ベルファストはご主人様の傍で見てるだけで満足だと、そう思っていた。しかしある日を境に自分の本当の『オモイ』が分からなくなってしまい...
素直になれないメイドが自分の想いに向き合うお話。

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ベルファスト人気投票1位記念で書きました!ベルファストとの結婚話です。原作と若干イメージが違うかもですがご了承ください。
感想、高評価、お気に入りお待ちしております(小声)あと誤字とか見づらいとかあればそちらも
あ、あと、このキャラの結婚話を書いてほしいというのがあればリクエストは随時募集中です。感想の方に書いていただければ頑張ります。
それではどうぞ


ご主人様が気になるベルファストのお話

「ご主人様、本日はいかがなさいますか?」

 

「そうだな...とりあえずいつものメンバーで軍事委託を頼む」

 

「畏まりました」

 

私はいつものメンバーに軍事委託の要請をしにいきながら物思いに耽っていた。

(ご主人様、今日もかっこいい...)

ご主人様の顔はもちろんのこと、声や私たちをしっかり思いやってくれる性格も、ご主人様の全てが大好きだ。でも...私からご主人様を求めてはならない。それはメイドとしてあるまじき行為だ。ご主人様から求められるならまだしも、私の方から求めるなんて言語道断だ。だから今はまだ傍で見ているだけで充分なのだ。傍に居られるだけで...

私はいつも通り軍事委託の要請をし、指揮官室に戻ってきた。

 

「ご主人様、軍事委託の要請。終わらせてきまし...た?」

 

「あ、あぁ...ベルファストか...すまん、ちょっとぼーっとしてた...とりあえず第一艦隊で海域に行ってきてくれ...」

 

「ご主人様。体調が悪いなら無理はなさらない方が...」

 

「いや大丈夫だ...ちょっと惚けてただけだから...ごめ…やっぱ...なんかめま...い...が...(パタリ)」

 

ご主人様がよろめいて、前に倒れ込み...

 

「ご主人様...?ご主人様危ないっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(もう...ご主人様ったら無茶して...)

ご主人様をベッドまで運び寝かせて体温計で計ると38度もの熱があった。本来なら立ってるのもやっとのはずなのだが...この熱でも通常業務をこなすつもりでいたらしい。

これはちゃんと体調管理についてお説教しなければならないだろう。そう思いながら私はご主人様の看病をしだした。

(こんなものかしら)

一通りすることが終わったのでご主人様の側で見守っている。

(ご主人様...かっこいい…)

スラリとした顔立ちでありつつ目はキリッとしていて男性っぽさを思わせる腕や筋肉が私の目を惹き付ける。

(腕をちょっとだけ触るだけなら...)

我慢出来なくなりこっそり腕の筋肉に触れる。男らしい腕の筋肉はとても硬くて太くて...なにより私達を守ってくれる暖かさを感じた。

 

「ぅ...ん...」

 

「ひゃっ...!?」

 

「すぅ...すぅ...zzz」

 

「...ふぅ...」

 

起こしてしまったかと思ったがちょっと動いただけだった。流石に少し取り乱してしまった。

(まだ大丈夫かな...?)

今度はさっきよりもそっと手に触れる。すると...

(キュッ)

(!!?!?)

手を握られてしまった。起こしてしまったのかと顔を見るが、寝ている。どうやら無意識で握られてしまったらしい...

(ご主人様の手あったかい...)

意外にもここは柔らかくて温かかった。

(もうちょっと悪戯しちゃおうかな)

ご主人様の頭を膝の上へ乗せて髪を撫でる。ちょっとくすぐったそうにするご主人様が可愛かった。この状況で起こすのは惜しいので、私はご主人様が起きるまでご主人様の寝顔を堪能することにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ん...ん?俺は...どうなったんだろう...?)

通常業務に入ろうとしていつものようにベルファストと話したあとの記憶が無い。とりあえず自分の置かれた状況を確認する。今俺はおそらく指揮官室のベッドに寝かされてる。見覚えがあるのでほぼ間違いないだろう。そこで俺は枕の違和感に気付いた。

 

「ベルファスト...?」

 

「お目覚めですか?...うふふ、寝顔が大変可愛くてつい起こすのは惜しくて...」

 

「えっと...あのあと俺は...?というか...今何時?」

 

「倒れてしまったので看護させていただきました。今はちょうど12時です」

 

「そっか...午前中分の仕事だけでもやらないと...」

 

「ダメです!そんな無茶をなさるから倒れてしまうのですよ?優秀な指揮官になるには体調管理も大事です。少なくとも今日1日は安静にしててください」

 

