Fate/cross wind   作:ファルクラム

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第10話「純愛、神話を越えて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 監獄島に、静寂が訪れる。

 

 誰もが、その光景にくぎ付けになっていた。

 

 ラーマの剣によって、斬り捨てられたベオウルフ。その顔は口内より喀血はしているものの、意外な程穏やかで、笑みすら浮かべていた。

 

 一方で、斬ったラーマの方は苦し気に呼吸を繰り返し、額からは滝のように汗が噴き出ている。

 

 楽しげなベオウルフと、苦し気なラーマ。

 

 両者の表情だけを見れば、勝敗は逆転しているようにさえ見える。

 

 だが、

 

 互いの状態を見れば、何れが勝者であるかは、火を見るよりも明らかだった。

 

「・・・・・・・・・・・・フッ」

 

 不敵に笑うベオウルフ。

 

 その逞しい体躯からは、既に金色の粒子が立ち上り始めていた。

 

 同時にラーマも、後ろ向きに倒れる。

 

 トドメを刺したとはいえ、彼も重傷の身。既に立っている事すら限界だった。

 

 倒れ込むラーマ。

 

 だが、その体が地面に落ちる前に、背後から立香が支える。

 

「す、すまぬ」

「いや、お疲れ様」

 

 ラーマを労う立香。

 

 一方、

 

「なかなか見事だったぜ」

 

 言いながら、ベオウルフは自分の身体から流れる血を拭い、不敵な笑みを浮かべる。

 

 同時に、消滅現象が加速するのが判った。

 

「テメェの女を助けたいって執念、流石だな」

 

 既に力尽きたラーマに、惜しみない称賛を送るベオウルフ。

 

 次いで、大英雄の目は立香に向いた。

 

「楽しかったぜカルデアの。だがまあ、次に機会があったら、今度は一緒に戦いたいもんだな」

 

 その言葉を最後に、竜殺しの大英雄は消えて行った。

 

 後に残ったカルデア特殊班。

 

 既にケルト兵の姿も、どこにも見えない。アルカトラズ監獄は、完全にカルデア特殊班の占領下に置かれていた。

 

 だが、これで終わりではない。

 

「行こう、シータが待っている」

「ああ」

 

 立香の言葉に、ラーマは力強く頷きを返すのだった。

 

 

 

 

 

 ようやくだ。

 

 ようやく、ここまで来た。

 

 この日を、どれだけ待ち望んだ事か。

 

 この北米に召喚されて以来、

 

 否、

 

 神話の時代より幾星霜。

 

 ラーマが願い続けたたった一つの事。

 

 それこそが愛する妻、シータとの再会だった。

 

「シータ・・・・・・シータ・・・・・・」

 

 うわ言のように呟きながら、歩き続けるラーマ。

 

 ナイチンゲールに背負い直される時間も惜しいとばかりに、傷ついた体を引きずって歩く。

 

「シータ・・・・・・・・・・・・」

 

 崩れ落ちそうになる身体。

 

 しかし、執念で立ち上がる。

 

 あと少し。

 

 あと、少しなんだ。

 

「シータァッ!!」

 

 叫ぶ少年。

 

 その声は、

 

 監獄の奥に閉じ込められた少女に、

 

 確かに届いた。

 

「・・・・・・・・・・・・この声は」

 

 顔を上げる少女。

 

 その声を聴くのは、彼女にとっても神話の時以来。

 

 しかし、

 

 どれほど時を重ねようとも関係ない。

 

 誰でもない。最愛の夫の声を、聞き違えるはずは無かった。

 

「ラーマ様ッ!!」

 

 立ち上がり、格子に駆け寄る少女。

 

 そして、

 

「・・・・・・・・・・・・シータ?」

 

 その声は、夫の耳にもはっきりと聞こえた。

 

「シータッ!!」

 

 叫びながら、足を速めるラーマ。

 

 もつれる足をどうにか堪え、倒れそうになる自分を奮い立たせる。

 

「シータッ シータァ!!」

「ラーマ様、こっちです!!」

 

 必死に叫ぶ2人。

 

 だが、しかし、

 

 既に限界を超えたラーマは、急速に自身の意識が薄れて行くのを感じる。

 

「クッ 頼む・・・・・・もう少し・・・・・・もう少し、なんだ・・・・・・保ってくれッ」

 

 祈るように呟くラーマ。

 

 だが、無情にも運命は、彼を現実へと引きずり戻そうとする。

 

 引きずる脚が、地につまずく。

 

「クッ!?」

 

 必死に堪えようとするラーマ。

 

 しかし、既に彼にはその力すら、残されていない。

 

 倒れる体。

 

 目は霞み、耳は何も聞こえなくなる。

 

 落ちて行くラーマの意識。

 

