シスコンな兄は過保護なのです。   作:奈々歌

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こにゃにゃちわ~(千咲ちゃん風)

いやぁ~前回の更新日は暑かったのに、もうめちゃくちゃ寒いですね~_(._.)_

吸血鬼になったり、涙ゲーしてたら、こんな時期に……。

あと、地の文を考えるのが最初から酷いけれど、さらに悪化してる(._.)
それに更新する時にしか、ログインしないもんだからパスワード忘れるという……。


それでは、どうぞ。



Chapter.1-5

 

「あぁ、もう。暁君のせいで飛び出して来ちゃったよ……」

 

 階段を駆け上がり、女子のフロアまで全力で逃げてきた七海。壁に手をつきながら息を整えると、長く大きな溜め息をついていた。

 

「(もう少しだったのに……。タイミング悪すぎだよ、暁君。ホントっ、昔からそういう所あるんだから……まったく、もう……)」

 

 あと数秒……いや、一分だけでも待てなかったのかなぁ。

 

 そんなことを考えて、落ち込んだまま廊下を歩いていると、いつの間にか自分の部屋に着いていた。もう一度息をついた後、鍵を開けて中に入っていく。

 

 壁にあるスイッチを押し、部屋の明かりをつける。まずはタンスに向かい、着替えを取り出すと、伊吹兄さんの手伝いで汗をかいた服を脱いだ。

 

 これはお風呂に行く時に洗濯してこようと、洗濯物カゴに入れていく。そして、部屋着に着替えてベッドに腰をおろした。

 

「……でも、伊吹兄さんの部屋が丁度この下になるなんて……」

 

 窓の方に視線を向けて、そんなことを呟く。

 

 部屋の隅にはこっそりとロープが隠してある。これを使って、窓から一つ下の階にある暁君の部屋に行ったことがあった。大変な目にあったりもしたけど……。

 

 この寮ではルールとして、男子は女子フロアに入れる時間が制限されている。女子には時間の制限はないけど、あまり遅い時間に男子フロアへ出入りしているのは、良く思われないらしい。

 

 それならばと、廊下を通らず、誰にも見られず、向かえれば大丈夫だろうと準備した物がこのロープ。部屋割りが決まってから、使えそうだったので、こっそり購入しておいた。

 

 特班としての打ち合わせもあるし、新規任務や経過報告で、夜中にしか集まれないこともある。編入する前は家で簡単に行えていたけど、ここでは気を使わなければならない。

 

 ホントは同時通話でもいいんだけど、折角同じ寮で生活してるんだもん、直接会って、打ち合わせしたいよね。

 

 暁君の部屋の高さに合わせていたロープの結び目を少しだけ変えて、長さを調節すれば、伊吹兄さんの部屋まで届くはず。これで、打ち合わせの時じゃなくても―――。

 

「また後で行こっかな。今度は邪魔されない時間に……えへへっ」

 

 自覚できるくらい、顔のにやけが隠せていないのが分かる。今日はもう伊吹兄さんの顔を見れないかも知れない……そう思えてしまった。

 

 そんな時、コンコンッと部屋のドアが叩かれる。誰だろう……。ベッドから立ち上がり、ドアを開けてみると、廊下に立っていたのは千咲ちゃんだった。

 

「……あ、部屋に戻ってたんだね、七海ちゃん」

 

「ど、どうかしたの? 千咲ちゃん?」

 

「うん。暇ができたから、ワタシも引っ越しの手伝いしようかなって。でも、この時間に部屋にいるってことはもう終わっちゃった?」

 

「うん、ついさっき終わったから……」

 

「そっか。だから七海ちゃんにやにやしてるんだね~」

 

「ふぇっ!? そ、そんなことないよ?」

 

 指摘され、否定しながらも、口元を手で覆い隠す七海。そんな姿を見て、指摘した本人は違う意味でにやにやしていた。

 

「伊吹お兄さんのことになると、七海ちゃんすぐ顔に出るから分かりやすいんだよね。これは何があったか、後でじっくりと聞かせてもらおうかな?」

 

「ホントに何もないからっ! ただ一緒に荷物の整理してきただけだから!」

 

 ぱたぱたと手を振り、精一杯に誤魔化そうとするが、かえって逆効果。何かがあったと確信したようで、千咲ちゃんの笑みが一段と増したような気がした。

 

「ふ~ん。じゃあ、この話は一旦置いといて……汗もかいたと思うし、夕飯の時間までまだ余裕あるから、先にお風呂行っちゃおうか? まだ七海ちゃんと入ったことなかったし。それに……へ、変な噂もあるから……」

 

「違うからっ! あ、あれは勘違いだから!」

 

「なら、尚更一緒に入ろうね。それじゃ、洗面道具と着替え持って来るから待っててね?」

 

