月の兎は何を見て跳ねる   作:よっしゅん

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番外編その2です


番外編2
第48話


 

 

 

 

 

『何処に行く? 部下の兎どもを逃して、次は私や角付きを遠ざけるつもりか?』

 

『悪いな、許してくれ』

 

『お前……!』

 

『怖い顔するな……そうだな、ついでに頼み事があるんだが、引き受けてくれるか?』

 

『……いいだろう。だが、それを最後にするつもりではないだろうな?』

 

『……あいつの見送りに行ってくるから、次にまた会うときまで預かってろ』

 

 そう言って、煙を吐き出す道具を投げ渡してきた。

 反射的にそれを掴んで、最後に一発だけ殴ってやろうと、拳を握り込んだ。

 

『……何故だ』

 

 ———しかし、もうそこに彼奴(長耳)は居なかった。

 何故、何故。

 自分には沢山のモノをくれたのに、楽しい生き方を教えてくれたのに。

 何故お前は、私から何も受け取ろうとしないのだ———!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………また今日が来てしまった」

 

 布団から這い出る。

 今日の天気は快晴。

 風も穏やか。

 絶好の飛行日和というやつだ。

 

「ぬぅ、色々と理由をつけて先延ばしにしていたが……夢見に出るくらいなら、そろそろ潮時というやつか?」

 

 長耳と再会して暫くは嬉しさで舞い上がっていた。

 落ち着いた後も、まだもう少し。

 タイミングが大事なのだと、都合の良い言い訳ばかり述べていた。

 ———だが、そろそろ勇気を出すべきだろう。

 

「———そ、その前に軽く仕事でもするか。いやいや、逃げておらん。むしろ早いうちに終わらせるのが吉」

 

 急いては事を仕損じる。

 こんな時こそ、日々の循環を行う事で、精神を安定させるのだ。

 

「さて、今日の予定は———ん? そういえば、彼奴らの期限もそろそろか」

 

 時が流れるのは風の如く。

 以前、山を荒らさせた際に、その補填として捕まえた月の兎が二匹。

 意外にも素直に罰を受け入れ、奉仕活動をいち早く終えてしまった為、残りの期間を我々『天狗社会』に雇われる形で補わせたのだが……

 その期限が、明日で終わりなのだ。

 

「ふむ……働き者で、わりと器用に仕事をこなす。サボり癖が少々あるみたいじゃが———許容範囲内に留まっている。うむ、実に惜しい人材だ」

 

 書類で兎どもの働きぶりを確認すると、その判断に行き着く。

 戦闘部隊には向いてないが、その他の部署なら何処に置いても役に立つ事だろう。

 

「———いや、奴等にも帰る場所がある。きっと故郷に帰りたがっているじゃろう」

 

 このまま引き入れたいと思ったが、少し迷った末に止めることにした。

 そして部屋の外に控えている部下の鴉天狗の一人に、兎二匹を呼んでくるよう言伝を頼んだ。

 

 待っている間、書類に目を通していると、ふと部屋の壁に飾ってある、『あるモノ』が視界の片隅に入った。

 

「……のぉ、お主はそろそろ、頃合いかと思うか———?」

 

 それは、『面』だ。

 顔をすっぽり覆えるくらいのお面。

 赤を基調とした、実に見事で精巧なお面。

 鼻の部分が出っ張っている特徴的なそのお面。

 人間達にこれを見せたなら、間違いなくこう喩えるだろう。

 『天狗』のお面だと———

 

「———入れ」

 

 面に語り掛けても言葉は返ってこない。

 そして丁度良く、呼んだ兎達が来たようだ。

 

「失礼しまーす」

 

「失礼します……もぐもぐ」

 

「ちょっと、こんな時くらい団子食べるのやめなさいよ」

 

「いっけね、ついクセで」

 

