えーハーレム系の主人公はそう言う風になるみたいな作品が多い気がして……作ってみました。

目指した方向と何か違う感じになりました。


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悪魔

此所はもう三年近く通ってる駒王学園。元女子高、女子が多い。女子高から共学になってそんなに経ってないからクラスには女子が多い。つまりサイアクデス。

 

女の子ばかりで羨ましいとか思う男児。実際に通ってみ?女の子ばかりで男の片身の狭さ体験してみ?やっぱり女の子は二次元が最高だと確信する事だろう。

 

「きいてよ!きいてよ!」

 

特に関わりのない女子の同級生に話し掛けらてきた。なんだろうか?良い予感が欠片もしない。

 

「と言う訳なんだよ!あの兵藤一誠が木場くんに連れられてお姉さまの所属するオカルト部に行ったのよ!」

 

一年年下で幼馴染みの兵藤一誠がリアス・グレモリーが部長のオカルト部に呼び出された。……良い予感がしなかった事が的中したばい。

 

「ねぇ!こんなの許せる!許せないよね!木場くんを許せないよね!」

 

なんでそんな鼻息荒いのか。 

なんで木場くん許せないのか。

 

何か知りたくもない気がするからそれは置いとくとして、グレモリーが兵藤一誠を呼び出した。知る限りグレモリーと兵藤一誠には何の関わりもない。なのにオカルト部に呼び出された。時期的にそう言うことだろうなぁ。

 

 

とうとう……"原作の始まり"

 

 

 

自分は十何年も前に神様に転生させられ新しい世界に居る転生者。そして転生したこの世界はハイスクールD×Dという、前世でライトノベルや漫画に描かれた世界と酷似する世界なのだ。

 

神様転生ぽい事をしたのは事実。此所がハイスクールD×Dに似た世界と言うのも此れまでの状況からして事実。今から十何年か前に神様ぽい人により転生したのも事実。これらすべて自分の頭が可笑しくなってない限り事実。

 

 

前世の終わり後、気づくと死後の世界ぽい所に居てそこで自称神様に死因は自分のせいと犯人(神様)から自己申告され、お詫びとしてバトルのあるハイスクールD×Dの世界とへの転生権をGET!GETというか押し付けられた。なんでハイスクールD×Dなのか。

 

原因と思えるの、やっぱり転生前に聞かれたことだろうか。行く世界の要望を聞かれたんで……現代日本みたいな安全に生きれる世界にしてほしいと頼み、それと、もうひとつに…前世で捨てられなかった大人の階段的な卒業の機会が得られ易い世界を要望した。

 

望みは平和と脱して卒業

二つの要望から、ハイスクールD×Dの世界。

 

オカシイ

 

 

まぁ知ってる限りハイスクールD×Dは一般枠なエロアニメ。卒業の機会をエロと捉えたとすれば、セーフって気もする。セーフなのか?セーフなのかな。まぁ……一つは一応は要望通りとして、しかしもう一つめの安全平和って要望は絶対に反故にされてるとしか思えない。現代日本みたいに安全な世界が良いと要望してた。なのにハイスクールD×D。

 

ほら可笑しいやろ。

 

ハイスクールD×Dの世界は現代日本…裏を知らなきゃ。

 

裏には天使も居れば悪魔もいる。魔獣も居たら竜も居る。変質者もいれば痴女もいる。神様も居たら魔王もいる。人間界の他の世界もある。変態もいればド変態もいる。天使側が関係が人体実験していたり、神様が死んでいたり、悪魔が悪魔していたり、英雄が英雄(笑)だったり、主人公が女の子を全裸に剥いていたり、主人公がオッパイつついてパワーアップしていたり、戦争したい人等が沢山だったり、最強が幼女だったり、最凶の魔法漢女がいたりした。

 

一纏めで言えばハイスクールD×Dの世界は現代社会に神話とギャグとエロが混ざった、バイオレンスでありデンジャラスでカオスな世界。

 

原作関わる事なきゃ平和な可能性はある。少なくとも原作主人公の周りは危険度がやたら高い。原作で味方以外の死亡者は結構あった。そもそも主人公が真っ先に襲われて人として死亡してる。あと、原作知ってる立場からしたら、一歩間違えたら世界ごと大惨事。…………一歩間違えなくても大惨事は結構あったけ、世界ごとなら何処だろうとやっぱり巻き込まれるやん。やはり安全を願ってハイスクールD×Dが転生先なのは可笑しい。

 

  

ハイスクールD×Dと言っても、神様は転生するのはハイスクールD×Dに"似た"世界と言ってはいた。

似てるだけなら危険なイベントが沢山な原作ハイスクールD×Dそのまんまな世界でない、なんて甘い期待は出来るわけない。今までの実体験的に経験的に。

この世界はヤバイ。特に原作で悪魔の拠点があり主人公の居る駒王町は危険。特に主人公周り。主人公、兵藤一誠の周り。

 

 

なのに生まれ変わったら駒王在住で、しかもお隣さんが兵藤家ってどんな嫌がらせか!!

