霧隠れの黄色い閃光   作:アリスとウサギ

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うすまきナルト物語

その日の青空はどこまでも澄み渡っていた。

雲一つない快晴の空は、皆に祝福を告げるかのよう。

木ノ葉の里。

今日この里では、ある重大な式典が行われようとしていた。

広場に集まった人々の視線が一同に上を向く。

それに応えように、火影屋敷の露台から二人の男女が姿を現した。

徐々に静まり返る歓声とは裏腹に、会場を包む熱気は最高潮となる。

二人組の男女のうち、男の――自来也の方がさらに一歩前に足を踏み出す。

手のひらをこちらに突き出し、背景からかかっ! という音を響かせる勢いで、芯の通った口上の言葉を宣した。

 

「知らざあ言って聞かせやしょう。切りては結ぶ人の縁、転んで起きてを繰り返す、我らが受け継ぐ火の意志は、若き芽を見る人の世の、願いを夢見て紡がれる。此処に綴るは波乱万丈物語ィ〜 此処で語るは自来也豪傑物語ィ〜」

 

知らざあ言って聞かせやしょう。忍界一のモテ男。木ノ葉が誇る六代目ぇ〜 自来也様たァ〜 ワシのこと!!

 

口上の結びとともに、怒号のような歓声が空気を震撼させた。

火影笠を身に纏い、火影の名をその背に背負う自来也に、この場にいる全員が祝詞を上げる。

無論、うずまきナルトもその一人であった。

師匠である自来也の晴れ舞台。

ナルトはその光景を、鼻高々な気持ちで眺めていた。

 

――火影を超す。ンでもって、里の奴ら全員にオレの存在を認めさせてやるんだ!

 

かつて自分が描いた夢を、自来也が叶えた。

普通、師匠の夢を弟子が叶えると相場では決まっているはずなのだが……

これではあべこべだ。

でも、不思議と悔しいとは思わない。

むしろ、メイと並んでデレデレしている自来也の姿に、なぜか誇らしいとすら感じるぐらいであった。

霧と木ノ葉。

両里が血を血で穢し、殺し争い尽くした激戦の日々から、早七日。

十月十日の今日、忍の歴史に新たな幕開きが刻まれる。

六代目火影、自来也の就任。

そして、霧と木ノ葉の同盟締結。

長かった。

ああ、ここまで来るのにどれだけの回り道をしたことか。

けれど、それもこの感動を覚えれば、頑張った甲斐があったというもの。

 

「よっ、六代目!」

 

盛大な歓呼の叫びに、ナルトも声を張り上げる。

木ノ葉の住民だけではない。

新たな火影と同盟の祝杯に、霧をはじめ数多くの人々が嵐のような喝采をあげていた。

そんな時だった。

 

「……ん?」

 

気配を感じる。

それは身を隠すためのものではなく、明らかにナルトを呼んでいるものであった。

人の隙間を通り、その人物が導く方へ。

数秒後、細い裏道に出る。

隘路で佇んでいたのは、面を被った一人の忍。

イタチだった。

 

「どうしたんだ、こんな時に?」

 

気軽にナルトがそう訊ねると、イタチが言った。

 

「オレはそろそろこの場を離れようと思う。見るべきものも見れたからな」

「……そうか」

 

静かにうなずく。

イタチは結局、暁をやめなかった。

まだ、その組織でやるべきことがあるらしく、これからも木ノ葉と、そして今回のことで恩義を感じた霧に相手の情報を流すためらしい。

 

「なあ、お前は本当にこれでよかったのか?」

 

死ぬ前にダンゾウに全てを語らせれば、自身の信用だって回復できた。

サスケとも仲直りできたかもしれない。

頭のいいイタチなら、それぐらいわかったはずなのに。

そんなナルトの問いに、イタチは淡々と応える。

 

「ああ。これはオレが望んだ……いや、オレが望んだ以上の結果だ」

「…………」

「忍の生き様は死に様で決まる。ダンゾウの最期は、木ノ葉の忍に恥じない立派な最期だった」

 

