ブルメシアの焔尾   作:makoron

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ギザマルークの洞窟にて


第3話

ブレイズはブルメシアを出発したらまずはギザマルークの洞窟へと向かっていた。

 

 

『リンドブルムに行くにはあそこを通らないといけないからな』

 

 

ギザマルークの洞窟、ブルメシアの守護竜であるギザマルーク様がいる洞窟だ。

 

ギザマルーク様がいるお陰で外敵からブルメシアは守られているといっていい。

 

ちなみにまだ洞窟の中は魔物などはいない、ブルメシアの国境でもあるからブルメシア兵も駐屯してる。

 

 

『アレクサンドリアの襲撃時にあの下種ピエロ共に洗脳されたのが原因でジタン達と戦う羽目になって

 

 倒されて、その後どうなったのかわからなくなったんだよな・・・』

 

 

その後も出てくる様子がなかったから恐らくは・・・・

 

 

『それも防がねぇとな』

 

 

そう決意して歩みを進めていくブレイズ

 

 

『でも周回プレイ時は氷のつえ盗んだ後に速攻テント使ってごめんなさいギザマルーク様』

 

 

などと失礼な事を考えながら

 

 

 

 

洞窟にはいないが洞窟までの道中は当然魔物と遭遇する

 

 

『どおりゃあああ、大車輪!!まだだ鳳凰落!!』

 

 

敵を打ち上げ連続で斬り付けて、そこから叩き落すように追い討ちする

 

BASARAで幸村を操作してた時わりかし使ってたコンボだ、使いやすくてお世話になってた

 

 

ちなみに火焔車や大紅蓮脚は使えない、どうやれってんだよアレは

 

挑戦したら目を回して吐く羽目になり兄貴と姉さんに生暖かい目で見られたのは苦い思い出だ

 

ハイジャンプからの錐揉み回転の技も回るけど、あれは短時間だから耐えれる。

 

火焔車や大紅蓮脚は長時間回り続けるから絶対目を回す。幸村の三半規管どうなってんだよ!?

 

 

道中にいる魔物くらいは苦戦する事もなく倒せる、兄貴と特訓中にはよくブルメシア付近で実戦で魔物を倒してたからな

 

 

初めて魔物と戦った時は本当に辛かった、前世でも経験はしていない初めての命のやりとり、自分に明確に向けられた殺意を受けて体が

 

硬直し、危うく怪我するところを兄貴に助けられた。そして初めて魔物を殺したときは何とも言えない不快感があった

 

やらなければこっちがやられる、改めてこの世界が如何に危険かと言う事を再認識させられた。

 

 

そしていつかは必ず経験しなければならない、アレクサンドリアとの戦争に参加するならば避けて通れない道・・・

 

 

人を殺す事。

 

 

戦争で人殺しできない兵なんて前線に出れるわけが無い。

 

 

人を殺せなきゃ自分や大切な人達が逆に殺される。だから敵を殺さなければならない。

 

本編では描写はされてなかったけどジタン達も人を殺す葛藤とかあったんだろうか?

 

あれだけアレクサンドリア兵とかと戦って一切人を殺さずに切り抜けられるわけがない。

 

描かれてない所でそういうのはあったと思う。

 

 

『プレイによっては人型の敵をクイナに食わせるとかあるしな』

 

 

まずいアルね、の一言で済ますクイナと普通に倒したときのように消える敵と描写はゆるいが

 

リアルならどんなスプラッターな現場だよまったく

 

FF8の「食べる」の表現を規制なしでやられてると思うと・・・・

 

 

『やべ、気分悪くなってきた、やめやめ!変な事考えないようにしよう』

 

 

っと考え事しながら戦ってたらいつの間にか敵は倒しきっていた。

 

 

『さてそろそろ洞窟が見えてきたな、駐屯兵とギザマルーク様に挨拶をしてから抜けるか』

 

 

ブルメシア側の洞窟出入口についた

 

 

「お?ブレイズじゃないか、ここにいるって事は旅に出るんだな?」

 

『グレイさん!最近見ないと思ったらここに駐屯してたんスか?』

 

「ああ、シフトの順番でここ一週間は俺が門番なんだよ、洞窟を抜けていくんだろ?」

 

『はい。まずリンドブルムに行こうかなと思って』

 

「ああ気をつけていけよ、あとギザマルーク様に挨拶もちゃんとしてけよ」

 

『わかってますよ、それでは』

 

 

洞窟に入ると泉の真ん中に端が掛かってる部屋があった、ここがギザマルーク様のいる場所だ

 

 

ざっぱあぁぁん 

 

 

泉の中からギザマルーク様が出てきた

 

 

「-----!-----。-----。」

 

 

ギザマルーク様は優しげな瞳で俺を見ている。

 

本当は心優しくてブルメシアの人達を守ってくれる守護竜だ、結婚式の誓いを見届けたり、こうして旅に出る者を

 

見送ったり・・・

 

 

こんなお方すらあいつらは洗脳して利用したんだ。絶対にやらせねぇ!

 

でもやっぱり・・・つえ盗んでテント使ってごめんなさい

 

 

そんな事を考えてたら何かギザマルーク様の俺を見る目が少しだけ曇ったような気がする

 

まるで苦笑いしてるような・・・

 

 

『ああいや、別になんでもないですハイ!』

 

 

そんな事言いながら俺は改めてギザマルーク様に頭を下げてその場を後にした。

 

 

 

洞窟内は魔物がいるわけでもなく侵入者防止用のベルの扉も開いている、まあ平和な時だからな

 

大きなベルがある部屋を通ってすぐに奥の方へ進む、確かここには・・・

 

 

「こんにちはクポ!」

 

 

そうそうモーグリのモグタがいるんだったな、ちなみにモグミはいない、まだ出会ってないみたいだ

 

 

「兄ちゃん初めて見る顔クポ!旅人クポ?」

 

『ああ、まだ旅を始めたばっかだけどな』

 

「そうなんだクポ、あ、そうだ、旅の記録していくクポ?」

 

 

この世界のモーグリは旅の記録、いわゆるセーブポイントの役割をしてるが、

 

ゲームではなく現実には普通に旅の記録帳に記録をする役割だ、これによりいつ誰がこの場に訪れたか確認できるのである。

 

記録したからって死んだらここから再出発、とか出来ないからな?

 

『ああ、折角だししていこうか。・・・・えーと1794年○月×日 ブレイズ・クレセント と』

 

 

こんな感じである、よくよく見たら少し前の項目にフラットレイ兄貴の名前があった

 

兄貴もここで記録したんだなー

 

 

「それじゃあ気をつけてクポー」

 

『ああ、ありがとさん』

 

 

ちなみにここから上に登って出る平原に行くつもりは無い、今の実力でグランドドラゴン狩れるわけないしな!

 

俺はレベル5デスなんて使えねーんだよ!

 

 

その後は特に何もなく駐屯兵の人達に挨拶しながら進み、いよいよリンドブルム側の出口にでる。

 

こちらに詰めている門番の人にリンドブルムの方角を聞いて洞窟を出た、一応この大陸のワールドマップは持ってるけど念のためにな。

 

あと、ク族の沼にでも寄っていくかな?クイナに会っておいてもいいかもな

 

 

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