0v0。兎に角0v0。

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キャラ崩壊注意。嫌だったら回れ右お願いします。


クインシーのおつかい

 

 

 

 

「お呼びですかー提督ー」

「ああ。呼び出して済まない。実は買い出しを頼みたくてね・・」

「買い出し・・?本当ですか!?私やってみたかったんですよー!」

 目をキラキラ輝かせるクインシー。

 ただ提督は冷や汗が絶えない。何故なら必ず何かしらのヘマをやらかすからだ。しかも性質が悪い事に本人にはその自覚がない。所謂ドジッ娘なのだ。

 

「・・・・と、取り敢えずこのメモに書いてあるもの『だけ』買って来てもらえれば良いからなっ!」

『だけ』を強調する提督。かなり必死になっているのは分かる。

「分かりましたー!不肖このクインシー!出撃してきますー!」

 

「お、おう・・き、気をつけてな・・」

 部屋から出てドタバタと駆けるクインシー。

 ケガとかしないで欲しい所・・・

 

「あうぅ!?こ、転んでしまいましたー・・・」

 前途多難である。

 

 

 

 

「アドミラル。大丈夫か?」

「これが大丈夫に見える・・・?」

「・・・・すまん」

 秘書艦ビスマルク。優秀だけど時々ぶっ飛んだ発言を・・・

 

「何か失礼な事考えたかなアドミラル」

 銃口向けながら笑っている彼女。口は笑っているが目が笑っていない。

 怖い怖い怖い怖い・・・・!

 

「何も考えてないですはい!!!!」

「・・・・・・言葉には気を付けろ。良いな」

「イエスマム!!」

 最早どちらが上司なのか分からない状況である。

 

「それよりも!何であんな提案をしたんだ・・?」

「提案?あぁ・・クインシーの件か。なーに・・あいつの成長を促そうと思ってな」

「促すって・・あれ結構難しい品だぞ?出来ないと思うが・・」

「そうやって決めつけるから成長しないんだ。たとえ難しくても一つでも出来てればほめるべきだと思うぞ」

 

 

「そ、そうか・・」

「それにこれがきっかけで一皮むけるかもしれん」

「そ、そうだな・・剥ける事に期待しよう」

「よろしい。それじゃあこれが今日の書類整理だ」

 

 

「・・・・デスヨネー」

「アドミラルはアドミラルの仕事をしてもらわないと困る」

 超いい笑顔で言うビスマルク。

 はぁ・・と溜息を吐きながら書類整理をする提督。

 ワクワクルンルンしながら行くクインシー。

 二人の未来はどっちだ!?

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――------

 

その一方で・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「初めてのお買い物~♪昆♪昆♪」

 例の顔をしながらスキップするクインシー。提督の心配はなんのその!(?)である。

 

 

「そういえば提督は私に何を頼んだのでしょうかー?メモメモ・・あった!えーと・・

『人参』『玉ねぎ』『卵』・・?なんだ!こんなの簡単じゃないですか!私を何だと思ってるんですかもう!」

 激怒というよりぷんすかという表現が一番合ってるクインシーである。

 (あ、最近提督は疲れ切ってると言っていたような・・ここは私の料理で元気に・・)

 

 

「昆!昆!」

 鼻歌を交じりながら店に行った・・・・

 

 

 

 

 一時間半後・・・

「な、なぁ・・ビスマルク。遅くないか?」

「うむ・・確かに遅い。すぐ近くなのにな。仮にかかったとしても三十分位だと思っていたんだが・・」

「・・・もう少しして帰ってこなかったら捜索を」

「了解し・・・」

「すみません!遅くなりましたー!」

「おっ!おか・・え・・り・・」

 

 

「・・・・・・」

 本当は帰ってきたことに喜びたい二人だがそれよりも気になる物を持っていた。

「えっと・・クインシーさん?その手に持ってる・・皿の上にあるやつは何だい・・?」

「え!?これが分からないんですか!?『卵焼き』ですよ!『卵焼き!』」

「オムレツ・・・だと・・・・!?」

 どっからどう見てもダークマターに見えないんですがそれは!しかもなんか変なオーラが出てるし!ゴゴゴゴゴゴ・・・!みたいな雰囲気が出てる!

 

 

「・・・・・・!?」

 嘘だろ!?あのビスマルクが怯えてる!?

 絶対食べたく・・

「最近提督が疲れ切ってると聞いてたので丹誠を込めて作りましたー!」

 純粋な眼で微笑みで提督を見るクインシー。

「・・・・・ビスマルク」

「な、なんだ・・・?」

「逝ってくる」

「ちょっ!?アドミラ・・・!」

「いただきます!!!」

 クインシーから奪い取るように皿を取ってガバッと一口で放り込み何口か噛んだ後、飲み込んだ。

 

 

「・・・・・・・・」

「あ、アドミラル・・?」

「どうですか!?提督!」

「・・・・ビスマルク」

「お、おう・・・」

「メディックをた・・・のむ・・・」

 バタン!!と倒れて後ビクン!ビクン!と痙攣が・・・

「め、メディィィィィィィィク!!!メディックどこだァァァァァァァ!?」

「にゃん姉ちゃんどうし・・・アドミラル!?どうしたの!?」

「こ、子ティルか!!早くメディックを!!」

「わ、分かった!!}

「は、はわわわわ!!ど、どうしたら!?」

 

 

 

 

 この後駆けつけた医療班(プリンツ)が治療にあたり、一命は取り留めたものの意識が回復するまで一週間かかったという。因みにクインシーは提督が回復するまで書類整理を行ったそうだが意外なスキルを発揮し手っ取り早く終わる事ができたそうな・・・

 

 

 

王道な展開ですみません。


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