一族の仇ともいえる男に、そんなことを言ってのけるイタチ。

そんな彼を前に、ナルトは、

 

「……そっか」

 

と、返すしかなかった。

本人が納得しているのなら仕方ない。

複雑なナルトの心情を察してか、イタチは最後に微笑みだけ残してその場を去った。

喧騒が耳に蘇る。

今日は、どこもかしこもお祭り騒ぎ。

たこ焼き、射的、わたあめ、焼きそば、金魚すくい。

小さなテントが並び立ち、そこらかしこに屋台を繰り広げている。

里の復興も今日だけはお休みだ。

中忍試験からずっと、木ノ葉住民たちは動きっぱなしだったのだ。

だから、今日ぐらい思い切り楽しまなくては。

ふと、見知った顔が目に入る。

雪の国の大名である小雪が、子どもたちに紙芝居を読み聞かせていた。

その光景に思わず目を奪われるナルトだったが、彼女の邪魔になってはいけない。

ゆっくりとその場から離れ、気の向くままに歩きだす。

と――

しばらく歩いていたら、また見知った顔に出くわした。

しかも今度は二人。

向こうもこちらに気づいたようで……

 

「よっ!」

「おはようございます」

 

などと、呑気に声をかけてきたのは、背中合わせに突っ立っているカカシとサイの二人だった。

手には「イチャイチャバイオレンス」という題名の怪しげな本が握られている。

18禁の文字が見えなくもないが、自分と同い年であろうサイも手に持っているので気のせいであろう。

 

「お、おう……」

 

いろんな意味で戸惑いながら、ナルトも手を上げ返す。

つい先日まで殺し合っていた相手に、どんな顔をすればいいのか思い悩んでいると、サイが一冊の本を差し出してきた。

 

「キミもどうです?」

「…………」

 

下を見る。

こちらに差し出された本の表紙を見て、頬を引き攣らせる。

イチャイチャバイオレンスと書かれていた。

 

「い、いやー、これお前のだろ? オレが貰っちまったら悪いってばよ」

 

普段なら地面に叩きつけてやりたいところだが、相手が相手だ。

嫌がらせにしか思えないが、もしかしすれば純粋な思いやりの可能性も捨てきれず、遠慮がちに断りを入れる。

しかし……

サイは気にするなといった顔で、

 

「問題ありません。家にはまだ、保存用と観賞用が残っていますので」

「保存用っ!?」

 

何を保存するつもりだ!?

本なんて読む以外に使い道なんかねーだろ!

やっぱ嫌がらせなのかと思ったナルトは、少しだけ語気を強めて、

 

「だぁーー!? オレがそんなもん読むわけねーだろ! なんなんだ、お前!」

「いえ、仲直りの印に」

「仲直り!? これで???」

 

明らかに品物のチョイスがおかしい。

そう指摘しようとしたところで、サイが無言で本を開き、これを書いた人物の名を指で差した。

自来也と書かれていた。

 

「…………」

 

急激に木ノ葉の行く末に、暗雲が漂ってきた。

やっぱこの里はダメかもしれない。

さすがに師匠の本を破り捨てるわけにもいかず、なんとも言えない気持ちでナルトはイチャイチャバイオレンスを受け取った。

すかさずポーチに入れる。

この禁書が開かれることは二度とないだろう。

ため息をこぼしながら、前を向く。

すると、サイがこちらに手を差し出してきて……

 

「…………」

 

しかし、その手を掴むのに躊躇する。

戦時下だったとはいえ、ナルトはサイを殺そうとした。

結果としてこうして生きてはいるが、それはガイがナルトを止めたからであって、ナルト自身が手を止めたわけではない。

いくら戦争が終わったからといって、すぐに仲直りはあまりにもむしが良すぎるのでは……

そんな思いから戸惑いを見せるナルトに、普段の無表情から一転して、少しだけ大人びた表情を覗かせたサイがこんなことを言ってきた。

 

