ちなみにコラボと本編を交互にあげる予定です。
現在地???
特一等級空中戦闘母艦 ゼーロス 艦橋
エーレン「対水上戦闘用意! ただし目標の確認を最優先とする! 」
エーレンはギュエールからレーダーに感ありとの報告を受け、早急に目標の確認をするための指示を飛ばす。
ギュエール「数は3、本艦の真下に向けてなおも接近中です」
エミリア「目標を光学で捕捉! メインモニターに移します!」
エミリアからの報告を受け、艦橋にいる全員がメインモニターを見る。
そこには、まるで漫画やアニメのヒーローのような装備を身につけた人影と、エミリアと同じくらいの少女が軍艦の煙突や主砲のような物を身につけ、海上をスキーのように滑りながら進んでいた。
雪奈「ねえエーレン、あんなの見た事ある? 」
エーレン「いや、僕らの世界でもISの世界でも見たことが無いし、エミリアと同い年くらいの女の子を生身で戦わせている軍隊なんてまず無いよ」
雪奈とエーレンが論議していると…
セシリア「エーレンさん!」
艦橋のエレベーターからセシリアと一夏が出てきた。
あとから聞いたが、ガールズ代表でセシリアがエーレンに状況を聞きに来る途中、一夏が半ば無理やり着いてきたらしい。
セシリア「状況はどうなっているのですか!? 」
エーレン「電子機器の復旧は完了しています、そして現在、敵味方識別装置に反応がない水上目標が3、接近中です」
セシリア「では味方では無いと? 」
セシリアの問にたいし、エーレンは頷く。
一夏は何を思ったのか、艦橋横の扉を開け、ウイングに出る。
エーレン「お、織斑君! 何する気ですか!? 」
一夏「決まってる! あの変な鎧? を来た奴らを倒してくる!
今度こそみんなを守ってみせる!」
一夏はそう言うと白式を展開し、ウイングから飛び出し、急降下する。
エーレン「あのバカは… 雪奈! 行くよ!」
雪奈「はいはーい! 」
エーレンはヴァイスを展開し、雪奈は体をナノマテリアルに戻し、ヴァイスのAIになる。
エーレン「ギュエールさん、ゼーロスをお願いします!」
ギュエール「わかりました!」
エーレンはそれを聞いた後、一夏を追って、同じく急降下する。
一時間前…
東都第6鎮守府
エーレン達が謎の水上目標を補足する約一時間前、東都第6鎮守府の艦娘達は鎮守府に設けられた運動場でバレーボールを楽しんでいた。
今日は出撃の予定はなく、このまま平和に1日が終わるはずだった。
誰かが空中に浮かぶ白い影を見つけるまでは…
睦月「ゆ、夕立ちゃん? どうしたの? 」
ボールが来たのにも関わらず、ただ空を見上げて動かなくなった夕立を不思議に思い、隣にいた睦月が声をかける。
夕立「む、睦月ちゃん… あ、あれ…」
夕立はそう言いつつ、空に向かって指さす。
その場にいた残りの艦娘達も夕立が指さした方向を見る。
するとそこには…
吹雪「な、何あれ…」
雷「飛行船? 」
響「……いや、艦砲がついてる、戦艦だね…」
暁「ど、どうするの!? 」
川内「みんな、一旦落ち着いて! とりあえず提督さんとソウさんに知らせよう! 」
空中の戦艦に半ばパニックになった駆逐艦を川内は落ち着かせ、自分らの提督に報告しようとした。
そこに…
影徳「川内!」
川内達の指揮官である氷室影徳が、秘書艦の電と副官である石動惣輔と共にやってきた。
川内「提督! 良かった、あれを!」
影徳「ああ、こっちでも確認している。川内は駆逐艦のみんなを鎮守府内に退避させてくれ。俺と石動、電はあの船をを調べに行く」
川内「了解、気をつけて」
川内にそういった後、川内は駆逐艦を連れて鎮守府内に、影徳達は謎の飛行船に向かうために港に向かった。。
数分後…
港
惣輔「動く気配は無さそうだな…」
惣輔は双眼鏡を覗きながらそう呟く。
電「好都合なのです」
影徳「だがいつまでも止まっているとは限らない、直ぐに向かうぞ」
影徳がそう言うと、残りの2人は頷く。