 

両親が兵藤家とは大の仲良し。毎日顔合わせするぐらいに。産まれてから病院から抱き抱えられて実家となる家に行く当日、まずご近所への挨拶、実家のお隣に見えたのは兵藤って表札。表札見て#%#!?と思わず奇声が出たのは今でも思い出す。

 

しかし駒王でも兵藤って名字は他にもいる。違う兵藤さんだろうと思った。思おうとした……普通に兵藤さん宅に一誠って名前の息子が登場。

もう確実。

 

ファッキンゴッド。

 

ファッキンゴッド。

 

大事な事なので二度。

 

 

年齢が近くてよく両家から兵藤一誠の遊び相手にさせられる。一誠少年から離れることもできなかった。

 

まぁ危険物(主人公)から離れ様と思った。

 

しかし離れた後になんでか一誠少年が出血多量で意識不明になるなんて事故が起きた。恐らく原作にない事故。幸いあの時は助かった。ただ本気でヤバかったそう。

 

死にかけたと知って嫌な予感が脳裏に過った。もし助かって無ければ?神様が原作と違う所もあると言ってた。そもそも自分が要る事で変化する部分も有る筈、で、もしその原作と違う部分が万一にも、原作の主人公の若い頃のポックリなら?一誠少年がポックリ逝けば?

 

思わずブルッとくる。

 

あんまり覚えてないけど原作から兵藤一誠が居なくなるとか恐ろしい!まぁ争いの原因に結構主人公は関わりがあるとも言われてた。原作では主人公の龍の神器が争いを呼び込むとか言われていた。なら兵藤一誠が居なくなれば駒王が安全になる可能性は有るかもしれない、なんてのはなんて浅い考えだろうか!

 

大体が兵藤一誠に引き寄せられたとしても元々あった火種だろうし。駒王が安全になったとしても、他で火種が燃えるとも思える。下手に他の場所で火種が炎上して大火になったらどうなるか。

 

火種が大きく炎上して日本を焼き尽くす可能性も大いにあり得る。それに原作だと兵藤一誠が助けてる人は何人も居る。ということは兵藤一誠の死亡は助けられた人が助からない事になると言うことにもなる。さらに起点の主人公が居なくなれば、原作とは完全に違う状況となり原作知識が無駄にもなる。てか主人公抜きにも駒王に思いっきり狙われそうな理由と二人が居た。

 

つまり、良心や色々な事を考えると、兵藤一誠の身の安全は守った方がいいと思えて、関わりたくないと思ったのに……兵藤一誠の近くにいた。

 

本当に大変だった。

 

なんか原作主人公が幼児の頭と胃が痛くさせるほどトラブルに巻き込まれて。

 

人が困ってたらどんな危険な相手でも向かっていったり、森に行けば熊や変な生き物に襲われたり、路地裏に入ればコスプレ変質者がしてる動物虐待を見つけ止めにいったり、肝試しに廃ビルに入って奇人に襲われたり。

。人生で一度起きるか判らない面倒毎に週毎に遭遇してた。原因になりそうな神器も覚醒してない筈なのに。なんか呪われてる?原作主人公ってだけでアウト?

 

大体この時期の原作主人公に解決できる能力とかないトラブルばかり。全部此方に後始末やら戦闘やらが回ってくる。転生特典かなんなのかなんか強かった、強くなきゃ絶対二回目人生終わってた。

 

本当に面倒で、本人に解決すように言うと……体を鍛えだして、原作主人公補正なのかなんなのか、恐ろしいぐらなんかなって……、本人だけでトラブルやら危険やらを解決。無事ヘイオンをテニイレタヨ。

 

しかし別の意味でタイヘンな事が……

 

兵藤一誠が鍛える事が趣味になりエロに、パイに興味が薄くなったと言う致命的な、主人公が死亡したに匹敵する大問題が起きたのだ。

 

オッパイと侮るなかれ。

原作兵藤一誠とはオッパイこそが原動力!

