皆様の支えでこの作品はなりたってます
本当にありがとうございます!
ふと思いお気に入りしてくださいました方々の名前を
見ていると普段読んでいる作品の作者様方の名がちらほらと・・・
見るたんびに軽く焦ります
あの後城に常在している治癒者に骨折を治してもらい、マルフォイ家を送りにシャドウと入れ替わったニールと合流した
ちょうど見回りから帰ったコチョウとトグサがいたので今は5人で「円卓の間」に集まっている
「どうだコチョウ、この中なら卿が1番魂に関して詳しいだろう?」
「・・・確かに邪悪な魂を感じます。よくもまぁ人間如きがここまで穢れたものですわ」
「人間の悍ましさはお前がよく分かってるだろ。まぁいい、これがちゃんとした『分霊箱』だと分かれば御の字だ」
そう、私は『秘密の部屋』編だけは大幅に介入する気マンマンだった
なぜならこの年が一番人が死ぬ可能性が高いからだ、バジリスクを殺すことが確定していてもこのお辞儀馬鹿がジニーを使って何をするか分かったもんじゃない
「ニール、普通の呪文をかけろ。反応が見たい」
「では・・・『インセンディオ(燃えろ)』」
ボウッ!!っと炎があがり___消えた後を見てみると一切燃えた形跡がない
「ふーん、ホントに無傷だな」ヒョイ
「黄金の君!むやみに触らないほうが・・・っ」
「獣、それに卿等にも以前話したはずだ。この日記にはまだそんな力は無い、まずは文字を書いて魂を吸わさねばな」
「陛下、ちょっち貸してもらえませんかねぇ?その分霊箱とやらを切ってみたくてしょうがねぇ」ウズウズ
「我慢しろトグサ、これはおもしろい玩具なんだぞ?」
てきとうにページを捲るとみんなが私の席に集まり覗いてくる
羽ペンを手に持ちインクをこぼせばスゥっと吸い込まれていく。すると「おぉ~」と声が上がった
「ふふん、見てろよ?」
__僕の名前はハリー・ポッターです
「黄金の君?なぜ彼の名前を?」
「しっ!いいから見てろ」
私の書いたインクが吸い込まれ文字が浮かび上がり出す
__初めましてハリー、僕の名前はトム・リドルと言います
__ごめんなさい間違えました。私はLです
__?ハリーでは無いのですか?
__すみません冗談です
__ところでここはどこですか?ホグワーツではないようですが
__違います
__では一体・・・
__ようこそヴォルデモート、ここがお前の墓場だ
そう書いたとたん日記から人影が飛び出した!
そこにはまぁまぁイケメンの若かりし日のヴォルデモート・・・トム・リドルがいた
「ハロー☆闇の帝王(笑)久しぶりの外の空気はいかが?」
「・・・キサマは誰だ・・・何故僕の正体を知っている!?」
「な!分霊箱にこうして魂を分けると本体とも連絡がつかないから状況がいまいち分からないんだ」
「ほう・・・以前ドイツに出張していた頃にヴォルデモートの噂は聞いていましたがこれまたヘンなものを・・・不老不死にでも憧れたのですか?」
「正解だニール、まぁ結果はあの通りだ。馬鹿はハリーに滅ぼされ、このカスみたいな魂もこの場で消える」
「っ!?この僕が倒された!?ありえない!!」
「いちいち狼狽えるな、狼狽えるんじゃない、お前は闇の帝王なのだろう?」
「・・・どういうことだ・・・将来の僕に一体何が・・・っ!?」
「あーそうか、もう少し魂をやらねば把握しきらんか。ならホレ」
日記に適当に文字を書いてやる・・・なるほど、これが魂を吸われる感覚か。というか『黄金の血の守り』が発動してないな・・・やはり私の考え通り「魂を吸い出される」というのは呪いでも呪文でもない抜け穴か・・・
