インフィニット・ストラトス 白衣の男と白き戦艦   作:大極光

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こんにちは皆様、大極光です。

前回と今回でオリ主と一夏の溝を決定的なものにします。
不愉快な方はは読まない方がよろしいかとと思います。

武器説明

15.5cm光子榴弾破砕砲 ヴァイス・シュトラール

ヴァイスの新武装、対物兵器として火力を徹底的に追求した砲。
故に取り回しなどは全く考慮されていないがそれを補って余りある火力を誇る。
しかし試験的な要素が多いため、実戦にはまだ課題有り。
15.5cmというISには巨大過ぎる砲だが光子榴弾というエネルギー榴弾を撃ち出すため、口径に反して反動は少ない。
見た目はゼットライフルをそのまま大きくしたような見た目、基調色は白。


第7話 エーレンの嘆き

クラス代表戦当日 午後7時…

 

IS学園 保健室

 

エーレン「………」

 

エーレンは無言でパソコンをキーボードを叩いていた。

こうでもしていないと理性を保てなさそうだったからだ。

 

側のベッドで寝ているエミリアは未だに目を覚ます気配は無かった。

それもそのはず、エミリアは太ももを一夏に切られ、腹部を爆発の破片で切り裂かれ失血多量、エーレンの応急処置が無ければ今生きてはいなかっただろう。

 

エーレン「……やはり僕は弱いな、何も出来ないなんて……」

 

独り言を呟くも病室に寂しく響くだけだった。

そこに…

 

???「ヴァルトフォーゲルくん、ご飯食べに行った方が良いよ? 」

 

そう言ってエミリアの病室に入ってくる1人の女性。

 

エーレン「……三笠先生ですか… いえ、大丈夫です、食べに行っている間にエミリアが目を覚ますかも知れませんから」

 

それを聞いた女性 三笠結衣は呆れた表情をしながら…

 

結衣「でもエミリアちゃんが目覚める前に君が倒れたら意味無いんじゃない? 」

 

エーレン「これくらい平気です」

 

エーレンも譲らないようだ。

 

結衣「だーめ、ほら、早く行った行った。 明日と明後日は今回の事でか休みなんだから明日来てあげれば良いと思うよ? それに消灯時間には帰って貰わないとね、君の事だから徹夜してでもヴァルトフォーゲルさんの側にいる気でしょ? 」

 

図星をつかれたエーレンはため息をついた後…

 

エーレン「……分かりました、また明日来ます、先生にこれ以上迷惑はかけられませんからね」

 

エーレンの言葉を聞いた結衣は…

 

結衣「うん、それが良いよ。 じゃあ明日ね」

 

エーレン「はい …エミリア、また明日来るからね…」

 

寝ているエミリアにそういったあと結衣の方向を向き…

 

エーレン「三笠先生、もしエミリアが目を覚ましたらここに連絡を」

 

そう言って結衣に自分の携帯の電話番号を書いたメモを渡し、病室をあとにするエーレン。

はーい、任せて と言って病室の中に入って行く結衣。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後…

 

IS学園 食堂

 

エーレンは食堂に来たものの、食欲なんてものは無く、どうしようか悩んでいると…

 

???「エーレン、大丈夫? 」

 

エーレン「……鈴さんですか…」

 

セシリア「私達もいますわよ」

 

その後にはギュエール、簪、本音がいた。

 

エーレン「皆さん、怪我はありませんでしたか? 」

 

簪「私と本音は大丈夫」

 

ギュエール「私は被弾していないので大丈夫です」

 

セシリア「私は軽い怪我で済みましたわ」

 

簪「私と本音は避難したから大丈夫」

 

エーレン「そうですか、なら良かったです」

 

本音「みんな〜、早く食べないと時間なくなるよ? 」

 

本音の一言で夕食の食券を買う5人、エーレンはとりあえず何か食べておこうとチャーハンの食券を買う。

 

 

 

 

 

数分後…

 

ギュエール「艦長、エミリアちゃんの具合はどうなのですか? 」

 

席につき、夕食を食べ始めるとギュエールがエーレンにエミリアの様子を聞く。

他の3人も気になっているようだ。

 

エーレン「……酷いものですよ、右足は織斑一夏(あのゴミ)に斬られ、左の腹部には爆発で飛んできたあのISの破片が当たり、全身には擦り傷や切り傷多数、ユニオンコアの生命維持システムが発動してどうにか骨折だけは免れたようですがそれでも失血多量で今でも意識が回復しません……」

 

エーレンは悔しいのか噛み締めるようにそう言う。

 

