魔法少女いろは☆マギカ 1部 Paradise Lost 作:hidon
・本編のネタバレを含みます。なので、こちらを読まれる際は、一度本編をお読み頂くか、第1部下部の「ざっくり解説集」を閲覧されることを推奨致します。
《項目》
・ピーター・レイモンド
・夕霧 青佐
・夕霧 碧
・白木 亜美
<中央区>
・阿峡 慎(慎允 峡先生)
・春径
・徳江 龍二
<参京区>
・由比 木次郎
・由比 隼太郎
・皇 陸翔
<水名区>
・暁槻 月禰
・二葉 青磁
<工匠区>
・番井 花織
<その他>
・環夫妻(輝一・耀)
・梓 つむぎ
・アイちゃん
【神浜市役所】
・ピーター・レイモンド (読み:ぴーたー・れいもんど)
神浜町中央区在住。一般人男性。37歳。神浜市役所勤務。
みかづき荘の管理人。
治安維持部に所属している外国人。
金髪の角刈り、肌は色黒で筋骨隆々の屈強な体躯。いろは曰く、「洋画に登場するマフィアの殺し屋に近い風貌」。
しかし、性格の方は至って温厚であり、所謂「オネェ系」。両耳にハート型のピアスを付け、常に女性口調で話し、佇まいや仕草も女性そのものである。
いろはが神浜市で出会った二人目の人物であり、静養室で気絶から回復した彼女と対面するも、強面のせいで怯えさせた上に悲鳴を挙げさせてしまう。
人格者であるが、いろはが神浜の異変に関わっていると看破した際は、彼女を利用して解決しようと試みたり、いろはとやちよが対決している場面では、ドローンの目的地を対決中にも関わらず突然変えてしまったりと、少々意地が悪い一面が見られる。(みたま曰く、「いやな大人」)
そのせいでみたまからは時折白い目を向けられがちだが、彼女とは秘密を共有し合っている上に、お互いに気の置けない会話を弾ませていることから、基本的に良好な関係である。
料理の腕前はプロ級であり、いろはに手料理を振舞っている。本人曰く、「花嫁修業」をしている内に身に着けたものらしい。
(なお、「花嫁」と聞いていろはは、より彼を警戒してしまっている)
膂力が凄まじく、魔法少女であるやちよの槍の一撃を両手で受け止めてしまえる程。
来訪者のいろはが、神浜市に“何か”齎してくれることを密かに期待しているが、その真意は不明。
・夕霧 青佐 (読み:ゆうぎり あおさ)
神浜町中央区在住。神浜市役所勤務。神浜市の市長を務める一般人女性。52歳。
大学三年生の娘・碧がいる。
いろはの父・輝一とは旧知の間であり、彼から娘のことを託された事からかなり親しい仲と思われる。
朗らかで親しみやすい人格者であり、いろはの青年後見人を快く引き受けている。
一方で、両親を攫ったサンシャイングループを警察に訴えようと考えるいろはに、厳しい現実を突き付け、裸一貫で戦うのでなく、市内で地道に協力者を集めてサンシャイングループと対等の力を得るよう示唆するなど、指導者としても優れた素質を持っている。
また、プライベートでは比較的多く冗談を言って場を和ませたり、あえて道化役を演じるなど茶目っ気もある。
二年前に【参京駅北口地区市街地再開発事業】の総責任者に就任したが、開発事業そのものは現在、無期限凍結中である。
たまに、【教授】と呼ばれる人物と交信している模様。
断じてイマジナリーフレンドではない。
時々、「しがない年金暮らしのおばあさん、朝ヶ谷
また、優れた人物を自らスカウトして、味方に引き込んでいる。
ちなみにその間、書類仕事は秘書達に押し付けているらしい。
若い頃の容姿は、後述の娘、碧と瓜二つの犬耳属性であった。↓
(※カスタムキャストで作成)
・夕霧 碧 (読み:ゆうぎり みどり)
青佐の娘。
20歳。神浜大学三年生。常に敬語で話す。
たまにみたまの店、ミロワールでアルバイトをしている。
天真爛漫な性格で、スキンシップの一環で、いろはによく抱きついてる。胸がでかい
何故か、髪の毛が犬耳のように跳ね上がっており、感情が高ぶるとピコピコと上下に動く。(原理は不明)
青佐とはよく喧嘩するが、仲良しである。
(キャラクターイメージ:カスタムキャストで作成)
・白木 亜美 (読み:しらき あみ)
神浜町中央区在住。一般人女性。24歳。神浜市役所勤務。