「うーん...まぁそこまで言われたら仕方ない...ところでその...膝枕...」

 

そう、先ほどからずっと気になっていたのだがベルファストが俗に言う膝枕をしてくれているのが不思議だったのだ。

 

「ベルファストの膝枕はいかがでしょうか?いつまでも心ゆくまでお楽しみくださいませ」

 

「そっ、そうか。じゃあ折角だから甘えさせてもらおう」

 

ベルファストの膝枕は柔らかくてどんな最高級枕より気持ちよく寝れそうだが、その間仕事が出来なくなってしまうので申し訳ない気持ちが少しあった。

 

「はい、ごゆっくりどうぞ」

 

「あ、あとベルファスト」

 

病気の時、人は何故か弱気になったりする。そんな時に自分を支えてくれる人が居ることが今の俺には何よりも嬉しくて。

 

「何でしょうか、ご主人様」

 

だからだろうか。仕事をさせられない罪悪感と相まって、いつもは言えない恥ずかしい事を今日は言いたかった。

 

「いつもありがとな(ニカッ)」

 

「...っ!!!///(ズキュ-ン)」

 

俺はやはり気恥ずかしくなってしまい、目を瞑りすぐに眠ってしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いつもありがとな(ニカッ)」

 

「...っ!!!///(ズキュ-ン)」

 

ご主人様が寝た後、私はそのご主人様の言葉を頭の中で何度も反芻させては悶えていた。ご主人様に言われたそのたった一言が単純で簡素な一言だけど何よりも嬉しくて。

「ご主人様。私こそ、こんな素晴らしいご主人様に仕えさせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」

そんな言葉をご主人様の寝ている耳元で囁いて

「それではごゆっくり。おやすみなさいませ」

ご主人様の看病という名目で、ご主人様の寝顔を膝の上で堪能し続けた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「んっ...今何時だ...?」

 

時計に目をやる。針は午前の3時をさしていた。どうやら日付けが変わってもなお寝てしまっていたらしい。身体を起こしてみる。かなり楽に起き上がれた。どうやら殆ど治ったみたいだ。

ふと真上を見るとベルファストが寝息をたてていた。俺の看病をしたままどうやら寝落ちしてしまったみたいだ。

 

「おーい、ベルファスト?そんなところで寝たら風邪ひくぞ?って俺が言えた話じゃないか」

 

部屋に運ぶにも時間が時間なので迷惑かもしれない。そもそも女子の部屋に無断で入るなんて俺には無理だし、仕方ないので俺のベッドで寝かせることにした。

「さーてとっ!可愛い女の子の寝顔を満喫したところで貯まってた仕事でもやりますかね」

俺はベルファストの寝顔を楽しみつつ、仕事に勤しむことにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふぁぅ...朝...?朝!?」

気がつくと朝になっていた。昨日はご主人様が寝ている間もずっと傍で看病していたはずだが...どうやら寝てしまっていたらしい。辺りを見回すとご主人様の部屋だった。大方ご主人様が私が寝ているのを見てベッドで寝かせてくれたのだろう。

(ということは私が今寝ているこのベッドは...)

当然のことながらこれはご主人様のベッドということになる。私は周りに誰もいないことを確認し、シーツの匂いを嗅いだ。身体いっぱいにご主人様の匂いを感じた。

(いい匂い...)

どうせあとで洗濯しなければならないので匂いを堪能出来るのは今だけである。私は心ゆくまでご主人様の匂いを...

 

「ベルファストー、起きてるかー?」

 

「ひゃっ、ひゃい!」

 

堪能しようと思ったところでご主人様が来てしまった。少し、いやかなり残念である。

 

「すまんな…昨日は迷惑かけてしまった。申し訳ない」

 

「いえ、ご主人様の体調管理もメイドの務めですので。こちらこそ倒れるほどの過労まで気付けず申し訳ございません」

 

「いや俺が無茶しただけだから...」

 

「私が気がついていれば...」

 

「くくっ」「ふふっ」

 

なんだか可笑しくて二人して笑っていた。そんな何気ない一時が私にとっては幸せだった。

 

「ふぅ...とりあえず昨日はすまなかった。あと、ありがとう。お陰様で元気になった」

 

「私はメイドとして当然の務めをしただけです」

 

「それでもベルファストが傍に居てくれたのが嬉しかったんだよ。ありがとう」

 

「(シュボッ)はい..///」

 

ご主人様の気持ちが嬉しい。私を必要としてくれてるのが、それこそが私がこの方に仕える理由なのだから。

 

「今日は海域の出撃予定もないし、仕事も殆ど終わってるからゆっくり過ごしてくれ」

 

