もしも神秘99のカリフラワーが啓蒙全開で聖杯戦争にぶち込まれたら 作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神
どんどん短くなっていくぅ.....。
「シンジよ。今お前は悪夢を3度終わらせた。ここまで来た感想はどうだ」
「どうもこうもないよ全く。達成感と解放感でいっぱいさ」
あの後シンジは悪夢を3周し、有り得る全ての終わりの可能性を見た。
とりあえずここまで出来れば合格だろう。神秘を投げ捨てたのは頂けないが。
「ここで合格試験をしようと思う。いや、合格は既にしているのだが、まぁオマケのような物だ」
「なんだよ。まだ何かあるの?」
前々からずっと思っていたことなのだが.....。
「そのアルデオ、見ててイラつくし邪魔だ」
「なんだと!?嫉妬!?嫉妬ですかァァァァアアア!?!?」
ふむ、どうやら大きなこだわりを持っているらしい。
思った通りだ。試すにはもってこいだろう。
「シンジよ、今から本気の私と一度戦ってもらう」
「なんだよまた急に」
「私に勝てたら......そうだな、言うことを一つなんでも容認してやろう」
「それは僕になんの得があるんだ.....」「最後まで聞け」
やはりシンジである。人の話を聞かないのは悪い癖だ。
「そしてシンジが負けたら.......」
「負けたら?」
「アルデオを没収だ」
鬼のような反応速度でシンジが爆発金槌を振り下ろしたことで戦いの火蓋が切られた。
結果、シンジはナメクジだらけでアルデオを回収され涙目になった。
―――――――――――――――――――――
悪夢から帰還したシンジとカリフラワーの上位者。
一方は満足気に、もう一方は哀愁を漂わせて見るからに落ち込んでいた。
「本当にあれから殆ど時間が進んでいないな。血の匂いも月の香りもしない場所も久しぶりだろう?シンジ」
「あるでお......」
ダメみたいである。
しかしカリフラワーの上位者にもその気持ちは痛いほどわかる。寄生虫を取られた時の喪失感はもう2度と味わいたくないのはたしかだ。
だからこれは愛のムチなのである。愛(1)のムチ(99)なのである。
「まずはこの少女を部屋に置いてくるとしよう」
理由は普通に邪魔だからだ。そんな『風邪をひくだろうから』とか紳士的なことを期待されても困る。カリフラワーだもの。
少女.....桜を適当なベッドに寝かせたあと、シンジとカリフラワーはすぐに動いた。
「シンジ、とりあえず視察に行くぞ。『使者の贈り物』を用意しろ」
「あいにくそんなものは持ってないよ。今の僕は普通の格好だから、あんたが霊体になって付いてきてくれれば軽く散歩できるよ」
「むっ、そうか......そういうのもあったのだな」
悪夢で鍛えられたのか冷静な判断が目立つシンジ。そりゃそうである。あんな世界で一々戸惑っているようなら今頃シンジも啓蒙に飲まれカリフラワーである。
海藻付きのカリフラワーとか誰にも得がない。ならなくて良かったね。
「今は......3時か。学校に行く時間を考えると、2時間くらいの散歩だね」
「学校だと!?」「な、なんだよ......」
「なんと.....なんと羨ましい.....!!」「別にビルゲンワースみたいな所じゃないからな!?」
そんな掛け合いをしながら周囲の散策を始めた。
至って普通の住宅街で、間桐家の屋敷が異様に目立つこと以外はなんらおかしな所はない。
「僕達が何番目の参加者なのかわからないけど、まぁ始まったばかりだしなにか起きるってことはないのかな」
「他に参加者になりそうな者に心当たりなどはないのか?」
「そうだなぁ.......遠坂とかかなぁ。なんと言ったって御三家だし、この冬木町の管理もしてる。すぐに思い浮かぶのは遠坂かな」
と言ったふうに話しながら歩き回る。
他には自分の友人の話、武器の話などで盛り上がった。
「だから、なんで気持ち悪いのと結婚しようとか思うわけ!?」「貴様ァ!!我が妻の星の娘を愚弄するか!!!」
短めですがなにか投稿しなきゃと思った次第です。