 断る間も無く、そう言い残して、千咲ちゃんは自室に戻っていった。何か凄く疲れた気がする。それに、お風呂に行く前ににやけ顔をどうにかしないと……。部屋の鏡でチェックしてこよう……。

 

 

 

 †

 

 

 

 七海が帰ってしまった後の伊吹の部屋。その中では、未だに状況が理解できないまま“若干”不機嫌になっている伊吹と、それを見て小首を傾げる暁が残されていた。

 

「……い、伊吹兄さん?」

 

「はぁ、惜しかったなぁ……。暁がせめてあと数分来るのが遅ければなぁ……。ほんと暁って昔っからこういうとこあるんだよなぁ、まったく」

 

「なんか、悪かったな?」

 

「……いや、いいさ。鍵を掛けてなかった俺が甘かっただけだから。……うん」

 

「そ、そうか……」

 

 半ば、放心している様子だったが、解体した段ボールを集め始めた伊吹。暁もつられるように、近くにある段ボールを手に取っていく。

 

「結局のところ、放課後に時間あるかって何のことだったんだ? それを聞きたくて二条院さんに部屋の番号聞いて来たんだけど……」

 

「ああ、お前に頼みかったことは七海と終わらせたから大丈夫だ。意外と力が必要なことだったんだが、七海が頑張ってくれたからな」

 

 集め終わった段ボールを重ね、紙紐で縛りながら伊吹が言う。頑張ってる七海の姿、可愛かったなぁ。七海の顔を見たら、思い出してにやけそうだ……。

 

「暁の方こそ先生からの呼び出しなんて、編入早々もう問題起こしたのか?」

 

「違う。柿本先生に体育の授業で水着が必要になるから、用意しておいてくれって話をされただけだ。特に指定はないから私物でもいいらしいぞ」

 

「水着かぁ……。暫く海とか行ってないから、昔のしかないなぁ」

 

 最後に海へ遊びに行ったのはいつのことだったか。仕事の休みが続いた時に、家族で行ったのが最後か……それでさえ、中学の頃か。

 

「学院に頼めば用意してくれるって話だけど、伊吹兄さんは頼むか?」

 

「指定がないってことは、周りは殆ど自前の水着を着てるってことだろ? 俺らだけピチピチモッコリのスク水なのは勘弁だな~。女子にしか需要はないだろ、ああいうってさ」

 

 そもそも昔の水着は持って来ていない。必要ないだと思って置いてきた。

 

 学院にプールがあることを知ったのは、移動の最中だったし。プールがあっても水泳の授業がない学校だってあるからな。

 

「暁はこっちの水着売ってる店とか知らないのか?」

 

「分からないな、俺もこっちの街についてはまだ詳しくないから……」

 

 この場にいる俺たちでは、お手上げ状態だった。学院の見取り図は覚えているが、街の方はまだ知らない。後々必要になることだ、良い機会だし調べておこう。

 

「明日、誰かに聞いてみるか。二条院さんとか詳しそうだし」

 

「そうだな、少なくとも俺らよりは知ってるだろ」

 

「七海には俺から言っておくよ。あいつも持ってきてないだろうからな」

 

「ああ、分かった」

 

 暁の話もまとまり、廃棄する物も片付いた。残りは特段に手伝ってもらうこともない。暁は自室に戻る為、伊吹の部屋を後にしようと部屋のドアに手をかけた。

 

「……。」

 

「ん? どうかしたか?」

 

 そのまま出て行くものだと思っていた暁がその足を止め、携帯に目を向けていた。視線を外していた伊吹も気になり、声を掛ける。

 

「……。なぁ、伊吹兄さん」

 

「何かあったのか?」

 

「親父から連絡が来た。この前送ったAEMSの情報も含め、大体の犯人が割り出せたらしい。今夜にもこちらと連絡が取りたいってさ」

 

「お、仕事が早いな。まぁ、でも能力も珍しい類いだったし、事件が起きた箇所もほぼ絞れてたし、そんなもんか」

 

 この都市で起きた事件。この都市に暮らしているアストラル使いが全て登録されているAEMSの情報。そこに事前調査の報告も合わされば、ほぼ条件は揃う。特班にかかれば、後は時間の問題。その時間も大して掛からないだろう。

 

「というか、伊吹兄さんじゃないんだな。連絡いくのって」

 

「そりゃあそうだろ。この任務のメインはお前と七海で、俺はあくまでサポートだし」

 

「そういうもんなのか?」

 

「そういうもんなの」

 

 伊吹の返答に微妙に納得していないような顔をしながらも、今夜の集合時刻を決めた後、暁は今度こそ自分の部屋に帰って行った。

 

 

 

 †

 

 

 

