ハリー・ポッターと黄金の君   作:◯のような赤子

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本編じゃないのでサブタイはこんな感じに

というわけで深緑 風龍様の“Subterranean Electron World”とのコラボです
(人様のキャラを動かすことがこんなに難しいとは(汗)


時系列的にはアズカバンが終わったあたり
ネタからメタまで何でもありのギャグ&シリアスのカオス空間をお楽しみください




~コラボ~
異世界から転生者を召喚したようですよ?


「__というワケで円卓を増やそうと思う」

 

 

“円卓の間”に私の円卓を呼び、シャドウの淹れてくれた紅茶を飲みながら、今回彼等を召集した理由を話すと「急に何言ってんだ」って顔でこちらを見て来やがった

 

するとスッと黄金の獣が円卓を代表して挙手してきたので顎で促す

 

 

「・・・恐れながら黄金の君、円卓を召集した理由は分かりましたが・・・いきなりすぎません?」

 

「犬ッコロの言う通りだよ陛下―!それにさー、あんまり言いたくないけど陛下にもうこれ以上円卓なんて必要ないでしょー?」

 

「白トカゲの意見などに賛成したくありませんが、わらわも同感です。御身はすでに“偉大なる黄金”・・・この間世界に発表されたではありませんか」

 

 

そう、この身はすでに“黄金”ですらない___今の私は1000年ぶりに生まれた“偉大なる黄金”

 

 

「あぁ、あの時は大変だったな」

 

 

各国から祝辞を挙げに大統領や総理大臣、更には普段あまり関わりの無いアジアの王族が「ウチの息子(次男や3男)を是非!」と来たり(全員舐めてんのかと帰した)イギリスからエリーがわざわざ「嘘乙wwプゲラwwww」と王室総出でからかいに来たり(ただ私の姿を見た瞬間、顔つきを変えて祝辞を申してきたが・・・だからアイツやりにくいんだよ)

他にも聖槍を返せとか某最大宗教がトチ狂ったこと言ってきたり(槍を見せたら全員跪いて祈りだしたし・・・コイツ言っとくけど杖の時よりマジウゼェェェエエエ!!!!からな!?)

 

 

「だからこそだ、卿等も最近私のせいで忙しかろう?だから雑事を任せる円卓(雑用)が欲しくてな」

 

「ガハハ!!おう!忙しいぞ!御身から槍を奪おうとする不埒者、更に美しくなられた黄金の君を極東に伝わる「竹の姫」の如く一目見ようと馬鹿が集まって来ておるからなぁ」

 

「他にも御身を恐れ、強硬的な方法で御身の秘密を探ろうとする魔術結社・・・最近は恐らくイギリス王室と思われますが“黄金の夜明け”がチラホラと・・・」

 

 

「でもどうせエリーのことだから証拠は一切ないんだろ?」とニールに問えば、すごく申し訳なさそうに肯定したので卿のせいではないと告げておく

(てかアイツ等まだいたのか、名前が気に食わないから100年前に潰したのに)

 

「てか陛下ぁ、雑用なんて今更必要ですか?全部そこの雑用大好き分身蝙蝠ヤローにやらせりゃいいじゃないですか」

 

「・・・トグサ殿、もしかしてそれって私のことですか・・・?」

 

「あん?それ以外誰がいんだ?」

 

「あぁ・・・羨ましいですわウォーカー、陛下の雑用など何たる光栄」

 

 

ウォーカーが軽くキレてコチョウを睨むが、コチョウが手のひらにドス黒い炎を出すと、すごすごと引き下がった。だからお前のヒエラルキー低いんだよ・・・

 

 

「ウィラトリア様、雑用など全てこのシャドウに任せていただけますれば」

 

「ならんよシャドウ、卿は今も多くの仕事を任せておるのだ。私の子にも、孫や子孫にも卿は必要だ。過労などされてはたまらんよ」

 

「我が君、恐れながらこの身を老体と侮ってくださるな。我が身が御身の円卓であることをお忘れか?」

 

「言い方が悪かったな、これは気分転換なのだよ」

 

 

そう言うと視線が私に集まった

 