「はい。ご主人様の仰せのままに」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁ...」

ベルファストと話して暫くしたあと、俺は1人指揮官室でため息をついていた。

今回の風邪の件についてである。それもこれも元はと言えばこの手の中にある黒い箱が全ての要因だった。

 

「結婚...ねぇ...」

 

この結婚指輪、ベルファストに渡したくて買ったはいいもののタイミングが全く分からず渡しそびれてしまった。それを原因に悩んで寝不足になってしまって今に至る。

俺は箱から指輪を取り出し、頭上に掲げて呟く。

 

「どうしたもんかなぁ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私はメイドとしての務めを終わらせて指揮官室に戻るとご主人様が1人ため息をついていた。何故か入りづらい雰囲気に私は中をこっそり覗いてみると...ご主人様は結婚の際に渡すと思しき指輪を頭上に掲げていた。どうやらその指輪の処遇について悩んでいるようだった。

(あれは...誰に?)

何よりも気になるのはそこだった。もちろん私に対してでなくても私は傍に居られるだけでいいのだが...

といつも思っていたが実際に他の人がご主人様と結婚して笑顔でいる姿を想像してしまうと胸が苦しくなった。まるで締め付けられたような痛みを感じる。

傍に居られるだけでいいという思いと本当はもっと傍に居たいという想いが交錯する。自分の『オモイ』が、自分の本心が分からなくなって、私はその場から逃げ出してしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベルファストが夕方頃から様子がおかしい。そう気づいたのはベルファストが仕事を終えて戻ってきたあとからだった。どこかよそよそしいというか、心ここにあらずといった感じだろうか。もしかしたら俺の看病に通常の業務で疲れてしまったのかもしれない。

 

「ベルファスト」

 

「は、はい。なんでしょうかご主人様。」

 

「今日はもう大丈夫だ。ベルファストも俺の看病に仕事に疲れただろう。明日はロイヤル艦隊のほうに出向く予定もあるし休んでくれ」

 

「でっ、でも...」

 

「いいからいいから、な?」

 

「はい...ご主人様がそう仰るなら...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご主人様に言われて私は部屋に戻ってきた。あの指輪を見たあと、私はご主人様を避けてしまっていた。それは私がご主人様にどう接したらいいのか、分からなくなってしまったからである。そんな後ろめたい部分がご主人様にも伝わってしまったのだろう。気を使わせてしまった。

ベッドに横たわり私はすぐそこにある鏡を見つめる。そこにはどっちつかずなダメな私が映っていた。

 

「私は...どうしたらいいんだろう...私自身の本当の『オモイ』は何なんだろう...」

 

右にも左にも行けない。鏡に映った私を置き去りにして、夜はゆっくりと更けていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の日、私は久々にロイヤル艦隊の方で女王陛下のメイドとして仕事をしていた。

 

「...ベル、ちょっと」

 

「はい、何でしょうか。女王陛下」

 

「ベル、仕事に集中出来てないわね。ロイヤル艦隊のメイド長として失格よ」

 

やはり仕事に集中出来ていないのがバレてしまっていた。メイドとしてあるまじき失態である。

 

「...!誠に申し訳ございません。何卒このベルファストに処罰を――」

 

「なら、今日はもういいわ」

 

女王陛下にも見限られてしまった。私は昨日からずっとこうである。自分の慕って仕えさせていただいてるご主人様にも見限られてしまい、自分を見失い、どうすればいいかもう分からなくなっていた。

 

「そのかわり、今からティータイムの話し相手として付き合いなさい。」

 

「...?」

 

「1人の女の子として私の相手をしなさい。ティータイムが1人じゃ寂しいからその間だけベルの話を聞いてあげる」

 

「...!」

 

つまりメイドとしてじゃなく、1人の女の子として相談に乗ってくれるということだ。仕事絡みの関係を抜きにして、自分の悩み事を話していいという。女王陛下の心遣いが凄く有難かった。いつもなら相談事があっても立場上、話すことはなかっただろう。

 

「ありがとうございます。女王陛下、心遣い感謝致します。」

 

「ふんっ。私は1人だとティータイムが味気ないから話し相手に誘っただけよ。それ以上でもそれ以下でもないわ。決して悩み事を聞いてあげようとかそういうのはないんだからねっ!」

 

こうして私と女王陛下のちょっと特別なティータイムが始まった。

 

「で?ベルが悩み事で仕事を疎かにするなんて珍しいじゃない。何があったの?」

 

「実は...」

 

そこから私はご主人様のこと。昨日のことを話した。

 