治安維持部に所属しており、事務を担当している。
眼鏡を掛けた知的そうな容姿で、生真面目でクールそうな雰囲気から堅物と思われがちだが、性格そのものは心優しく、まだ感情表現も豊かである。
本文中での記述から、部長であるやちよに対して尊敬以上の念を抱いていると思われる。
【その他のサブキャラクター】
<中央区>
・阿峡 慎(読み:あかい まこと)
小説家。33歳。
慎允 峡(マコト カイ)という微妙にややこしいペンネームで活動している。
ヘビースモーカー。
アシスタントの少女、二葉さなと共に行動している。断じてロ○コンではない。
陰のある風貌に反して、交友関係は意外と幅広く、友人には後述の春径を始め、情報通の人間が多い。
いろはから、「
他にもいろはに、「夢に勝て」とアドバイスを送るなど、面倒見は良い人柄。断じてロ○コンではない。
担当編集のヨッシーこと吉田女史とは、最大のライバル関係にある。
突然来訪してきた二葉さなの家庭環境に同情して、一緒に暮らしてはいるものの、
自分にどんどん依存していく彼女に、一抹の不安を感じている。
二葉さなの魔法少女ストーリーでは、
さなの将来の為に、自らの作家人生を犠牲にして、七海やちよにさなのことを託した。
・春径(読み:はるみち)
浮浪者風の薄汚い老人。
年齢は70歳後半と思われる。愛称は春さん。
常に酒臭く、酔った勢いでみたまの店に訪れては、下品なナンパを繰り返している。
当然、みたまからは毎回、冷たくあしらわれている。
実は、情報屋【春】としての裏の顔を持っており、拾ってきたネタを前述の阿峡 慎に度々売っている。
謎の多い人物。
・徳江 龍二 (読み:とくえ りゅうじ)
神浜町の町内会長を務める老紳士。70歳。
元は、神浜大学教授で時々、やちよに勉強を教えている。
妻は昔に死去し、息子も離れた地域で家族と暮らしているため、現在は独り身。
実は、『人倫保護団体』の創立者。
だが、設立当時は、『魔法少女に関する一刻も早い法整備を社会に訴える為の』活動団体であった。
彼が脱退した後は、『魔法少女否定派団体』として、魔法少女を社会から排除する為の活動に熱を上げ始めている。
情報屋・【龍】としての裏の顔を持っており、黒羽根の情報をやちよに教えている。
実は、『七海やちよ暗殺計画』の真の黒幕であり、深月フェリシアと“最初に”接触し、動かした張本人。
七海やちよを排除したいマギウスの翼、七海やちよの実力を確かめたい蒼海幇首脳陣と常磐ななかは、黒幕をうやむやにするために、利用されただけに過ぎない。
(詳細はFILE #88 黒幕にて)
<参京区>
・由比 木次郎 (読み:ゆい きじろう)
万々歳のオーナー。年齢は68歳。
先代店主、由比鶏太郎の実弟であり、現店主・隼太郎の叔父。
鶴乃にとっては大叔父にあたる。
ハゲ。
頑固で無骨な性格だが、面倒見は非常に良いツンデレ親父であり、鶴乃にとっての良き理解者。
由比家きっての常識人。
そのため、個性的な家族が巻き起こす事件に、度々振り回されてしまう苦労人でもある。
鶴乃の母・紀子と、祖母・津和吹美江が、
塞ぎ込む鶴乃をほったらかしにして、亡き兄の遺産を食い潰して豪遊三昧していた事を知った際には、激しく怒り狂い、二人を万々歳から永久追放。
そして二人の散財を容認してきた、隼太郎を厳しく叱責。
万々歳のオーナーとなり、由比家の実権を握った。
元警察官(刑事)であり、現役の頃の経験を生かして、情報屋【雉】としても活動している。
ちなみに料理の腕前は、鶴乃や甥より高い「70点」である。(ただし愛想は0点)
・由比 隼太郎 (読み:ゆい しゅんたろう)
鶴乃の父親。前述した木次郎の甥。
日和見主義な性格で、完璧主義者だった先代店主・鶏太郎とは対極。
また、料理の腕前もあまり良くなく(50点)、万々歳の評判を大きく落とす要因となっている。
実は、偉大な父親のことをコンプレックスに感じており、子供の頃から周囲に蔑まれてきたことで、父親の事を深く恨んでいた。
妻の紀子、義母の美江の散財癖を利用して、父の遺品を全て売り飛ばそうという“復讐”を目論むが、木次郎によって阻止される。