 

「そういえば黄金の君、円卓を増やすと言われましたが・・・アテはあるのですか?」

 

「ふむ、ようやく本題に入れるな。私が今回円卓に加えようとしている者、それは・・・」

 

 

 

 

___悪魔だ_____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪魔を加えようと思う__そう言った瞬間、3者3様といった感じの反応を皆が示した

あんなモノをと顔を顰める者、斬りたいと手元の刀をチキチキ鳴らす者、そんな低種族など私に相応しくないという者

 

 

「陛下、そんな汚物など!清廉なる御身にはふさわしくありませんわ!!」

 

「私もクソ狐にさんせーい」

 

「でもよぉ、姉さんに姐さん。陛下が欲しがってんだぜ?」ウズウズ

 

「お前はただ斬りたいだけであろうが」

 

「アラン殿の言う通りですよトグサ。せめて刀から手を離してそういうことを言いなさい」

 

「我が君、ある意味ではウォーカー殿もまた悪魔を言える存在なのでは?」

 

 

概ね反対(一人を除く)といったところか、だが__

 

 

「ウォーカーには盾の役割がある。それに言ったろう?気分転換だと」

 

「__?それはどういう?」

 

「私は王だ。あの時、正式に臣民に王として君臨することを許してもらった。・・・が、思うのだよ、綺麗なだけの王などつまらんではないか」

 

 

何より私が決定したのだ、ならばそれで決まり

コチョウが変わらず反対してくるが、それを獣が押しとどめ

 

 

「・・・安心しました」

 

「ん?」

 

「あの時・・・御身は変わられた、“黄金の君”ではなく“偉大なる君”へ・・・ですが・・・御身は変わらず暴君であらせられる」

 

 

それが何よりも嬉しいと獣が涙を浮かべ、私を見て来る

 

 

「変わらんさ、私は私。ウィラトリアを・・・卿等の主を舐めてくれるな」

 

「分かっております。未来永劫、御身の狗であることをどうか・・・」

 

「良い、許す。それは卿等も同じだ。私の為に死ねる栄誉に感謝しろ」

 

 

ザザっとその場で跪く我が爪牙達

 

 

「さ、では悪魔召喚の準備でもしようか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()を見ながら召喚陣を円卓を退け、描く

 

 

「__ふむ、こんなもんかな」

 

「・・・あの・・・黄金の君?その手に持つ物は・・・」

 

「ん?決まっているじゃないか、マンガだよ、マンガ」

 

 

え、っと全員絶句といった感じの顔をしてるけど・・・何で?

 

 

「陛下!?何故マンガなのですか!?」

 

「あん?舐めるなよウォーカー、マンガだぞ!?人類(リリン)が生み出した文化の極みにして人生の教科書に私が指定したんだ!!マンガに書いてあるなら間違いないだろう!?」

 

「なんすかその漫画に対する絶対の信頼は!?いや、日本人として嬉しいですよ!?でも納得いかねぇ!!」

 

 

ギャーギャーと煩い円卓を黙らせて、取りあえず何回かやらせろとお願いすると、しぶしぶと言った感じで了承してくれた(ただ万が一を考えてか、全員剣を抜いているが)

 

では始めるぞと言い、呪文を唱える

 

 

「コホン、では・・・“アル・エリ・エロ・アロ・ルロ・・・「ちょっ!?待った陛下!!」・・・何だトグサ」

 

「今何呼ぼうとしました!?」

 

「何って・・・『ムヒョロジ』の魔元帥を・・・」

 

「いやカッケーけど何で!?」

 

「だって今年アニメ化だs「メタ禁止ィ!!」っチ」

 

 

やはりトグサ、流石日本人。このネタに反応するとは・・・(結構欲しかったんだけどなぁ)

 

 

その後は普通の呪文に変えたのだが・・・ちょっと酷くない!?