「___っ!?・・・ふははは!!なるほど!!確かに大人になった僕が赤ん坊のハリー・ポッターに倒された記憶がある!!だがここにヴォルデモートは復活した!!ふはははは!!」
「おめでとう。そらお前達拍手をしてやれ」パチパチ
__パチパチパチ
「ありがとう。君の名は?ハリーじゃないだろう?」
「まぁ私の記憶を全部覗くのは流石に不可能か」ポリポリ
「__?まぁいい、それじゃあ僕の日記を返してもらえないかい?それは君がさっき言ったとおり僕の命綱なんだ」
「ふーん、返してほしいか?」
「・・・あまり僕を怒らせるな・・・次に生意気な事を言ったら・・・」
「殺すか?どうやって?杖も無いのに」
「杖など無くてもこの僕はっ___!?なっ!?はぁ!?」
ようやく自分が魔力を練れない事に気が付いたようだ
「あははは!そうだ!その顔が見たかった!!見ろお前達!この間抜けな面を!」
「陛下!笑えませんですわ!!御身の魂が削られる様をこの胡蝶がどのような思いで見ていたと・・・っ!?」
「まぁ許せコチョウ、これは私の後に続く「黄金」の為にも必要だった。言い伝えにも「血も守りは魂の干渉すらも防ぐ」とは言われていなかったからな、確かめたかった」
「待て!?『黄金』!?今『黄金』と言ったのか!?」
「ようやく気が付いたか?改めて初めましてトム・リドル。私は第79代エルドラド王国国王ウィラトリア・エル・ドラド・ゴルドーン・クレーリア___今代の黄金の君だ」
そう言うと即座にトム・リドルが逃げようと扉に走っていく___だが
「コチョウ軽くでいい、炙れ」
「御意」
日記をコチョウの目の前に持っていくとコチョウの手からドス黒い炎が上がる
「___ぐあぁぁああ!!?馬鹿なっ!?火など分霊箱には効かないハズだ!?」
「ただの火じゃない、狐の怨霊が宿った「呪い火」だ。人間がくらえば肉が爛れ骨まで腐る」
「狐だと!?たかだか獣畜生にこの僕の日記っガア゛アァァアアアアア゛!!!?」
「誰が獣畜生だって?たかだか人間の魂風情が生意気な・・・その獣畜生にこうして燃やされているお前はなんだ?キサマは陛下の玩具であろう?もっと我が君を喜ばせる為にもせいぜい
コチョウが尻尾を1本生やし更に炎を大きくする
「アァァアアア゛!!!止めろぉ!!僕が悪かったから燃やさないでくれぇ!!!」
「そこまで」パチン!
コチョウに命令し止めさせる
「誰がお前のモノだって?お前は私のモノだが私がいつキサマのモノになった?」
「っ!?申し訳ありません陛下!!どうかお許しを!!」ガバっ!!
「・・・次は無い、さっさと尻尾を仕舞え、そんな命令はしていない」
私達が話している間もトム・リドルは逃げることができない。身体からプスプスと煙を上げ起き上がれないからだ
「・・・臭いですね、これが魂が燃える匂いですか」
「そのようだなニール、我が獣よ、お前にとっては香しい匂いか?」
「いえ、肉と魂が揃って初めて芳醇な香りを持つ極上のエサとなりますので」
「へぇ、これまた面白い意見だな獣殿」
「私もトグサの意見に同感だ。では・・・次は直接燃やしてみるか」パチン
「っ頼むからもうっ!!ア゛アァァァアアア゛!!?」
「うるさい『シレンシオ』(黙れ)」ヒュっ
しばらくコチョウにトム・リドル本人を燃やさせ様子を見る____どうやら痛みはあるようだが消えることはないようだ、その証拠に悲鳴を上げつつも少しずつこちらに近づいて来る
(うわキモ、ルパンvs複製人間のマモー思い出したわ)
ん?らしくないって?何でこんな酷いことを?