鈴「そんなに!? 」

 

鈴は驚きは

 

簪「やっぱり織斑は敵…」

 

簪は静かに怒り、

 

本音「エミリン可哀想…」

 

本音はエミリアの事を心配した。

 

ギュエール「やはりですか…」

 

ギュエールは当事者のため、エミリアの怪我が並大抵のものでは無いことは分かっていたがここまでとは思っていなかったのか、声のトーンがやや下がる。

 

エーレン「ええ、あの爆発です。 死んでいてもおかしくなかった…!」

 

そう言って血が出るのではというほど拳を握りしめるエーレン。

ギュエールを除いた残りの4人はは今まで見たことのないエーレンの変化に戸惑い、何も言えなかった。

 

エーレン「……すみません、僕は先に部屋に帰らせて頂きます」

 

立ち上がり、皆にそう言ってから部屋に帰ろうとするエーレン。

 

セシリア「エーレンさん、あの… 言いにくいのですが織斑さんが先程意識が戻ったようです、ですので明日10時から今日の件について話し合われるそうです、エーレンさんも出席して下さい と織斑先生がおっしゃってましたわ」

 

エーレン「分かりました、必ず行きます」

 

それだけ言って部屋に戻るエーレン。

簪は呼び止めようとするがギュエールが今は1人にさせてあげましょう と言ったのでエーレンはそのまま帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後…

 

IS学園 一年生寮 1067室

 

エーレンは明日の会議のために報告書を作るつもりでいたため、自販機でカフェオレを買い、部屋に帰ってきた。

そして部屋の扉を開けると…

 

楯無「はーい、ご飯にする? お風呂にする? それともわ・た・し? 」

 

水着エプロン姿の楯無がそこにはいた。

しかし…

 

エーレン「……」

 

エーレンはそれを無視し、部屋のパソコンを付け、報告書の作成に取り掛かる。

 

楯無「ちょっと!ちょっと! 無視は酷くない!? せっかく慰めに来てあげたのに…」

 

エーレン「……不必要です、お引き取り下さい」

 

楯無「なんでよ? せっかく生徒会長権限で一晩中保健室に居られるようにしてあげようと思ったのにな〜」

 

まあ、私と戦ってくれたらだけどね と付け加えて悪戯な笑を浮かべる楯無。

 

エーレン「大変魅力的ですがお断りします、エミリアの命の恩人である三笠先生に迷惑はかけられません、第一なんでそんなに僕と戦いたがるのたです? 」

 

エーレンの質問に真剣な顔になる楯無。

 

楯無「あなたを見極めるためよ。私の家は特殊でね、自衛隊に入ったとはいえまだ私はあなた達を信用していない、何せ異世界の人間の経歴なんて調べられないからね。 だから聞かせて? あなた達は私達の味方か否か」

 

エーレンは納得する。

エーレン自身、この国について調べる際に楯無の家系、対暗部用暗部 更識家の情報は得ていた。

その家に自分は疑われている。

だがエーレンは重要な事とは捉えてなかった。

 

エーレン「僕は総統の、ドイツ第三帝国の味方です。 故にあなた方が祖国の味方なら僕は味方、逆に敵なら敵、といった感じです」

 

エーレンはそんな答えを返す。

その答えに楯無は納得出来ないのか、何か言い返そうするが…

 

???「お嬢様! ここにいらしたんですか!」

 

エーレンの部屋に1人の生徒が入ってくる。

 

楯無「虚ちゃん!? どうしてここが!? 」

 

虚「お嬢様の足取りくらいだいたいわかりますよ! ほら行きますよ、まだ仕事が残っているんですから!」

 

そう言って有無を言わさず楯無を引きずりながらエーレンの部屋を出ていく虚と楯無。

 

虚「すみません、ヴァルトフォーゲル君。 お嬢様がご迷惑をお掛けしました」

 

エーレン「いえ、お気になさらず」

 

そう言って扉が閉じられ、部屋の中ははいつもより数段静かな空間に変わった。

 

エーレン「…始めますか…」

 

そう言ってエーレンはパソコンにむかい、報告書の作成を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十数分後…

 

IS学園 生徒会室

 

楯無「しかし、本当に分からないわね〜」

 

楯無は書類整理しながらそう呟く。

 

虚「分からないとはヴァルトフォーゲル君の事ですか? 」

 

それを同じく書類整理していた虚が聞き返す。

 

楯無「うん、エーレンフリート・ヴァルトフォーゲル、海上自衛隊三等海佐にして特一等級空中戦闘空母 ゼーロス艦長、ハシラジマ海上技研の所長、異世界からの転移者」

 

