ブルメシアの焔尾   作:makoron

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シド大公へ謁見と新しい武器と新しい竜技とブルメシアへの帰路


第10話

狩猟祭終了後

 

見事にぶっちぎりで優勝した俺はシド大公への謁見と賞品を渡される事となった。俺は城の昇降機で大公の間へと向かってる途中だ

 

『にしても320ポイントねぇ、本編じゃ200ポイントいけばそれなりなのに300ポイントオーバーまでいくとは、恐るべしシフト魔法、FF9の世界観でFF15の技は強力すぎるな』

 

シフトにより行動範囲が大幅にあがり普通ではありえない速度でモンスターを狩れたのでこの点数になったんだろう

もうひとつお披露目した奥義「グングニル・ドライバー」だが、俺独自の必殺技が欲しくて開発したんだけど、これもまた強力だった

 

『まさかザグナルを一撃で倒せるとは思わなかったわ、俺の勝手な予想だとあれ多分ゲームでならダメージ5000オーバーいってたろ』

 

「グングニル・ドライバー」について改めて解説すると

まず2本の槍を繋げて連結槍にしそれにありったけの魔力を込める事で一本の巨大なオーラスピアーと化してジャンプの要領で上から突き刺す技だ、武器に込める魔力が多ければ魔力が目で見えるくらい噴出してくるので

まるで巨大な光輝く槍になったように見えるだろう。

オリジナルではあるが元ネタもあるっちゃある、スコール(FF8)のブラスティングゾーンだ、ガンブレードに魔力か気力かわからんけどそれを込める事で巨大な剣を作りだし、それで敵を一刀両断する技である。

イメージとしてはディシディア版のブラスティングゾーンが近いな、原作版はいくらなんでもデカ過ぎる、宇宙まで届くオーラブレードってなによ?

 

なんにせよ「グングニル・ドライバー」を極めればオーラスピアー状態のまま継続して戦闘が出来るようになるかもしれないな、あるいはそれをブン投げて攻撃するのもありだが回収する手間があるな

巨大な槍を上空からブン投げて攻撃・・・・「ニーベ○ン・ヴァ○スティ!!」って叫びたくなるかも

 

 

『オーディンが持つグングニルと名前被っちゃうのがアレだな、でもこいつをクレイラでの切り札とさせてもらうぜ、どっちのグングニルが強いか、勝負だ』

 

そうこうしてる内に昇降機が上層についた。

 

「どうぞこちらへ、シド大公がお待ちです」

『ありがとうございます』

 

大公の間

 

 

大公の間へと入ると正面の玉座にシド大公がいた、傍らにはオルベルタさんとヒルダさんもいる。

流石にこの時期はブリ虫になっていないな、ヒルダさんもいるし、事件が起きるのは3年後くらいだったっけ?

俺は入室したら一礼をし、適度な位置まで進んだ後、帽子を取り、こうべを垂れる

 

「お主が今回の優勝者のブレイズ殿であるな」

『は!お目にかかれて光栄であります。』

 

流石に大公様の前だ、普段の口調は勿論の事、マーカス口調もNG、スタイナーがダガーに対して使う言葉を参考にする。

 

「いやいや、そんなに畏まらんでもよい。ブルメシア殿の国のネズミ族と伺っている」

『その通りです』

「それにしてもよもや300点を超えるものが現れようとは思わなかったぞ、今までの最高記録を大幅に塗り替えた事になる、見事な戦いぶりだった」

『恐縮です』

「その強さは一体どうやって身につけたのだ?」

『ひとえに我が国での教え、そして最高の師匠をもてた事だと思います。』

「なるほど、ブルメシア殿は国民を鍛え、国力を上げていると聞く、このような強き者を育て上げるとは流石じゃ」

『ありがたきお言葉、王も喜びます』

「うむ、それでは希望の品を渡すとしよう、オルベルタ」

「は!ブレイズ殿、これを」

 

[ヘヴィランス×2を手に入れた!]

 

ってええええ!?ヘヴィランスじゃんか、後半のエスト・ガザにしか売ってないぞこれ、どうやって閉ざされた大陸にある武器を手に入れたんだ?

いやまあ聞く必要はないか、入手ルートが気になるけど、まぁ手に入った事に違いないし別にいいか。

 

『ありがとうございます!・・・ですがこの場で受け取ってもよろしいので?』

「うん?どういう意味じゃ?」

『無論そんなつもりは微塵もありませんが、もしも自分が悪しき考えを持つ輩だったら武器をこの場で渡すのは危険ではないのかと思いまして』

「それならば心配はいらん、城下での貴公の前々からの活躍は聞いておる、それにお主の目は心の清い真っ直ぐな目をしておるからな」

 

目は口ほどに物を言う・・・か

 

『重ね重ね恐縮です』

「お主はこの後はどうするつもりじゃ?」

『自分は修行の旅をしております。リンドブルムを拠点とし、各地を転々としております。あと2ヶ月に一度は帰郷しています。まもなくその期間なので一度ブルメシアへ戻ろうかと』

「なるほど、それではブルメシア殿にはよろしく言っておいてくれ」

『は!ありがとうございました』

 

そうしてシド大公との謁見を終えて宿へ戻る、帰ってる途中ヘヴィランスを装備してみた

 

『ヘヴィランスって言うだけあってなかなか重いな、重い分攻撃力は高いけどその分機動力が少し遅くなるしブン投げる距離が短くなる、つまりシフトの距離も短くなるな』

 

まぁそこは筋トレして鍛えるしかないか、問題はコイツに込められたアビリティだけど

 

『六竜・・・確か約3分の1の確率でそれぞれHPMP全回復、現状のまま、HPMP1に減る、の3通りのどれかになるバクチ技だったっけ』

 

はっきりいってリスクが高すぎる、キツイ場面で全回復がくれば一気に立て直せるけどもしHPMP1なら一気に詰みだ、結局プレイでは一度も使わなかったな

 

『六竜は封印推奨だな、しゃーない。それより気になるのはもうひとつ込められたアビリティだ』

 

槍を装備し初めて分かった事だが、なんとヘヴィランスにはもうひとつアビリティが込められてた、しかも俺の知らない技だ、こんなのゲームには無かったぞ!?

