と、言った作者のやるせない気持ちから書き上げた1話完結の短編です。
俺の名は〇〇〇突然だが転生者だ。
死因については恥ずかしい黒歴史なので聞かないで欲しい⋯⋯。
で、まぁそんな俺は現在、緋弾のアリアの世界に転生した訳だ。
ちなみに転生特典は無難に武器を使いこなす才能と嫁を頼んだ。
いや、だって原作キャラのヒロイン勢とかNTRしてるみたいで何か嫌だったし⋯⋯まあそんな訳で嫁を一人頼んでみた訳だ。
と、言う訳なのだが⋯⋯
「まさか⋯⋯サードちゃんが来るとは⋯⋯」
「ん? 急にどうしたの?」
「⋯⋯いや⋯⋯何でもない⋯⋯」
そう⋯⋯神様の奴何トチ狂ったのか知らないが⋯⋯グリムノーツで死ぬ寸前にイベントでゲットしたルパン・ザ・サードもとい、クラリス・ルパン・三世ちゃんが特典で付いて来たわけです⋯⋯。
いや⋯⋯確かにオタクとか〇〇ちゃんは俺の嫁とか言うけど⋯⋯確かに生前俺もサードちゃんは俺の嫁だ! だからぜってー入手してやるって意気込んだ訳だけどさぁ⋯⋯。
だからって嫁を転生特典に下さい=サードちゃんを転生特典に下さいはどうなの?
年齢(13)の少女ですよ!? 結婚年齢ですらないわ!
まぁ、それでも返品は不可能なわけだし、来ちゃったものはどうしようも無い訳で⋯⋯しかも生前はそれでも我武者羅に頑張ってイベントクリアまでして入手したキャラクターだけに愛着も強い訳でして⋯⋯その上、イベントの内容を知ってる事もあるが、まだ年端も行かない少女を見捨てるとか罪悪感とか良心的にもねぇ⋯⋯。
と、言う訳でなし崩しに彼女を父親的に側に置いて、現在はまぁ彼女と一緒にヨーロッパに旅行で来ています 。
一応、彼女の故郷になるんじゃね? ていう町とか見てみたいし⋯⋯。
とまあそんな訳で、現在町を歩いて俺はある者に目が止まりそのまま足を止めた。
サードちゃんはそんな俺に気付いたのか足を止めた後、俺の方を見て首を傾げる。
そんな、俺の目の前には金髪でボロボロな姿の少女がフラフラと歩いている。
いや⋯⋯どう見てもあの子リコちゃんだよね? うわぁサードちゃんの保護者なだけに何かある意味運命感じるわぁ⋯⋯。
俺はそんな事を現実逃避的に考えていたら、リコちゃんは俺にぶつかる。
力なく倒れそうな彼女を、俺は慌てて背中に手を回して支える。
俺はため息を1つ吐いた後、サードちゃんの方を見る。
彼女も俺の言いたい事が分かったのか、黙って頷く、俺はそれを確認するとすぐ様、彼女をお姫様抱っこの体制で抱き抱え、取り敢えず今日泊まる場所まで二人して向かうのだった。