「それで?ベルは結局どうしたいわけ?」

 

「それは...」

 

私はそのことだけはっきりしなかった。自分がどうしたいのか、どうするのが正しいのか分からなかった。

 

「ベル、私はね。女王陛下だから色んなことを自分で決めて命令しなくちゃならないわ。例えどんなことであっても。だからその命令が間違っていて迷惑がかかることもある。でもやってみなくちゃ間違いかどうかなんて分からない。だから右か左か相手の都合で迷うくらいなら自分が行きたいほうにいって後悔するのよ。後悔なんてその後で充分だわ」

 

「言ってることは分かりますが...」

 

「ベルはどうしたい?他の子が結婚してるのを指くわえて傍で見てるだけで満足?」

 

私は指輪を見てからずっと想像していた場面を頭に浮かべる。胸が苦しくなって耐えられなくなって私は...

 

「...私...私は...ご主人様の1番の....1番近くで頼りにされたい...!傍でずっとご主人様に仕えていたい...!」

 

私はやっと分かった。誰でもない、私自身が行きたい方向が。

 

「やっと決まったみたいね。なら今日はそのまま仕事は無しでいいからご主人様の元へ行きなさい」

 

「はいっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あの子もなんだかんだで世話が焼けるわね。話のいたるところにご主人様好き好きオーラが溢れ出てるじゃない。素直じゃないんだから...もう...」

 

「女王陛下がそれ言います?」

 

「エディンバラ、見てたのね?なら話が早いわ。貴方がベルの代わりとして今日1日頑張りなさい」

 

「えぇ!?む、無理ですよぉ〜...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺はベルファストの帰りを待っていた。いい加減指輪の話について決着をつけようと思っていたのだ。また寝不足でベルファストに迷惑をかけてしまっては元も子もない。なので告白するため外でソワソワしながら待っていたら…

 

「ご主人様!」

 

「ベルファスト?まだ帰るには早いんじゃ...?」

 

「諸事情で早く帰っていいと言われまして...」

 

ベルファストが思ったより早く帰ってきてしまった。しかしここでまたもたついたら次は言えないかもしれない。俺は唾を飲み込み覚悟を決める。

 

「ベルファスト!」

 

「ひゃ、ひゃい!?」

 

ベルファストの肩を掴む。肩を掴んだ時ベルファストは少しビクッと震え、顔が少し赤くなった。

1度深呼吸をする。口の中が乾き、鼓動の音が自分の中に響き渡る。長々と語ってもこの想いは伝えきれないし、ベルファストに届かなければ意味がない。それなら簡潔に想いを直球勝負のストレートで伝える!

 

「俺はベルファスト、君が好きだ!」

 

「...!///」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「俺はベルファスト、君が好きだ!」

 

「...!///」

 

その言葉を言われた瞬間、身体が熱くなるのを感じた。まるで熱でもあるのかと勘違いするほどに。でも嫌な気分じゃなかった。とても嬉しかった。ご主人様が私と同じ気持ちで居てくれたのだから。自分の本当の想いを再確認して、返事を伝える。

 

「これは少々困ったものですね…私から言おうと思ってたのに先を越されてしまいました」

 

「えっ...?」

 

「今まではご主人様をずっと見守り、たまにはお困りのご様子を見ることができれば満足していましたというのに...。ご主人様が結婚指輪を持っているのを見てしまって。自分がどうしたいのか分からなくなって...でも、やっぱりご主人様の傍でいつまでも支えていたいなって思って」

 

今まで抱えていた想いが溢れ出す。

 

「だからご主人様。私もご主人様のことが好きです。私をご主人様のお嫁さんにしてください。いつまでも傍で支えさせてください」

 

「ベルファスト...」

 

ご主人様がそっと私の手を取り、指輪を私の指に嵌めた。嵌めた指輪の手を掲げて太陽に煌めかせる。キラキラした光はまるで私の心を表してるようだった。

 

「嬉しい反面、少し弱りましたね…こんな大切な契りを結んでいただけるなんて、もっとご主人様にご奉仕して、もっとご主人様からお情けがほしくなりますもの…」

 

「俺もだよベルファスト。こんな良いメイドのお嫁さん貰っ てダメダメなご主人様になるんじゃないかって心配だ」

 

そう言って少し苦笑いを見せると、ご主人様が私を抱き寄せた。心が温かく包まれる。この温もりが、太陽の暖かさと相まって心地よかった。そんな温もりに包まれながら、ご主人様に寄り添ってこの人に仕える...だけじゃなく支えていきたいと強く心に思った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「〜という感じで出撃をよろしく頼む。以上だ」

