ハリー・ポッターと黄金の君   作:◯のような赤子

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※注意
今回下ネタあり


そして前回と負けず劣らずのネタ回です

それと様々な対立を煽るような描写がありますが
あくまで作品の中の出来事と割り切ってください
(全てが全て、作者の考えではないのであしからず)

ついでに言えば______作者は「たけのこ派」です(震)



転生者が異世界へ帰るそうですよ?

___膨大な魔力が渦を巻き、世界がソレ等がぶつかり合う度悲鳴を上げる。その中心には・・・

 

 

「うぉぉあああああ!!!ガルッチィィィイイイイ!!!」

 

「がぁぁあ!!ウィラアァァアアア!!!」

 

 

神すら殺す槍を掲げ、世界すら破壊できるソレを血走った眼で突きつけるウィラ

神々すら地に落とせる力を、矮小な人間の少女へ全力を賭して放とうとする創造王神ガルッチ

 

それを眺める黄金の獣とシャドウ、他の円卓皆も思う

何故こうなった__と

 

 

全ては僅か数十分前、全てはその一言から始まった

 

 

 

 

 

 

初めて私以外の転生者に出会ったということもあり、私は久々に楽しいお話しに興じていた

 

 

「そういえばガルッチ、お前男の娘(・・・)とか言っていたが」

 

「ん、あぁそうだよ。何ならこの場で証k「殺すぞキサマ」冗談だよ、冗談。で?それがどうかした?」

 

 

この話は先程もした。だがその中で一つ気になることがあったのだ

 

 

「その・・・お前、子供いるんだよな?」

 

「うん、僕と奥さん達の間、それと僕自身が産んだ子が全部で15人以上いるよ」

 

 

思わずクラっとなった。だって15人だぞ15人!!どんだけ子沢山・・・もとい、やることやってんだよ!?

 

顔が赤くなるのを感じながら、ガルッチにあることを問いただす

 

 

「なぁ、ガルッチ・・・」

 

「何?急に改めて」

 

「__って  じ?」

 

「え、何?聞こえない」

 

「~~っ!!その、子作りってどんな感じなんだ///!!?」プシュー///

 

「・・・え?」

 

