本編どうぞ
第一話 脱出&………
イクサSIDE
「さて…どうするか…」
俺は時野戦は絶賛落下中であります
…いや!?ほんまどうせぇゆーねん!?虚数空間スタートって運が悪すぎるだろ!!女神様ー!!おーい返事してくれー!!!…
…………………
そうだったぁ!転生後は干渉出来ないって言ってたぁああああ!!
…まぁ落ち着け俺、まだ方法はあるはずだ。ここが本当にリリカルなのはの世界の虚数空間なら魔法は使えないはずだ…サンダーソウル?行けるか?
『無理です』
うん!やっぱそうだよね!!…なら“気”は使えるかな…?
俺は全身に力を入れる。
「はあああああああ!!」
すると全身から白の半透明なオーラが出てくる
「よし使え…って飛べねぇえええええ!!!」
『どうやらここはどうあがいても落ち続ける空間のようです、まる』
そうか…つかどうした確かに文章の最後にまるをつけるのは常識だがしゃべるのに“まる”までは発声しなくていいだろ
『私は半分諦めていますので…』
おいいいいいぃぃ!!!なんで諦めちゃってンの?お前、俺のデバイスだよね!?そんな卑屈な考えやめろよ!!
「…ん?おいあれって…」
俺が今落ちている方向に二つの細長い黒い影が見えた
『マスター、あの二つの影の片方に微弱ですか生命反応があります』
「微弱な生命反応…?二つ…?ま、まさか!あの二人が落ちた直後!?なんつー時間に飛ばしてくれてンだよ女神様はよぉ!!」
『どうなさいますか?あの二人はあなたが助けたい人ですよね』
まぁ丁度いいや、あとのことが面倒だが気にしてちゃあ、助けられるもんも助けられんしな!!
『では空気抵抗をなくして加速してください、この空間は魔法などが使えませんが落ちるということに関しては物理法則に沿っているので大丈夫です』
おう!わかった!!
そして俺は加速する
プレシア・テスタロッサSIDE
…あぁ…これでアルハザードへ行ける…
「アリシア…」
そして私が目をつぶろうとしたとき…
「なに死にそうな顔してんだああぁぁぁ!!」
「な、なに!?」
イクサSIDE
「なに死にそうな顔してんだああぁぁぁ!!」
「な、なに!?」
よかったまだ生きてたぁ…よしとりあえずここから脱出するか!
「俺の手を取れ!お姉さん!!」
「何をする気!?私はアリシアとアルハザードへと向かうの!!邪魔をするな!!というかもうお姉さんなどと言われる歳ではない!!」
くっそ…やっぱ止まれなくなってるのか…
それなら一か八かここで…
「ちょっと!?アリシアに何をする気!?そんなことゆるさな…かっ!」
と叫びすぎたのかプレシアは吐血する
「無茶すんな!そこで黙って見ていろ!はぁ!!」
パリんと音を立ててアリシアが入っているカプセル的なものを俺は壊す
「だ…だからなに…を…」
プレシアは苦しそうにしながらも俺を止めるためにあがく
「だから黙って見ていろ!!」
そして俺はアリシアの腕を掴み、
「くっ…はあああああああ!!」
アリシアに“気”をおくる
「ぐ…あ…っく、くそっさすがにだいぶ持っていかれるか」
するとアリシアが光輝きだす
「い、いったいなに…を…?」
光がおさまると俺はアリシアを持ってきた大きい布で覆う
「よし…成功だ…」
「あなた…アリシアになにを…」
「見ればわかるさ」
と言って俺はプレシアにアリシアの方に目を向かせる
「見ればわかるって…」
「…………ん…お、お母…さん…?」
「ア、アリ…シアなの…?」
「うん!そうだよお母さん!!」
「あぁ…よかった…アリシア!…アリシア!…」
といいアリシアはプレシアに抱きつく
感動の再開…だなぁ…(涙)
「…でもなんであなたはアリシアを生き返らせれたの?」
っと感動してる場合じゃなかった…感動のシーンだが俺らは今、落下しているのを忘れてはならない
「説明はあとでします、とりあえず俺に掴まって下さい!」
「…あなたはものすごく怪しいけれど、アリシアを助けてくれた…信用をしてあげるわ…アリシアが生き返った以上アルハザードに向かう必要は無くなったからね…この空間から出ることが先決…あなたにはここから出る方法があるのでしょう…?」
そういいながらプレシアはアリシアを抱いたまま俺の手を掴む
「そっか…そんじゃ行くぞ」
俺は指先二本を額にあて、瞬間移動する
すると
「いてっ!」
「くっ…!」
俺とプレシアは床に叩きつけられた
「な、なんとか出れたな…大丈…夫か?じゃ…なぁぁぁい!!!」
プレシアは床に叩きつけられたことで凄まじい量の血をはいていた…
「お母さん!お母さん!!ねぇ!お兄さん!私を生き返らせた時みたいにお母さんを助けてよ!!」
アリシアが泣きながら叫んでいる
俺としたことが虚数空間から出ることを考えるあまり、瞬間移動後のことを考えていなかった…!!
