ご主人様が気になるベルファストのお話の後日談です。

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ご主人様が気になるベルファストのお話の後日談です。本日ベルファストの誕生日(進水日)ということでサッと書かせてもらいました。(前の後書きで月1と言ったな?あれは嘘だ)
今日になってベルファスト誕生日を知って書いたのでいつもより少なめになってます。ご了承ください。
いつもの通り、リクエスト、高評価、感想お待ちしております。是非是非何卒


ご主人様が気になるベルファストのお話〜誕生日編〜

時計の針が音が部屋に響き渡る。静寂な部屋には何一つ物音たてず、ただ静かに時を待つ1人の男がいた。彼の者はこの日、この時間が刻まれるを待ちわび続けていた。そして今日、あと少しもしないうちにその時はやってくる。手汗が滲み、唇が乾く。固唾を飲み、時計を見やる。彼のその目は焦りと高揚感、不安と期待、様々な感情が入り混じった色を見せる。それだけで事の重大さを物語っていた。

 

(焦るな...まだ焦る時じゃ無い...)

 

心臓の鼓動を鎮める為、大きく息を吐き出す。深呼吸は吐ききることを意識するのがいいと言ってたのは誰の言葉だったか。肺から全てを、ゆっくりと、ゆっくりと、確実に吐き出す。そして吸う。空気で肺が満たされる感覚を味わう。この日の為に、様々な準備をした事を思い出す。大丈夫だろう。俺なら、俺達ならばきっと、この作戦もやり遂げられる。否、必ず成功してみせる。

 

目を見開く。長針と短針が重なる。

 

「指揮官、第一艦隊。作戦通り出撃しました」

 

「報告ご苦労。綾波」

 

寮舎、学園、敷地内全てに繋がる緊急用放送のスイッチを入れる。マイクを手に取り大きく息を吸い込む。

 

「この放送を聞いている全員に告ぐーーー」

 

さぁ、始まりだ。

 

「三月十七日ヒトフタマルマル」

 

そう、今日のこの時間。第一艦隊が出撃し放送が聞こえなくなるこの時間にーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ベルファスト誕生日会決行作戦を開始する!!!」

 

こうして俺の嫁の初めての誕生日会の準備が始まった。

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「指揮官...大袈裟なのです......何も緊急放送使うことは無いのです...」

 

「上手いこと全員に同タイミングで指示を出すのに使えるのがこれしかなかったんだ許してくれ…それよりそっちの飾り付けはどうだ?」

 

「こっちは...終わったのです…」

 

「なら向こうの飾り付けの手伝いに回ってくれ」

 

「了解......なのです…」

 

艦隊に入ってない皆には前々からこのことを連絡していて、放送が入ったら一斉に準備に取り掛かるよう声を掛けていた。初めて結婚した好きな相手ともなると夫としては

盛大に祝いたくなるものだ。この日の為に明日は全員休みという条件を付けて総動員させて貰ってる。もちろんベルファストにはこのことを伝えてはいない。所謂サプライズってやつだ。

 

「お兄ちゃん、クラッカーの準備終わったよ」

 

「ん、ありがとなユニコーン。重くなかったか?」

 

「大丈夫だったよ、ベルファストお姉ちゃんはいつも皆のお世話頑張ってるもん。ユニコーン頑張るよ」

 

「そっか、ありがとな」

 

何だかんだ最初は文句も言われたりもしたが手伝ってくれてる皆には感謝しかない。いつも皆の様々な手伝いをしてるベルファストが感謝されていて、祝いたい気持ちは一緒だと思うと誇らしくもあり嬉しくもあった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「そろそろベルファスト達が帰ってくる時間だな」

 

飾り付けや料理の準備は終わり、クラッカー片手にドアが開くのを待っていた。手筈通りであればベルファストは1人で指揮官室に報告に来るはずだ

 

「(ガチャ ご主人様、報告に参りまし...た?」

 

「せーのっ!」

 

「「「「「ベルファスト!お誕生日おめでとう!!!」」」」」

 

「...!...?」

 

クラッカーの音が鳴り響く中、今日の主役ベルファストは何が起こったのか分からない顔で呆然としていた。

 

「とりあえずベルファスト、こっちこっち」

 