楯無は一通りエーレンの肩書きを口にする。

 

虚「どうしてそこまで彼にこだわるんです? 」

 

楯無「私がまだ信用していないからよ、IS3機を相手に無傷で勝つような相手よ、空飛ぶ大国と言っても良い戦力を彼は自由に動かせるからね。 だから私聞いたのよ、味方か敵かって、そしたら…」

 

虚「なんて答えたんです? 」

 

楯無「僕はナチスの味方、故に私達が敵にならない限りは対立しない、要約すればこんな感じね」

 

虚「それはまた悩む回答ですね…」

 

楯無「そうなのよ、だから虚ちゃん、悪いけどもう一度彼について調べてもらえないかしら、どんな事でも良いから」

 

虚「畏まりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 午前9時50分…

 

IS学園 会議室

 

エーレンが書類を持って会議室に来た頃には、ギュエール、セシリア、鈴の3人が既に揃っていた。

 

エーレン「おはようございます、皆さん」

 

「「「おはよう(ございます)」」」

 

エーレン「織斑先生はまだのようですね」

 

ギュエール「もうすぐいらっしゃるはずですが…」

 

そう言っていると扉が開き、千冬と一夏が入ってくる。

 

千冬「すまない、遅れた。 …全員揃っているな、では昨日の会議を始める。 最初にヴァルトフォーゲル兄、事の顛末を教えてくれ」

 

千冬は早速会議を始め、エーレンに今回の全貌を聞く。

 

エーレン「分かりました、まずお配りした報告書と資料をご覧下さい」

 

そう言われ、エーレンが昨晩作成した書類に目を向ける皆。

 

エーレン「クラス代表戦の際に3機の無人ISがアリーナ内に侵入、同時に全てのシールドと扉の電子ロックが最大レベルで稼働、おそらくハッキングによるものだと推察されます。まず扉のロックですが、非常事態のためエミリアにユニオンコアの演算能力を用い、扉を開けさせました。 一応確認しておきますがこれは承認された、という事で間違いありませんか? 」

 

千冬「ああ、扉のハッキング、及びヴァルトフォーゲル兄妹、サザンクロス、オルコットの出撃に関しては承認されている、よって刑罰の対象にはならない、 続けてくれ」

 

エーレンは確認をし、千冬は承認した事を伝え、続けるように言った。

 

エーレン「分かりました、扉が開かれたあと、私ことエーレンフリート・ヴァルトフォーゲルは織斑先生の許可により出撃、エミリア・ヴァルトフォーゲル、ギュエール・サザンクロス両名は他の電子ロックを解除しに行きました。 アリーナ内では既に戦闘が発生しており、鳳鈴音、織斑一夏両名が戦っていましたが両名とも、特に白式のSE(シールドエネルギー)が残りわずかだったため、私が入れ替わる形で両名を撤退、その後私1人で3機を相手し、1機を光子榴弾で吹き飛ばしました。 その後、エミリア、ギュエールさん、セシリアさんが援軍に来たため、ギュエールさん、セシリアさんに後衛を任せ、私とエミリアで2機を撹乱、その隙に後衛の両名がそれぞれの駆動系を撃ち抜き、1機は私が破壊、もう1機は調査のため鹵獲を目指し、エミリアがハッキングにかかりましたが、織斑一夏の無断出撃及び無断攻撃により、プログラムが誤作動し爆発、排除には成功しましたが鹵獲作戦は失敗したため、調査は難航しています。 被害はセシリアさんが敵の荷電粒子砲に当たり軽傷、織斑一夏の零落白夜により足を斬り裂かれ、生身で爆発を受けたエミリアが右足と左の腹部からの出血、全身に無数の擦り傷や切り傷ができ、意識不明の重傷です、あとはアリーナの設備くらいですね。 以上報告を終わります」

 

一通り今回の事件について報告を終え、椅子に座るエーレン。

 

千冬「ご苦労、まずヴァルトフォーゲル兄、サザンクロス、オルコット、鳳、良くやってくれた、お前達がいなければ被害はさらに深刻なものになっていただろう、感謝する」

 

エーレン「自衛官として当然の義務をはたしただけです」

 

ギュエール「恐縮です」

 

セシリア「ありがとうございますわ」

 

鈴「私ほぼ何もしてないんですけど…」

 

千冬が4人に礼を言い、それにそれぞれ答えるエーレン達。

 

千冬「特にヴァルトフォーゲル兄、妹の件に関しては本当にすまなかった」

 

そう言って頭を下げる千冬。

 

エーレン「前にも申し上げましたが何もあなたが謝ることでは…」

 

エーレンは千冬の謝罪を受けて戸惑う。

 

一夏「そうだぜ千冬姉、千冬姉は悪くない!」

 

バシンッ!