「シー・・・・・・タ・・・・・・・・・・・・」

 

 伸ばす手は、ただ虚しく空を切り、地へと落ちる。

 

 力尽きるラーマ。

 

 次の瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ラーマ様ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歓喜に満ちた声と共に、格子から伸ばされた少女の手が、ラーマの手を掴んだ。

 

 確かに繋がれる、2人の手。

 

 神話の時を超えて、離れ離れになった2人が結ばれた瞬間だった。

 

「シータ・・・・・・ああ、シータッ そこに、いるのか・・・・・・」

「ラーマ様ッ!! ラーマ様!!」

 

 もはやうわごとの様に、ラーマは呟く。

 

 シータもまた、大粒の涙を流し、夫である少年の手をしっかりと握りしめる。

 

「すまぬ、余は最早・・・・・・・・・・・・」

 

 哀しいかな。既にラーマは目も見えず、耳も聞こえない。

 

 折角、最愛の少女と再会できたと言うのに、彼はその姿を見る事は愚か、言葉を交わす事すらできない。

 

 だが、

 

 それでも、

 

 掌に伝わる優しく、懐かしい温もり。

 

 誰が、その感触を忘れるものか。

 

「シータッ!! ああ、シータ!!」

「ラーマ様ッ お会いしたかったですッ ずっと、ずっと!!」

 

 互いの手を、握りしめる。

 

「会いたかった・・・・・・本当に会いたかった、シータ・・・・・・僕は、君がいてくれるだけで、本当に、幸せだったんだ」

「私もです。ラーマ様・・・・・・・・・・・・」

 

 互いに涙を流す2人。

 

 やがて、

 

 最愛の妻の、優しい気配に包まれながら、ラーマの意識はゆっくりと落ちて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 美遊が格子の扉を聖剣で斬り、ようやくシータを牢の外へと出してやる事が出来た。

 

 シータは、ラーマと同じく、美しく長い緋色の髪をツインテール状に纏めた、華奢な体つきの少女だった。

 

 背に大ぶりな弓を背負っている所を見ると、クラスは弓兵(アーチャー)と思われる。

 

 そのシータは今、ナイチンゲールによって治療を受ける最愛の夫に膝枕をしていた。

 

 再開を果たした物の、力尽きて気を失ったラーマ。

 

 しかし、シータと再会できたせいか、その顔つきは幾分、和らいでいるようにも見えた。

 

「そうですか。そのような事が・・・・・・・・・・・・」

 

 これまでの経緯、そしてラーマの身に起こった辛苦を聞き、シータはつらそうに目を落とした。

 

 判っている。

 

 ラーマは人々の希望を一身に集める大英雄。その身には常に苦難が立ちふさがる。

 

 戦い続ける事は、既に彼の運命であると言っても過言ではない。

 

 だがそれでも、

 

 困難に立ち向かう夫を、案じない妻などいなかった。まして、それが自分を救うためだとすれば猶更だ。

 

「あの、さっきから気になっていたんですけど」

「ん、どうした、美遊?」

 

 傍らで治療を見守っていた美遊が、シータに会ってから感じていた違和感を口にした。

 

「どう言ったら良いのか、私にも判らないんですが、その・・・・・・・・・・・・わたしにはラーマさんとシータさんの気配が、同じに思えるんです」

「それは私も感じていました。計測した訳じゃありませんので、多分に感覚的な物になりますが」

 

 美遊に同意するように、頷くマシュ。

 

 対して、シータはクスッと笑って頷いた。

 

「お気づきですか。確かに、お二人の推測は正解です」

 

 言いながら、シータは自分の胸に手を当てる。

 

「実は、私も『ラーマ』なんです」

「どういう事?」

 

 意味が分からず、首を傾げる凛果。

 

 対して、シータも順を追って説明する。

 

「わたし達が、生前に受けた呪いについては、ご存知ですか?」

《確か、猿のバーリの妻によって掛けられた「離別の呪い」だよね》

 

 答えたのは、通信越しに会話に参加していたロマニだった。

 

 生前、魔王ラーヴァナによって攫われたシータ。

 

 ラーマを主人公とする叙事詩「ラーマーヤナ」の骨子は、ラーマが攫われたシータを取り戻す事が最大の焦点となっている。

 

 シータを取り戻す旅の中で、ラーマは猿同士の争いに巻き込まれる事になる。

 

 だが、味方であるスグリーバを助ける為にラーマは、敵対する猿バーリを背中から斬り捨てると言う卑怯な行為をしてしまう。

 

 そのラーマの行為に激怒したバーリの妻は、最悪の呪いを彼に掛ける事になる。

 

 それこそが「離別の呪い」。ラーマとシータは、共にある限り、決して喜びを分かち合う事が出来ないのだ。

 

