もしも神秘99のカリフラワーが啓蒙全開で聖杯戦争にぶち込まれたら 作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神
あとうちの嫁のアーラシュくんがやっとスキルマになりました。祝って?
「兄さん、ご飯ができましたよ」
「わかった。先に食べてて良いぞ」
「......。」
「なんだよ」
「夫婦みたいな会話だな」「残念。あれには衛宮が居るからね」
朝の散歩を終えて、私は夜空の瞳を、慎二はアルデオを磨いているといつの間にか日が出ていた。
太陽など久しぶりに見た。眩しく暖かかったが、頭が乾くし冷たい空気の方が好きなのだ。やはり夜が至高である。
「そういやお前、食事とかどうするんだ?」
「摂ろうと思えば摂れる。少しの間『苗床』のカレルを外せばいい」
「つまり元の頭に戻るのか.....見てみたい気がするな」
まぁもはや味覚もなく摂る必要も無いので外す気は無いのだが。
少女.....桜にはそれを伝えた所、少し残念そうであった。
桜は慎二が少し柔らかくなったのが不思議だったらしい。
前の慎二がどのようなものかわからないが、問題ないので良いと思うのだが。
「兄さん、行ってきます」
「あぁ」
「.......やっぱりおかしい。いままで返事しなかったのに」(ボソッ)
『ふむ、不思議がっているようだな。ヤーナムにはまともな人間が居なかったからな。普通の反応が心地いいのだろう』
「な、なるほど......え!?ライダーさん!?」
『む?どうかしたか?』
「なんで付いてきてるんですか!!」
『いやなに、我が弟子のような物である慎二の親友というものに興味が湧いてね。幾つか揺するネタを......と思った次第さ』
「.....大人しくしててくださいね」『なにかする訳でもない。安心したまえよ』
そんな会話をしながら桜について行く。単独行動のようなスキルを持っている訳では無いが、まず魔力パスなどこの上位者には必要ない。慎二から離れてもなんら問題はないのだ。慎二自体も戦闘能力を有しているのでなお更に。ちなみにほかのサーヴァントの様に分霊というわけでもないのでステータスははっきり言ってバカ高い。本来のスペックである。
インターホンを押す。中からこちらに向かう足音がする。
さて、エミヤとはどのような少年なのか.....。
「はーい。あ、桜ちゃん」
出てきたのは女性......エミヤではないか。
桜と少し話し込んでいる間にすり抜けて中に入る。
中には赤髪の少年......これがエミヤ少年か。他に金髪の鎧を見にまとった剣士がいる。
あれは......サーヴァントか?つまりエミヤは敵か?
「お、桜が来たみたいだ。セイバー、ちゃんと着替えてくれよ」
「わかってますシロウ」
サーヴァント......セイバーと言ったか。セイバーは鎧から瞬時にジャージに着替える。
サーヴァントだとバレたく無いようだ。
啓蒙が囁いた。
『なるほど.......そうか、セイバーは勘が鋭いのか。あまり近づくのは得策では無いようだ』
面倒くさい相手だ。恐らく後から襲ってもバレてしまうのだろう。それに慎二の親友のエミヤをどうするのかは慎二が決めることだ。今は手を出すべきではないか......。
『一度慎二に伝えに戻るとしよう』
「おいライダー。お前今までどこに行ってたんだ」
慎二が少しイラつきながら問いかける。
エミヤ少年のことを聞いてどんな顔をするのか楽しみだな。
「いやなに、霊体化して桜に同行していただけだよ」
「何してんだよお前.....」
呆れているが私はただ敵情視察していただけなのだ。あまり睨まないでほしい。
「なに、慎二の言うエミヤがどのような少年なのか気になってね」
「本当に何してんだよお前!?」
「何をそんなに慌てるのだ」
「バレたらどうするんだよ!!ってかサーヴァントなのに僕から離れても大丈夫なのか!?」
その説明は面倒くさいので省くとしよう。
「敵情視察をした結果を伝えるとしよう」「敵ってなんだ敵って」
「敵ではないか。エミヤ少年は聖杯戦争の参加者なのだからな」
「........は?衛宮が?」
困惑する慎二。何故そこまで動揺するのか。
その理由はエミヤ少年は魔術を使えないかららしい。隠していたとか回路があることを知らなかったとかかも知れないらしい。
「何はともあれ、エミヤ少年は聖杯戦争の参加者なのだ。サーヴァントはセイバー。金髪の、鎧を着た美しい少女だったぞ」
「衛宮の女難はいつも通りか......」
なんと、あの少年は女難の相があるのか?
アリアンナや実験棟の脳液聖女に好かれそうだな。いや、どちらも良い女だな.......。女難とするならほおずきか?
「で?どうするのだ慎二よ」
「決まってるだろ?事情はともあれ参加者なら、邪魔するなら押し通るまでさ」
どうやら、特に問題は無いようだ。
少し無理やり過ぎたかも。反省。