 ……信じたくはないが、一応あの長耳の一部から産み出されたと聞いていたが———

 どうやったらこんな緊張感もない連中になるのだろうか。

 どうせなら強さも長耳くらいあれば、月に殴り込んだ時も、もっと楽しめたと思うのだが……

 

「……構わん、楽にせよ。今日は伝えたい事があってな」

 

「……はっ、もしやお給料アップとかですかね?」

 

「マジですか、お団子もっと食えるじゃん」

 

 ……仕事は出来ると評価を下したばかりであれなのだが、性格に難があるかもしれん。

 いや、決してそれが欠点というわけではないのだが———

 

「いや、そうではなくてだな……明日までに荷物を纏めておくが良い。今までご苦労だったな」

 

 簡潔に伝えたのが悪かったのか、清蘭という名の兎は何度も瞬きをしながら口をあんぐりさせる。

 鈴瑚という名の兎は、手にしていた団子をポトリと落とした。

 そして次の瞬間には、半泣きでその場に崩れ落ちた。

 

「ど、どどどどうしてですか!?」

 

「つまりクビ……? 何故だ……何故神はいつも私を見放すのだ……!」

 

「た、たた確かにちょっとサボろっかなーって思う時もありますけど、基本は真面目にお仕事してます! あ、鈴瑚はこの前隠れて団子貪ってました」

 

「いや、清蘭よりは私の方が役に立つね。大体あの時はちゃんと、休憩の申請を出しておいたし。というか、あんたの方こそこの前隠れて、餅つきしてたじゃん」

 

「あれは白狼天狗のみんなに団子のお裾分けをする為にやってたんですー。実際サプライズ効果でみんな喜んでましたー」

 

 あーだ、こーだと、互いに蹴落とし合いを始める。

 ある意味では仲が良いとも言えるし、こうした隣人が居るからこそ、切磋琢磨が出来るというもの。

 しかし、時と場所はわきまえてほしいものだ。

 

「落ち着け、阿呆どもが。クビではなく……まぁ似たようなものだが、単純に契約期限が明日までというだけだ」

 

「……?」

 

「契約……期限?」

 

 いや、初めて聞いたという顔をされても困るのだが。

 

「———あー、そういえば私たち玉兎だったわね」

 

「そういえば、山を荒らした罰とかで此処で働かされてたような」

 

「いやー、何かもうずっと昔から天狗だったような気分だったわ」

 

「分かるわー。何で私らには翼無いんだろうかとか、真剣に悩み始めてたもんなー」

 

 ……此奴ら、鬼神と良い勝負なのではなかろうか?

 

「ま、まぁそういうわけだ。明日までとは言ったが、元の巣に戻る準備が出来るまではゆっくりしても構わんぞ」

 

「え、じゃあ百年くらいゆっくりしてて良いですか?」

 

「居座る気満々ではないか。何だ、故郷に帰りたくないのか?」

 

 その言葉に、微妙な顔をする兎達。

 

「帰りたくないのかって言われてもねぇ……天魔様は知らないんですか? 今の月は指導者が変わって、今までと勝手が違うって」

 

「確か『綿月姉妹』とやらが統治をしておるんだったな。勝手が違うと言ったが、その姉妹に歓迎されないと?」

 

「いえいえ、単純に帰る『場所』がないんですよ」

 

「私らが所属してた組織、もう解散したみたいでねー」

 

「今更月に帰って、新しい職に就けって言われても……ねぇ?」

 

「ふむ……」

 

 要するに、この兎達はこのまま此処で働きたいという事だろう。

 しかしなぁ……それが此奴らの為になるのだろうか?

 そもそも今回は例外として雇っていたわけで、正直この兎達を部下として迎えるには抵抗がある。

 何というか、兎は長耳の部下というイメージがあるのだ。

 今流行りの言葉で表すなら……寝取り?

