明久side
2年生の階に着いた僕はAクラスの前で固まっていた。その原因は
明久「でかすぎでしょこれは...」
そう、教室がでかすぎるのだ。少なく見積もっても一般的な教室の4倍はある。中を覗いてみると
「リクライニングシート・ノートパソコン・個人エアコンetc」
明久「いや、これ逆に勉強させる気ないでしょ。学園長もなに考えてるんだろうね」
明久「これなら他のクラ「すいません扉の前で止まらないでください」スにもって、ああゴメン、どうぞ」
いつの間にか後ろには女子生徒が立っていた。確かこの子は...
明久「えっと、佐藤さんだっけ?」
美穂「あっはいそうですけど、なぜご存知なんですか?」
おっと、そりゃいきなり名前当てられたら疑問に思うだろう
明久「いや、生徒の名前は一通り覚えてるだけだよ」
美穂「そうなんですか...ってそれすごくないですか?」
明久「そうかな?そんなことないと思うんだけど」
美穂「だって1学年ごとに300人前後いるんですよ?つまりは1000人近くの名前が顔と一致してるってことですよ!?」
そんなこと言われてもなあ、特に実感ないし
美穂「ま、まあそれはひとまず置いておきましょう。ところでえっと、吉井明久さんですよね?」
明久「そうだけど、よく僕のことなんか知ってたね」
僕みたいに全生徒を覚えてるとかでもない限り僕の名前を覚えていることなんかないはずなんだけど
美穂「ああ、いえ、それは...」
いけない、慌てさせてしまった。こういう癖は直さないとな。でもなんで僕の名前を知ってるのかな...ああ、そっか、そういうことなら佐藤さんの為にも
明久「佐藤さん、早く教室に入りなよ。僕みたいな学園の恥と一緒にいたら君まで嫌な目で見られちゃうよ」
そう、僕は学園の恥...観察処分者だ。彼女が僕と一緒にいたなんてことが広まれば彼女にも迷惑をかけてしまう
明久「それじゃ佐藤さん、僕はこれで」
そう告げて僕はその場を立ち去ー
美穂「まっ、待って下さい!」
れなかった。まだなにかあるんだろうか
美穂「えっとですね、その、佐藤ってこの学年にも結構いるんですよ。なので分かりやすくするためにも美穂って名前で呼んでください」
?何故だろう。今後関わりが増える気もしないのに名前呼びとは...考えても仕方ないか
明久「分かったよ美穂さん。それなら僕のことも明久でいいよ」
美穂「あ、はっはい、明久さん!」
明久「うん、それじゃあまたね」
さて、早く教室に向かわなくちゃね
美穂side
明久「分かったよ美穂さん。それなら僕のことも明久でいいよ」
美穂「あ、はっはい、明久さん!」
名前で呼んでもらえました♪それにわたしも名前呼びできます♪...あれ?でもなんでこんなに喜んでいるのでしょうかわたしは
明久「うん、それじゃあまたね」
そう言って明久さんはいってしまいました。わたしも教室に入りましょうか
ガラガラッ、ドサドサ
美穂「え?」
扉を開けると3人の女子生徒が転がってきました。しかもよくみると
美穂「代表、優子さん、愛子さん?」
代表の霧島翔子さん、木下優子さん、工藤愛子さん。みんなわたしの友達でした
優子「いや、そのね」
翔子「...なんでもない」
愛子「美穂やるねー♪」
優子「こら、愛子!」
美穂「もしかして聞いてたんですか?」
聞かれてない聞かれてない聞かれ
3人「「「...コクン」」」
てた。しかもよりにもよってこの3人に。それを理解するとみるみる顔が赤くなっていくのが自分でもわかりました
美穂「...///」
優子「わっ!ゴメン美穂!代表、愛子も!」
翔子「...ゴメン」
愛子「いやーゴメンねーwでも美穂って意外と積極的なんだねー♪」
優子「あーいーこー!」
愛子「え、ちょ優子?、おっお助け~!」
わたしは俯いてしまい動けませんでした。ハア、これからしばらくはこのネタでいじられるんでしょうね...
いかがだったでしょうか?
予定としては次回でAとFの自己紹介を済ませてキャラ設定を挟んでからDクラス戦に入ろうかなと考えています。
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