ブレイズは武器から自分の頭に流れ込んでくるアビリティ情報を確認する。

 

『えーと「聖竜の祝福」・・・・体力大回復+状態異常回復ぅ!? んだよこれケアルガ+エスナって事か?』

 

こんな便利な竜技あったのかよ!?姉さんはこんなん使えなかったぞ、いわゆる俺専用アビリティって事なのか?なんにせよこんな使い勝手が良い竜技使わない手は無い!

早速試してみよう!!

 

・・・・・・・

・・・・・

・・・

 

っとそうそう上手い話はないか、やっぱデメリットあるわこれ、まず消耗が激しい、シフトと同じくらい疲れるから今は使えて4~5回、次に発動までの時間が長い事だ

所謂詠唱時間?ってのがあって発動するまで結構時間を要する、タイマンじゃ相当な隙が無いとまず潰される、あと「レーゼの風」とちがい対象は単体しか無理っぽいな

でも仲間と一緒に戦ってる時なら凄く便利だ、最悪エーコとダガーの役目を一時的に補える、是非極めておきたいなこのアビリティ

 

『さてそろそろ定期の帰国時期か、多分姉さんはいない、ブルメシア王になんて言い訳しようか・・・』

 

色々言い訳を考えながら帰国の準備をする

 

 

翌日

 

『準備はこんなもんでいいか、さ、ブルメシアへ戻るか・・・』

 

宿屋の主に挨拶をし、外へと出る。タンタラスのみんなにも挨拶しておきたかったけど生憎まだ仕事から帰ってこないから無理だった。

いつも通り城から地竜の門へと下りてそこからブルメシアへと向かう、ここ1年で何度も通った道だ

途中これも毎度だがク族の沼によってクイナとクエールさん達に会う、毎回なんて事はない世間話や料理談義に花を咲かすのだ

今回は狩猟祭であった事を色々話した。

 

『クイナ、お前酒場の料理に釣られて失格とかなにやってんだよ?祭のアナウンスで聞いててズッコケたぞ』

「仕方ないアルね、モンスターいなくなってたから美味しい匂いを辿ったら酒場についたアル」

『いやまぁ、あそこの酒場は美味いのはわかるけどお前何しに狩猟祭に来たんだよ?』

「モチロン美味しいモンスターを片っ端から食べるためアルね!」

 

ズデッ!! またしてもズッコケる羽目になったブレイズであった。

 

「クイナよ、たまには自制心というものを考えてくれアル」

 

はぁー、クエールさんの苦労はまだまだ続くなこりゃ・・・

 

「それにしても凄い成績だったアルな」

『ああ狩猟祭の事ッスか、いやまあ自分でもびっくりしてますよ、まさか300以上いくとは・・・』

「完敗アルね、どうやってあんなに稼いだアルか?」

『まぁ高速移動する技を利用したって感じですね』

「なんと、そんな方法があったとは」

『はい、実はリンドブルムの書庫で・・・・』

 

割愛

 

『というわけなんスよ』

「いやはやまさか転移魔法を使えたとは驚いたアル、しかも魔力を込めた槍を投げる事によってその地点に魔力を一瞬で移動させる方法とは」

『俺なりに考えたのがこの方法なんですよね、魔法陣もテレポットも作れないならどうやって極短時間で飛びたい地点に魔力を残すか、と』

 

ぶっちゃけFF15プレイしてなかったら思いつかなかったと思う、ありがとうノクティス

しばらく雑談して・・・・

 

『さて、あまり長居すんのもアレですし、そろそろ行きます』

「また来るアル、また面白い話を聞かせてほしいアルね」

『了解ッス、それでは』

「また美味しいモノ持ってきて欲しいアル!!」

『「クイナは少しは食い物の話題から離れろ(アル)!!!」』

 

クエールさんとシンクロしてツッコむ

 

 

ク族の沼をあとにした俺はギザマルークの洞窟へと向かう

 

 

「よお、ブレイズか」

『グレイさん!今日はこっちの警備だったんですか?』

「ああ、そうだ、いつもの定期帰国か」

『はいそうッス、ここ最近変わったことはありますか?』

「それなんだが、実はフライヤのヤツがフラットレイを追っかけて出国しちまったんだよ・・・」

 

やっぱりか、時期と前回の帰国時の姉さんの様子からわかってはいたんだが・・・

 

『そうッスか、やっぱ姉さんは出て行ったんですか』

「って、あんま驚いてないな?知ってたのか?」

『知ってたというか薄々感づいてはいたんスよ、姉さんが兄貴を追っかけるかもって』

「そうか、フライヤはお前と違って出禁覚悟で旅立ったんだ、フラットレイと同様にな、その事で王は恐らくお前に追求するのは間違いないだろう」

『それも想定してた事ッス、ここだけの話ですけど、何となく察してはいたけど知らなかったのは事実だし、それでひたすら言い逃れるつもりッス』

「はぁ、お前も大変だな、まぁ今の話は胸の中にしまっておくから、頑張って言い訳考えとけよ?」

『言い訳を頑張るってのも変な話ッスけどね』

「違いねえな」

 

そんな会話をした後、再びブルメシアへの帰路を急ぐブレイズだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




またしても新技を習得、ブレイズの覚える竜技は回復、支援型になります。


次回 王との対話と姉からの置き手紙 
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