 だがラーマは強気だった。

 

 たとえどんな呪いだろうと、自分のシータに対する愛が揺らぐことはあり得ない、と。

 

 やがてラーヴァナを倒したラーマは無事にシータを助け出し、共に国へと戻る事になる。

 

 だが悲劇は、ラーマの手の届かぬところから、2人を襲う事となった。

 

 国に帰って程なく、良からぬ噂が2人を取り巻き始めたのだ。

 

 曰く「シータはラーマに隠れて不貞を働いている」と。

 

 勿論、ラーマは信じなかった。そんな事があるはずが無い、と。

 

 だが、噂は留まる事を知らず膨れ上がる。

 

 そして、

 

 ラーマの人生にとって、最大の痛恨事が起こる。

 

 他ならぬラーマ自身が、シータの不貞を疑ってしまったのだ。

 

 嘆き悲しむシータ。

 

 だがそれでも、彼女はラーマへの愛を貫いた。

 

 彼女は自らの身の潔白を証明する為に、自らの命を絶ったのだ。

 

 嘆き悲しんだラーマは、生涯、妻を娶らず、シータのみを愛し続けた。

 

「『ラーマ』と言う霊基は、彼と私とで、共有しています。これが通常の聖杯戦争なら、私、もしくは彼が『ラーマ』として召喚される事になるんです」

《驚いたな、そんな事があるとは・・・・・・・・・・・・》

 

 ロマニが驚愕したような声を発した。

 

 これまでも特異な霊基の例は何度か見て来た。

 

 似ている英霊を上げれば、第3特異点で出会ったオリオンやアン・ボニー&メアリー・リードだろう。

 

 だが、オリオンの場合はメインであるアルテミスの霊基をオリオン本人ブースターの役割を果たして補強していた。アンとメアリーは、確かに1つの霊基を共有してはいたが、彼女たち本人はあくまでも別々の英霊である。

 

 完全に1つの霊基を2人で共有しているのは、今回が初めてだった。

 

 だが、

 

 それは即ち、ラーマとシータは、たとえ聖杯戦争の舞台であったとしても、出会う事ができない事を意味している。

 

 どちらか一方が「ラーマ」として召喚されるなら、当然、もう一方は召喚されない事になる。

 

 「離別の呪い」は、死して英霊になった後も、2人の仲を蝕み続けているのだ。

 

 しかし、今回は通常の聖杯戦争の枠からは外れている為、このような2人が同時に召喚されるエラーが発生したと思われる。

 

 もっとも、再会の直前でラーマの感覚が遮断されてしまった事は、呪いとは無関係ではあるまい。

 

 恐らくそれもまた、決して出会う事の出来ない、「離別の呪い」の一環なのだ。

 

 もし今、ラーマが目覚めたら、シータはまた何らかの理由で消滅してしまう事だろう。

 

「お話は分かりました。私のような者でもラーマ様のお役に立てるのなら、喜んで協力します」

「何か、方法はあるのか?」

 

 尋ねる立香に、シータは頷きを返す。

 

「先程申し上げました通り、私とラーマ様は霊基を共有しています。その特性を活かし、私がラーマ様の受けている呪いを引き受けます。そうすれば、貴女の治療で彼を治せるはずですから」

 

 ラーマの呪いさえ解呪できれば、あとは世界最強の看護婦、フローレンス・ナイチンゲールが、たとえ地獄の淵からでもラーマを強引に引きずり戻してくれるだろう。

 

 だが、

 

 当然ながら、そこには一つ、どうしても無視できない事実が存在している。

 

 すなわち、

 

 ラーマの呪いを引き受けると言う事は、シータの死、消滅は避けられないと言う事だ。

 

 ラーマだからこそ、インドが誇る大英雄だからこそ、致死の呪いを受けて尚、ここまで生存できたのだ。いかに霊基を共有しているとはいえ、シータでは呪いに耐えられないであろうことは容易に想像できた。

 

「そんなッ せっかく会えたのにッ」

「良いんです」

 

 言い募る凛果に、シータは優しく微笑みかける。

 

「ラーマ様は私を見る事は叶いませんでしたが、私は手を握る事さえできた。それだけで・・・・・・ただそれだけで幸福です」

「それで良いの?」

 

 晴れやかな顔で告げるシータに対し、納得いかない調子で尋ねたのはエリザベートだった。

 

 彼女の感覚からすれば、シータの態度は無欲を通り越して異様にさえ思える。

 

 心からの謝罪、語りつくせぬほどの愛の言葉。

 

 幾星霜の時を超えて、ようやく最愛の人と会えたのだ。もっと、色々欲しくて当たり前のはず。

 

 だが、そんなエリザベートに、シータは首を横に振る。

 