「戦争に参加した奴らが真っ先に手を取り合わなくてはならない。キミの言葉ですよね、ナルトくん」

「…………!?」

 

ああ、そうだ、その通りだ。

罪悪感は残っている。

もしかしたら一生消えないかもしれない。

それでもナルトはサイの手を掴み、仲直りの握手を交わした。

これが新しい絆を生む、その第一歩だと信じて。

すると、それを横から見ていたカカシが嬉しそうな声で、

 

「ナルト、オレたちもまだだったよな」

 

なんて言いながら、指を二本差し出してきた。

今度はすぐに意味を理解したナルトだったが、カカシの姿に呆れの感情が先んじる。

 

「なんで、てめーがここにいるんだってばよ」

 

カカシは松葉杖を片手に、包帯ぐるぐる巻きの状態で突っ立っていた。

うわさでは、全治数ヶ月の怪我のはずだが……

そのカカシが言う。

うんざりとした顔で、

 

「いやー、病院にいるとすっごい人が見舞いに来てくれるのだけどね」

「いいことじゃねーか」

 

誰も見舞いに来てくれない人だって、世の中にはいる。

大勢押し寄せてくるということは、それだけカカシが愛されている証拠だ。

いったい何が不満なのか首を傾げると、

 

「んー、来てくれる人がみんな、身体の怪我じゃなくて、頭の心配をしてきてね……」

「へ?」

「いやぁ、ダンゾウ様の幻術にかかっていたわけだけど、記憶は残っているのよ。ほら、変な仮面を着けてた時のアレが……」

「あ〜〜」

 

それは確かに辛い。

いい歳したおっさんが、革命だのなんだの言っていたのだ。

これでカケラも似合っていなかったのなら、印象にも残らず笑い話で済んだのだが、カカシの場合は無駄に似合っていたおかげか、完全に黒歴史である。

里の仲間とも顔を合わせづらいのだろう、色々と。

病院を抜け出したくなる気持ちもわかる。

つい同情の眼差しを向けてしまうと、カカシのやる気のない半眼が「何も言うな」と嘆いていた。

だからナルトはそれ以上話を掘り下げず、指を二本差し出す。

 

「和解の印だよな、バカカカシ」

「……そこはカカシ先生じゃないの?」

 

不満げな声でそう訊くカカシに、ナルトは挑発的な笑みを浮かべて、

 

「言っただろ、てめーなんかバカカカシで十分だ」

「ははは、ま、もうお前にはあっさりと超えられてしまったからな」

 

などとぼやかれながら、二人は結ばれるはずのなかった和解の印を結んだ。

 

「…………」

 

お前にはもう超えられてしまった、か。

 

「……なあ」

「ん? どうした?」

 

首を傾げるカカシに、ナルトは喉から出かけた言葉を一度飲み込む。

九喇嘛モード。

九尾と心を通わせた人柱力は、殺意や敵のチャクラだけではなく、人の悪意を感知することができる。

だからこそ、あの時のナルトには理屈抜きで理解できた。

口でこそ何度も殺すと言っていたが、カカシはナルトに対し、一度も悪意を向けていなかったことを。

けれど……

 

「いや、なんでもねーってばよ」

「……そう?」

 

和解の印が解かれる。

これは聞かぬが花というやつだろう。

そう結論付けたナルトは、会話もそこそこにまた歩みを進め始めた。

こんなにゆっくり木ノ葉の里を歩くのは、本当に久しぶりだ。

戦争が終わってからは、ずっとドタバタした時間が続いていたから。

特にナルトは、ナルトが四代目の息子だと真実を知った木ノ葉の住民たちから、謝罪の言葉を何度も何度も聞かされていた。

正直なところ、いきなり手のひらを返されても……

そんな気持ちも心の内には存在した。

けど、ナルトは一人一人の謝罪を受け入れ、許す意志を示した。

そうしなければ、霧も木ノ葉も前に進むことはできないから。

きっと、四代目であるミナトも、それを望んでくれているはずだから。

 