「くっ…わかった!」
俺はプレシアに手をかざし、アリシアの時と同じようにして“気”をおくる
「お母さん!お母さん!しっかりしてよぉ…!!」
「ちっ、くそったれがぁ!!」
と俺が全身に力を入れると俺たちは光に包まれた
プレシアSIDE
「…ん!…お…あさん!お母さん!!」
「ア、アリシア…?」
「よかったぁ…よかったよぉ…お母さん…」
アリシアは泣きながら私に抱きついてくる…でもなんでアリシアが泣いているの?まさかやつが…すると私が気絶する前の記憶が頭に流れてきた
「あの…すみません…大丈夫…ですか?」
名前も知らない少年が私に聞いてきた
「えぇ…大丈夫よ、まさか床に叩きつけられて気絶するとは思わなかったけど」
「すみません…あの空間から出ることしか考えてなくて…」
少年がおずおずと頭を下げて謝ってくる
「…まぁ構わないわ、結果的に私たちは助かったんだもの」
そして私は近くにあった鏡で自分の体を見る…
「とりあえず聞きたいのだけど…私はなんで20歳くらいに若返っているの?」
そう聞くと少年は少し難しい顔をして…
「それは俺にもわからん」
と答えた。その答えに私は呆れたが目の前にいる少年に対して警戒をさらに強めた。
そうしていると少年が
「とりあえず、自己紹介とか説明とかしますね」
と言った
イクサSIDE
「とりあえず、自己紹介とか説明とかしますね」
あっぶねー!プレシアさん死なせるところだった!もう少しで俺のプレシアとアリシア救出大作戦が失敗に終わるところだった…
「えぇそれはありがたいわね、私たちのことは何故か知っているみたいだったし、なんでアリシアを生き返らせれたののかも知りたいから」
と俺が脳内で焦ってるところにプレシアは話しかけてきた
「と、とりあえずお茶だすんでそこの椅子に座っててください」
俺はお茶を準備しに駆け出す
~一分後~
プレシアたちにお茶を出したところで俺は自己紹介を始めた。
「俺は時野戦、14歳、わけあってあの空間に飛ばされました」
「虚数空間に?」
「そこも説明します」
~説明ターイム~
~五分後~
説明を聞いたプレシアは納得と安心がまざった表情で
「まさか前世の記憶をもったまま転生したなんてね…そんなこと思いも出来ないわよ」
俺が転生者だってこと、転生したら虚数空間にいたこと、
アリシアやプレシアを助けた理由を説明したら警戒が解かれました(緊張した…)。ちなみにアリシアは会話についてこれてなく、プレシアの膝に座って寝ていた。
「それにしても何故アリシアを生き返らせれたり私を助けれたの?」
「プレシアさんの方はなんで病気も治せて、若返らせることができたのかはわかりませんが…アリシアは魂と朽ちてない肉体がまとまってあったからです」
「肉体と魂…が?」
「はい、俺がしたのは“気”という生命エネルギーみたいなのを送っただけです。これは人におくることで肉体の回復ができるんです。だけどあのときはアリシアの脳はしんでしまっていたので俺のデバイスの力で脳を生き返らせました。そこにアリシアの魂を繋げることでアリシアとして生き返らせることが出来ました。まぁ実際、あの空間でやる予定では無かったので結構ギリギリでしたが…」
正直あのときは死ぬかと思った
「それだけわかれば結構だわ…私の努力と苦労は一体…」
「ははは…では今後どうします?あなたは犯罪者ですし」
「自首するわ…とアリシアが居なければ言っていたんでしょうね…アリシアが心配だから自首しないわ…だからあなたの家にかくまって貰いたいのだけど…」
そうきたか!(歓喜)
「いいですよ、それじゃ家を案内するのでアリシアをつれてきてください」
「えぇわかったわ」
ふふ…ここまでは計画通り…あとのことは知らんが…まぁ成り行きでなんとかなるだろ
はい、ハッピーエンド一つ目でした。
ちなみにアリシアの脳を生き返らせたのはもうひとつのデバイスの方です。これの説明はAs編の序盤で出す予定なのでそこで説明します。
今回はこんなもんで
ーー次回予告ーー
無事、アリシアとプレシア救出大作戦を成功させたイクサ、だがこんなことをしていて後のことが面倒になるのは必然、プレシアとアリシアと三人で買い物をしていると誰かの視線が…
次回、出会いは必然
次回も読んでほしいです