だってどうせ全部壊れるんだし先程も言ったとおり私の子孫達の為にも色々試さないと
私は別に善人ではないし博愛主義者でもない。普通に殺せと命令することもあるし・・・そもそもトロールを殺したように私自身何度も誰かを殺した事だってあるのだ
初めは嫌だったし吐いた・・・でもキレイ事だけで国を守れるワケがない
別に自分を正当化したり誰かの所為・・・この場合は国だ。そうしてるワケでもない、ただウィラトリアとして生まれたからには・・・王族として生まれたからには果たさなければならない義務がある・・・覚悟をとうの昔に決めただけだ
コチョウを止め日記を『黄金の瞳』で見てみるが・・・まだ壊れる気配がない。流石は最も悍ましい闇の魔術と言われることはある
「・・・なぁ陛下頼むよ・・・もう我慢の限界だ」
「ん?でもまだニールで試してないし」
「陛下、私なら普通に『悪霊の火』で燃やします。どうでしょうか?トグサ殿にやらせてみては?」
「そうだなぁ・・・よし、日記は斬るな、アイツを切れ」
「御意」
その言葉と共にトグサの姿が消えた!__と同時にトム・リドルの目の前に現れる
「__不斬流___『斬り斬り舞』!!」ヒュボ!!
___トグサはマグルだ、一切の魔法も使えない。だが勘が異様に鋭く日本に居た頃はそれで魔法の存在に気づき思ったらしい__「あぁ・・・魔法を切ってみてぇ・・・」と
・・・正直初めて会った時はかなり驚いた、日本に視察しに行った際私や獣が気配を悟った瞬間目の前に現れ「お前さん等強いな、斬らせてくれや」ときたものだ
普通のマグルと思い私は初め遊び感覚で相手をしたが私が放つ魔法を全て斬られ、流石にマズイと思い獣を盾にし『黄金の魔法』で決着をつけた
そのまま放置しエルドラドに帰ると数日後に何と門の前で土下座をしていた、何でも私に惚れ込んだらしく実力も人間の中ではハッキリ言って異常だったので、持て余した日本から引き取る形で私に忠誠を誓わせたのだ
「・・・へぇ・・・やっぱ魂だけの存在はまだ斬れないか」
「・・・くく・・・ふははは!!そんな玩具でこのヴォルデモート様が死ぬワケないだろう!?」
・・・流石に魂は斬れなかったらしい・・・
「・・・申し訳ありません陛下・・・今だ我が道先は見えず」
「よい、許す。卿ならば必ずそれを成し得ると信じている」
「・・・感謝の極み」
「そんな事どうでもいい!!この僕を今すぐ逃がせ!!」
「おや、コチョウ殿の火が消えたらすぐコレですか。次は私が喰い殺しましょうか」
「いやいや獣殿、愛しい陛下を馬鹿にしたこの不届き者は最後までわらわが・・・」
「待て。トグサ、卿は魂だけでは斬れぬと言ったな?」
「はっ!その通りでございます陛下」
「ならば・・・魂の宿った日記なら・・・斬れるな?」スっ
「そうせよ・・・とご命令を」
「ならば斬れ、斬らねば殺す。私の命に従えぬ
「ふはは!!黄金殿!!気でも狂ったか、えぇ!?そんな見掛け倒しの剣でこの僕が殺せるとでも!?」
「なぁにやれば分かる。出来なければキサマは自由だ」
「・・・本当だろうな」
「我が名に誓おう」
椅子に座り足を組んだまま日記をトグサの前に放り投げる
「あぁトム・リドル、言っとくが・・・」
「___不斬流居合__」チャキ
「____私の騎士を舐めるな」
「__『音斬り』!!!」
__音は無い、刀を抜いた音もだ___だがトグサが納刀する所作を終わらせると・・・
____ザンっ!!!
「っ馬鹿なぁぁああ!?僕の日記が!!ヴォルデモート卿の分霊箱がぁあ!!!?」
一度しか斬っていないハズなのに日記はバラバラに切り裂かれていた
「・・・大儀である、我が騎士よ、褒美を望め」
「・・・私という刀が折れるその日まで御身の傍に」
「よい、許す・・・気分はどうだ?」
「いやマジサイコーですわ、今なら獣殿にも喧嘩を売れそうだ」ニィ
「やりますか?久々に人の肉を味わえそうですねぇ・・・」ザワっ!
