僕とテストとAクラスのあの娘   作:KuromeBright

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美穂「みなさん、一週間ぶりですね!」

明久「正確にはもうちょうい空いてるけど、まあいいや」

美穂「やっと一部完結って感じですね」

明久「そうだね。今回はKuromeも相当悩みながら書いてたよ。そして気づけば初の3000字越えだよ」

美穂「毎回文字数バラバラですねぇ」苦笑

明久「毎回思いつきだから仕方ないよね。ダラダラと駄文になってると思いますがご了承下さい。さてそれじゃあそろそろ」

明・美「本編へどうぞ!」


明久の心 美穂の決意

美穂side

 

 

美穂「明久さんの話ってなんでしょうか?」

 

 

優子「さぁ?いきなりだし特に呼び出されるようなことした覚えはないんだけど...」

 

 

翔子「...二人とも鈍感」

 

 

今わたしたち三人は屋上に続く階段を上っています。明久さんに放課後来てくれって言われたんですけど、何故なんでしょうか

 

 

優子「どういうこと?」

 

 

翔子「吉井が呼び出した理由はおそらく...ううん、やっぱり本人から聞くべき」

 

 

そこまで言ってお預けですか、そんなもったいぶらなくてもいいじゃないですか

 

 

翔子「(ガチャ)...お待たせ、吉井」

 

 

翔子さん、わたしたちの方が先にきてるんですから明久さんがいるわけ...

 

 

明久「やぁ翔子さんたち、待ってたよ」

 

 

ないじゃ...え?なんで明久さんがわたしたちより先にいるんですか!?わたしたちの方が先に教室を出たはずなのに

 

 

明久「なんでいるのかそんなことは一先ずスルーするよ。それじゃあ本題だ...なんで命令権を僕の移籍に使った?」

 

 

ゾクッ!明久さんから物凄い怒気が飛んできました。そういえばわたしたちが勝手に命令を変えたんでしたね。それにしても明久さんの冷えきった眼...やっぱりなにか事情があるんでしょうか?

 

 

美穂「えと、それはですね...」

 

 

翔子「...美穂にお願いされたから」

 

 

美穂「えぇそうなんです...て何言ってるんですか代表!?」

 

 

なんでいきなり真実ばらしちゃってるんですか!

 

 

翔子「美穂と吉井が戦った後に美穂が『明久さんをAクラスに移籍させるにはどうすればいいですか?』って言ってきたから、『命令権を使えばできると思う』って返事したの」

 

 

明久「!?そう、そんな理由で僕の計画を崩してくれるとわね。あと少し、あと少しでFクラスの連中を黙らせることができたのに ...!」

 

 

明久さん...

 

 

翔子「...そのことについては謝る。でも、私達も吉井にFクラスにはいてほしくなかったから」

 

 

明久「え?」

 

 

翔子「吉井のこと、美穂達に聞いた。そんな状況におかれている人を放っておくことは出来ない!」

 

 

明久「!?」

 

 

代表...やっぱり代表に相談して良かった。明久さんもこれで納得しt「なんで...」え?あ、明久さん、なんで怒ってるんですか。それも苦しそうな顔でー

 

 

明久side

 

 

なんで...なんでいつも周りは僕の意思に反して進んでいくんだ...今回も、あの時も!ズキッ!

 

 

明久「グッ!」

 

 

美穂「明久さん!?」

 

 

明久「なんでいつもいつも、僕の思い通りに事は進まないんだ...!」

 

 

美穂「あ、明久さん、わたし...」

 

 

明久「僕の望みはそんな高いものか!?何かを犠牲にする程のことだったか!?僕は最低限の平和さえあればそれでよかったのに...」

 

 

翔子「...」

 

 

優子「あの、明久くん、落ち着いて」

 

 

明久「落ち着けだって?これが落ち着いていられるか!だいたい...!」

 

 

ダメだ、もう何も考えられない。だんだん意識も薄れて...

 

 

ギュッ

 

 

...なんだろう、この暖かい感覚は?そう思って顔を上げると

 

 

明久「美穂、さん...?」

 

 

美穂「明久さん、ごめんなさい。わたしの勝手な行動で明久さんに辛い思いをさせてしまいました」

 

 

明久「...」

 

 

美穂「わたし、我慢できなかったんです。明久さんにこれまでの話を聞いて、今もFクラスの人達にやられているんじゃないかって。そう思うと心配で、とても辛くて...」

 

 

優子「美穂...」

 

 

美穂「だからわたし決めたんです。明久さんを守ろうって、これ以上明久さんを傷つけさせないって。そう思って代表に協力してもらったんですけど、結果的にわたしが明久さんの邪魔をしてしまった、傷つけてしまった...」

 

 

