魔法少女たちと規格外な男   作:ゼロ・アース・コア

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ども、ゼロです

別の小説を投稿していたので2ヶ月あいてしまいました…
実はどうAs編に入るか悩んでたんですよね。
入ってしまえばなんとか話は大体できてるんですけど、導入部分がどうしてもテンプレになっちゃうんですよ…
まぁ、はやてちゃんがどこにいるかとかってスーパーか図書館ぐらいしか作者わからないし仕方ないね
んで案の定テンプレです

では本編どーぞ!


第九話 車イスの少女

 

11月初旬俺は

 

「おはようおおおおおおおおおおお!!」

 

ードッ

 

「グエッ!?……アリシアさん起こすときくらいは優しくしてください、俺の肋骨折れるよ?」

 

毎朝のノルマとなったアリシアダイブによって起こされていた

 

「だってお兄ちゃんこれくらいしないと起きないときあるもん!」

 

「うんそれ夜更かししたときだけな」

 

デバイスのメンテで大体夜おそくなる

最初に夜更かししたときなかなか起きなくて俺を起こすのに苦戦したんだとか(アリシア談)

 

「それに今日はお兄ちゃん図書館に行くんでしょ?なら早起きしないと…」

 

「わかったわかった…そらどいてくれ起きれないだろ」

 

アリシアダイブは大体俺の胸元あたりにアリシアのお腹が乗るのでアリシアにどいてもらわないと起き上がれないんだ

というかなんで毎回こんな正確なダイブできるんですかね…

 

閑話休題(顔洗うために洗面所へ)

 

 

「おはよー母さん」

 

「おはよう」

 

リビングに行くと母さんがご飯を机に出している途中だった

ちなみに母さんも俺も朝に弱くテンションが低いから毎回こんな感じだ

アリシアって朝も元気だよな体が子供だからか?

 

「も~!二人とも元気だしてよー!最初が肝心って言うんだから朝に元気にならないとだめだよー!」

 

3ヶ月くらい一緒に暮らしてわかったことだがアリシアは体と性格は子供っぽいのだが頭のよさが子供ではない

それに気づいたときにアリシアに聞いてみたら

 

『乙女にはそーゆーことは聞かないのが常識よ』

 

と怒ったときの母さんと同じオーラをだしながら言ってた

まぁたぶんそういうことなんだろう

 

「朝ご飯食べたら図書館にいくのよね?何の本さがしにいくの?」

 

「この国の歴史だよ俺は転生者っていうやつだからこの世界の歴史なんてさっぱりわからんし、歴史の本見るの好きだからなぁ…やることもねぇし暇くらいは潰せるかなって」

 

一応ここも日本だが歴史が違うかも知れない別世界だし…それに歴史が好きな俺としては確認しておきたいことだ

 

「それなら丸1日くらいは図書館にいそうね…いいわよ夕方に帰ってくればそれでいいし」

 

「それは助かるんだが、アリシアが退屈にならないか?」

 

結構寂しがりやなのか大体出掛けるときにはついてくるんだが今回は一緒にいても楽しくないだろうからアリシアに母さんと留守番頼むわと言っておいた

 

「大丈夫よ!アリシアと遊んでおくから気にしないで!」

 

あ、これアリシアと遊ぶんじゃなくてアリシアで遊ぶのニュアンスに近い気が…まぁいっか

 

~一時間後~

 

「そんじゃ行ってくる、なんかあったら念話してくれ」

 

「まって!お兄ちゃん!」

 

トコトコと玄関にいる俺に向かってアリシアか走ってくる

 

「いってらっしゃい!」

 

ードッ

 

「グエッ!い、いってきまーす」

 

アリシアダイブは俺が出掛けるときも繰り出されるのか…

 

 

~図書館到着~

 

「さて、歴史コーナーはどこだ?」

 

歴史を知りたいといっても別に人間の始まりとかじゃないし戦国時代くらいの本があればいいんだが…

 

~探索中~

 

「おーあったあった…えーと信長伝記?」

 

信長って伝記になってるんだ…予想外すぎる

 

ーペラッ

 

なになに?あるところにおおうつけと呼ばれている男がいました…ってこれ昔話(史実)やんけ!