「…………」

 

決して、いきなり全てが上手くいくなんてことはない。

ナルトに謝罪した人だけを見ても、どちらかといえば、ナルトにではなくミナトに申し訳ないと言っている人や、明らかに口だけの人もいて、なかなか刻まれた亀裂の溝は深いらしい。

まだまだ互いに複雑な心境を持ち合わせている。

それでも、この同盟に意味がないなんてことはない。

その証拠に……

里中がお祭り騒ぎのどよめきの中、一段と声の張る掛け声が鼓膜をぶち破る勢いで迫ってきた。

 

「鬼はァァ外ォォ!!」

「福はァァ内ィィ!!」

 

気になって様子を見に行くと、そこには人々が輪を描いてある一つの店を囲んでいた。

そして、その輪の中心にいたのは……

 

「鬼はァァ外ォォ!!」

「福はァァ内ィィ!!」

 

独特な掛け声で餅をつく、霧の鬼兄弟。

業頭と冥頭の姿があった。

かつて血霧の里と恐れられた霧隠れは、捕まえた他国の忍は何があっても解放せず、髪の一本までむしり取り自里の利益のために使い尽くすと有名であった。

その霧が今回、木ノ葉の里と捕虜交換を行ったのである。

業頭と冥頭の二人は、その時に解放された。

二人がナルトの知り合いだと知った三代目が、ほとんど軟禁に近い状態で生かしておいてくれたのだ。

ナルトに気づいた二人が、とてつもない速さで餅をつきながら、

 

「おお、ナルトか」

「ちょうどいい。お前も食っていけ。我らが作りし、至高のスペシャルラーメンを!」

 

なんてことを言いながら、席へと促される。

そう、ここは簡易的に用意した「ラーメン一楽」。

どうやら本日は、お腹を満たせる餅ラーメンを期間限定で出品しているらしい。

懐かしい顔がナルトに声をかけてきた。

 

「久し振りじゃねーか、ナルト」

「……ああ、また来たってばよ、おっちゃん」

 

テウチが火加減を調節しながら、ナルトに声をかけてきた。

思わず泣いてしまいそうになるが、今はそれ以上に優先すべきことがある。

ナルトは満面の笑みで、懐かしの言葉を口にした。

 

「味噌チャーシュー大盛り!」

「「スペシャルラーメンを頼めっ!!」」

 

後ろから聞こえる叫びを無視して、ナルトは自分の一番の好物を注文した。

久し振りに食べた一楽のラーメンは、格別に美味かった。

代金を払い、席を立つ。

腹も満たされたので、食後の運動にとまた歩き出した。

木ノ葉の大通りを歩き、アカデミーを通り抜け、里を見渡せる場所に腰を落ち着ける。

火影の顔岩。

その四代目の頭に座り込み、里を展望する。

賑わう街並みを視界に、頬で心地よい風を感じていた、そんな時だった。

相棒が声をかけてきたのは。

何やら厳しさを孕んだ声音で、

 

『ナルト、クシナが呼んでいる。今すぐに来い』

『…………!?』

 

その切羽詰まった声に嫌な予感を感じたナルトは、慌てて精神世界へと潜り込んだ。

そこはどこまでも広く、世界から隔離されたもう一つの世界。

目の前には薄らと輝く、今にも消えてしまいそうなクシナが立っていて……

事態を察したナルトは、

 

「九喇嘛! 今すぐ母ちゃんにチャクラを分けてやってくれっ!」

 

と、頼むも……

 

『…………』

 

九喇嘛は首を横に振るだけ。

意味のわからない返答に、ナルトは声を荒げて、

 

「なんで! もう二人は仲直りしたんだろ!?」

 

九喇嘛に詰め寄りながらそう叫ぶと、クシナが言った。

凛とした、子どもを諭すような声で、

 

「九喇嘛は何度も言ってくれたわ」

「……え?」

「でも、私が断ったの」

「なっ、なんで?」

 

チャクラさえあれば、ナルトの精神世界でならクシナは存在することができる。

ここに九喇嘛がいる以上、かなりの時間、滞在時間を伸ばすことが可能なはずだ。

なのに、なぜ?