 使い方次第では優秀な人材を引き入れたいと思う心より、抵抗感が少し優っているのだ。

 いやはや、どうしたものか実に困った。

 

「……そうじゃ、こんな時こそ長耳の奴に相談してみてはどうだ? お前ら念話のような芸当ができたじゃろ?」

 

「えー、長耳ってレイセンのことでしょう? レイセンに波長合わせるの難しいんだよね。合わせられてもいっつもノイズばっかだし」

 

「そうそう、昔から何考えてんのかさっぱりだったからねぇ。しかも、噂によると喋るようになって性格激変したとか?」

 

「それだけじゃなく、ナイスバディに急成長したらしいよ。みっちゃんが滅茶苦茶興奮してたわ」

 

「うらやまけしからんな、我々はいつまで経っても幼児体型だというのに」

 

「あと尋常じゃない程興奮した依姫様が宮殿一つ倒壊させたとか」

 

「何それ怖い、余計に帰りたくないわ。これで月は魔境、地上は楽園ってハッキリしたね」

 

 ピーチクと雀のように囀る。

 喋り癖は相変わらず治っていないようだ。

 

「……分かった、儂が直接長耳の所に出向こう。お主らはそれまで好きに過ごしているが良い」

 

 そうして、仕事を片付けてから永遠亭へと向かった———

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなでやって来た永遠亭。

 最近になって、案内人無しで迷わず辿り着けるようになったが、やはり面倒なのには変わらない。

 いっそのこと、山に引っ越してくれれば万々歳なのだが……

 

 玄関の戸は開きっぱなしだったので、いつものように遠慮なくお邪魔する。

 庭の方から話し声が聞こえるので、多分そこにいるだろう。

 そう思ったのだが……

 

「永琳ちゃんは、当たりですかぁ? ハズレですかぁ?」

 

「きゃああああ! 食べられる! 物理的な意味で! た、助けて! うどんげぇぇぇ!」

 

「くっくっくっ、長耳ちゃんは今頃神社で縁日に参加してます……どれどれ、先ずはそのお胸から———」

 

「やめんか、アホたれ」

 

 ———どうやら長耳は居ないようだ。

 鬼神の悪ふざけなのは分かっているが、一応止めておくとしよう。

 鬼神の角を握って、思いっきり投げる。

 

「……もう、ほんの冗談ですよ。天魔ちゃん」

 

「嘘は嫌いだったのではなかったか?」

 

「笑いを狙った冗談なのでセーフです」

 

「全然笑えないわよ! このお馬鹿!」

 

 鬼神は着物に付いた汚れを払い落とす。

 そして、自身の手に握られた物体に気が付いた。

 

「……あらら?」

 

「———あ、すまんの鬼神。思わず角をへし折ってしもうた」

 

 以前、長耳に折られた角とは逆の角。

 それがあるべき場所になく、自身の手に握られている事に気が付いたのだ。

 

「———角なしね」

 

「具の無い味噌汁じゃな」

 

「もう、二人して変な呼び方しないで下さい……むむむ」

 

 鬼神は力を込める。

 そして程なくして、新しい角が生えた。

 

「えいっ!」

 

「うわ、ニョキッと生えた」

 

「蜥蜴の尻尾みたいじゃな」

 

「ふー……!?」

 

 ———そう、新しい角が、二本。

 

「ああああぁぁぁぁぁぁ……!」

 

「何か急に落ち込み始めたけど……」

 

「ふむ、勢い余って角を両方とも再生させてしまったようじゃな。おおかた、長耳に折られた方だけそのままにしようとして失敗したか」

 

「……よく分からないけど、もう一回折ってもらえば?」

 

「頼んで折ってもらっても、嬉しくないです……」

 

 すると突然、何か閃いたような顔をする鬼神。

 

「はっ……戦闘(殺し合い)じゃなくて、弾幕ごっこ(スペルカード戦)なら———でも私の角、無駄に硬いし。だったら予め亀裂でも入れて……」

 

『何言ってるか分かりませんが、あまり庭を荒らさないでくれますか?』

 

 ……気が付けば、長耳が居た。

 どうやら今しがた帰って来たようだ。

 