 

千冬「織斑先生だ! 無断出撃しただけでなく、ヴァルトフォーゲル妹を斬っておいてよくそんなことが言えたな! 下手すれば死んでいたんだぞ!」

 

エーレン「織斑一夏、なぜ君はあの場に出てきたのです? 」

 

一夏「決まってる、皆を守るためだ!」

 

一夏は現実が見えていないようだった。

 

エーレン「はい? 皆を守る? 味方を斬っておいてよくそんなことが言えますね」

 

エーレンは今すぐにでも一夏を殴りたかったが先に手を出せば負けと思い、ぐっとこらえる。

 

一夏「それは… あれは事故だ! 俺は悪くない」

 

エーレン「いやエミリアに全く手落ちはない、君が勝手に出撃しなければエミリアはあんな事にはならず、無人機も鹵獲して調査に回せた。 分かりますか? 今回君は我々の足を思い切り引っ張った、それが事実です。 それにたとえ事故でも刑罰は課せられるのですよ? 」

 

エーレンは淡々と、機械的に事実を述べる。

 

一夏「うっ… け、刑罰で言うならエーレンだって下手したら人を殺してたかもしれないんだぞ!? 」

 

自分が不利なことだけ理解したのか、話題をそらし、逃げ道を作る一夏。

 

エーレン「はい? 何故です? 」

 

一夏「あれに人が乗っていたかも知れないんだぞ! もし人が乗っていたらどうするつもりだったんだ!? 」

 

エーレン「そうですね、まず通信をし、武装解除と投降を呼びかけますね。 それで相手が指示に従ってくれたのでしたら後は警察に引き渡すだけです。 従わなかった場合やる事は変わりません」

 

エーレンは一夏がそらした話にもきちんと対応する。

どんな方向に話が広がろうとも一夏に確実に刑罰を課させるといういささか陰湿な理由ではあったが…

 

一夏「お前! そんな簡単に人を殺して良いと思っているのか!そんな奴は俺が許さない!」

 

その言葉を聞いた瞬間、もう少しはこのゴミ(織斑一夏)の戯れ言に耐えられると思っていたエーレンの思考が根本から書き直され、同時にエーレンの中で何かが切れた。

そして一夏の胸ぐらを掴み…

 

エーレン「巫山戯るのも大概にしろよこのゴミ! 僕がいつまでもあの態度をとってると思っていたら大間違いだ! 人殺しは俺が許さない? エミリアを殺しかけた自分を事故だとあっさり許した君がどの口でほざく! それにね! 例え人を殺そうともそれでエミリア達が、皆が無事なら僕は一向に構わないし、君に許してもらおうなんて絶対に思わない! 君の発言はいつもいつも矛盾ばかりだ! 皆を守ると言っておきながら、味方を斬るし、人殺しが許せないと言っておきながら自分の事はあっさり許す!少しは現実を見ろ!」

 

そう言って椅子に一夏を叩きつけるエーレン。

 

ギュエール「艦長! 落ち着いてください!」

 

千冬「そこまでだ、ヴァルトフォーゲル兄」

 

セシリア「エーレンさん、とりあえずこれ飲んで下さい」

 

ギュエールと千冬がエーレンを落ち着かせ、セシリアはエーレンに紅茶を差し出す。

 

エーレン「……すみません、少し感情的になりすぎました。 もう大丈夫です、続けてください」

 

セシリアから貰った紅茶を飲み終え、落ち着きを取り戻したエーレンは千冬にそう告げる。

 

千冬「分かった、と言ってももう話すことは… ああ、それぞれの処分についてだな、織斑には1週間の謹慎、反省文100枚、一定期間の白式の剥奪が課せられる」

 

セシリア「なっ!? 織斑先生、それは本当ですか!? 」

 

一夏のあまりに軽すぎる刑罰に関してセシリアが驚き立ち上がる。

 

ギュエール「織斑先生、この場合退学が妥当では? 」

 

ギュエールも思うところがあるのか、意見を述べる。

 

千冬「残念ながら貴重な男性操縦者を退学させる訳にはいかんと既に各国政府から学園に圧力がかかっている、残念ながらこれ以上は無理だ」

 

一夏「な、何でだよ!? あれは事故だ!」

 

バシンッ!