 

何故か出てくるのはおかしな悪魔ばかり

三つ揃い赤いスーツのさすデミや(絶対言う事聞かないから強制的に返した、何よりアイツいないとアインズ様が困るし)あくまで執事な超イケボ悪魔(帰る直前、何故かシャドウと紅茶淹れ対決を行い、終わった後ガッチリ握手してた。てかイギリス行って来い)

 

変なのばかりな為、有名所(サタンとかベルゼブブとか)にまつわる呪文を唱えてみるも・・・

 

 

「・・・もう嫌・・・」

 

 

出て来たのは・・・

 

 

「お、なんや嬢ちゃん!ワイに何か用かいな?よっしゃ!ここは一丁オッちゃんが手ぇ貸したr「アザゼルは呼んでも“アザゼルさん”は呼んでなぁぁああい!!!」←お帰りいただきました

 

 

マジどうなってんだよ!?えぇ!?黄金の魔力だぞ!?何より王族で美少女!!しかも処女でこの世界でもかなり貴い血を持った美少女ォ!(大事なこt)に寄ってこないなんてお前等本当に悪魔か!?←(実は影でコッソリと神獣3匹が神気垂れ流してました。なお、それでも悪魔が来たことにビックリしたとかなんとか)

 

 

「~~~~っええい!!これだけは唱えたくなかったが、もう知らん!!」

 

「っ!黄金の君、いったい何を!?」

 

「いやwwちょっとお手伝いをねwwじゃなかった。いいからお前等は黙って見てろ」

 

 

今までの召喚では私の魔力のみ(それでも悪魔には極上すぎると言われた)だったが、カリっと指を噛み、血を陣に混ぜる

 

 

「っぅ!!陛下!!」

 

慌てふためくコチョウを下がらせ、今度こそ本命の呪文を唱える

 

 

「__“素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ。

  降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

 

閉じよ(満たせ) 閉じよ(満たせ) 閉じよ(満たせ) 閉じよ(満たせ) 閉じよ(満たせ)

 

繰り返すつどに五度

ただ、満たされる刻を破却する____Anfang(セット) __告げる

 

汝の身は我が下に、我が命運は我が剣に

我が声の寄るべに従い この意、この理に従うならば応えよ”____!!」

 

 

明らかに今までとは違う感触を感じ(流石Fa○e)思わずガッツポーズを取り、出て来た悪魔を確認しようとすると、獣達が大慌てで私を下がらせた

 

いきなり何だ、と問いかけると冷や汗を顔に浮かべながら獣が信じられないことを言ってきた

 

 

____出て来たのは”神”だと____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__思わずまたかと僕は思った、また転生(・・・・)かと

 

(マジ何度目だよ、シン・ゴジラになったり色んな世界行ったり・・・勘弁してくれ。嫁や夫、子供が僕にはいるんだぞ!?)

 

 

他にもブツブツ文句を垂れ流したかったが・・・ちょっとそれどころではないらしい

 

 

「で、誰アンタ等?」

 

 

キィン__と突如襲ってきた相手の刀を僕が持つ魔剣ダークネスムーンで受け止める

 

 

「っ!?この俺が斬れねぇだとぉ!?」←超喜悦

 

「っ!・・・この剣で切れないものなんてないハズなんだけど・・・」

 

 

おかしい・・・僕の直感がここが『ハリー・ポッター』の世界だと告げている

しかし・・・

 

 

「トグサ!退きなさい!!」

 

「あぁん!?んな勿体無いことできるかよ!!なぁ姐さん!俺が斬れねぇ!斬れねぇんだぜこの悪魔!!俺にくれよ!なぁ!」

 

「じゃあトグサ―!___そのまま死んで私にその席返せやゴラ」

 

 

刀を持った男(日本人かな?)が慌てて僕から離れると、すぐ目の前にあり得ない熱量を持った炎と、ドス黒い呪いに包まれた炎が目の前に迫っていた

別にこの程度なら触れても問題ないが、帰った時にフランやこいし達が煩いし、心配するので取りあえず切り捨てた後、服に燃え移らないよう避ける

 

(というか・・・先程も思ったがここ本当に『ハリー・ポッター』か?あの綺麗な女の人達、完全に神クラスだよね。しかも・・・)

 

 

__目の前の男なんか完全に主神超えてるじゃん___

 

 

 

