだ。

「これは、結婚式、か?」

『寝ぼけている奴に誓いの言葉は必要ないな。言葉よりも行動で示してもらおうじゃないか。ということで細かい事は一切抜きにして、誓いの口付けを』

聞き覚えのある声に前を向けば、直正が神父服を着て微笑んでいた。

「色々と飛ばしすぎだろう……」

「……ふふふ……」

 

隣を見れば、アリス君が楽しそうに笑っている。

 

これは私が望んでいる未来だ。

オール・フォー・ワンの事があるから今はまだ無理だが、いつかは辿り着きたいと願っている未来だ。

ベールを外せば綺麗な化粧を施されたアリス君が、とても嬉しそうに笑う。

現実でもアリス君はこんな風に微笑んでくれるだろうか。

そう考えて、それ以外の表情を想像できなかった。

 

そう思えるくらいには、愛情を向けてくれていると自覚している。

私は彼女と同じくらいの愛情を返せているだろうか……?

私がもっと愛情を表せば、彼女はもっと笑ってくれるのではないだろうか?

 

そう考えると同時に、世界が徐々に形をなくしていくのに気が付いた。

どうやら時間切れの様だ。

「そっか……ここは貴方の夢だったのね」

アリス君を見ると寂しそうな笑顔を浮かべていた。

そんな顔をするアリス君に、私は手を取った。

「アリス君、待っていてくれ。必ず、迎えに行く」

「……うん、待ってる……けど……」

アリス君が最後に何かを言っていたが、私は聞き取ることができず、唇に柔らかいものを感じて、目が覚めた。

 

「おはよう、どうだった?」

「中々、面白い夢が見れたよ」

アリス君を見上げながら、私は夢を思い出していた。

前半はともかく、最後の部分は間違いなく私の願いだと言える。前半はともかく。

 

そんなことを思いながらアリス君を見上げた。

「?」

不思議そうな顔をして首を傾げる彼女に思ったことをそのまま伝えよう。

「アリス君は、可愛いね」

「っ!? い、いきなりどうしたのっ?」

顔を真っ赤にして、目を泳がせるアリス君が凄く可愛く見える。

そんなアリス君の頬に手を伸ばすと、ビクッとしたものの、すぐさま手にすり寄ってきた。

まるで猫の様だな……と考えて、前半の夢を思い出す。

……なんだかんだで私は色んな格好をしたアリス君が見たいのかもしれない……。

 

意図せず自身の性癖を知ってしまい、内心で項垂れるがアリス君と戯れる手は止まらない。

「……にぅ」

アリス君から小さく漏れた声に、私は上体を起こしてアリス君を捕まえて、そのまま一緒に横になった。

「わっ!? な、なにっ!?」

「少し昼寝しようか」

突然の事に目を白黒させているアリス君を抱き寄せる。

最後の夢の所為か、今の私は少し積極的だな、なんて心の中で笑う。

 

「……一体どんな夢見たの?」

「……それは黙秘させてくれ……」

流石に夢の内容を言う気にはなれないが、今はこうしていよう。

アリス君の温かさを感じながら私は目を閉じた。

 




コーヒー減った?
甘くできてたらいいな!
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