 

~~~~っ!!鈍い奴だ!この私が恥を忍んで聞いているのに!!

 

 

「わ!私には子を授かる使命がある!王家を私の代で途絶えさせるワケにいかんし・・・その・・・後学として少し・・・///」

 

 

俯きながらもそう聞くと、コイツ急にニヤリと嫌な笑みを浮かべ・・・

 

 

「あぁ、そりゃ凄いよ?○○(ピー)しながら○○(ピー)なんて普通だし、それ以外にも○○(ピー)を嫌がるイリヤに無理やり飲ませるなんてもうすごく勃()ピーしてそれをそのまま気絶していたフランに○○(ピー)して・・・あぁ、僕の旦那もすごいよ?デカイ○○(ピー)○○(ピー)○○○(ピーーーーーー)___」

 

「~~~~~っ!!!?もういい!!それ以上言うな!!耳が穢れる!!」

 

 

顔がケムリを上げそうになるのを感じ、手で隠す。そると「まぁウソだけどね」と言われたので思いっきり呪いを込めた『ira ira ira』を召喚したが全部一瞬で消えた(マジ転生者理不尽○ね)

 

 

「酷いなぁ、僕は聞かれたから答えただけなのに」けらけら

 

「嘘じゃないか!!わ、私はホントに!!」

 

「はいはい、ウィラちゃんも思春期だもんね~wそういうの気になるお年頃かwwよぉし、お兄さんに任せろー!」バリバリバリ

 

 

手元に財布(・・・何故マジックテープ?)を出し、その中からホイと渡されたのは・・・

 

 

「な!?なななな///!??」

 

「あれ、エチケットだからウィラも一つくらい」

 

 

そう、渡されたのはエチケット用のアレ(・・)、しかも薄い、すごく薄い

 

 

「いるかンなもん!!『黄金の火』ィィィイイ!!!」ボオウッ!!

 

 

マジふざけんな!!とフーっフーっと息を荒げ、ガルッチを睨む

 

 

「でも王族ってそういうのかなり早い気がするけど・・・」

 

「王族に変な偏見持つな!!それに私はする時はそのまま授かると決めておるのだ!!そんな物いらん!!」

 

「へぇ、じゃあ相手は?」

 

「・・・へ?」

 

 

再びニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべ

 

 

「その感じじゃ好きな人はいるんだろう?誰?ハリーとか?それとも僕も知らないこの世界の住人?」

 

 

今すぐこの余裕そうな顔を剝ぎたくなった、エル・ドラド家に伝わる拷問でもしてやろうかこの転生者もとい神

 

だが、もう一人の私(あの泥じゃないぞ)が「逆に考えるんだ、相談してみればいいさと」とまるで星の運命を持った一族の始まりの父親みたいなことを言ってきたので、コホンと咳払いをし、取りあえず相談してみることにする(どうせコイツ本編に出ないし・・・多分)

 

 

「ハリーじゃない、彼は私のタイプではないからな。言っとくが別の王族でもないぞ?結構王族同士の結婚は面倒だからな」

 

「・・・あぁ、どちらが婿とか嫁に入るか決めるのがか」

 

「ほぉ、頭が回るな。まぁそういうことだ」

 

「うーん、僕的にハリポタ世界で当たりはルシウスかな、結構好きなキャラなんだよね」

 

(へぇ、意外と趣味が合うな。だが・・・)

「訂正しろガルッチ、卿から見れば物語の登場人物にすぎないかもしれんが、彼はこの世界で生きるれっきとした人間で、私の友だ」

 

「それは・・・うん、素直に謝るよ、ゴメン」

 

「分かれば良いさ」

 

「でも誰?それ以外だと血筋から考えて・・・ドラコ?それともシリウス?」

 

「ドラコも良い男だ、だが足りないな。シリウスなど論外だ、我がエル・ドラド家を差し置いて何が王家か、何がイギリス魔法界の王族か。そんなもの我等だけで良い」

 

「・・・嫌いなの?シリウス」

 

「シリウスがではない、ブラック家が、だ。つい最近もこの城に呼んで王号を返上させ、しかと私に跪かせたしな」

 

「・・・ギルといい君といい、王様ってのはホントに・・・」

 

 

__?何を頭を抑える必要があるのだろうか?気に食わないから潰す、基本だろう?(むしろ家系ごと潰さないことに優しさを感じる所のはずだが?)

 

 

「まぁいいや、で?ウィラの好きな人って?」

 