「・・・神か・・・キサマのような存在が下界に・・・黄金の君の前に立つなど何たる不敬か、死を持って償え、名も知らぬ神よ」

 

「えぇ~・・・機嫌が悪いのはこっちもだよ。勝手に呼んでおいてソレ?あと神風情を一緒にしないでくれない?これでも僕“創造王神”なんで(黄金の君?)」

 

 

互いにピリピリと・・・常人では耐えられないような殺気と神気が部屋に充満し始め__どちらともなく手に持った刀と剣が交差する

 

キン_キンと認識不可な速度で互いに部屋中を駆け回る(てか広いなここ)

数回目のつばぜり合いになり

 

 

「・・・ねぇ、何でその姿してるの?牙で僕のこと噛めばいいじゃん」

 

「っ!私の正体を・・・!?」

 

「簡単に分かるよ、君はどの転生先でも有名だしね。ここでは“神々の黄昏(ラグナロク)”を生き延びたんだ、ふぅん・・・」

 

「・・・意味の無いことを・・・!キサマに我が牙が届くとは到底思えん、何より・・・!!」

 

 

つばぜり合いから互いにいったん離れる

 

 

「この姿は黄金の君たる、あのお方からいただいたのだ!!我が名を刻め!神を超えた神よ!!我が名は“獣”!!黄金の獣なり!!」

 

(“黄金の獣”・・・?それって『Dies irae』のラインハルト卿じゃあ・・・ってアレ、あの顔・・・まさか!?)

 

メリクリウスと出会う前のラインハルト卿!?___と僕が驚いていると、それを好機と彼_黄金の獣が飛び込んで来た

咄嗟に迎撃しようとするも、それはできなかった。なぜなら・・・

 

 

「そこまで。キサマ等・・・ここは私の国で私の城だぞ?自重しろ」

 

 

黄金__そうとしか形容できない少女が・・・しかし、その手に尋常じゃない力を秘めた槍を持って僕達の間に突如現れたからだ

初めは僕の友にして主君であるギルガメッシュのような雰囲気かと思った、だが違った

先程は彼をラインハルト卿のようだと思ったが・・・それは間違いだった

黄金に輝く髪と瞳、チラリと見える腕と足だけで彼女の身体が人体として完成された黄金比率で彩られているとイヤでも分かってしまう

 

先程彼が言った“黄金の君”そしてこの威光・・・間違いない

 

 

「・・・君がそこの彼が言った“黄金の君”・・・かな?」

 

正解(エサクタ)と言えば卿には通じるだろう?なぁ____私と同じ転生者(・・・・・・・)君?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・おかしい、私はただの雑魚悪魔を呼んでちょっとしたお願い(雑用&使いっパシリ)を優しく(脅して奴隷化)しようとしてただけなのに

 

 

「・・・何コレ、何でガチバトルが始まってんの?」

 

 

突然トグサが斬りかかり、それを防ぎやがった(スゲェ、あいつ私の“黄金領域”にもキズつけるのに)

更にはアルヴィーとコチョウの連携もいとも簡単に切り捨て(あれ?)

今は私の獣と当たり前のようにバトってる(アルェ~?)

 

この辺から私は呼んだ悪魔?神?とやらに疑問をもった。というのもハッキリ言ってこの世界には神など存在しないし(それは獣が確認済)そもそも“神々の黄昏(ラグナロク)”を生き延びた神格持ちでもアイツは最強だ。ゆえに私は欲したのだから

 

この辺りから私は疑問が尽きなかった、今の私ですら苦労するコイツと普通に戦えてるアレが普通の神や悪魔風情ではないと

そして、私の疑問は確信へと変わったのは召喚した神とやらが発した一言

 

「っ!?ラインハルト卿!?」

 

 

(あ、決定だわコイツ、転生者だわ)

 

 

いや~転生者ってホントにいるんだな~(←おまいう)と思いながら、取りあえず私のクレーリア城を壊されてはたまらんと思い、彼等を止める準備をする

 

 

「陛下!?一体なにを!?」

 

「アレ等を止める準備だよニール」

 

「危のうございます陛下!!」

 

「あん?ではウォーカー、お前が止めるか?」

 