 日も傾き、夕日が窓から差し込む。十九時から寮の決まりとして、夕食の時間となっていたな。七海からそう教わっていた。その時点で、点呼も行われるらしい。

 

 寮生活、生徒同士の集団生活なのだ。規則がいくつか存在しているもの。外出する際に届け出を出さなければならないし、門限だって存在する。

 

 点呼に遅れれば、反省文とかの罰則があることだろう。朝食の時間も決まっているから、家でのように自由な時間で食べるなどは出来ない。

 

 まぁ、数日もあれば慣れるものだ。一人暮らしですっかり身についてしまった不規則な生活習慣を見直すいい機会でもあると思えばいいか。

 

「(食堂にはまだ行ったことないし、早めに行こうかな……)」

 

 そう思い、部屋を出ようとした時、タイミングよくドアがノックされた。こんな時間に誰だろう。返事をすると、暁の声がする。まだ何か話でもあったのだろうか?

 

 ドアを開けると部屋の前には勿論のこと暁の姿が。それと、暁の隣にもう一人。中性的な顔立ちをした子が立っていた。

 

「どうした暁……と、確か、同じクラスの……」

 

 童顔というか、女顔寄りというか……着ている男子生徒の制服からしても、男だってことは分かるけども。いや、俺が見破れないだけで、実は……ということもあるのか?

 

「やぁ、初めまして。同じクラスだけど、まだ話したことはなかったよね。僕は周防恭平。暁のお兄さん……なんだよね? これから宜しく」

 

「ああ、こっちこそ宜しく頼むよ。まだまだ分からないことだらけだからな」

 

「暁のことも名前で呼んでるし、伊吹って呼んでもいいよね? 僕のことも恭平でいいからさ。伊吹だけ在原で呼ぶのもなんか変な感じだし」

 

「わかった、じゃあ恭平って呼ばせてもらうな」

 

 伊吹は手を伸ばして握手を求めると、恭平もそれに合わせて握手を交わしていた。握ったその手に伊吹が少しの違和感を覚えながらも。

 

「……。」

 

「ん? どうかしたの、伊吹?」

 

「……いや、別に何でもない。んで、何の用事だ? ただ挨拶に来たって訳じゃないだろ?」

 

「ああ、夕飯に行くから伊吹兄さんを誘いに来たんだ」

 

「そっか、なら俺も丁度行こうとしていた所だったし、一緒に行くか」

 

 部屋に鍵を掛けて二人と食堂に向かうことに。食堂の位置は一階となっている。階段を下りて廊下を進んで行くと、一際と広い場所に出た。

 

「ここが食堂か。随分と広いんだな」

 

 長机に椅子が多く設置され、外側の一面だけ中庭が見えるガラス張りになっている。かなりの人数で利用することが出来そうだった。

 

 全寮制で暮らしている生徒も多いから、これくらいは必要なんだろうな。

 

「前の学校には食堂なかったの?」

 

「ないな。購買はあったから、行列によく並んでた」

 

 まだ時間があるからか、生徒の姿は少なく席は選び放題だった。窓側に席を取り、夕食の時刻まで待つことに。恭平から学院のことや街のことを色々聞いておいた。

 

「そういえば、今度水着を買うことにしたんだけど、どこで買えるか知ってるか?」

 

「ああ、その話は暁からも聞かれたよ。特にこだわりとかがないなら、スポーツ用品店にいけばあると思うけど……」

 

「なら、手軽に買えそうだな」

 

 スポーツ用品店か……まぁ、妥当なところか。別にこだわりもないし、シンプルに黒いやつで問題ないからな。店の場所は後で調べておくか。

 

 ……。

 ………。

 …………。

 

 夕食の時間が近づくにつれ、段々と生徒たちの姿が食堂に増えてきた。その人の流れの中に七海の姿を見つける。どうやら壬生さんと来ているみたいだ。

 

 だが、きょろきょろとして誰かを探している模様。すぐに席には座らない。俺たちを探しているのかと思い、声を掛けようとした時、視線が重なった。

 

 手を挙げてこちらに呼ぼうとするが、こちらに気が付いた七海は、そそくさと離れた席に壬生さんを連れて座ってしまう。

 

「ありゃ、嫌われたか……」

 

「どうかしたのか?」

 

「いや、七海がいたから誘おうとしたんだが、他の席に座っちまっただけだ」

 

 少し残念だったが、あの人見知り達人の七海にできた学院での友達だし、ここは女の子同士にしておこうと諦める。久々に一緒に食べたかったけどね……。

 

 その数分後、時間となった。点呼が行われて夕食。食堂の料理はとても美味しかった。まぁ、七海の手料理ほどではないけどね。

 

 恭平の話だと、それぞれの寮で昼食が食べられるとのこと。そして、それぞれの寮の出しているメニューには特色があるそうだ。明日から利用してみよう。

 