 

オッパイを抜いたら兵藤一誠の価値の九割ぐらいが消える。何故なら神器以外はただの平凡な人間だった兵藤一誠に唯一有った特化した点がオッパイへの情熱。

オッパイで原作が動いた。オッパイの為に強くった。オッパイで覚醒した。オッパイのお陰で折れない。オッパイこそが兵藤一誠の勝利の鍵。オッパイこそが主人公補正と言っても良い。おっぱいに興味の無い兵藤一誠だと存在しなくなったと同義。完全なる原作崩壊。

 

…本当に原作考えたら嘘でないから恐ろしい。

 

 

本気でバカらしいけど、おっぱいへの情熱は何としても復活させないといけないと考え、色々と頑張り何とか兵藤一誠はオッパイへの情熱は復活させ……させた……させた?

 

少なくとも視線はよく胸辺りにいっていた。

……性別問わず…

 

ブルッ

 

ブルッブルッ

 

なんか寒いな。

 

なにかわからないな。本当に!

 

中学越えた辺りでもう大丈夫だろうと!兵藤一誠とはなるべく関わらないようにしていたら、兵藤一誠は駒王学園に入学して変態と呼ばれている。良く覗きに行っているそうだ。剣道部やレスリング部に…レスリング部とか女子とか居たっけ?

 

特に関与する事なく、一年経ち今。

 

オカルト部に行った。

 

二年のタイミングとなると原作を考えると先ず悪魔となったとしか考えられない。

  

原作通りの筈。     

 

そう、何も可笑しくない筈。

 

原作崩壊を阻止しようとして頑張ってきた結果が出て良かった筈。  

 

しかし……なにか可笑しいような気がするのは……

 

「あぁ、あの思い悩んだ顔は良いです!」

 

「はぁはぁ……やっぱり愛しい人の同行は気になるんですね」

 

「あらヨダレははしたない」

 

「そっちだって鼻血が出てるわよ」

 

向こうでコソコソしてる女子、なぜかゾンビより腐ってる気がする。いったいなんなんだ?

 

 

 

 

 

 

駒王学園に有るオカルト部の部室。

 

オカルト部にはオカルト部の面々に、一人の部外者。

 

部外者の生徒。

 

男子校高校生、兵藤一誠、マッチョな体型にまるで目が野○先輩と言われる事ぐらいが特徴の、平凡な駒王の二年の生徒。

 

オカルト部の三人と一誠で部屋には四人、オカルト部で唯一の男性部員の木場はナゼか居ない。

 

関係ないことだが……一誠から放たれるなにか恐ろしい本能を秘めた野獣の様な眼光を見るとナゼか、男子生徒は死より恐ろしい謎の恐怖を感じ、特定の女子生徒は創作意欲は刺激される。

 

この部屋にはマトモな人間は居ない。種族的な意味である。リアス達の種族は、悪魔、人との契約を糧に生きる悪魔であった。あ、一誠は人である。

 

ナゼ一誠が此処にいるかと言うと、一誠は昨夜にオカルト部の副部長である朱乃を悪魔のチラシで呼び出して願いをいいったが、それは朱乃では叶えるには……少し無理な願いであった。

 

しかし朱乃は部長のリアスなら叶えることは可能と一誠をオカルト部に連れてきた。任される事になったリアスの視は死んだ魚のようだ。

 

「…ゴホン!兵藤くん、もう知ってると思うけど、改めて言うわね私達、オカルト部の全員が……悪魔よ」

 

オカルト部の面々は背中からコウモリの様な黒い翼をだした。

 

「……」にやぁ

 

一誠は……嬉しそうに笑う。一誠の目に驚き恐怖、嫌悪はなく、希望を見たように輝いていた。羽を見せて一誠を驚かせると思っていたオカルト部の面々を逆に驚かされた。

 

「そ、それで一誠くん……朱乃に聞いたんだけど、貴方の願いは、"悪魔になりたい"って事で良いのね?」

 

オカルト部の中で純潔の悪魔は部長であるリアスのみ。

他の面々は其々事情があり悪魔に転生している。なにか思うところがあるのか自分から悪魔になりたいと言う一誠に微妙な視線を向けていた。

 

一誠は首を振り口を開く。

 

「いや、正確には悪魔になる事で願いを叶えたいんです」

 

「……えっとその願いって、その、えっと、なんと言うのか、朱乃から聞いたんたけど……」 

 

リアスの顔は血の気が退いたように青い。逆に一誠の鼻息は荒くなる。

 

「あ、あの、その、それに、ああいう願いを叶えるのに悪魔になっても手段は……」

 

「…先輩、悪魔なら……媚薬を手に入れたり、記憶操作をしたり、……完全な性転換も出来るんですよ……ね」

 

 

そう野獣の目をしたマッチョの男に迫られリアスは助けを求めるように周りを見回し、目を逸らされた。

 

 

 

 

 


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