「うっ・・・恥ずかしいな、なんか」

 

 

そういえばこんな感じの恋バナ?ってのはしたことがない。何故かジニーも他のホグワーツの女生徒達全員が私と付き合うのは金持ちのイケメンと決めつけるのだ

だから少し新鮮な気持ちと共に打ち明けた

 

 

「て、てんてーだ///」

 

「・・・ごめん、誰?」

 

「すっスネイプてんてーだ!何だ!悪いか!?確かに鷲鼻だし髪の毛ワカメだし、陰険だしグリフィンドールを毛嫌いしてるし、ハリーを嫌ってるけど初恋の人の子供だから守ろうとしてもそれが全部裏返って、逆に勘違いされまくるけどでも凄く良い人で、恩はちゃんと返すし、礼儀も実はなってるし、それにすごく可愛い人なんだぞ?ホントだぞ!?私が薬の作り方教えてる時に「私のことは先生と呼べ」と言ったらイヤイヤながらもちゃんと先生って返してくれたし、それだけでもう顔が真っ赤になるの隠すの大変だったし、セブルスなら私を王としてじゃなくて一人の女性として愛してくれるって信じてるし、絶対赤ちゃん可愛がってくれるもん!セブルスの髪の毛クンカクンカしたいし、時々ワザと太ももチラリってすると顔をプイって背けて「教師をからかうものではない」って!!ねぇ!マジあの人可愛くない!?初めてあった時からあの人に○してほしくてたまんないんですけど!!ねぇ!私どうしたらいい!?」

 

「知るかンなもん、発情期の猫かお前」

 

 

キサマァァアア!!!と獣が突貫するもすぐさま私が『黄金の鎖』で雁字搦めにし、シャドウに窓から捨てるように言うと、シャドウは言われた通り、獣を引きずり窓からゴミの如く投げ捨てた(ヤベ、今日生ごみの日だったっけ?)

 

するとガルッチは頬をポリポリ掻きながら

 

 

「まぁウィラの言う事も分かるよ、僕も前はここじゃないハリポタ世界でホグワーツの生徒になったことあるけど、うん、確かにあの人良い人だよね・・・って、そんな殺気ぶつけないでよ、盗らないって」

 

「・・・フン、当然だ。彼は私の獲物だ、誰にもやらんよ」

 

 

スネイプご愁傷さまとか聴こえたが、気のせいだな、うん

 

 

 

その後は普通の中身の無い、他愛のない話ばかりだった

だが・・・途中からその雲行きが怪しくなる

 

 

「そう言えば同郷で思い出したが・・・最近、カップ麺食べてないな」

 

「__プっw王族wwカップ麺www何?ジャージでズルズルってwwwww?」

 

「舐めるなよ?ジャージは動きやすいし、カップ麺も中々・・・」

 

「え゛!?マジ・・・?」

 

「あぁ、最近食べてないなぁ・・・」

 

 

___赤いき○ね

 

 

私が溜息をつきながらそう言うと、ピクリとガルッチが反応し

 

 

「いやいやいや・・・何で赤いの?普通緑のた○きでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピシリ__と物理的な音がウィラの方から聴こえる

 

 

「・・・はぁ?何も分かってないな、緑などかき揚げではないか」

 

「いやいや、そっちこそただの油揚げじゃん。それくらいどこの家庭にもあるでしょ?」

 

 

王様ってそんなことも知らないの?とガルッチが言い、互いがズイっと額を合わせ___

 

 

「・・・たけのこ」

 

「きのこ」

 

(ブチ)「うどん」

 

(カチン)「蕎麦」

 

 

ガタリ__と互いに立ち上がるが、ウィラがやれやれと頭を振り

 

 

「・・・ふぅ、少し冷静になろうか、この手の議論はすでに何回も行われている」

 

「・・・そうだね、ちょっと白熱しそうになったけど、これはいけないな」

 

 

ハハっと互いにそれだけで諸人を魅了してやまない笑みを浮かべ

 

 

「そうだウィラ、お詫びじゃないけどさ」

 

 

はいコレ__とガルッチがウィラに手渡したものは

 

 

「__?何だコレ?」

 

「あぁ、僕これでも愉悦部員だからさ。だから『超究極天元突破激辛麻婆豆腐』。言っとくけどコレ、ギルに出したら“エヌマ・エリシュ”で世界ごと否定された劇物だから。それもうすぐ会うアンブリッジにでも食わせてやりなよ」

 

