もしも神秘99のカリフラワーが啓蒙全開で聖杯戦争にぶち込まれたら   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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遅くなり申し訳ありません.......。
全部MHWとブラボとFGOが悪いんや......。
水着バラキーやったあああああああ!!!!!!


啓蒙って言葉にするだけで偉くなった気がするよね

「おい!!ライダーどういうつもりだ!!!」

 

意味もわからず連れ去られた慎二はライダーを怒鳴りつける。

 

「いや、聞けばこの世界にも独自の上位者がいるとのことではないか。それなら行ってみるしかないだろう?」

 

実はこのキノコ、暇つぶしに慎二宅でTVを見ていると、神社や寺などの特集の番組を見つけ、神......キノコ的には上位者の存在がこの世界にも居ると知ったのだ。

ならばこうしてはいられないと慎二が帰ってき次第連れ出そうと考えたのだ。

 

「いやそれ上位者じゃないから!!!おい、離せ!!行くなら1人で.....あああでもこのバカ1人じゃ何するかわかんないし......!!」

 

そんな事考えている間にキノコは特有のヤーナムステップで街を駆け抜けていく。その姿はまるで一陣の風。キノコのぬめりが反射し光って酷く気持ちが悪い。

 

「シンジ、ついたぞ。これが寺か」

 

「痛っ!?」

 

慎を投げ捨てたキノコは長く続く階段を見上げる。その奥に見える雰囲気のある建物を見て目を見開く。

 

「シンジ!!見ろ!!アメンドーズだ!!やはりここにもいたのだな!!!」

 

「はぁ?何いって.......うわぁ!?マジじゃん!?なんで!?は!?!?」

 

驚くことに、寺の門の部分に小さめのアメンドーズが居るのだ。

群体生物のように複数個体の存在するアメンドーズ。 たしかにヤーナムには......特にヤハグルにはそこかしこに張り付いていたが、まさかこんな場所にも存在するとは思わなかったようだ。

 

「な、なんでこんなとこに.....。」

 

「恐らく、私たちに釣られて現れたのだろう。それか元々存在したか......」

 

そうつぶやきながら階段を上るキノコ。

 

「ま、待てよライダー!!アメンドーズってことはどこかに飛ばされるんじゃないのか!?」

 

慎二の言う通り、アメンドーズは他の場所へ対象を移動させる能力を持っている。例のごとく原理は全くの謎だが......。

 

「つまり未開の地があるということだぞ!?カインの血族の絶頂期のカインハーストや、我々の前の獣狩りの夜などのな!!!!」

 

ワクワクした面持ちのキノコ。いわゆるDLC2弾に当たる場所へのワープを期待しているようである。

 

「さぁアメンドーズ!!!私を未開の地に!!!!」

 

『.......。』

 

心を込めて交信するキノコ。それをしきりに眺めるアメンドーズ。まさにヤーナム。これぞ、ヤーナムといった光景である。

そんな交信が届いたのか......。

 

『.........!』

 

アメンドーズは手をキノコにかざした。

 

キノコはカレル 【右回りの変態】を手に入れた。

 

「........。」

『........。』

 

なんとキノコは、聖杯で手に入る最大倍率の右回を超えた右回りを手に入れたのだった。倍率20%である。

 

「.......帰るか」

「あぁ.......。」

 

微妙な顔(?)をしたキノコと一緒に慎二は家に帰った。

キノコは、落胆すべきか喜ぶべきかわからないような顔をした。

 

 

 

「.......今のはなんだったのでござろうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅に帰った慎二とキノコ。

キノコは心做しかしなびていた。

 

「元気だしなって。正直僕も期待したけどさ。すごいじゃん?まだ上のカレル文字があったなんてさ」

 

「そう......だな.......」

 

だがまだしなびているキノコ。

そんなキノコに頭を悩ませる慎二。慎二も期待した部分はあった。まだ行ってない未開の地があるのかと。新しい武器や道具があるのかと。全ては夢であった。なんとヤーナムらしいことか。

 

「.....少し、部屋に籠る」

 

キノコはしなびたまま部屋に行ってしまった。




なんかおぞましいモノ♂がいたみたいですね

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