そうか、美穂さんはそこまで僕のことを心配してくれていたのか。...懐かしいな、昔は父さんや母さん、姉さんが同じように僕の味方でいてくれた。もう二年も前になるのか。僕が中学三年生のとき、僕の卒業祝いで家族でアメリカに旅行に行くことになった。楽しい旅行になるはずがそこで事件に巻き込まれた。僕はそこで家族をみんな殺された。その直後に警察が到着して犯人は捕らえられたけど僕は目の前で起きた光景を受け入れられずにただその場に立ち尽くしていた。その後僕は両親の同僚だった人に保護されて日本に帰ることができた。僕が弱かったから家族を守れなかった、頭が悪かったから何も考えられなかった。そう思った僕は体を鍛え、勉強もした。もう誰も傷つけないように

 

 

美穂「明久さん、本当にごめんなさい...!」

 

 

明久「美穂、さん...」

 

 

でも僕は、また誰かが傷つくのを恐れて他人と深くは関わらなくなった。傷つけないには関わらないのが一番だと思い込んだ。でも今の状況でそれが間違いだと感じた。美穂さんは僕を傷つけたと思って自身も傷ついている。優子さんたちも心を痛めているのがわかる。そうか、そうだよね。人が傷つけられていると知って何とも思わない訳がないよね。美穂さんたちは僕が忘れていたものを思い出させてくれた。だから...

 

 

明久「ありが、とう、美穂さん」

 

 

美穂「明久、さん?」

 

 

そこで僕の意識は途切れてしまった

 

 

数分後 美穂side

 

 

美穂「明久さん!明久さん!?」

 

 

明久さんが気を失ってしまいました。どどどうしましょう?

 

 

優子「落ち着きなさい美穂」

 

 

翔子「...静かに」

 

 

美穂「で、でも...」オロオロ

 

 

明久「う...ん」

 

 

優子「ほら、明久くん起きるわよ」

 

 

明久「...ん、ここは?」

 

 

明久さん!よかった、目が覚めたんですね

 

 

優子「目が覚めたみたいね、気分はどうかしら?」

 

 

明久「あぁ、うん、大丈夫だけど。...この状況は?」

 

 

翔子「...吉井が話の途中で気を失った。だから私達がそばで見てた」

 

 

明久「そうだったのか。ごめんねみんな、心配かけて」

 

 

本当ですよ。すごく心配だったんですから

 

 

明久「それと、ありがとう美穂さん」

 

 

美穂「え?どうしたんですか突然」

 

 

明久「美穂さんのおかげで忘れていた大切なものを思い出すことができたよ。僕はもう、誰も傷つけさせやしない」

 

 

美穂「明久さん...」

 

 

よかった。なんだか明久さんが少し明るくなった気がします。明久さんはわたしたちのずっと抱えていた思いを話してくれた。それならわたしも...

 

 

美穂「あの、明久さん!大事なお話があります!」

 

 

優子「え!?美穂、あんたまさか!」

 

 

美穂「実はわたし...」

 

 

明久「...?」

 

 

伝えたい、ずっと抱えていたこの思いを

 

 

美穂「わたし、明久さんのことが好きなんです!」

 

 

明優翔「「「なっ!?(...ナイス)」」」

 

 

美穂「ですからその...わたしと付き合ってください!///」

 

 

明久「...(パクパク)」

 

 

優子「み、美穂、アンタ...」

 

 

翔子「...吉井が固まってる」

 

 

美穂「あ!え、えぇと」オロオロ

 

 

明久「...本当に僕なんかでいいの?多分、というか確実に迷惑がかかるよ?」

 

 

美穂「覚悟の上です!それに...」

 

 

明久「?」

 

 

美穂「わたしが明久さんを守りたいんです」

 

 

明久「...(こんな気持ちになるのは本当に久しぶりだ。迷惑をかけるとかそんな話じゃない。僕が守っていけばいいんだ。父さん、母さん、姉さん。僕、もう一度頑張ってみるよ。絶対に彼女を守り通してみせるよ!)」

 

 

美穂「あの、やっぱりm『いいよ』え?」

 

 

明久「よろしくおねがいします」ニコッ

 

 

美穂「あ、明久さん...!」ガバッ!

 

 

明久「うわっとと、...フフッ」

 

 

優子「よかったわね、美穂」

 

 

翔子「...おめでとう」

 

 

美穂「二人とも...はい、ありがとうございます!///」

 

 

ありがとうございます、明久さん!それから...

 

 

美穂「これからよろしくお願いしますね、明久さん!///」

 




美穂「これで晴れて明久さんと恋人ですね!」

明久「うん。これからよろしくね、美穂さん」

美穂「はい、よろしくお願いします!」

明久「さて、次回の話に移ろうか」

美穂「そうですね。次回は閑話となります。内容的には学園祭の前にちょっとした勉強会をするって感じですね」

明久「勉強会って言っても僕と美穂さんの二人だけなんだけどね」

美穂「え?二人ですか?...///」

明久「あー、またショートしちゃったよ。それじゃあみなさん、また次回お会いしましょう」

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