 

千冬「黙れ! 事故だと!? ヴァルトフォーゲル兄に言われた事をもう忘れたのか!? 故意であれ過失であれ、お前がヴァルトフォーゲル妹を斬ったという事実は変わらん! 分かったか!…続けるぞ、織斑以外の者は特に処分はない、むしろ学園から礼が来てるぞ」

 

そう言って千冬はそれぞれの前に封筒を差し出す。

 

千冬「どうした? 開けないのか? 」

 

そう言われたので封筒を開け、中身を確認する。

中にはIS学園のそばのショッピングモールで使える商品券が数枚入っていた。

 

千冬「ヴァルトフォーゲル兄には妹の分も入っているからそのつもりで、以上だ、解散してくれ。 それと織斑は残るように」

 

千冬が一夏だけ残るように指示したあと、エーレン達は会議室を後にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後…

 

IS学園 保健室 エミリアの病室

 

エーレン達はあの後、エミリアの見舞いに来るとの事でそれぞれ分かれ、エーレンは一足先にエミリアの病室に来ていた。

ベッドには未だに目を覚まさないエミリアが眠っていた。

そこに…

 

セシリア「エーレンさん、今大丈夫ですか? 」

 

扉の向こうからセシリアの声がした。

 

エーレン「ええ、どうぞ」

 

セシリア「失礼しますわ」

 

そう言い、セシリア、ギュエール、鈴、そして簪と本音が入って来る。

 

簪「エーレン、私達も良いかな? 」

 

エーレン「ええ、勿論です!」

 

そして、エミリアの病室でそれぞれ話をするエーレン達。

すると…

 

???「う……ん…、ここは…、お兄…ちゃん…? 」

 

エーレン「エミリア! 大丈夫かい!? 体の具合は? 」

 

エーレン達の話し声に反応したのか、遂にエミリアが目を覚ます。

それにいち早く気が付き、エミリアのところに行くエーレン。

 

エミリア「うん…まだ痛いけど平気…かな」

 

エーレン「そうか… 良かった… 本当に…」

 

そう言って体の力が抜けたのかエミリアのベッドにもたれ掛かるエーレン。 よほど神経を張り詰めていたのだろう。

 

ギュエール「艦長、三笠先生を呼んできます」

 

結衣「その必要はないわよ」

 

ギュエールが結衣を呼びに行こうとするとタイミング良く結衣が病室に入って来る。

 

結衣「ちょうど良かったわね、その様子だとヴァルトフォーゲルさん、目覚めたみたいだね」

 

そう言ってエミリアに自己紹介し、検査をする結衣。

ちなみにエーレン達は病室を出て、皆この後予定があるとの事なので廊下で解散した。

 

 

十数分後…

 

検査が終わり、エーレンを呼んでから話を始める結衣。

 

結衣「うん、とりあえず意識が戻ったならもう大丈夫ね。 傷が塞がるまでは入院してもらうから授業に復帰出来るのは来週からだね、復帰する際にはお腹の傷が開いちゃうとまずいから松葉杖は使えないわね、だから車椅子もしくはヴァルトフォーゲルくんにおんぶしてもらう形になるからそのつもりで。なにか質問は? 」

 

エーレン「いえ、特には。 ありがとうございました、三笠先生」

 

結衣「仕事だしね、じゃあ、私は織斑先生に報告に行くわ。 お大事に」

 

そう言って病室を出て行く結衣。

 

エーレン「エミリア、何か欲しいものとか無い? あれば探してくるけど」

 

エミリア「ううん、大丈夫。 それよりも…」

 

エミリアはそう言うと上半身だけ起き上がり、隣にいるエーレンに抱きつく。

 

エミリア「今は一緒にいて欲しいかな…」

 

エーレン「はいよ」

 

エーレンはエミリアの頭を撫でながら答える。

 

 

 

こうしてクラス代表戦はようやく幕を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

次回は予告通り日常回です。

次回 インフィニット・ストラトス 白衣の男と白き戦艦
第8話 ヴァルトフォーゲル家のお買い物

誤字や脱字、アドバイス、質問、おかしな表現などがあれば教えてください、お待ちしております。

人物紹介

三笠結衣

通称:結衣

2つ名:無し

初登場:今話

身長:160cm

体重:(黒く塗り潰されてある)

年齢:27歳

階級:無し

服装:未定

見た目:未定(募集したいと思います、おすすめがあれば活動報告のアンケートまでお願いします)

特技:特になし

好きなもの:コーヒー

嫌いなもの:昆虫

IS学園の先生の1人。 エミリアの治療を担当したのもこの人。
なんだかんだ言って今後も出番はある予定。

結衣「みんな身体には気をつけてね」
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