もしも神秘99のカリフラワーが啓蒙全開で聖杯戦争にぶち込まれたら 作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神
2話で終わるかと思います。
俺は普通に自転車で通学して普通に横から車が出てきて轢かれて死んだらしい。
まぁよくあるような死に方だ。この場合は車の前方不注意になって裁判では不利になるんだっけ?
俺はまぁ普通の高校生だったよ。友達は.....少なめだが確かにいた。
そう、普通。普通だったんだ。
「聞こえたかい?私が君を他の世界に生まれ変わらせてあげようって言ってるんだよ」
だからこういうのはもっと、こう、悲惨な奴だったりがするもんじゃないの?
こういうラノベや二次創作の様な展開は見たことはある。
実在するとは思わなかったが。
「ふぅむ、少し困ってるみたいだ。まぁ少し落ち着いて話そう」
そう言うと恐らく神みたいなものであろう男(?)は目の前に椅子を出し座るように催促する。
言われた通り座り、少し今の状況を聞く。
「あの.....俺は、死んだんですよね?」
「まぁそうだね。本当に、運が悪かった。まぁ運命の通りなんだけどね」
どうやらよくある間違いとかじゃないらしい。
ってかあれが運命なのか。嫌だわ。
「君は少し頭がいいみたいだ。気になることがあるなら言ってみてくれ」
「では......転生の基準や、特典はどうやって付けるのですか?」
気になったことを直球に聞いてみた。
だって、そうでしょ?基準が不明なんだ。
「ふむ、じゃあ説明しよう」
「転生に基準なんてないんだよ。
本当にくじ引きみたいな物なんだ。宝くじって言った方がいいかも知れない。人間は本当に凄いよ。誰も言ってないのに転生のことを語り出すんだから。結果それで神になったし」
あのそれブッダのことですよね?仏様ですよね?
「だけど、一部その権利がない人種がいる。大企業の社長とか、世界への影響が大きい人間だよ」
「考えてみてほしい。今僕が君を送ろうとしているのはここより次元が一つ下の世界。二次元だ。次元が一つ違うだけで、言うなれば存在感のようなものやその次元での人への影響が大きく違う。デカすぎるんだよ」
「そこに三次元でも世界への影響が大きい人間を送ろうものなら世界自体が軋みあげて悲鳴を上げるだろうね」
なるほど.....そういうことなのか......。
「で、特典なんだけど、それはさっき言った二次元に行った時オーバーフローした存在感を削り取って作られるものなんだ」
「次元を下げるというのは言うなれば魂と存在の器が小さくなるということ。だから、その時は平気だった中身が急に器が小さくなったことで零れてしまう。その零れた中身を使って、特典を練り上げているわけだ」
.....難しいですね。
「確かに想像するのは難しいし私だって説明するのは難しい。だから我慢してくれないか」
まぁ、はい。
色々ありがとうございました。
「いや、別にいいよ。こっちもちょうど作業が終わったところだ」
作業?
その作業というのは?
「転生した人間は、元々世界にいなかったことにされるんだ」
.....え?
「だから君も、今の名前を捨てることになる。✕✕くん。ほら、雑音かなにかで聞こえないだろう」
それは、俺の友人も、俺のことを忘れる.....ってことですか?
「まぁ、そうだね。でも、もう会わないんだし、必要ないだろう?」
それはそうですが......。悲しいですよそんなの。
「まぁこれは決まりというか習わしというか。諦めてくれたまえ。さて、転生したい候補とかあるかい?」
.....そうですね、ではFateの世界で。
「あ、ごめん無理」
え?
......え?
「言い忘れてたけど、特典作るための容量も個人差があるんだ。君は普通くらいなんだけど、あの世界普通のスペックじゃ生き残れないから。次元が低いっていうけど低いのは存在の重さと次元だけで力は私たちより高いから。三次元の存在が本気で作った存在だからね。仕方ないよ」
何だそのめちゃくちゃな設定は。
だがここまで来て引き下がれない。存在まで消されてその上リクエストは却下?
ふざけるんじゃない!!こうなったらどうやってでもFateの世界に入ってやる!!
つまりはあの世界でも生き残れるようになればいいのだろう?なら心当たりがある。
敵を倒せば倒すほど強くなるRPGの世界をワンクッション置いてそこで強くなってから行けばいいのだ!!
それを神に熱く語った。さながらプレゼンの様だった。
神も「人間はやっぱり流石だ。欲の権化だね」と笑顔で言っていた。
そして許可をもらった。
「で、転生する世界はどこなんだい?」
神殺しが手に入り、武器や技術も充実するまさに『夢』のような世界....!!
―――ブラッドボーンだ!!
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あれから長い年月が経った。
本当に、長い年月だ。
今『私』が何をしているのかだと?
決まっているだろう。
「喰らえ!!叡智なる我が啓蒙を!!上位者の智慧を手に入れ、完璧で美しい体を手に入れた我が姿を!!きゅえああああああああ!!!!」(神秘の放射)
汚らわしい狩人め!!なんだその人間のような頭は!!