《BAT!》
「蒸血」
《MIST MATCH!!》
《BAT……BA・BAT…………》
《FIRE!!》
影徳がナイトローグに変身する。
残りの2人も完了したようだ。
そしてすぐに出撃する。
数十分後…
海上
影徳「それにしても大きいな…」
影徳は海上を滑りながらゼーロスを見上げ、そう呟く。
惣輔「全長は800… いや900m弱だな、主砲は恐らく15inch、口径は少なく見積もっても60以上だな」
電「15inchって事は海外艦でしょうか? 」
惣輔「そこまでは分からないk…!? 飛行船から急降下する熱源1! 」
惣輔は途中で発言を切り、飛行船から降下する謎の熱源を見る。
すると…
一夏「はぁぁぁぁぁ! 」
白式を纏った一夏が永徳達に向けて雪片二型を振り下ろす、既に零落白夜は発動していた。
影徳「なっ!? 躱せ! 」
その後、3人はすぐに散開したため、一夏の攻撃は水しぶきを上げるだけだった。
電「きゃぁ!? 」
惣輔「電! クソ! 」
惣輔はやむを得ず反撃しようとしたその時…
上空から降り注いだ1条の光線が、白式に命中し、行動を阻害する。
一夏「痛え… 何するんだよエーレン!? 」
その光線の正体はエーレンが放ったアブソリュートマグナムであった。
エーレン「あの方々は敵ではないと言ったはずです! すぐにゼーロスに戻ってください! 」
エーレンは動きを止め、説得を試みるが、頭に血が上った一夏は戻ろうとはせず、邪魔をしたエーレンを撃ち落とそうとする。
雪奈「エーレン、話は通じそうにないわよ? 」
エーレン「分かってる、仕方ない…」
エーレンは左腕にシュテルンガトリングを装備し、一夏に向けて弾幕を形成する。
もちろん海上にいる影徳達には当たらないように計算済みである。
そして…
エーレン「受けてみろ!」
アブソリュートマグナムとシュテルンガトリングのガトリング回転軸に装備されたレーザー発振器から計2門のβレーザーが発射され、計7条のレーザーが一夏を襲う。
ガトリングにより動きが封じられた一夏に回避する術はなく…
ドォーン!
全てのレーザーが命中し、一夏は水面に叩きつけられる。
だがまだ
その一撃で打ち上げられた一夏はゼーロス付近にいた鈴と箒に受け止められる。
エーレン『箒ちゃん、ギュエールさんにそのバカを引き渡して営倉にでも放り込んでおいてください!』
箒『わ、分かった!』
そう言って通信を切る。
雪奈「エーレンちょっと怖いよ? 箒ちゃんびっくりしてたよ? 」
エーレン「ごめん、もう落ち着いたよ、さてあの人達は…」
エーレンは海上にいた影徳達とコンタクトをとろうと当たりを見渡していると…
カチャ…
惣輔「おっと、動かないでもらおうかな?」
エーレン「おっと」
即座に死角へと回った惣輔から銃口を突きつけられたため、エーレンは両腕をあげる。
惣輔「OK、良い子だ……そんじゃま、そのロボットモドキから降りてもらうぜ?」
エーレン「分かりました」
エーレンは雪奈に頼んで海面にクラインフィールドを張ってもらい、あえてヴァイスを待機状態にせず、直接降りる。
もちろん両腕は上げたままだ。
影徳「お前、さっきのやつの仲間か? 」
影徳は一定の距離を取りながらエーレンに質問する。
エーレン「仲間と言えば仲間ですね」
エーレンは両腕を上げたまま答える、ちなみに拳銃は既に惣輔が持っている。
惣輔「それで、さっきの攻撃はどういう意味だ? 俺達に対する宣戦布告ってやつ?」
エーレン「誠に勝手ながらヒューマンエラー、としか申し上げる事が出来ませんね」
実際、この攻撃はエーレンが指示したものではない、あくまで一夏の独断専行だ。
惣輔「そんなを事言って……『はい、そうですか』って素直に認めると思うか?」
そう言って目つきを鋭くさせる影徳。
エーレン「もちろん説明と謝罪、賠償はさせていただきます。
ですのでどうでしょう?