 今日の分は、来る途中にコンビニに寄って済ませたからな……。道理で昼休みに教室があんなにも静かだったのか。

 

 食べ終えた食器を回収棚に返して、周りの生徒たちが自室に戻っていく。それと同じく暁たちと食器を返した後、食堂を出た。

 

「僕はお風呂に行くけど、二人はどうするの?」

 

 食堂を出てすぐの場所。階段に差し掛かる前、恭平がこちらに振り返る。暁は一度部屋に戻ったら、入りに行くと答えていた。

 

 うーんと、悩んだが、七海がまだ食堂から出てきていないことを思い出す。なら、少し待ってあの話を今のうちにしておこうかな……。

 

「悪い、俺は七海に話があるからここでもう少し待ってるわ」

 

「そう? じゃあ、僕たちは先に行ってるからね」

 

 二人とは別れ、暁たちは階段を上って行く。食堂から七海たちが出てくるまで、暫くの間ロビーの長椅子に座って待つことにした。

 

 

 

 †

 

 

 

「七海、ちょっといいか?」

 

「い、伊吹兄さんっ!? ど、どうしたの?」

 

 壬生さんと部屋に戻る途中だった可愛い妹を呼び止めた。何故か焦った様子を見せる七海を不思議に思いながらも、用件を手短に話すことに。

 

「暁から聞いたんだけど、ここの体育の授業は水着が必要になるんだってさ。七海は持って来てるか? 確か、持ってはいたよな? 黒いやつ」

 

「持ってきてないよ、水着なんて……。そもそも、わたしが持ってる水着はだいぶ前のだからもうサイズが合わないと思うし……。色々と……ね」

 

 七海が言いずらそうに呟くと、“何か”を察した壬生さんが悪戯っぽい笑みを浮かべて、コソコソと傍に寄って来た。そして耳元に顔を近づけてくる。

 

「お兄さんお兄さん。知ってます?」

 

「ん? 何を?」

 

「ご飯の前にワタシと七海ちゃん、先にお風呂入ってきたんですよ。そしたらなんとっ、七海ちゃんの胸が……湯船に浮いていたんですよっ!」

 

「ふぇぁ!? ちょっ、な、ななな、なに言っちゃってるの千咲ちゃんっ!?」

 

 慌てて壬生さんの口を押さえて、伊吹から引き離す七海。沸騰したかのように耳まで真っ赤に染めた七海を見て、壬生さんは楽しそうにもごもごしながら笑っていた。

 

「い、伊吹兄さん? 千咲ちゃんの冗談だからね? へ、変な想像なんてしないでよね?」

 

「いや、想像も何も……浮くのは元々知ってるけど?」

 

「……へっ!?」

 

「……え。ほ、ほんと……ですか?」

 

「嘘じゃないけど? 中学の頃から浮いてたし……」

 

 沈黙が訪れていた。壬生さんの顔が驚愕したまま硬直している。そんなにも変なこと言ったのかな? いやだって家族だもん。知ってても可笑しくないよね。ね?

 

「ね、ねぇ七海ちゃん……。七海ちゃんのお兄さんって、もしかして……危ない人?」

 

「そんなことない……と、思うけど……」

 

 七海の手をそっと口元から外し、心配そうな様子で問い掛けている壬生さん。それに対して、はっきりと否定ができていない七海。

 

 何の話かまでは聞き取れていない伊吹は、首を傾げて七海に視線を送るが、目を逸らされ、壬生さんと共に少し距離をとられた。

 

「……?」

 

 二人で何やら相談した後、こちらに可愛らしく一礼して、壬生さんは階段を上っていった。そして、七海だけが頬を染めたまま戻ってくる。

 

「何の話してたんだ?」

 

「伊吹兄さんには関係のない話。それで? 水着がどうかしたの? まさか千咲ちゃんの前で、妹をからかいに来た訳じゃないでしょ?」

 

「ああ、そうそう。話を戻すんだけど、体育の授業で水着が必要になるって言っただろ? それで、暁と今度買いに行くってことになったんだけど、七海もどうかなって話」

 

「それなら、私も一緒に行こうかな。家に取りに戻っても意味ないし、ネットで注文してもいいけど、折角だから自分で見て新調したいからね」

 

「じゃあ決まりだな。今週末になると思うから、予定空けといてね。それと―――」

 

 そこまで言うと、伊吹は辺りを見渡す。もう残っている生徒も疎ら。それを確認すると、七海に顔を近づけ、小声で話す。

 

「今晩に親父と同時通話で連絡をとるから。遅い時間になると思うけど、待機しておいてな」

 

「う、うん、わかった」

 

「それじゃ、また後で」

 




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そろそろ、ゆずの新作の発表時期だなぁ~。

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