ブルメシアの焔尾   作:makoron

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主人公がブルメシアを旅立つところまで


第2話

次の日

 

 

「フラットレイ様、今一度お聞きします。本当に行くのですか?」

 

「フライヤ、今のままでは私は上へと行けないのだ、私は強くならなければならん、あのベアトリクスよりも」

 

 

「ベアトリクス?」

 

 

「そうだベアトリクスだ、他にも、世界には私よりも強き者がたくさんいると聞く

 

なかでも、ベアトリクスの剣技はアレクサンドリアはおろか大陸で一番だと聞いた」

 

 

『ベアトリクス・・・泣く子も黙る冷血女、100人斬りの異名を持つ天才剣士の事ッスね兄貴』

 

「ああ、ブレイズ、お前もヤツを超えたいと言ってたな」

 

 

「フラットレイ様はどうしても私を置いて旅立つといわれるのですね?」

 

 

「ああ、そうだ・・・分かってくれフライヤ、今は平穏なブルメシアだが他国は確実に力をつけ始めている

 

私の槍一本でどこまでブルメシアを守れるものか・・・その前に世界を周り強者と会っておきたいのだ」

 

 

「フラットレイ様・・・私はひとりで生きてゆける自信がない・・・」

 

 

「フライヤ、おまえなら大丈夫だ!自分の力を信じるんだそして、自分の運命を信じるんだ

 

私は世界をひと巡りすれば、必ずブルメシアに戻ってくる!!

 

 

「その言葉を信じても良いのでしょうね?」

 

『俺はいずれ兄貴も越えるつもりッスよ?その前にくたばるなんざ許さないッスからね!』

 

 

「ああ!もちろんだ!!」

 

『ありがとうございました!兄貴!』

 

 

そしてフラットレイはその場をあとにした

 

 

「行ってしまわれたか・・・」

 

『ああ、行っちまったな・・・』

 

「なんじゃ?その顔は」

 

『いつも思うんだが姉さんってホンマ兄貴の前だと乙女口調だよな~って』

 

「言うな!それに口調の事でお主に言われる筋合いはないぞ!」

 

『うぐっ!まぁ確かにそうなんだが、師匠である兄貴にタメ口は聞けねぇよ』

 

 

前世で学生だった時は運動部だったからついつい体育会系の口調になってマーカスっぽくなるんだよこんちくしょー!

 

 

『俺も少ししたら出るつもりだ、兄貴の他に挨拶周りしないといけねぇからな』

 

「フラットレイ様もお主もいなくなるとなると寂しくなるのう・・・」

 

『兄貴はともかく俺がいなくなって寂しがるタマかよ』

 

「折角気遣ってやってるのに何じゃその言い草は!」

 

『おーこえ、そんだけ元気ありゃ十分だぜ、そいじゃちょっくら挨拶行ってくらぁー』 ハイジャンプ

 

「こら待たんかこの愚弟がぁ~!」

 

 

ブルメシア居住区

 

 

『ガルさんウェイさん、色々お世話になりました。』

 

「おぅブレイズ、そろそろ行くんだってな」

 

「気をつけてね、フラットレイさんもあなたも何かあったらフライヤが悲しむわ」

 

『大丈夫ッスよ、兄貴も俺も死なねえ、必ず帰ってきます』

 

「まぁな、ブルメシア中ならフラットレイとお前が二強だからな、外に出ても平気だろう」

 

『兄貴にはかないませんって、それに姉さんも総合力なら俺よか上かもッスよ?あぁ、あと2人ともそろそろ身を固めたらどおッスか?もう付き合ってそこそこでしょ』

 

「ば!テメ!何言いやがる!?」

 

「ちょ、ちょっとブレイズ君!?」

 

『いずれ元気なお子さん5人くらい見せてくださいよー』 ハイジャンプ 

 

「変な事ぬかすなぁ!!しかも何だその具体的な人数!?」

 

「/////」(赤面するウェイ)

 

 

原作じゃ助かってた2人だけど俺がいるこの世界線じゃ何が起こるか分からねぇ、必ず守ってみせる

 

 

『ダンさん!』

 

「ブレイズじゃねぇか、聞いたぜ?旅に出るんだってな」

 

『ええまぁ、今日は非番ッスか?』

 

「ああ、今日はたっぷり家族サービスしないとな」

 

『はは、羨ましいッス、やっぱ家族思いッスねダンさん』

 

 

ダンさんはクレイラで黒魔道士に殺されて家族もオーディンの一撃で殺される運命だ、絶対に変えてみせる!必ずだ!

 

 

「ああ、もしも国に何かあっても家族を優先させるかもしれないな俺は」

 

『かもッスね』

 

 

実際その通りに行動したんだよな、王より家族を優先する・・・兵士としては間違ってるかもしれないけど1人の父親としては正しいのかもしれない

 

 

「じゃあなブレイズ、お前さんにもいい相手が見つかるといいな!」

 

『あはは、俺にはまだ早いッスよ』

 

 

ひたすら特訓の毎日だったから女友達なんざ作ってる暇なんてなかった、身近にいる女性なんて姉さんくらいなもんだ

 

俺が言うのもなんだが姉さんは周りの女性と比べてもかなり美人だと思う、ネズミ族の体に転生してから感性もそうなったからな、時々見惚れる事もあったっけなぁ~

 

・・・・・いやシスコンじゃないからな俺は!?

 

でもこのまえ間違って着替え中の姉さんの部屋に入ったときに見た体はかなり・・・その・・・つまり・・・

 

って何考えてんだ俺は!?実の姉に発情すんなよ!!

 

 

ちなみにそのあと姉さんにブルメシア中を追っかけまわされた、あの時はマジで生きたここちしなかったぜ

 

つーかなんか姉さんトランスしてた気がする、飛んでくるヤリが大量だったもん

 

 

その後も世話になった人々に挨拶周りをし、準備を整えいよいよ旅立つ日がきた

 

 

『じゃあな姉さん、行ってくるぜ』

 

「ああ、気をつけるんじゃぞ?外の事はわからないことばかりじゃからな」

 

『心配スンナよ、俺を誰だと思ってやがる?』

 

「実の姉の着替えを覗いた変態じゃ」

 

ズコッ!!『だからあれは事故だっつってんだろが!』

 

「冗談じゃ、それでは行ってこい愚弟よ」

 

『愚弟は余計だ!・・・・行ってくるぜ姉さん』

 

 

こうして俺の旅が始まった

 

 

さぁーてまずはリンドブルムにでも行ってみますか!

 

 

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