武器なんぞ持ちよって!!けしからん!!
何故体に布を纏っている!?恥ずかしくないのか!!
私が正してやる!!我が啓蒙と我が友人『ゴースの寄生虫』の手によって!!!
夜空の瞳!!夜空の瞳!!!
くっ、うまく避けおって!!喰らえ!!我が妻(予定)の星の娘の体の一部だ!!触れられることを光栄に...!?避けただと!?許さん!!触れることも許されんがそれをあわや回避するなど言語道断だ!!
我が下腹部に埋め込んだ星の娘の手で片付けてやる!!
あぁ、星の娘、エーブリエタースよ!!やはりそなたの体は美しい!!是非とも私の妻になってもらいたい!!
銃なんぞいらぬ!!啓蒙を絞り出せ!!(ブシャア)
かかったな!!ふははは!!!そのまま溶けてしまえ!!
なに!?無視して私に刃を向けるか!?滾るじゃないか!!
さぁ!!私のとっておきだ!!食らって死ねい!!
彼方への呼び掛けア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!
ふぅ.......私の勝利だ......!!
勝利の後の脳液は最高だな我が友よ。
彼がこうなるまでの足跡を少し辿ろうと思う。
無事輸血爺に輸血をされ狩人となった彼は、迷わずその先にいた獣の尻を掘り殺した。
初めてヤーナムを目にした彼の感想は
「美しい.....」
だったという。元々が真実しかない三次元出身ということで啓蒙はこの時数値にすると既に50近くあった。
一先ず近くの市民に殺され、狩人の悪夢に向かった。
この時、彼に恐怖はなかった。痛みも薄く、体から血がなくなる感覚しかなかった。啓蒙が高いとこの世界では痛みが薄いようだ。
動く人形も画面越しに見慣れてはいたのでスルーできた。
最初の武器は仕込み杖だ。彼はゲームでは技量マンだったらしい。
そこからは順調にボスを倒していった。
狩人になったばかりで体が動かないかと思ったらそこら辺はもはや特典と言うべき啓蒙の影響で体の動かし方もわかっていた。というか、これが特典なのだろう。
ヤーナムの影にリンチされたりヘムウィックの魔女を嵌めたりしながらどんどん進む彼。
この頃からどんどんおかしくなって行った。
まず技量に血の意思を振っていたのを急に神秘に振り始めた。
理由は一つ。
頭に啓蒙が入る感覚が快感になっていた。
脳髄がドロドロになるような感覚と超越の知識が自らを満たす感覚が彼を狂わせた。
啓蒙が増えるたびに体を打ち震わせ股から白くベタつく何かを吐き出し続けた。
その愛しき啓蒙が囁くのだ。
『神秘を求めるのだ』
彼はそれに従い神秘を上げにあげた。
もはや当初の目的などどうでもいい。
ふぇいと?なんだそれは状態である。
彼は愛刀の仕込み杖や慈悲の刃、落陽等の技量武器と神秘を使いながらボスを蹂躙して行った。
酷いものだった。酷いものだった。悍ましいものだった。
そしてついに、ゴースをやっとの思いで海に返した時、運命に出会う。
『ゴースの寄生虫』である。
啓蒙が囁くのだ....。
『苗床を......虫の苗床を......』
彼はその場で言われたことを行った。
カレル文字『苗床』を刻み、ゴースの寄生虫を『飲み込んだ』。
誰が自分を苗床にしろと言った。
頭から啓蒙が溢れ出てくる.......体を何かがかけずり回る......。
見ると、体が上位者になっているではないか。
彼は歓喜した。そして歓喜しすぎてテクノブレイクで死に悪夢に帰った。
それが今の彼である。
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私は思った。というよりも啓蒙が囁いたのだ。
『悪夢から.....抜け出.....』
確かに悪夢から覚めた場合その先には何が、どのような啓蒙があるのだろうか。
悪夢から覚める方法は一つ心当たりがある。
「ゲールマンよ。私を介錯しろ」
「.....良いだろう。元々私から問おうとしていたのだが」
力強く立ち、鎌を取り出すゲールマン。
私は跪き、介錯しやすいようにした。
「最後に言いたいことはあるか」「啓蒙バンザああああ」
言い切る前に介錯された。少し解せない。
ステータスはこんな感じです。
体 30
持 50
筋 20
技 50
血 20
神 99
啓蒙99
SLは275です。何も考えてません。
寄生虫は異質の寄生虫で血晶石が「神秘+27.2%/スタマイ3%」「神秘+9.8%/神秘+72.5/スタマイ3%」「神秘+27.2%/スタマイ3%」です。
妥協は一切無しだから。
カレル文字は「苗床」「姿なきオドン(水銀+5)」「拝領(輸血+5)」「右回りの変態(15%)」
状況に応じて変えるかもです。