誕生日会を開くのに指揮官室は流石に狭かったので寮舎にある食堂に準備をした。手をひき寮舎に行きドアを開ける。そこには様々な料理と豪華な飾り付け、これでもかと大きく『ベルファスト誕生日おめでとう』と書いたケーキがあった。

 

「ご主人様...これは...?」

 

「三月十七日、ベルファスト進水日、つまり誕生日だよベルファスト」

 

「あっ...通りで何処か皆さん上の空だったのですね」

 

「まぁ、そういう事だ。という訳で...パーティ開始だ!!!」

 

こうしてベルファストの誕生日会は始まりを告げた。

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「それじゃベルファスト、ケーキのロウソクを消す前に何かあれば」

 

「皆様、ご主人様のワガママに付き合っていただきありがとうございます...誕生日を祝われること自体が初めてなのですが、こんなにも多くの人達に祝われるということは嬉しい事なのですね...ありがとうございます」

 

そう言ってロウソクに息を吹く。火は一瞬揺れを起こしすべて消えた。

 

「おめでとう!」「お姉ちゃんおめでと!」「おめでとうございますわ」「おめでとう...なのです...」

 

皆から様々な祝いの言葉を貰い笑うベルファストはとても嬉しそうだった。

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「楽しかったなぁ...」

 

「そうですねご主人様...」

 

賑やかな昼とはうってかわり誕生日会が終わった夜。嵐が過ぎ去ったように静かな指揮官室で俺とベルファストは2人で話していた。

 

「途中でエリザベスが来たのはびっくりしたけどな...w」

 

「女王陛下まで来ているとは思いませんでした...」

 

「仕事が忙しいって言ってたから来れるかどうか、かなり微妙だったらしいけどエリザベスはツンデレだからな。きっとああ見えて仕事がたまたま早く終わったんじゃなくて来る為に仕事詰めて来たんだろ」

 

「ふふっ、女王陛下らしいです」

 

「ところで、それ早速付けてくれたんだな」

 

「はい...ご主人様からのプレゼントですから」

 

ベルファストがそれを外し手に取る。それは俺が誕生日プレゼントとして上げた首につけるチョーカーだった。

 

「気に入ってくれて良かった」

 

「大切にしますね、ご主人様」

 

そう言ってベルファストは俺の座ってるベッドの隣に腰掛け肩を寄せてくる。俺も自然に腰に手を回し互いに温もりを感じる。

 

「そういえばご主人様」

 

「ん?」

 

「ご主人様に今日だけ、もう一つワガママを聞いてほしいのですが...」

 

「いいよベルファスト、誕生日はまだ終わってないしな。なんでも聞くよ。俺に出来ることなら」

 

「私、ご主人様との子供が欲しいです」

 

「あぁ...んっ!?今なんて!?」

 

「今夜は寝させませんよ...『あなた♡』」

 

...明日は休みにして本当に良かったと今更ながら思った。...本当に

 

次の日顔を赤くしてぎこちない会話を繰り返すベルファストと指揮官を見て色んな人達に察されてしまったのは言うまでもないだろう。

 

こうしてベルファスト誕生日会決行作戦は遂行完了した。ベルファストにとっても俺にとっても初めてが多かったこの日はきっといつまでも忘れられない想い出の1日になるだろう...

 

〜Fin〜




という訳でいかがだったでしょうか。月1更新と言ったな?あれは嘘だ()
今日ベルファスト誕生日だと知ってせっかくなので、サクっと少なめに書かせてもらいました。ベルファストはss書いてからわりかし好きです。可愛くないですか?ベルファストには普段はご主人様呼びだけど、2人きりの時だけあなた呼びされるとグッときません?きますよね?そうクるんですよ。いやー堪らないですね。というか今回はそのセリフのためだけにわざわざ2500字書いたってのもあります。
あ、今回はあんまり考えず素早く書きました。時間がそこまで無かったので適当な部分は多いかもですがご了承ください。書いてて痛感したのは自分の語彙力の低さ、序盤の言い回しはもうちょっとシリアス風味がでるように書きたかった...(切実)
そういえばpc買いました。デカすぎる気もしますが画質そこそこ良くてアウトレット万歳って感じです。まあssはほぼスマホで書くんですけどね。
そんなこんなで今回は後書きも少なめに終わりたいと思います。あ、いつもの通り高評価、ブクマ、感想、リクエストお待ちしております。
次こそはなんかカップリング系書きたい予定(未定)
(*´∇`)ノシ ではでは~

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