「うわぁ・・・何コレ・・・赤通り越してもう紅とか朱じゃん・・・まぁくれるなら貰うけど」

 

 

「取りあえずウォーカーで試すか」と被害者1号が決まると、それに続きガルッチが手渡したものは

 

 

「じゃーん!“GゲーマドライバーΩ₋Mark2”!!これ結構僕のお気に入りでさ!元々は『ファンタズム』って仮面ライダーに変身するベルトなんだけど___」

 

 

気分良く渡した物の説明をするガルッチ

するとウィラはしばらくガチャガチャと扱い___

 

 

「・・・ファンタズム?知らんな。何だ、アマゾンとかそういうのの亜種か?」

 

 

その言葉にピシリと固まるガルッチ。そして「まさか・・・」とウィラに

 

 

「・・・ウィラ」

 

「うん?」

 

「君・・・平成派(・・・)?それとも昭和派(・・・)?」

 

 

そう、これもまた大多数が争い、流された血は膨大な議論

ゆえにガルッチは願う、どうかこれだけは自分と同じであってほしいと

 

 

「何だ、決まってるじゃないか」

 

 

二コリとガルッチですらドキリとする笑みを讃えるウィラを見て、安心するガルッチ

だが・・・それは次の言葉で崩壊する

 

 

「ほっ、そうだよね!やっぱり平s「昭和」・・・は?」

 

「だから私は昭和派だ。何だ最近のライダーは、いちいち恰好付けやがって。別にイケメンなんぞいらん。昔のように濃く、そして泥臭く!」

 

 

「あと」と続くウィラの言葉をもう聞きたくないとガルッチは反射的に耳を塞ごうとする。これ以上はもう我慢できないと

しかし無常にも、その美しい神すら魅了するウィラの声がガルッチへと届く

 

 

「今のライダー・・・バッタじゃないからライダーじゃないじゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___ザワリっ・・・!!___

 

 

「おい今なんつったテメェ・・・バッタじゃなかったらライダーじゃねぇのかア゛ァン!?」

 

「っは!当たり前だ、石ノ森先生の素晴らしいデザイン、何よりあの作品は社会風刺をしていたからこそ重みと共感、そして子供らがヒーローに憧れたのだ」

 

「デザインなら平成も負けてねぇだろうが、多彩なギミックに子供は心躍り、子供と共に見る奥様方でさえハマる面白さ!」

 

「でも所詮はイケメン俳優目当てではないか、奥方はGAROを見るべきだ。アレは良い、見事な面白さがある」

 

「っ!さっきと言ってること違うじゃないか!!アレバッタじゃねぇぞ!?」

 

「アレは初めから異端なライダーとして生まれたのだ。そして目当ての層も初めから奥様向け・・・平成はもっと見る層を絞り込むべきだと思うぞ?」

 

 

互いにキスできそうな距離で、しかしその眼光は今すぐ目の前の分からず屋をぶち殺したいと殺気立ち、それに呼応するかのようにお互いの背後が陽炎のように揺らめき、円卓の間を魔力の暴風が襲う

 

 

その殺気と魔力に充てられてか、黄金円卓の皆が部屋になだれ込んでくる

だが二人はそれを見もせず、無視し

 

 

「This way(来いよ) 城を壊したくない」クイ

 

 

髪の毛を逆立て、まるでどこかのゴンさんの如くガルッチを外へ連れ出そうとするウィラ

だがガルッチはその必要は無いと言い

 

 

「この世界じゃ脆弱すぎて本気だせないからさぁ、ステージは()が用意してやるよ」

 

「それがキサマ本来の喋り方か・・・まぁよかろう、せいぜい私を興じさせよ___雑種」

 

 

ガルッチの主が如く、傲慢不遜にそう言い切るウィラに更に腹立てながら

 

 

「じゃあ見せてやるよ!」

 

 

両手を胸の前へやり、思い浮かべ、唱えるはガルッチが心に刻んだ心象風景

 

 

「『真・無限の刃製』___!!」

 

 

 

その言葉に腕を組んでいたウィラも僅かに目を見開く、そんなことまでできるのかと

黄金円卓すらも巻き込み、顕現するは赤銅に染まった大地___ではなく夜空を覆い尽くさんがごとき星空。ほうき星が流れ、青く輝く月が優しく輝き、それに呼応するかのように草原に光がユラユラと佇む