 

すると見ていたウォーカー、ニール、アランがブンブンと顔を横に振っていた。おい、それで良いのか私の円卓ェ・・・

 

(まぁ分からんことは無いがな、危機管理能力も無い阿呆などいらないし)

 

そう思いながら、杖を手に持ち、私以外では初代しか担うことができなかった聖遺物を召喚する

 

 

「『形成(Yetzirah)』」

 

 

杖が砕け、黄昏のような光と共に、私の瞳の色も変化するのを感じる

光が収まると、私の手には1本の槍__聖槍が握られ、其の名を呼ぶ

 

 

聖約・運命の聖槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)

 

 

ヒュっと軽く振り、『姿眩まし』と『姿現し』で彼等の間に現れ、矛先を転生者へ、柄の方を獣の喉元に当て__

 

 

「・・・君がそこの彼が言った“黄金の君”・・・かな?」

 

正解(エサクタ)と言えば卿には通じるだろう?なぁ____私と同じ転生者(・・・・・・・)君?」

 

 

 

 

 

私がたまたま呼び出した悪魔ではなく神、もとい転生者。名はラーク・エタンセル・キュアノス・パンセリノス・アルカディア・エデン (ガルッチかエデンと呼んでくれと言われたのでガルッチと呼ぶことにした)

 

なのでこちらもウィラと呼んでくれと言った

ん?初対面で得体の知れない相手なのによく許したって?なに、簡単な話だ

 

 

※数分前

 

「・・・何故、僕が転生者だと?それにそのネタ(エサクタ(正解))・・・まさか!?」

 

「そういうことだ、何なら証拠を見せようか?」

 

「一体どうやって・・・」

 

 

スゥっと息を吸い__

 

 

「クラナドは?」 「人生」 「セイバーは?」 「俺の嫁」 「オォン!?私の嫁に決まってんだルロォ!?」

 

「「YEAAHH!!」」パァン!__ピシ ガシ グッ グッ

 

 

な?簡単だろ?

 

円卓も最初は得体の知れない相手&神ということでかなり警戒していたが、ゆっくり話したかったので、今は獣とシャドウのみを残してあとは退席させた

 

 

互いに元同郷(私も多分、前世は日本人だと思う。今更ながら)ということで話が進む進む

自己紹介も終えたとこでシャドウが紅茶のおかわりを淹れてくれたので、ひとまず一息つくことにした

 

 

「__っ!美味しい、今までいろんな世界を回ったけど、これが一番だな」

 

「だそうだぞシャドウ?喜べ、神・・・それも幾多の神々の上に立つ創造王神からの褒め言葉だ」

 

「それは光栄、ですが私としては御身自身のご感想をお聞かせ願えますかな?」

 

「パーフェクトだシャドウ」

 

「感謝の極み」

 

 

頭を下げ、スっと静かに視界の端へ身を寄せるシャドウ

 

 

(しかし・・・創造王神・・・か)

 

自己紹介の時に聞いたが・・・とにかく色々スゴイ

“幻想の担い手”“五代目創造王神”とやらにして何度も転生を繰り返しているらしく、その全ての記憶があるだとかなんだとか

転生したのは何も“人型”だけでなく、ゴジラ(シン・ゴジラ?って言ってたけどそんなゴジラいたっけ?確か『ファイナルウォーズ』で終わったはずじゃ?)や、なんとニャルラト・ホテプ(San値ピンチ!)に転生したこともあるらしい!(よく正気を失わなかったものだ)

 

念の為、『黄金の瞳』で色々見ようかとも思ったが、何か私のゴーストが急に囁いてきたので止めて正解だったな(外なる神の心なんか覗いたら絶対発狂するもん)

だがそれはガルッチも勘づいたらしく、「見ない方がいいよ」と言われたので大人しく従うことにした

 

 

 

「___ヴぇ!?お前“男の娘”!?嫁も夫もいて、しかもそれはあのフランにこいしにイリヤだとう!?リア充め!!爆発しろ!!」

 

