このタイトルになった理由は特にありません.
期末テストの現実逃避で書きました.
Prologue.1
○月○日
ISの適性を持つ男が見つかったらしい.
ニュースでも学校でもだいぶ話題になっていた.
名前は織斑一夏,ブリュンヒルデとして名前が通っている織斑千冬を姉に持つ.
年齢は15,××中学に通っているらしい.その情報いるか?
それ以外にも,諸々の個人情報が流出していてちょっと同情した.
彼はどうやら受験しようとした高校ではなく,IS学園に入学させられることになるみたいだ.
周りの男子学生たちが揃って「女の園に入れるとは,羨ましい」と言っていて,それを見ていた女子学生たちに白い目を向けられていた.
正直,女尊男卑が浸透している今の世の中だと,男女比が半々ならともかく女集団の中に男一人とか地獄以外の何物でもないと思う.過激ないじめとかで彼自殺するんじゃないだろうか?
まぁ,だいぶ顔が整っていたからハーレムを作るのかもしれないか.
○月×日
他にも男性で適性を持つ人がいるんじゃないかと適性検査を行うらしい.
うちの学校は検査時期がまだ後だが,こんなことをやる意味があるんだろうか?
その話題で盛り上がっている男子生徒たちがいたが,正直鏡を見た方がいいんじゃないだろうか?見た目がよくないことは人のこと言えないけど.
正直,適性検査をバックれたいところではある.
適性があるとは思えないけど,仮に適性があることを考えたら本当に嫌だ.
なんで頭おかしい奴らと学生生活を共にしなければならないのか.
——————————————————————————————
△月○日
いよいようちの学校も適性検査が明日に迫っている.
男子生徒たちは「俺らも女の園に入れるかもしれない!」と盛り上がっていて,女子生徒たちは「あんな奴らがISに乗れるはずがない」みたいな会話をしている.
まぁ女子生徒全員がそんなこと言っていたわけではないが,少なくとも俺が会話をするような人たちは言っていなかった.裏じゃ知らんけど.
うちの学校は一部過激派もいるけど,比較的マシなんじゃないかとは思っている.
それでもいじめはあるみたいだが...俺に被害がなければ正直どうでもいい,どうにかできるわけでもないし.
なんでもう少しで卒業だってのに,こんな適性検査なんぞしなきゃいかんのだ.誠に遺憾である.
明日が憂鬱だが遅刻するわけにもいかないし,寝るとしよう.
△月×日
最悪だ.
△月△日
昨日は,諸々面倒臭いことになって日記を放棄してしまった.
とりあえず起きたことを結論付けると,ISを動かせてしまった.
なんも考えられないっていうのは,あんな感じなんだなって思ったよ.
なんか色々言われてたけど,頭に入らないから文書にしてくださいって言ったのは正解だった.
もらった紙を見る限り,俺はIS学園に入学しなきゃならんらしい.
ストレスで死にそう禿げそう.
まともな感性持つ人間揃えてくれよ.
後日,家にISに関する参考書を送ってくれるらしい,家に帰れないけど,時間ないけど.
むしろここどこだよ,適性わかってから外に出られてないんだけど?
他にも色々書いてあるけどもういいや...疲れたから寝よう.
——————————————————————————————
?月?日
非常に疲れた,吐きそう.
IS学園入学のための試験を受けた,何書いてあるのかがわからなかった.
実技も行った,なんであんなものに乗ることができるのか俺にはわからない.
かの有名なブリュンヒルデと話をすることができた,嬉しくもなんともない.
今日の試験は形式的に受けさせただけで,結果は関係ないらしい.
どう足掻いても入学はさせられるみたいだ.
どうやら,ブリュンヒルデがIS学園での担任で,実技を担当した人が副担任らしい.
世間話ついでに入学式の日付を聞いたら明日らしい,クソだろ.
マジで参考書は家の方に送られたみたいだな,今日まで見たことなかったし.
てか,両親共々なんかのプログラムによってどっかに引越しさせられてるんじゃなかったか?両親には本当に申し訳ない.
授業に関してはついていける気がしていないので,副担任に面倒を見てもらえるようにお願いをしておいた.
その必要もないかもしれないけれど念のために.
今日あったことで言えばそんなもんかね?
明日入学式らしいがIS学園まで送ってもらえるのだろうか?
まぁ出なくていいならそれはそれで楽でいいな.
□月○日
今日は本当に面白かった.
記念すべき入学式があったが,ずっと寝てたから詳細はわからん.
でも,その後が本当に愉しくて愉しくて仕方がなかった.
とりあえず,男性適性者第一号の織斑一夏,イギリス代表候補生のセシリア・オルコット,今時あんなに愛国心を持っている輩がいるんだなぁ?そっちに驚きだ.
あんなクラス代表とかいう雑用係決めるだけで,あんなに盛り上がれるなんて本当に面白い.
ただ,俺のことを推薦した数名の顔は忘れんぞ,めんどくさいものに推薦しやがって.
とりあえずそのうちの一人はお菓子ねだられたから忘れようにも忘れられん.
初対面で菓子をねだられたのは流石に初めてだ.
イギリス代表候補が日本侮辱し始めるわ,それに腹が立った男性適性者第一号くんがイギリス侮辱し始めるわで,盛り上がること盛り上がること.
笑いをこらえるのに必死だったわ.
揉めている最中に周り見ると,日本人でイラっとしている人結構いたからほんと凄いね.
愛国心なんてものはさっぱりないから俺にはよくわからん.
せっかくお互いヒートアップしてて面白かったのに,担任が仲介入っちゃってちょっと残念だった.
クラス代表決定戦で決着をつけろってことらしいぜ,織斑とオルコット,それと俺で.
俺口論の最中なんも話してなかったんだけどなぁ?
1週間後にアリーナ借りて決定戦をやるみたいだ.
ある意味都合のいいことになったし,面白いことも見られたし,今日は実に良い日だった.
1週間後も良い日になること間違いなしだろう.