それだけではない、辺りを見渡せば草原に埋もれるかのようにポツポツと、しかし膨大な数の剣が立ち尽くす

どうだと言わんばかりにウィラを見やるガルッチの後ろには見事としか形容しようがない桜が1本

 

確かに素晴らしいとウィラは思う。流石は転生者、流石は彼の英雄王の臣下・・・流石は神々の頂に立つだけはあると。だが___

 

 

「・・・くっ、くは・・・くはははは!!!」

 

 

笑い、嗤う。どこまでも馬鹿にしたように、どこまでも自分こそが頂点であると言うがように

 

 

「素晴らしいなガルッチ!えぇ!?それともお前の主が如く贋作者(フェイカー)とでも言おうか?くはは!!」

 

 

青筋がガルッチの額に浮かぶが我慢した

この程度の煽りはギルガメッシュで慣れていた、何より囁くのだゴーストが

 

彼女は今からとんでもないことをしてのけると

そしてそれは正しかった。ウィラはスっとその手に杖を持ち

 

 

「だが・・・その程度・・・まさかこの黄金の君ができないとでも?」ニィ

 

「っまさか!?」

 

「そのまさかさ、卿に黄金の景色を・・・我が魂に刻まれた景色を見せてやろう」

 

 

優雅に、まるでダンスを踊るように杖を振るい

 

 

「権限せよ!!『あぁ、我が麗しのクレーリア』!!」ヒュっ

 

 

ガルッチの世界を塗りつぶすように、白亜の宮殿と大庭園が織りなす美しき世界が顕現する

 

この瞬間、この勝敗はどちらがどれだけ相手の世界を侵食できるかという内容になった。どれだけ自分の意見(昭和or平成)を押し通せるか__

 

しかしその勝敗はつかない。世界を半分に分かつように、ウィラの方は白亜の宮殿、ガルッチはポツリと立つ桜が印象的な風景とで別れ、そのまま拮抗したからだ

 

 

「へぇ・・・やるじゃないか」

「ほう・・・やるではないか」

 

 

「「転生者(神)(王)風情がぁぁああ!!!」」

 

 

叫びと共に、互いが手を前にやる

 

 

形成(Yetzirah)!!聖約・運命の聖槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)!!」

 

 

 

「『ラッシュマッチレス』!!『バンバンシューテング!!』

 

戦術Lv3!『変身』!!」

 

 

 

ヒュオっと槍を横なぎにする音と同時に、『ガッシャット!』の掛け声が聴こえ、そこにはエミヤキリツグのような衣装を着たガルッチが銃口をウィラへと向けていた

 

 

「まさか銃(最新=平成)に勝てるとは思わないよね?」

 

「ふん、キサマはこういう言葉を知らんのか?『原点こそサイコー(=昭和)』だと」

 

 

暫し獲物を相手に向け、静寂が訪れ__

 

 

「・・・ククっ」 「くはっ・・・」

 

「アハハハハハハハハハハハ!!!!!!」

「くははははははははははは!!!!!!」

 

 

「ウィラァァアアアアアア!!!!」

 

「ガルッチィィィィイイイ!!!!」

 

 

 

世界をかけた戦いが始まった

 

 

 

 

 

 

 

戦闘の音が至る所から聴こえる

ガルッチはその有り余る身体能力と神としての超常の力

ウィラは『姿眩まし』と『姿現し』そして『黄金の瞳』を用いた未来予知で互いが互いに攻防を繰り返す

 

それをウィラ率いる黄金円卓はただ眺めることしかできなかった

初めは胡蝶やアルヴィーが間に入ろうとした、だがそれをシャドウが止めたのだ。「これはプライドをかけた決闘である」と

 

話が入ってこなかった彼等はシャドウから話を聞き、ある者は流石陛下と感涙し、内容を完全に把握したとある日本生まれのサムライは「なんつー下らないことで・・・」と完全にやる気を失い、今はポテチを食べながら皆で見守っていた

 

 

「・・・アレ、シャドウ殿―?そういえばクソ犬はー?」

 

 

そう、何とこの場には常に傍にいなければならない黄金の獣の姿だけがなかった

すると・・・流石はこの世界最強の神獣と言うべきか、『黄金の鎖』で亀甲縛りになりながら、器用にピョンピョンと跳ねながら次元の壁を無理やり切り裂き入ってきた

 

 