「生前、この人は、私を求めて14年間も戦い続けました。魔王ラーヴァナを相手取り、たった2年ほどしか一緒に暮らしていなかった私を。私が死んだあと、私の事を忘れて新しい妻をめとる事も出来たでしょうに、けど、死ぬまでそうしなかった。私はあの恋と、あの愛を知っている。だから、この先もずっと、互いに互いを求め続ける。それが叶わぬ願いだとしても、いつか叶うと信じて」

 

 それこそは究極の純愛。

 

 たとえ共にあれた時間が短くとも、たとえこの交叉路に共に立てた事が一時の幻でも、たとえこの先永劫の時の中を、互いを求めてさ迷い続けたとしても。

 

 構わない。

 

 そんな物は、2人の愛の前では些細な事に過ぎなかった。

 

「それに、伺った様子では、今必要なのは何より強き戦士なのでしょう? それなら、私の夫、ラーマは世界で一番強い御方です」

 

 誇らしげに、胸を張って堂々と、夫をのろける妻。

 

 彼女にとってラーマこそが、己の全てと言ってよかった。

 

「では、呪いをあなたに転写します。よろしいですね?」

「はい、お願いします」

 

 尋ねるナイチンゲールに、迷う事なく頷きを返すシータ。

 

 そんな少女に対し、ナイチンゲールもまた微笑みかける。

 

「私は生涯独身でしたが、それでも誰かの為に尽くす想いは来会しています。短い間でしたが、あなたと語らえて光栄でした。さようなら、ミセス・シータ」

「はい」

 

 頷くシータ。

 

 その彼女に、ナイチンゲールの手によって呪いが転写されていく。

 

 その僅かな時間、

 

 シータは最愛の夫を抱きしめる。

 

 神話の時を超え、ようやく巡り合えた夫の温もりを、少しでも感じる為に。

 

「ラーマ様・・・・・・ラーマ。あなたが背負った物を、私が少し肩代わりできる・・・・・・少しだけ、あなたの戦いの役に立てるね。私、それだけで幸せなの」

 

 眠り続けるラーマ。

 

 そこへシータは、語り続ける。

 

 その姿は、どこまでも気高く、美しく、尊かった。

 

 対して、

 

 見守る特殊班のメンバーたちは、それ以上、何も語らない。

 

 ただ、再び分かれ道を行く2人を見守り続ける。

 

「大好きよ・・・・・・本当に、本当に、大好きなの」

 

 眠り続けるラーマ。

 

 その唇に、

 

 シータは口づけを交わす。

 

 そして・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「・・・・・・ミスター・ラーマ。ミスター・ラーマ。聞こえますか? 耳元で銃を撃ちますか?」

「それはやめてやってくれ」

 

 既に呆れるくらいに聞きなれたナイチンゲールの物騒な囁き、そしてそれにツッコむ立香の声に導かれるように、ラーマは覚醒する。

 

 不思議なほどに、体が軽い。

 

 まるで、先程まで自信を縛り付けていた重りが取り払われたかのようだ。

 

 そこで、

 

 全てを理解する。

 

「・・・・・・・・・・・・ああ、行ったか」

 

 自分の身に、何が起きたのか。

 

 誰のおかげで、自分がこうして生きていられるのか。

 

「ええ。貴方を助ける為に」

「そうか・・・・・・こんな異常な聖杯戦争であればあるいは、とも思っていたのだが・・・・・・これもまた、運命か」

 

 諦念と共に、事実を受け入れる。

 

 既に幾度も味わってきた事。落胆こそすれ、嘆きはすまい。

 

 何より、

 

 シータが己の命を捨てて自分を救ってくれた。

 

 その事実が、ラーマの心に温かい灯を燈していた。

 

「彼女は貴方の手を握り、貴方に接吻し、貴方に涙と愛を注ぎました。だからこそ、貴方は今、ここに立っている」

「ありがとう、ナイチンゲール。その言葉だけで、余は救われた」

 

 たとえどれだけ離れていようとも、

 

 どれだけの困難が行く手に待ち構えていようとも、

 

 諦めるつもりはない。

 

 いつの日か必ず・・・・・・・・・・・・

 

「ナイチンゲール、マシュ、美遊、イリヤ、エリザベート、ドクター・ロマン、それに立香、凛果。心より感謝する」

 

 立ち上がり、少年は、

 

 否、

 

 ついに復活を果たした大英雄は言い放つ。

 

「クラス剣士(セイバー)、コサラの王、ラーマ。改めて誓う。ここより、我が剣を持って、あなた方と戦う事を」

 

 その様は、シータが誇りにした世界最強の勇者、その物の姿であった。

 

 

 

 

 

第10話「純愛、神話を越えて」      終わり

 


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