ハインツのモン/ハン観察日誌   作:ナッシーネコゼ

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本編の更新ではありませんごめんなさい。

いつのまにやら十万文字を超えていたので、ここで簡単に登場人物をまとめてみました。
本編に全く出てないフルネームもいくつか。

あとがき部分に頂いたファンアートを掲載させていただいています。


▼パーソナルレポート:『閑話休題』
登場人物紹介:1~3章


◎主要な人物

 

ハインツ・フランクフルト

登場した章:レポート1~3

職業:王立古生物書士隊

性別:♂

年齢:二十代前半

趣味:スケッチ、読書

特技:遠い目をしながら呪詛のように"生物樹形図"を暗唱できる

苦手なもの:アイルー、ハチミツ

備考:フィールドワークをこよなく愛する本作の主人公。好物はフルーツジャムを挟んだサンドイッチ。

机上での知識は豊富だが実地経験の不足は否めない。趣味のスケッチは下手ではないが上手くもない(書士隊としてはヘタな部類)。

今日も今日とて護衛ハンターの二人に支えられながら、愛用のレザー装備を着込んで現場を走り回っている。逃げ足は特に速い。

そんな相棒(ハンター)を見る彼の目は少なからず複雑な感情を抱いている。

好きな言葉は『百聞は一見にしかず』

 

 

リィタ・シュネー

登場した章:レポート1~3

職業:ハンター(書士隊付)

性別:♀

年齢:十代後半

趣味:トレーニング、瞑想

特技:片手で大剣を持ち上げたまま軽々スクワットできる(周囲はドン引きする)

苦手なもの:理屈っぽい人。話が長い人。

備考:書士隊護衛の若手有望株ハンター。実力は折り紙付きだが集団での狩猟は不得手。若輩ながらも輝かしい戦績を挙げており、リオレイアを単身で討伐したという噂も。

得物に大剣を選んだのは、短期でモンスターを仕留めるために攻撃力が欲しかったから。

言葉数は少なく表情に出ないことも多いが、決して人間的な感情がないわけではない。

とある過去から、護ることに対して執着している。また、モンスターに対して並々ならぬ感情を向けることもある。

 

 

アレックス・バルバ・オ・ウィンブルグ

登場した章:レポート1~3

職業:ハンター(書士隊付)

性別:♂

年齢:三十代後半

趣味:自慢の髭の手入れ

特技:初対面の相手でも心を開いてしまう大仰な演技、(勝手に家畜へ)名前をつける、他多数

苦手なもの:目がくらむような大金

備考:腰痛と貧困に喘ぐ熟練ハンター。全盛期はとうに過ぎているが、限界と戦いながら若き書士隊と後輩ハンターを温かく見守る。チャームポイントと自負しているヒゲの整備には細心の気を払っている。

ハンターとしての実力は確かで、火山に出現したアグナコトルを沈めた様は、一部の層で語り草(自称)になっているらしい。

もともとはランス使いだったが、腰への負担が重いため軽い双剣に乗り換えた。

ラッセルに付いた最後の護衛ハンター。

 

 

ミエール

登場した章:レポート1、2.5、3

職業:野生→書士隊預かりアイルー

性別:♂

年齢:?

趣味:毛繕い

特技:利きハチミツ

苦手なもの:特にない

備考:ナーバナ森丘にいた元・野生のアイルー。空気は読んだり読めなかったり。

アオアシラに縄張りを荒らされて好物のハチミツを採れなくなったところ、ついぞ現れたハインツとリィタの存在はミエールにとって僥倖だった。

アオアシラから身を挺して救ってくれた(と思い込んでる)ハインツに感謝し、彼の置き忘れていったスケッチブックを背に、単身ドンドルマへ乗り込む。

精密な投擲が可能であったりと、その能力は以外にも高い。

最近はハチミツを食べすぎてお腹が出始めている。

 

 

◎書士隊の面々

 

ラッセル

登場した章:レポート2、2.5、3

備考:ドンドルマ書士隊支部長。古典的な書士隊現場主義の持ち主。現在は衰えたため一線を退き、他の書士隊の面々を気にかける好々爺。

長年養われた人と情報を見る目は確か。

 

ヒューイ 

登場した章:レポート2.5

備考:ハインツの同僚。環境調査を主とする青年。その実、現地独特の食材を食べ歩いている。害も無害も関係なく食してしまうので、彼の手元には特製の解毒薬がいつも携えられている。

そんな書士隊標準装備にはヒューイの解毒薬が入っていたりする。

 

アンリ 

登場した章:レポート2.5

備考:ハインツの同僚。見た目は清楚なお嬢様だが、蓋を開ければ残念極まりない才女。キリンの生態を置い続けており、調べるためにはいかなる手段も問わない。

最近は食性を調べるべく、モンスターのフンを片っ端から採取している。

 

 

◎その他の人物

 

竜車の女主人

登場した章:レポート1、3

備考:書士隊と契約を結んだ運び屋。ハインツ一行の専属ではないが、よく乗り合わせることが多い。相棒であるアプトノスの世話は欠かさない。ぶっきらぼうだが人情家。

 

ナーバナ村の村長

登場した章:レポート1

備考:村長。モンスターの皮を加工して"ちゃんちゃんこ"を作るのが得意。物忘れが増えてきた。

 

裏商会の三人組

登場した章:レポート2

備考:裏商会の派遣者。お金の匂いがすれば砂漠まででも飛んでくる。早いもの勝ちの精神なのか、手を引く時はあっさり引く。今日も各地を飛び回っている。

 

オトコマエとホイットニー

登場した章:レポート2

備考:ラマラダ。ハインツとウィンブルグに(勝手に)名付けられた二頭。砂漠を行き来するには必須の生物。とても利口。




ファンアートのご紹介です。
皇我リキ様より。リィタ(レポート3仕様)です。


【挿絵表示】


人物描写は割と少なめの本作で、ここまでしっかりしたイメージのリィタが拝めるとは思っていませんでした。読みにくい表情も相まって、自分の中のリィタ像とがっちり噛み合っています。

以上です。
次章も鋭意執筆中となります。三章が中途半端にシリアスになってしまったので、比較的明るめの明るめの話を予定しています。
もしもよろしければ、またお付き合い下さいませ。

ナッシーネコゼ拝

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