以後、木次郎と話し合い、自らの愚挙を猛省。
調理技術の向上と、鶴乃の面倒にも、少しばかり精を出すようになる。
・皇 陸翔 (読み:すめらぎ りくと)
※元ネタは週間少年マガジンの漫画作品:【ゴッドハンド輝】の登場人物。
42歳。
世界最大のIT企業・皇グループのCEOであり、世界有数の資産家。
『日本のビル・ゲイツ』、『帝皇』等の異名を持つ若き天才。
経営者以上に、技術者としても非凡な才能を発揮しており、
魔法少女育成用魔女討伐式シミュレーションシステム、
【Malleus Maleficarum Machina】(通称:LICHT)の開発者である。
また、他にも優れたAIシステムの開発に成功している。
参京区の再開発事業に協力する条件として、
上記のシステムの“欠陥”を見つけるよう七海やちよに依頼。
いろはの協力もあり、欠陥が発見されてからは、再開発事業に尽力する。
以後、参京商店街に小さな事務所を構えて、CEOとしての仕事を続けている。
<水名区>
・暁槻 月禰 (読み:あかつき つくね)
いろはが、神浜総合病院のロビーで出会った老婆。
天音月夜の祖母。
『環 うい』の事を知っている、と言うが、
その人物とは、いろはの妹と同姓同名の、“赤の他人”の老婆であった。
・二葉 青磁 (読み:ふたば せいじ)
故人。
水名区でも屈指の由緒正しき名門、二葉家の先代当主。
医者であり、偉大なる実業家。
『地位と名誉を持つものは、下の者に何をしても許される』
『水名の生まれなくば人に非ず』……
1990年頃。
そういった家柄主義・官僚主義・排他主義が根付く、閉塞的な水名区の社会に憂いており、
地元の有力者や区会議員、また、市の教育委員長と結託し、区民の意識改革に努めた。
2000年になる頃には、風習はごく一部を残し、形骸化している。
しかし、皮肉にも実の息子、義和の意識改革は最期まで叶わなかった。
家族は長男の義和の他に、次男の将廣、他にも三男、四男がいる。
義和の義娘・二葉さなとは血は繋がっていないものの、本物の孫同然に可愛がっていた。
<工匠区>
・番井 花織 (読み:つがい かおり)
株式会社・蒼海グループ所属の魔法少女、
梅華が18歳の頃に身籠った。
素直でとても活発な性格。
常磐ななかの事を実の姉のように慕っており、とても仲が良い。
<その他>
・環輝一、環 耀 (読み:たまき きいち、たまき ひかり)
宝崎市に住むいろはの両親。
一般家庭で過ごしていたが、実は追われている身らしかった。
いろはの事を夕霧青佐に託し、自分たちは海外へ逃亡を図るものの、サンシャイングループの追手に見つかり、拉致される。
残されたいろはには、拉致されることを見越してか、書置きを残している。
後に二人の身柄は、秘密結社・マギウスの翼の首魁・里見灯花に引き渡された。
・梓 つむぎ (読み:あずさ つむぎ)
故人。
みふゆの母親。
かつて、七海やちよの未成年後見人だった。
サンシャイングループ系列の株式会社『Divine Light of CITY』の社長で、参京区の再開発事業(参京駅北口地区市街地再開発事業)の実質的最高責任者の一人。
大胆な事業方針で、参京商店街の反対派を丸め込もうとした、やり手。
七海やちよの人気を利用し、反対派を懐柔しつつ、再開発事業を順調に推し進めていたが、休暇中に魔女の襲撃にあい、夫と共に死亡。
彼女の死は、やちよとみふゆの関係に、決定的な亀裂を齎す原因となった。
・アイちゃん
二葉さな 魔法少女ストーリー4、5話に登場。
SNSアプリ、【君の銀の庭】で、ナビゲーターを務める、くるみ割り人形のAI。
アプリのイメージキャラクターのようだが、ヴィジュアルは何故かホラーチック。
AIの割に、思いやりのある性格で、
アバター【ネクラ】を通して毎日話しかけてくるさなのことを気にかけていた。
辛い境遇が続くさなの力になりたい、と次第に願うようになる。
最終的には、自分ではさなを救えないと判断し、代わりに“さなを救える人物”として、小説家・阿峡 慎を紹介。
さなとの関係はそこで途絶える。
現在、さながアプリを開いても、一切コミュニケーションが取れない状態。