 

俺がみたいのはもって別のだ!

まぁ俺が手に取ってしまったのが悪いんだが…

それにしてもなんで棚の一番下なんだよ!しゃがむのメンドイっての!

 

「どれがいいかな……お?いいのあった戦国の歴史大全集!これなら大丈夫そうd「そこのお兄さんちょっとええか?」はい?」

 

振り向くと車イスにのったショートカットの女の子がいた

 

「ちょっと本とるの手伝ってほしいんやけどええかな?」

 

「別にいいぞ、どの本だ?」

 

女の子が歴史コーナーって結構珍しいな…俺の偏見かも知れないが

 

「一番上にある料理の歴史ってやつです」

 

えぇぇぇ……なんで料理の歴史さん一番上におるんですか!?あんたが普通一番下でしょ!?なんで歴史の一番大事そうなのが一番下に並んでるの?……気にしたら負けか

 

「よいしょ…っと、これでいいか?」

 

「ありがとうお兄さん」

 

「いいってことさ、女の子が困ってたら助けるのが男ってもんだと思ってるし」

 

はいそこー恥ずかしいこと言ってるとか言わない

え?だれに話しているかって?さぁ?

 

「あ!そうだ!本読むのに手使って車イス動かしたら手疲れるだろ?机まで連れてってやるよちょうどいいし」

 

「えっ?いやいやそんなんええって!なれてるから!」

 

「いいのいいの!親切の押し付けだから」

 

そういって俺は車イスの後ろにまわり車イスを押して机に向かう

 

 

 

「ほんまありがとうな結構変わるもんなんやねこんな短い距離でも」

 

「車イス乗ってると自分の体重プラス車イス分の重さを一人の時は動かさないと行けないから結構腕に疲れが貯まるらしいんだよ」

 

前世のとき左足骨折したとき腕パンパンになったし

 

「それにしてもお兄さんそんなとしになってその歴史の本ってまさかお兄さん頭よくない?」

 

ド直球でくるなよ…

 

「違う違う俺は歴史が好きで図書館とかにある本と教科書じゃ違うところが結構あるからそれを探すのが面白いんだよ」

 

文献とかに載っててもそれぞれで解釈が違うからな…『■■かもしれない』が多発するが微妙な違いを見つけるのが楽しいんだよなー

 

「あはは…そっか………そうや!お兄さん!」

 

「ん?どした?いきなりひらめいた目をして」

 

「今日うちにこんへん?」

 

「わっつ?」

 

は?今この子なんつった?うちにこんへん?だと…!?

 

「いやいやちょっとまてよまだ学校の友達とかならわかるけども、今日はじめてあった男だぞ?大丈夫か?」

 

「さっきトイレから帰ってくる途中司書さんによびとめられてこう言われたんや」

 

~回想~

 

『嬢ちゃん嬢ちゃん、いいやつに声かけたな』

 

『いいやつ?お兄さんのことですか?』

 

『そうそう、あいつはな商店街にいつも食材買いにくるんだけどいつも妹を肩車しててよ肩車の兄ちゃんって呼ばれてる』

 

『肩車の兄ちゃん…確かにさっき親切の押し付けやーっていってましたね』

 

『そいつはここ2ヶ月くらい商店街に来てるんだがだれかが困ってたりするとすぐに助けるし、人当たりもいいから商店街のみんなに人気なんよ』

 

『へぇ~』

 

『だからよ嬢ちゃん、お前さんいつもひとりだろ?ならあいつを家に招待してみたらどうだ?たぶん普通に了承してくれるぞ』

 

『えぇぇぇ!?』

 

~回想終了~

 

「全くあのおっさんは…」

 

確かに俺は商店街いったら近くにある広場でよくガキンチョの相手してるが…

 

「でどうなん?」

 

「いいぞ、夕方までならな」

 

暇だし…

 

「やった!えへへ~」

 

だいぶよろこんでんな

 

「それなら自己紹介がまだだったな、俺はイクサだイクサ・テスタロッサもしくは時野 戦だ」

 

「そういやそうやったな私は八神はやてや、よろしゅうな」

 

 

 

閑話休題(はやてん家いこう!)