狼狽えるナルトに、クシナははっきりとした口調で想いを告げる。

 

「あの人を、ミナトをこれ以上独りにはしておけない」

「…………」

 

それは、それは卑怯だ。

反論なんてできるわけがない。

 

「私は十分幸せよ。だって、本来なら見ることのできなかった未来を、アナタの成長した姿をこの目で見ることができたのだから。ミナトにも感謝しなくちゃね」

 

嬉しそうに、楽しそうに、幸せに満たされた笑顔を浮かべるクシナに、ナルトは思わず言葉を発した。

それは、ずっと思い悩んでいたことだった。

 

「オレってば、産まれてきてよかったのか?」

「……え?」

 

呆けた顔をするクシナに、ナルトは言った。

ずっと秘めていた、目を逸らしていた事実を口から吐き出す。

 

「だって、オレを産まなきゃ、母ちゃんは死ななかった。父ちゃんだって死ぬことはなかった」

 

女性の人柱力はある条件下において、その封印を弱める瞬間がある――出産の時だ。

 

「オレが産まれなければ、今でも父ちゃんと母ちゃんは……!」

「なんてこと言うんだってばねっ!」

「うみゅぅ!?」

 

セリフの途中で頬を挟まれる。

ナルトの顔を両手で挟み込んだクシナは、そのまま互いの顔を突き合わせ、

 

「産まれてきてよかったのか? ですってェ!?」

「い、いや、だって……」

 

母親のあんまりの剣幕に、つい言い淀んでしまうナルト。

しかし、次の瞬間。

その身体は温かい体温に包まれていた。

クシナはナルトを抱きしめて、

 

「当たり前でしょ。アナタが私を母親にしてくれた。アナタがミナトを父親にしてくれた」

「……っ!」

「これ以上の幸せなんてない。二度と親の前でそんな馬鹿げたこと言うんじゃないってばね!」

「……わりぃ、母ちゃん」

 

身体から温もりが離れる。

その熱を名残惜しむように前を向くと、最期の力を振り絞って、クシナが想いの丈を紡いだ。

 

「私はアナタに出逢えて、ミナトと出逢えて幸せだった。だからナルト、アナタも幸せになる努力をしなさい」

「……わかったってばよ」

 

ナルトの返事を聞いたクシナは、最期にとびっきりの笑顔を残して、

 

――ナルト、誕生日おめでとう。

 

産まれて初めての言葉とともに、光の粒子は天へと昇っていった。

 

 

意識が戻る。

大きく息を吸い込んだナルトは、そのままの勢いで顔岩から飛び降りた。

なんだか、無性に誰かと話したかった。

すると、そんなナルトの願いを誰かが聞き届けてくれたのか。

 

「ナルトォォ!!」

 

自分を呼ぶ声が向こうから聞こえてきた。

目の前に、再不斬、ハク、長十郎に続き、カカシ、サスケ、サクラにサイ……

一緒に任務をやり遂げたシカマル、チョウジ、ネジ、シノ、ついでにキバと赤丸。

その他にも、大勢の仲間たちがナルトに向かって手を振っていた。

それを見つけたナルトは満面の笑みを浮かべて、一気に駆け出すのであった。

 

 

 

 

 

 昔、九尾の妖狐ありけり。その尾の一振り、山崩れ津波立つ。

 かつて戦乱の世に暗躍し、戦局を左右した忍たち。彼らは今も人のため、里のため、密かに暗躍を続けている。

 そして、この物語は九尾の妖狐を封印され、産まれた時から、木ノ葉の隠れ里で迫害にあってきた少年。うずまきナルトが里を抜け、それでも尚、人々の心を繋ぎ合わせ、希望を紡ぐ架け橋となる。

 

 その序章の物語である。

 

 

 

 

 

 

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