「———お帰りなさい、長耳ちゃん。ところで、今から弾幕ごっこしません?」

 

『しません、ちゃんと穴ぼこ埋めておいて下さい———あと、例の件。やっぱり連れてくるのは骨が折れそうだったんで、伝言だけ伝えてきましたよ』

 

「……そうですか、長耳ちゃん。ありがとうございました。あとはこっちで何とかします」

 

 どうやら鬼神と何かあったようだが……儂には関係のない事だろう。

 

『どう致しまして———ところで、天魔はこんな時間に何の用ですか?』

 

「……やっぱりそっちのお前さん、何か気味が悪いのぉ。何でまた喋るのやめたのだ?」

 

 やはり、個人的には慣れ親しんだ長耳の方が好きだ。

 

『諸事情です———もしかして、また夕飯たかりに来ただけですか?』

 

「いや、少しばかりお前さんに頼み事があってな」

 

『……あなたも? ついさっきまで鬼神の頼み事を引き受けてたんですが』

 

「なら丁度良いというやつじゃろ。何、頼み事というよりかは、相談に近い。すぐに済む」

 

 そして長耳と共に、場所を移した。

 

『それで? 相談とは?』

 

「うむ、実はな———」

 

 今朝の出来事、兎達の事を話す。

 

『……別にそのまま働かせてあげれば良いじゃないですか。というか私よりも、それこそ綿月姉妹に許可を貰ってください。まぁ、その橋渡しなら手伝いますけど』

 

「そうは言ってもな……どうにも抵抗感が拭えなくてな」

 

『それなら、考え方を変えては?」

 

「ふむ、というと?」

 

『実は玉兎の中には、地上で過ごしたいという子も何匹かいましてね。そのテストケースという形で、あの二匹を再度雇って、地上は過ごしやすいと宣伝するというのは?』

 

「むぅ……まぁいずれ我ら天狗の情報統制も拡大しなくてはならんし、月の都が幻想の一部になるのなら、今のうちにコネを作るのも———」

 

 天狗社会の利益となる。

 そう考えれば、確かに抵抗感より勝る気がする。

 

『……そういえば、前から気になってたので、一つ聞いても?』

 

「急になんじゃ? 儂のスリーサイズなら———」

 

『それはもう知ってます……何で二人して同じような事を……』

 

「冗談じゃ。して、聞きたい事とは?」

 

 こうして長耳が質問してくるのも、実に新鮮だ。

 

『———何で、『人間社会』の真似事を?』

 

「…………」

 

 まぁ、確かに長耳からしたら疑問だろう。

 我々天狗が、人間社会の真似をして、山の支配者を気取っている事が。

 

『……答え難い事でしたか?』

 

「いや……そうではない、が。そうじゃな……」

 

 今朝の夢といい、長耳の疑問といい……

 そろそろ潮時、頃合いというものだろう。

 ……よし、決心をしろ。

 ここを逃したら、もうチャンスは来ないと思え。

 

「———よし、長耳よ。一週間……いや、二週間後で良い。答えを知りたくば、儂の山に遊びに来るが良い」

 

『えっと……それは何故? というか二週間後って地味に長い気が』

 

「えぇい、来るのか、来ないのか、それだけ教えるのだ」

 

『……まぁ、特に予定が無ければ』

 

「よし、決まりだな! あ、言っとくが『お喋り』な方のお前を指名するぞ。じゃなきゃ山に入れてやらんからな」

 

『誘っておいてかなり横暴ですね……別に良いですけど』

 

 今の長耳を否定するわけではない。

 だが、儂にとっての長耳はやはり、『あの時』の長耳なのだ。

 その姿でないのなら、儂にとって何の意味もなくなってしまう。

 

「そうと決まれば早速行動に移さねばな。あ、儂もう帰るけど、この折れた鬼神の角いるか?」

 

『いりません』

 

 

 

 

 

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