海の上より、艦内でお話しませんか? 」
影徳「……分かった、行こう」
数分後…
特一等級空中戦闘母艦 ゼーロス 艦長室前廊下
エーレンはヴァイスで、影徳達は惣輔のヘリコプターフルボトルの力でゼーロスの飛行甲板に降り、艦長室で話をするべく、エーレンを先頭に進んでいた。
惣輔「しかし、でかい船だね…」
惣輔は当たりを見渡しながらそう呟く。
エーレン「恐らく世界最大の戦艦でしょうからね… 着きました、ここです」
エーレンは艦長室前に着くと、鍵を開けて影徳達を中に入れ、最後にエーレンが入り、鍵を閉める。
エーレン「ようこそ、戦艦ゼーロスへ、座ってください」
エーレンが影徳達が座ったのを確認すると、自分も反対側に座る。
影徳「じゃあ話の続きだ、まずそっちの名前と、この艦の艦名と所属を言ってくれ」
エーレン「分かりました、まず私はエーレンフリート・ヴァルトフォーゲルと言います、階級は3等海佐です。
そしてこの艦は日本国海上自衛隊所属 特装護衛艦ゼーロスです」
影徳「氷室影徳だ」
惣輔「俺は石動惣輔、よろしく頼むぜ? 」
電「暁型駆逐艦、電なのです」
影徳達も自己紹介する。
影徳「しかし海上自衛隊? そんな組織聞いたことないぞ? 」
エーレン「当然です、この世界には存在しない組織ですから」
電「この世界には存在しない? どういう意味ですか? 」
エーレンの物言いを不思議に思い、聞き返す。
エーレン「そのままの意味です、我々は恐らく異世界から来ました」
「「「!? 」」」
エーレン「我々は任務で太平洋を横断中、ミッドウェイ付近で巨大な嵐に飲まれました。
そしてそれが晴れたと思ったら何故かこの場所に浮かんでおり、程なくしてあなた方を対水上電探で捕捉、それを敵と誤認したあの男があなた方に攻撃を仕掛け、今に至る、というわけです」
まあ最も、物的証拠は何もありませんが と付け加える。
惣輔「いやあるぜ、あんなロボットは俺達が見たことも無いってのが証拠だ」
影徳「攻撃のことも理解した、幸いそっちが早急に止めてくれたおかげで、こちらに被害はない、今回は許そう。
だが、次はないぞ? 」
エーレン「ええ、重々承知しております」
エーレンは内心ほっとしていた。
あんな得体の知れないパワードスーツのような物を相手にしたくないからだ。
数分後…
ゼーロス 艦橋
エーレン「ここです」
何故エーレンが艦橋に戻っているかと言うと、あの後惣輔から、艦内を見学したいとの申し入れがあったため、甲板や格納庫などを見てから、最後に艦橋にやってきたのだ。
惣輔「やっぱすげぇな… あのMSを見てから察していたが… ってえ!? なんで戦艦にこんな小さな子が!? 」
惣輔はエミリアを見た瞬間にそう言う。
エーレン「その子が先程お話したメンタルモデルですよ」
エミリア「初めまして」
影徳「なるほどな… 本当に1人で出来てしまうのだな…」
影徳は周りを見ながらそう言う、一応ゼーロスの艦橋は普通の艦とほぼ同じ作りだが、大半が空席である。
エーレン「異常はありませんか? 」
ギュエール「問題ありません」
エミリア「こっちも大丈夫d… !? 2時方向、距離35000、対空目標約80機確認!」
エーレンが報告を聞いていると、エミリアが対空電探に機影が映ったことを知らせる。
エーレン「……氷室提督、この近海に友軍はいらっしゃいますか? 」
影徳「いや、いないはずだ、恐らくその反応はさっき話した深海棲艦だと思う」
惣輔「80か… 結構きついな… 艦長! 早く艦を退避させないとまずいぜ!」
エーレン「退避? ご冗談を… 対空戦闘用意! 主砲、特殊対空榴散弾装填!」
エーレンは影徳に味方かどうか確認すると、すぐに対空火器を起動させる。
ギュエール「了解! 火器管制 オンライン! 対空目標をロックオン!」
エーレン「距離25000で攻撃を開始する!」
艦内に緊張が走る…
そして敵機が距離25000を通過する。
ギュエール「目標! 距離25000を切りました! 」
エーレン「撃ち方始め!」
ギュエール「撃て!」
直後、ゼーロス上甲板の38.1cm砲12門から対空榴散弾が発射される。
レシプロ機くらいのスピードしか出せない深海棲艦の航空機では回避する術はなく…
ドォーン!
ギュエール「58機撃墜、残りは22機です!」
エーレン「ヴァッサーファル改発射! 殲滅しろ!」
エーレンの指示の元、放たれたヴァッサーファル改は全弾命中し、航空隊は壊滅する。
電「はわわ… す、すごいのです…」
惣輔「ああ… そうだな…」
ゼーロスの圧倒的な戦闘能力に度肝を抜かれているようだ。
影徳「艦長、今のはおそらく敵の艦載機……母艦がどこかにいるはずだ」
影徳はエーレンにアドバイスをする。
エーレンは頷き、対水上電探で母艦の位置を割り出し…
エーレン「V1改二、6基照準、撃て!」
ギュエール「発射!」
今度は前甲板から6発のV1が発射され、こちらも寸分たがわず敵に命中し、艦隊を壊滅させる。
こうして、この世界とのファーストコンタクトがようやく終了する。
今回はここまでです。
清霜ちゃんとかいたら、鬼ヶ島の時のリュウタロスのセリフを使ってたと思います。