というのもリア友にこの小説を見せたところ非常に厳しい批評をいただきました。
曰く、主人公視点がなく感情描写を怠っている。
淡々と進むので話に入り辛いなど。
またキャラを崩して一時の笑いを得てるだけで残るものがないと。
まあそれでメンタルがかなり揺らいでおります。
作者はあまり長くなく、手軽に一時でも笑えれば良いのスタンスだったのですがお世辞にも強いとは言えないメンタルだったのでお休みします。
気持ちが整うまでは他の小説を書いて練習しようと思っているので失踪はしません。
楽しみにしてくれる方がいるのには申し訳ないとは思いますが、少しお休みさせていただきます。
追記
皆さんがコメントを下さって嬉しいです。
でも結構長い期間休むと思っている方もいるみたいなので明言しておきます。
一ヶ月以内には次話を投稿しようとは思っています。
三ヶ月とか半年は休みません。
勘違いさせてしまったらすみません。
こういう言葉足らずの所も改善しておきます。
「ヤバい、マジでヤバい。デバイスを魔力炉を傀儡を結界を作らなくては。兵器だ。兵器が足りない。身を守る兵器が。盾を拠点を作らなくては」
そう言って兵器の種類を際限無く呟き続けるエレク。
何時もの尊大な態度は見る影もなく所持している武具防具、兵器の類いを全て展開している。
「どうしたんですか‼しっかりしてください‼エレク先輩らしくないですよ!!」
「混乱しているのはわかりますが、どうしたんですか?何が起きたのですか?」
1度もこの状態のエレクを見たことがなかったアインハルトと違いあっさりとこれを受け入れるヴィヴィオは問いを投げ掛ける。
それでも内心相当動揺している。
この異常な状況も相まって質の悪い危惧しか出てこないがそれでも勇気を持って問い掛ける。
「確かに何かしらの事件に巻き込まれたのはわかります。管理局も助けには来れないかもしれません。ですが幸いここは地球です。しかも海鳴ならママのお友達がミッドへの転送ポートを設置してる筈ですからそこまで行けば――
「違ぇ」
「え?」
台詞を打ち切ってまで言われた言葉は余りにも簡潔過ぎて二人共理解できない。
ヴィヴィオ達は黙って目線で先を促す。
「ここは地球でも現代の地球じゃねぇ。十四年前の海鳴だ」
「「は?」」
「仮に帰れてもそこは十四年前のミッドチルダだ。俺は一歳だしお前らは生まれてない」
先程の言葉を遥かに凌駕する発言が続けられる。
三十分前。
無限書庫の騒動から数日後。
前世の記憶に捕らわれ録に人生を楽しめなかったアインハルトの問題をヴィヴィオと決闘することで解決させようというエレク曰く野蛮な作戦をなした後日。
すっかり日常となっていたエレク邸での性能実験もとい模擬戦を終えての休憩中。
突如現れた空間の裂け目と三人を引く強い力。
そして亀裂に飛び込むように吸い込まれ、空に放り出されたのが十五分前。
「うわぁあああぁぁあああぁ」
「セット・アップ。武装展開、銃剣。AMF発生装置起動。収束機構起動。内蔵魔力炉全力起動。武装をロングレンジに特化。全武装の出力リミッター解除。フルバースト。救援要請。傀儡兵及びガジェット多重転送」
《救援要請失敗。傀儡兵及びガジェットの展開失敗。通信が取れません》
「チッ」
AMF搭載の電動式駆動鎧に大きめの銃剣。
5機の自動防衛砲台と4機の小型砲台、対魔導師用の盾という管理局も真っ青な武装を瞬時に展開して滑空する。
「落ちる!!落ちる!!落ちるぅうううぅぅうう!!」
「うわぁ」
二人は急いで背部に着けたジェットと両手足に展開した光の羽根で姿勢と方向を制御し優雅に落下スピードを調整しているエレクにしがみつく。
「邪魔だ‼どけ‼」
「ひどい!!」
「わ、私あんまり飛行魔法とか得意じゃなくて」
「私も!!今離されたら死ぬかも!!」
「ちっ、お前なのはさんの子どもじゃねーか」
「それでも得意不得意があるの!!」
「オプティックハイド、フェイク・シルエット」
エレクが魔法を発動させ自分と接触しているアインハルト、ヴィヴィオを透明にし見えなくする。
それに重ね、エレク達より少し上空に自分達と同じ幻影を発生させる。
「掴まれ。着陸する。落ちても自己責任だ」
そう言ってどこかのビルの屋上と思われる場所に降りて来たのが十四分くらい前。
「ふー、何だったんでしょうか」
「お前らは一刻も早く俺から離れろ」
「ひどい!!」
「いつもはそうだが今はそうじゃねぇ。いいか。恐らく相手は俺関係の犯罪者だ」
「犯罪者!?」
「ああ、最近なかったが前は一年に数回のペースで来てた。今考えたらお前ら聖王教会や管理局側の英雄が付いてたからだろーが。とにかく俺の技術目当てでの襲撃はある」