「ン゛―!!ンフゥ゛―!!!(訳:黄金の君!黄金の君の魔力がこれほどまでに!一体何が・・・!?)」

 

 

猿轡をはめられ言葉にならない言葉を発しながらも、主の安否を問うこの姿に本来ならば彼等円卓は「何と素晴らしい忠誠心なんだろう!」と感激するところだろう____普通ならば

 

だが彼等は普通ではない、常にウィラの傍に侍りたいと願い、胡蝶などは獣の称号を常に欲してしるのだ。ゆえに次の瞬間起こった光景は・・・

 

 

「ンフゥー!?ン゛ン゛―!!!?(訳:なっ!?止めなさい!!ちょっ、ヤベっ!!)」

 

「アハハハ!!イイ様だねクソ犬ゥー!!死ね!!そして陛下の傍に少しでもアルちゃんは近づくのだー!!」ゴウっ!!

 

「おほほ!今が好機ですわ!!お前が死ねば次席である、わらわが獣!黄金の獣となりてっ!!・・・あぁ・・・我が君・・・御身の肌に今度こそわらわは舌を這わせ・・・」

 

「ちょうどいい獣殿、ヒマなんだよ。陛下も手ェ出してほしくないみたいだし・・・アンタならいくら斬ろうがそうそう死なねぇし?久々に斬らせろや」スチャ

 

「ガハハ!!たまには筆頭をボコるのも楽しいと思わんか?あぁ、余は勿論思うぞ!!思うとも!!」

 

「最近、ミスラが抱かせてくれないんですよ・・・だから鬱憤晴らしさせてください」

 

「日頃の恨み日頃の恨みィィイイ!!!何故私だけが毎回あんな目に!?たまには変わってくださいよぉ獣殿ぉ・・・」ユラリ

 

 

流石の黄金の獣でもこのメンツに無抵抗は本気で死ぬとシャドウに縋り付く

 

 

「ンフー!!ンンン゛ー!!!(シャドウ殿!!私達は同じ主君を崇める臣下にして友ではありませんか!!どうかっ!!)」

 

 

するとシャドウはスゥっと獣と円卓の間に立ち・・・

 

 

「フゥ・・・ふぁ!?」

 

 

スチャリ__と腰から金色の短剣を抜く

 

 

「獣殿・・・我が君は今まで散々貴方の失態をお許しになられましたが・・・このシャドウは一時の忘れたことはございませぬぞ?」ニコォ

 

 

この日、親であるロキに裏切られて以来・・・約5000年ぶりに黄金の獣の称号を与えられた神狼は本気で泣き叫んだ

 

 

 

 

 

「____ふぅ、あ゛~・・・やっぱ気持ちいいなぁオイ」

 

 

目の前のズタボロの獣を放置し、渡草は上空を見やる。そこには・・・

 

 

「お前みたいな懐古厨がいるから、やれ原点がサイコーだとか、イケメソ俳優乙wwとかガキが知りもしないくせに喚くんだよぉ!!」

 

「私が知るかンなもん!!アマゾンを昔のままリメイクしろ!!ただひたすらケケェー!!だけでいいんだ!!何より何だ今のウルト○マン!?何故喋るのだ!?ゼロの声がマモーだった時の私の驚きがキサマに分かるか!?」

 

「それには俺も同感だよ!!タロウの声がジャッキー・チ○ンだった時のあの驚き!!でも映画の毒蝮さん達俳優の起用はマジ感動したよ!!」

 

 

「・・・喋るのか・・・今のって。いや、この前見た時はまだデュワ!!だった気が・・・まぁいいか」

 

 

ポリポリと自分の故郷が生み出した最高のヒーロー達を思い浮かべていると

 

 

「トグサ―!もう止めるのー?今ならマジこの犬殺せるよー?」

 

「あー、俺はもういいっスわ姉さん、殺せて当たり前の獣殿なんか意味ねぇし」

 

 

そう、渡草はただ黄金の獣を斬りたいワケではない、絶望的に強い強者を斬ってこそ意味があると渡草は思うのだ

 

 

「だからちっと、アッチに混ざって止めてきますわ。そろそろ陛下のご両親方も帰ってくるし」

 

 

その言葉に「へ?」と固まる他の円卓を無視し、渡草はスゥっと息を吸い__

 

 

「陛下ぁー!そこの悪魔ぁー!俺―!!

 

 

 

 

アルフォード(・・・・・・)派っス」

 

 

 

「『Dies irae』!!」 「『滅塵滅相』!!」

 

何たることだろうか、真の敵は身内にいたということもあり、ウィラは聖槍から自ら生み出した世界すら壊れるほどの力を込め