 

 

「ちょう座っててお茶いれてくるから」

 

「無理すんなよー」

 

ここが八神の家か、まぁ普通だな

 

「はいお茶」

 

「おうサンキューな」

 

「自分から呼んだのに何もなくてごめんなイクサ」

 

「気にしねぇよとりあえずそれはおっさんのせいにしとけ」

 

司書のおっさんはとりあえず今度おっさんの店に行った時にただで野菜をもらうってことで許してやった

 

「あはは…おっちゃんがかわいそうやからやめとく…とりあえずトランプあるからせぇへん?」

 

「いいぜ、ババ抜きか?それともシンケイスイジャク?」

 

~トランプ三昧~

 

 

「ちょう強すぎるでイクサ」

 

「いやはやてが表情に出しすぎなんだよ」

 

ジョーカーとったときには「あぁ!?」って声出すしジョーカーとあわせて残り二枚になったら焦ったりするわで分かりやすい子だった

あとなんか八神って呼んでたら途中から「むずかゆいから名前で呼んで」って言われたので名前で呼んでますはい

 

「もう夕方かぁ時間がたつのは早いなぁ…」

 

「夕方!?やべぇ帰らなきゃ!!」

 

「えっ?もしかして用事が?」

 

「妹に怒られる」

 

たぶん夕方には帰ってくるっておもってるからまた遅れたら雷撃やられる!

 

「そっか」

 

「とりあえず連絡先交換しとくか?もう友達だし」

 

「え?ええの?」

 

「構わんさ、どうせ暇だし…だからはい連絡先」

 

ふはは!次はアリシアもつれてくるぞ

 

「あ、ありがとう…じゃあ私も」

 

俺ははやてから連絡先がかかれたメモをもらう

 

「そんじゃあなはやて」

 

「うんじゃあなイクサ」

 

そういって振り返って玄関から出ようとすると分厚い本が目に入った瞬間

 

 

 

■■の書 管■人■ 守護■■ ■衛■■

 

「うぐっ!?」

 

消えていた記憶がよみがえる

 

「ちょっ!?イクサ大丈夫!?」

 

「大丈夫大丈夫、ちょいといつもの頭痛が来ただけ」

 

「ほんまに大丈夫なん?」

 

そんなに心配な顔すんなよ

 

「大丈夫だってそれじゃあ今度こそまたな」

 

「え…あ、うんまたな」

 

そういって玄関の扉を開けて玄関をでる

 

ーガチャ

 

ーバタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだった八神はやては■■の書の■だ

 

そろそろ記憶も整理しないとなぁ…毎回これじゃ無駄に心配かけるだけだな




はい、なんとかテンプレはテンプレでも多少は変化させれました

ハーメルンなのはの二次創作は大体オリ主の方から話しかけるのがほとんどだから逆にしてみました


今回の設定&捕捉

司書のおっさん

休日は司書、平日の半分は八百屋さんしてるいいおっさん。肩車の兄ちゃんって名前つけたのもおっさん

はやての両親いないことに関してのイクサの反応

イクサも両親を失ってるので多少気持ちがわかるから自分から触れなかったがはやてに「家族とかいるとは思わんの?」と聞かれたときは「はやてが図書館で俺に頼ったときになんで一人なんだ?って気になった答えがここにきてわかったから触れなかったそれだけ」と返した。
はやてはこのときのイクサの表情でなんとなくイクサも自分と同じで大切な誰を失っているのかもしれないと察した。

イクサの前世の記憶

順調?に抜け落ちてます。でも重要なこととかは見たり聞いたりするとその記憶情報が同時に複数よみがえるので頭痛がする。でもよみがえる記憶も完璧ではないのでなんとなくわかる程度。

今回はこんなもんで

ー次回予告ー

はやてと出会いトランプをして友達になり連絡先を交換したイクサ

アリシアとともにはやての家に行き遊ぶのだが、はやてはかなりの寂しがりやでイクサだけはやての家にとまることに…

次回 第十話 あらわれる■護騎■

「なんだお前ら一体どこかrうぐっ!?頭痛がぁ…」

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