「でも先輩を置いては行けないよ」
「先輩が戦うのでしたら私も」
「馬鹿。無駄だ。相手は俺のラボの警備を抜けて来たことを考えればお前らなんぞ相手にならん。邪魔だ。しかもここは十中八九ミッドじゃねぇ。全然通信が繋がらねぇし管理世界ですらないかもしれねぇ。そしたらそれこそ相手は並のロストロギアすら越える力を持ってることになるぞ。さっさと逃げて管理局でもなのはさんでもいいから助けを呼んでこい」
「そんな………」
「……………んっ?ここって地球?しかも海鳴?」
「あん?知ってんのか?」
「ええ、ママの故郷です。私も来たことあるので間違ってはいないと思います」
「どこの管理外世界か?」
「ええっと確か第97管理外世界だったかと」
「ん、お手柄だ。それさえわかりゃここから近い管理世界に連絡して管理局なりを使える」
「これで大丈夫でしょうか……………」
「わからない。エレク先輩が私にお礼を言うくらいだから相当危険かも……」
「はぁ!?何を言って……は!?ちょっ、ちょっと待て………………嘘だろ………」
「ど、どうしたんですか!?」
そして現在。
「もぉマジでヤバい。今の時代じゃ傀儡も、大規模魔力炉も、次元航行船も他のありとあらゆる発明品を転移できない。それどころか拠点も材料もないから新しい武装を開発することもできない。今使えんのはここにある兵力のみ。無理ゲーじゃねーか!!死ねマジで死ね!!」
「えっと………」
「本当にここは十四年前の世界なのですか……」
「馬っ鹿!!もう何度も確認したわ!!管理局にも無限書庫にも確認したわ!!システムが全部十四年前の水準だったわ!!あっ、無限書庫は俺が来る前と変わってなかったけど………とにかくヤベェ!!俺目的の誘拐はもう無いだろうがヤベェ!!」
「えっ、誘拐じゃないんですか?」
「どこの世界に十四年前にターゲットを転移させる誘拐犯がいるんだよ!?実行は十四年前の自分に任せるとかどんなロマンチストだ!?」
「なるほど。確かにそれはそうですね」
「今の武装でどのくらい戦えるんですか?」
「フルバーストで魔導師ランクS相当。でも三十五分しか持たない。普通に過ごせば一日つまり二十四時間で、八時間はAAA+相当で戦える筈だ」
「凄っ!!思ったより相当強い!!」
「馬鹿か‼これは限界だ‼これを使い切ったら収束機構だけで動かすことになるんだぞ‼」
「因みにそれだけだと魔導師ランクはどれくらいなんですか?」
「A+くらいだと思う」
「それでも充分凄い」
「そうだ‼こんなことしてる場合じゃねぇ。ここはもうどうなってもおかしくない世紀末の都市海鳴。ここには平穏なんてないんだからな」
「そ、そうなのですか」
「ああ、まさに次元世界の魔都。この世で最も危険な世界のひとつだ」
「嘘言わないで下さい!!なのはママの故郷なんですよ!!」
「PT事件、闇の書事件」
「うっ」
「トップクラスの魔導師が跳梁跋扈し、それを止める為に管理局の白い悪魔とまで呼ばれた天然ロストロギアとその仲間である死神執務官やベルカ遺物の夜天の主達が街を壊しながらドッカンバッタン大騒ぎするんだろ」
「ぐっ」
「いや寧ろなのはさんが魔法に目覚めた時からなのでそれが原因か?強力な武力を持つ人間はその人柄に関係なく問題を惹き付けるのさ」
「なのはママもエレク先輩にだけは言われたくないと思います」
「もう止めようぜ。この時代にはあれらの事件を解決したエースオブエースがいるんだからよぉ」
「そうですね一度移動しましょうか」
「あっ、私のデバイスそういえばジェットパックにもなるんでした」
ヴィヴィオが何時ものセグウェイに変形するデバイスをバックパック型のジェット機に変形させおぶる。
「おぉ、そんな機能があったとは」
「待てや‼今は非常事態だから使わせるがそれ俺のだからな!移動したらぜってぇ返せよ」
「待って下さい‼時空管理局嘱託魔導師、高町なのはです!少し聞きたいことがあるのでバリアジャケットを解除してください!」
「なのはさん?」
「なのはママ?」
「ヴィヴィオさんのお母様?」
「ん?私は高町なのはだけど?」
「はぁああぁあああぁああぁぁ!?何でよりによってこの人なの!?何で!?Why!?タイムパラドックスに喧嘩でも売ってんのかよ!!」
「えっ何で!?何でいきなりキレられてるの!?」
GOD編がアインハルトVSヴィヴィオの後で文化祭の前であることは立花フミさんの『アインハルトさんはちっちゃくないよ!』での考察を使わせて頂きました。作者がお勧めする面白い作品です。