ガルッチもまた以前赴いた世界で出会った「生きてるだけでサイコーさ!」「友達の数は無量大数」が座右の銘のカレー大好きお兄さんからもらった世界どころか、多元宇宙すら破壊できる力の塊を渡草へと放つ

 

するとガシリ!!__と今だに黄金の獣を「フハハ!!どうだ!無様を晒せ獣殿ぉ!」と調子こいて踏んでいたウォーカーを掴み

 

 

「・・・へ?」

 

「おら盾野郎ォ!!務めを果たしてこいやぁ!!」ブォン!!

 

 

測ることすら馬鹿馬鹿しい力の奔流へウォーカーを放り投げ、その後ろから自身も全力で斬る、斬る、斬る!!

本来ならこの程度でこの二つの力は止まらない。だがガルッチの『滅塵滅相』は本家ではなかったこと、互いの力が干渉し合って、おおよそ削れていたこともあり、何と対消滅を起こした

だがその程度で二人の怒りは収まる事はない

ヒュっと認識できない早さで渡草の前へ現れ

 

 

「ガルッチすまない・・・まさか真の敵が我が円卓におったとは・・・」

 

「いいんだよウィラ、気付けなかった僕も悪い」

 

 

互いに目を見合わせる。するとガルッチは銃を二丁取り出し、片方をウィラへと投げる

パシィ__と受け取り、ガルッチと背中合わせになり

 

 

「・・・合言葉くらい知ってるだろう?」

 

「私を誰だと思っている、ゲームはmust die modeまでクリア済だ」

 

キリキリ__と引き金を引き

 

 

「「Jack po_「ちょいと待った」

 

 

「えぇー」と顔を顰める二人を無視し、今現在正真正銘日の本生まれのこの男が諭すように話し出す

 

 

「陛下ぁ、聞いていましたがこの前「アギト」見て何て言ってましたっけ?」

 

「うん?そりゃ「マジおもしれー!!アギトサイコー!!」・・・はっ!?」

 

「それと悪魔だか神だかよく分かんねぇ姉ちゃん」

 

「おい、僕は男の娘だって・・・」

 

「そりゃ悪ぃ、でもよぉ、初代があったから今があるんじゃねぇの?」

 

「それは・・・」

 

「二人がどれだけ俺の国が好きかは分かった、でもなぁ、あの国生まれの俺から言わせてもらえれば、どちらが良いとか悪いも無ぇ。どちらも最高で最強だ」

 

 

「どちらも最高で最強」__反芻するように互いに呟き

 

 

「・・・そうだな、私が悪かったガルッチ。そうだよな、時代が移り変わるにつれて・・・世代が変わろうと熱くなれることこそが素晴らしいのだ」

 

「僕もゴメン・・・初代があったからこそ今があるのに・・・あぁ、ファン失格だな」

 

「いやそんなことは」「いやいや、そちらこそ」と先程の世界すら滅ぼす攻防はなんだったのかと、のほほんとした空気を感じ

 

 

「ところで陛下ぁ、そろそろご両親が帰ってきますが出迎えはいいんですかい?」

 

「・・・何!?こうしちゃおれん!!何故今まで教えてくれなかったのだ!?」

 

「いや、だって陛k「言い訳無用!!」・・・えぇ・・・」

 

 

ガルッチも来るようにウィラは言う、もう我等は友だから両親に紹介したいと

しかしガルッチは首を振り

 

 

「・・・そろそろ帰らなくちゃ、嫁が心配して待ってる」

 

 

その言葉に思い出す、そういえば自分は悪魔を召喚しようとして、彼はここへ強制的に来たのだと

 

 

「そうか・・・卿にも待つ者がいたのだな、そういえば何故卿はここへ来た?卿ならば召喚くらい、いくらでも拒否できたであろう?」

 

「うーん・・・何故か拒否できなかったんだよねぇ・・・でも、今なら理由が分かるよ」

 

「__?それは?」

 

「僕等は友達になるために、こうして次元の壁すら超えて出会ったんだ・・・ってね」

 

「ガルッチ・・・キモイぞ」

 

「はぁ!?良い感じに人が締めてやったってのに何だよソレ!?」

 

「くはは!スマンな、冗談さ」

 

「んだよ、ったく・・・」

 

 

 

渡草がそろそろ本当に時間がヤバイと告げる(他の者は今だに獣イジメに夢中な為。ウォーカー?あぁ、良い奴だったよ)

 

 

ガルッチの心象風景『真・無限の刃製』が淡く、幻想的に輝き出す。どうやらこのまま帰るらしい

 

ウィラの顔に少しだけ翳りが生まれる、自分以外の転生者・・・ようやく見つけた完全に対等な相手がいなくなるのだ