「いや、ウィラにだけは言われたくないよ!?何、君の円卓!?美男美女!?王族の生まれで長い歴史の中で3人目の逸脱者!?はぁー!やってらんないね!これだから転生者はチートで嫌いなんだ」

 

「いや卿にだけは言われたくない!神!?しかも二次嫁が本妻で3人!?一人私のメイドに寄こせや!!」

 

「誰が嫁をメイドに!・・・いや、メイド姿で奉仕してもらいながら上目遣いで・・・うん、取りあえず今回無理やり連れて来られたんだ、メイド服で許してやるよ」

 

「上から目線でくるな、私はこの城の主で王だぞ?」

 

「僕は神だけど?てかウィラって雰囲気ラインハルト卿だけど、喋ったらギルみたいに暴君なんだね」

 

「うん、ちょっと待とうか。今ギルっつった?」

 

「あぁ、英雄王ギルガメッシュさ。僕一応彼の臣下・・・ってどうしたの?」

 

「もう嫌この転生者・・・」

 

「__?ところでウィラの特典は?転生したなら神に会って特典の一つや二つ貰ったんだろう?」

 

 

さしずめ、ラインハルト卿関係かな?とガルッチが私に聞いてくるが・・・

 

 

「あーいや、私は神などには会ってないよ」

 

「え、でもその容姿にさっきの槍って・・・」

 

「我が王族は家名をエル・ドラドと言う。王位継承権は金髪金眼、この膨大な魔力も先祖代々受け継いだものだ。槍もそうだ、ただ私以外では初代黄金__ヴァンシエル陛下しか使えなかったらしいがな」

 

 

そこまで言い切り、何となく唇を湿らせたかったので紅茶を一口飲む

 

 

「・・・そもそも私は死んだのかどうかすら分からん・・・前世の記憶などオタク関係しかなく、性別すら思い出せん、歳もそうだ。卿は悩んだことはないか?“私は誰でどこから来たのか?”__と」

 

「・・・うん、何度も悩んださ」

 

 

続けてガルッチも独白する。自分が嫌いでならなかったと、他人が信用できず仮面を被りながら生きていたと・・・そう言うガルッチを私は他人とは思えなくなっていた

 

似ているのだ、在り方が。何度も悩み、最近ようやく「あぁ、私は(ウィラ)なんだ」と受け入れることができた私、悲しんでくれる人がいるとようやく認識できた私とあまりにも似ていた

 

容姿もそうだ。本人は男の娘(証拠見せようかと言われた時はマジDies iraeぶっ放そうと思った)らしいが、どうみても女にしか見えない

アクアマリンのセミロング、右の瞳は虹色、左の瞳は空色とまさに宝石としか言いようがないくらいに美しい

袴を履き、軽く着崩した着物から覗く肌は極上の色気に包まれていて、先程部屋を退出しようとしたコチョウが思わず喉を鳴らしていたほどだ(まぁ次の瞬間「浮気とは良い度胸だ」と冗談を言ったら最後のガラスをぶち破るが如く身を投げ出して反省していたが)

 

私に負けず劣らずの美しさは我が円卓すら魅了するらしい(トグサはノーコメントで、言わなくても分かるだろうし)

 

 

「でもさ、そう言いながらウィラ、君悩んでないだろう?」

 

「あぁ、答えはすでに得たからな」

 

 

卿もそうだろう?と返してやれば、ガルッチもコクリと頷いた

 

 

「うん、家族には助けられてばかりだよ。こればっかりは神でも関係ないみたいだ」

 

「私もさ、王であろうと・・・いや、王だからこそ家族に支えられ、民草や臣下に助けられている」

 

 

互いに微笑みながら家族を思い浮かべていると、私の後ろのほうから何やらグスグスと泣く声が聴こえてきた

なので振り向くと、獣とシャドウが互いに泣いていた。何事かと聞くと先程の私の言葉に歓喜したそうで、微笑みは苦笑へと変わっていた

 

 

 

 

__異世界から来た転生者とのお茶会はまだまだ続く____

 

 




ということで次回に続きます
ちなみに作者はシン・ゴジラちゃんと見てます(映画館に二回見に行きました)

ネタの数々に皆様は気づけたかな?
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