「お前じゃない、そこの自称闇(笑)の帝王様だ」
見てみるともうすでに身体の大半が消えていた
最後の意地なのだろうこちらを睨みつけ
「これで勝ったと思うなよ!?ヴォルデモート卿は不死身だ!!僕が破壊されようがまd」ボォォォオウ!!
「・・・はぁ、ニール。まだ聞いている最中だったのに」
「御身にあれ以上耳障りなノイズを聞かせるワケにはまいりません」
「まぁいいか、これで後はバジリスクを殺すだけ・・・そういえばジャンケンて誰が勝ったっけ?」
「黄金の君、ニール殿とウォーカーです」
「あそっか!てか臭い、『スコージファイ(清めよ)』」
呪文で燃えた匂いと残った塵を消す
「ニール・・・じゃバジリスクは流石に無理かぁ・・・」
「陛下、勘弁してください。ウォーカーなら死のうが関係ないのでは?」
「でも攻撃力がなぁ・・・仕方ない」
「はい!わらわ!わらわが立候補します!!」ピョンピョン!
「だからお前はまだダメだって、我が獣よ」
「ここに」
「久しぶりに暴れろ。元の姿になるのも許す。確実に殺せ」
「黄金の君のお心のままに」
「うむ、ついでに必要の部屋の分霊箱も壊すか?まぁ後で決めればいいか!」
「陛下ぁ、俺の経験上「後から」は忘れやすぜ?」
「その時はハリー達に任せる。・・・というかもう1つ何か忘れてるような・・・」はて?
「そんな事より陛下、奪われた魂は大丈夫なので?」
「ほんの少しだ、どうやら私は魂も常人と比べ遥かに大きいらしい。全然問題ない」
「ほっ、よかったですわ。御身の黄金の輝きに燻りなど必要ありませんから」
「当たり前だ。我こそは黄金、黄金の君だ。卿等の黄金がその輝きを失うことだけはありえん。ゆえに・・・」
ザッと四人が跪く
「私のために働き私の為に死ね。我が黄金の輝きの先にこそ卿等の求める物がある」
「「「「我等黄金円卓、その主命しかと聞き届けたり」」」」
「よい、許す。さて、明日はダイアゴン横丁に買い物に行かないと。準備するから解散な、あと獣とトグサは殺り合うなよ?やったらマジ殺すから」
「分かっております黄金の君、私も準備を手伝いましょう」
「俺はどうすっかなぁ・・・ウォーカーでも虐めるか?」
「あら、ならわらわも着いていきましょう。最近身体が火照ってしょうがなくて・・・」
「・・・コチョウ殿、それはどちらの意味で?」
「勿論戦いですわ♪あの子中々死なないから良いサンドバッグですし♪」
「あれ?皆さん円卓の間に集まって何してるんですか?」カチャ
「おっ!ちょうどいい!お前さんを探してたんだ。さ、中庭に行くぞー?」
「ウォーカーちょっと多めに蝙蝠出して、トグサとどちらが多く殺せるか競いますわ」
ガシっ!!「え?ちょっ!?助けて陛下!!殺される!?私この二人だとマジで死にます!!」
「ウォーカー・・・強く生きろ」グッ!!
「イヤァァアアア!!!また再生に時間かかるぅぅうう!!!」
__次の日にウォーカーの様子を見に行ったニールが首を横に振り「彼は犠牲となりました・・・ニッポンという戦闘民族・・・その生贄に・・・」と私に言ってきた
トム・リドルの時はイケメンだったのに・・・
(ヴォル様も大好きですよ?)
ウィラがまぁまぁと言った理由は
だって円卓がイケメソなワケないじゃん
トグサにとってのウィラは侍がお殿様に惚れこむ感じに近いです
トグサは口や素行が少し悪いですがウィラはそのマグルとしては最高峰の実力に免じ多少は許します
流石に時間と場所は選びますが
感想等待ってます