 

私とご主人様が結婚したという話はまだ公にはしないことになっている。ご主人様曰く「話題になると色々と面倒臭いから」だそうだ。でも私はご主人様の困り顔を見るのが好きなのでちょっとした悪戯をしようと思った。

 

「はい、分かりました。では行ってまいりますね。ダーリン♡」

 

敢えていつもはなるべく隠す左手の手袋を外し口元で微笑むように、指輪を見せびらかす。

 

「おっ、おい!?ベルファストさん!??!?!?」

 

その瞬間周りにいた皆がざわつきだす。

 

「ダーリン...?」「へぇ...指揮官とベルファストってもしかしてそういう関係?」「こうしちゃいられない今すぐスクープとして記事にしないと!(ダッ」「お兄ちゃん達どうしたの?」「うーん...ユニコーンちゃんにはまだちょっと早いかもですね」「私もこんなマンガみたいなメイドのお嫁さん欲しいです!メイドさんてやっぱり良いですよね、ダーリンさん?」

 

「ちょ、おい...ベルファストこれどう収拾付けるんだよぉ...」

 

「涙目で困り顔のご主人様可愛い♡では、行ってまいりますわ」

 

「まさかの投げっぱなしジャーマン!?この状況で置いてかないでぇ〜...」

 

いつまでもご主人様を見ていたかったけどそうもいかない。また帰ってきてから堪能することにしよう。

 

太陽は輝いて海を煌めかせる。ちょっと強めの風が吹くこの朝は私達の元に暖かな春の知らせを届けていた。

 

〜Fin〜




「ご主人様が気になるベルファストのお話」如何でしたでしょうか?まず、こんな相変わらずssという割には微塵もショートストーリー感が感じられない長々とした話(原稿用紙にすると約18枚)を最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。感謝感謝です。本当はもっと短くなる予定だったのですがいつの間にか余裕で5000字を超えてました...
ベルファストが人気投票1位になり書こうと思っていつものように書き上がるまで1ヶ月かかってしまいました。おせぇ!(クイブレ感)
ベルファストのことは人気投票まで「とりあえずめっちゃ強い子」としか認識が無かったもので...でも、セリフとか見てみると可愛いなって思えるようになりました。ご奉仕されたい。
そしてごめんなさい。多分、俺のこうあって欲しいという願望と原作のイメージが若干ズレてる可能性があります。というか多分ズレてます。最後の方にうまく原作遵守出来るように変えたつもりなのですが…イメージともし違ってたらごめんなさい。(完璧メイド長でありつつも恋愛ではちょっと恥ずかしがる1面もあってほしいとか)
ちなみにですが前のユニコーンの所とは舞台が違います。なんか鎮守府が違うという例の設定です。断じて二股とかは〇めしゃちょーではありません。ご安心ください。と、それはさておき、ユニコーンとの話とストーリー構造が似てたり描写が似てるシーンがあるのに気づいた人はいるのでしょうか。ごめんなさい。それ俺の趣味です。願望に塗れております。ご了承ください。あとこのアズールレーン結婚話、多分短編集みたいな形で〇〇は〇〇が気になるお話って題名で今後もいくつかやっていこうかなって思います。この子のssが欲しいってリクエストは随時募集中です。もしあれば感想で送っていただければ頑張ります。
ユニコーンの話といえば、そちらはだいぶ読まれているようで先日UAが1000超えてました。あと高評価、感想、お気に入りも貰っちゃいました。ホットなタイトルだからですかね?有難いかぎりです。まだ読んでいないというひとは是非読んでみてくださいね?(宣伝)
次回の話なのですが本当はユニコーンに続き二人目の結婚をしたのでその話を書こうと思ってたのですが先日Twitterで
「エロ小説を書けよ」
と言われてしまい、短小包茎童貞ぼっㄘんㄘんなのでかなり迷ったのですが、何事もチャレンジということで書きます。次は皆大好きR-18です。なおキャラ、構想、一切決まっていません。もしかしたら二人目の結婚した子の話もしくはリクエストキャラのお話が先に出るかもしれませんw
後書きで長々と書いててもしょうがないのでそろそろ締めようかと思います。こんな長ったるい後書きまで読んでいただき本当にありがとうございます!感想、高評価、お気に入りお待ちしております。あと間違いや見づらいと感じたら指摘して頂けると嬉しいです。(前回指摘していただいたので今回は改行を増やして見やすくする工夫をしています)
それではまた次回、R-18かもしれないし、どのキャラかは分かりませんが...楽しみにしていてくれると嬉しいです。
ではでは(・ω・)ノシ

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