くっそ短い上、書きたいとこしか書いてないので、アカギとぷよぷよ両方知ってる人だけ見てね!
「死ねば助かるのに……」
「お前…… ぷよぷよがわかるのか…?」
「いや、全然」
__これは、あり得たかも知れない物語__
「坊主… 齢は……?
「…13……」
「へぇ、見えねえな… 名前は?」
闇に舞い降りた一人の天才の物語__
「…… 赤木。 ___赤木 しげる…」
__赤木しげる。 その新たな神話の物語である。
__________________________
「アンタはココに来る前死線をくぐってきた、わかるんだオレには。 オレも今死線を彷徨っているから。 今日負ければオレは奴らにコロされるんだからな」
「……」
「頼む。 オレの代わりに次の5戦やってくれねえか?」
「わかっている。 アンタは連鎖法なんか知らない。 しかし、それでいいんだ。 生半可な積み方は逆に奴らのいい餌食、何も知らないくらいがいい」
のちに_ 裏のぷよぷよ界を震撼せしめる赤木しげる…。
これがその始まり、初めてのぷよぷよ。
この時の赤木はぷよの積み方など一切知らない。
ど素人以前の状態だったいう__
『ファイヤー』
『アイスストーム』
『ばよえ~ん』
実践の中で赤木は少しずつぷよぷよを把握していく。
ぷよぷよとは、基本的に4つで1つのペアの構成_ その組合わせやスピード、連鎖の多さを競うゲームであること_
なるべくぷよを千切らず詰んでいく事が得策。 連鎖をすれば相手におじゃまぷよを送ることが出来る。
『ファイヤー』
二連鎖同時消しからなる『ヘルファイア』という特別な形の消し方があること。
結局、最初の3戦赤木は全敗。 後に天才といわれるその才気の片鱗はまだみえない。
__________________________
事が起こったのは4戦目。
赤、黄、緑のぷよが均等に送られてくる。 階段積みには絶好のツモ。
が、しかし赤木はまったく皆がまったく想像だにしない積み方を始めた。
「なっ、馬鹿な! 赤木! かえる積みだと!」
「ふふ、南郷さんよ、そのガキはどうやら勝負を捨てたようだぜ」
かえる積み。 バーサーカーなどとも呼ばれるその積み方。 否、積みと言えるかも曖昧な、とにかく端に適当にぷよを配置していく積み方だ。
「(ダメだ、このガキにはセンスが無い。 いくら初心者だからって、ぷよをどう配置すれば連鎖になるかなんて分かりそうなもんだぜ……! こんなガキに全てを託すなんてオレもどうかしていた……! やはり、次からはオレが……)」
「ククク」
「……? なに笑って『えいっ』『ファイヤー』『アイスストーム』『ダイアキュート』何っ……!?」
__ばよえ~ん__
「ち、致死連鎖、かえる積みで、五連鎖… だと」
「ククククク」
天才は、その才能を開花させ始めた。
_____________________________
「こんな風に1つが落ちて隣が消えるような積み方が階段積みだ」
「これは何となく知ってたよ、オレに変る前南郷さんがしていた積み方じゃ無い」
「お前… よく覚えてるな」
「じゃあ、これは知っているか? 挟み込み、鍵積みなんて呼ばれてる」
「… いや、これは初めてだ……」
「ヘルファイアって、知ってるか?」
「それは知ってる。 2連鎖目で沢山消すんだろ?」
伝説の夜はさらに更けていく……。
_____________________________
「もう夜が明けちまった、仕切り直しだ。 気分じゃねえっ!」
「クク、朝だからぷよれないなんて、調子良い言い訳だぜ」
「何っ!」
ヤクザとのぷよ勝負を制した赤木。
日を改め、さらに巨額がかかったぷよ勝負を取り決めた。
「えっ、アンタ……?」
「そう、盲目だ」
盲目のプロぷよらー市川。
「わしも若い頃ちょうどこんな積み方をして、ぷよが暴発。 視力を失った」
「面白い… 狂気の沙汰ほど面白い……」
次回へ続きません。
深夜のテンションって怖いよね!