それに気が付いたのか、ニヤリと、最後のイタズラと言わんばかりにガルッチはウィラの耳元に近づき・・・デカすぎる爆弾を落として行った

 

 

「スネイプのアレ(・・)、偶然トイレで見たけどさぁ・・・かなりデカイよ?」

 

「・・・へ?・・・・・・・・・・ふぁ///!?」

 

「あはは!じゃあね~」

 

 

 

 

 

 

 

(あ・の・野郎ぉ!!最後の最後になんつーモンをっ!?・・・で、でもそうか・・・うん、私ちゃんと・・・その・・・///)ポっ

 

ブンブンと顔を振り、改めて消えた景色を思い浮かべる

ガルッチの心象風景はとても美しかった、私は生涯あの景色を忘れることは無いだろう

 

 

「・・・というかまた呼べば来るのでは?・・・うん、無いな。私以上に濃いキャラなどいらんよ」

 

 

でももう一度会って話したいと思う矛盾は人としての性だろう、次は彼の嫁も是非連れて来てほしいものだ!(だってフランにこいしにイリヤだぜ?)

 

(さて・・・)

 

 

「トグサ、先程は助かった。良いセンスだ」

 

「いやぁ、陛下から褒められるなんて、今日は良いh「卿はアルフォード派か・・・」・・・うん?」

 

「第3勢力など無粋の極み・・・そもそもキサマ日本人だろう?何故日本語のお菓子を食さんのだ」

 

「あ・・・いえ、それは・・・」ダラダラ

 

 

ピっ、と親指で首を切る仕草をし__

 

 

「ギルティ」

 

 

冷や汗を掻くトグサをいったん放置し、今だに獣を嬲っている円卓へ声をかける

 

 

「陛下!もう終わったのですか!?もうしばしお待ちくださいませ!わらわが獣の称号を御身の御前にて手に入れてみせましょう!!」ボゴっ!!バキィ!!

 

「そんなモン放っておけ、そんなことよりサッカーしようぜ!!ボールはトグサな!!」

 

「はぁ・・・はぁ!?陛下!?マジ何言って・・・」

 

「ワタシ・フカイ・ダカラシネ」

 

「何故に片言!?うぉ!?姉さん!?マジ勘弁!!」

 

「お前を殺せばアルちゃん3席!陛下の傍!!陛下のお傍ぁー!!」

 

「くはは!良いぞアルヴィー!!さぁ、皆でそこの11(イレブン)を駆逐しろぉ!!」

 

「何スかその11(イレブン)って!?スゲェ反逆したくなるんスけど!?」

 

 

ギャーギャーと騒ぎながらもトグサがアルヴィーの劫火を切り捨て、アランが更に楽しそうに続き、その後ろからコチョウが皆殺しにせんと、黒い劫火で燃やそうとする

 

だから更に激をいれる

 

 

「我が声に従え!!我こそは黄金!黄金の君なり!!さぁ、我が騎士達よ!!」

 

 

 

今日も楽しい一日にしようか__!!

 

 




これにて深緑 風龍様とのコラボ回終了です
本当に貴重で楽しい経験ありがとうございました!

終わり方が強引ですみません(汗
(これ以上は1万2千文字とかになりそうだったんで)

前回も言ったとおり、他の方のキャラを動かすことがこんなに大変だとは・・・(汗
ガルッチこんなキャラで良かったですかね?


上でも言ったとおり、今回の内容はかなり煽りに煽ってましたが
全部が全部、作者の思いではありません
ただ何故戦隊物や、ウルトラマンに声優を使うのかは分かりませんが・・・昔ながらの「デュワ!」とか「ヘアっ!!」が良いです(映画のミラーマンとか確かグリリバでしたよね?ビックリしました)
勿論声優使うなってことではないですよ?作者声豚ですしおすし
ただ何故今になって?感が強いだけです

あとGAROは実写版のほうが好きです


ちなみに黄金の獣は生きてます、ウォーカーは死んでます(ただし生き返る)


次回からは再び本編に戻ります

この場を借りて、再びコラボを持ちかけてくれた深緑 風龍様に感謝を
久々にネタだらけの話を書くことができました
本当にありがとうございます!


読んでいただいている皆様方もお付き合いいただきありがとうございます!

これからも是非、「ハリー・ポッターと黄金の君」をよろしくお願いしますm(__)m
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