インフィニット・ストラトス 白衣の男と白き戦艦   作:大極光

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お久しぶりです皆様、大極光です。

部活の大会? にテストに旅行に、今週イベント盛りだくさんだったな〜

先週は部活の大会? のために急遽おやすみさせて頂きました。


コラボ第5話 演習 中編

同時刻

 

影徳対一夏

 

一夏「はぁぁぁぁぁ!」

 

もう数えるのも飽きるくらいの攻撃を放つ一夏。

海上の敵に対し一夏は空中にいる。

嘗ての戦争が証明した、水上目標に対する航空攻撃の圧倒的優位性。

それは一夏の方にあるはずなのに、攻撃は当たらなければかすりもしない。

 

一夏「クソっ! なんで当たらねぇんだよ!」

 

今回も零落白夜の刃が海面を叩き、水蒸気が吹き出すだけだった。

そして零落白夜のため、自身のSE(シールドエネルギー)が徐々に減っているため、一夏には焦りが見え始めていた。

 

影徳「お前の攻撃が単調すぎるからだ」

 

対する影徳はかなりの余裕を持って躱し、カウンターとして『トランスチームガン』を撃つ。

さっきからこの繰り返しである。

影徳にとって、今までの中で最も楽な戦いなのは言うまでもない。

 

影徳「そろそろ諦めたらどうだ? 」

 

影徳は『トランスチームガン』を構えながら、一夏に降伏勧告を行う。

一夏は満身創痍なのに対し、影徳はダメージゼロ、普通なら降伏するところだ。

そう、普通なら…

 

一夏「ふざけるな! 俺には千冬姉の剣があるんだ!

俺は負けない!」

 

零落白夜を発動したまま、海面スレスレを飛行する。

対する影徳は…

 

影徳「ああそうかよ、なら良い。

お前には個人的な恨みがあるからな、そのおかしな自信をそのなまくら剣ごとぶった斬る!」

 

影徳は『スチームブレード』を左手に持ち、一夏の方を見る。

そして…

 

一夏「はぁぁぁぁぁ!」

 

影徳「ここ!」

 

すれ違いざまに一夏の攻撃を躱し、一夏の持つ『雪片弐型』の実体部分を『スチームブレード』で溶断する。

 

一夏「な…」

 

一夏は動くのをやめ、刀身が途中で無くなっている『雪片弐型』を有り得ないと呟く。

 

一夏「雪片が… 千冬姉の剣が…」

 

まるで呪詛のように繰り返す。

もはや戦う意思は無さそうだ。

そこに…

 

ドンドンドンドンドン!

 

影徳が『トランスチームガン』を数発打ち込み、残りのSE(シールドエネルギー)を削りきる。

 

影徳「終わったか…」

 

ドォーーン!!

 

一夏を倒した直後、巨大な爆発が起こり、爆風が影徳ごと海面を揺らす。

 

影徳「あの方向は確か石動がいた… 助けに行くか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻…

 

エミリア ギュエール対川内 吹雪 睦月 夕立

 

エーレンや一夏が飛び出した後、エミリア達は集団で行動していたが、電達の攻撃を受け、エミリアとギュエールだけがセシリア達と分断されてしまっていた。

 

エミリア「それっ!」

 

エミリアが先程の一夏と同じように海面スレスレを飛行し、海上の川内に対しエミリアの愛刀『蜃気楼』で攻撃を行う。

無論、一夏とは速度と精度が段違いではある。

間一髪で川内はそれを躱すが、それだけでは終わらない。

 

ギュエール「発射!」

 

スキを生じぬ二段構え。

エミリアの斬撃により、体勢が崩れた所をギュエールが『ルミナスシューター』で川内を砲撃する。

 

川内「くっ! 強い…」

 

体勢を崩した相手を外すほどギュエールの射撃は甘くは無く、川内の艤装に命中し、主砲の砲身を吹き飛ばす。

 

ギュエール「『ルミナスシューター』ですらこの程度のダメージしか通りませんか…」

 

しかしこちらは航空機なのに対して相手は艦船、それも被弾を考慮されて造られた第二次世界大戦時の艦ともなれば、IS1機落とすのがやっとの『ルミナスシューター』では、ダメージをあまり稼げないのだ。

 

だが、エミリア達の攻撃は百発百中なのに対して、川内達は未だに攻撃を当てれずにいた。

理由は簡単、性能が違いすぎるからである。

川内達が普段相手している深海棲艦の航空機は、数こそ多いが性能はそこまでであり、落とせないほどではない。

しかしISはただでさえ機動力で現行のジェット機を大きく上回り、なおかつパイロットの腕はエース級である、かすらせるだけでも奇跡なのだ。

 

夕立「は、速すぎて当たらないっぽい〜!」

 

吹雪「分断された方が強いってどういうことですか!? 」

 

駆逐艦の3人も対空砲で弾幕を形成するが、常に無茶苦茶な動きをするエミリアにはもちろん、命中弾を一瞬で判断し、回避もしくは迎撃するギュエールにも、効果は薄かった。

 

エミリア「はぁ!」

 

エミリアは一旦高度を取り、そこから急降下爆撃のように垂直降下し、左手に取り出した『Ωブラスター』を撃ちながら睦月に接近して行った。

威力重視の『Ωブラスター』といえどもやはり相手は艦、目くらまし程度にしかならず、ダメージとしては微々たるものだった。

 

当然エミリアもそれは分かっているので、『Ωブラスター』を降下中に収納し、右手の『蜃気楼』を両手で持ち、睦月に一撃を加える。

 

睦月「きゃあ!? 」

 

吹雪「睦月ちゃん! 大丈夫!? 」

 

睦月「う、うん、ちょっと艤装に傷が出来ただけだから」

 

そう、普通ならちょっとした傷なのだが…

 

ギュエール「貰いました!」

 

『アタックファンクション ホークアイドライブ』

 

今回はそれが決定打となった。

ギュエールが放った攻撃は、エミリアが切り傷を入れた睦月の艤装に正確に飛翔し…

 

ドォーーン!!

 

傷口から艤装内部に侵入、誘爆を引き起こし、睦月は大破判定となった。

 

エミリア「良しっ! まず1人!」

 

川内「あはは… 嘘でしょ…」

 

対物ライフルクラスの弾丸を小さな傷口に4発とも正確に命中させたのだ。

神業と言っても過言ではない。

 

睦月「そ、そんなぁ…」

 

睦月も悔しそうにそう呟く。

直後、ゼーロス航空隊のオーディーンM(無人機)が到着し、睦月を回収してゼーロスの方に飛んで行った。

 

吹雪や夕立は依然として放心状態であったが…

 

エミリア「まだまだ行くよーっ!」

 

そんなのお構い無しのエミリアは今度は川内に向けて突進して行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方…

 

暁 響 雷 電 対 箒 セシリア 鈴 シャルロット ラウラ 簪

 

分断したもう1つの集団の相手をすることになった第六駆逐隊の4人である。

この分断作戦を考案した電はこちらに属しており、暫定的な旗艦となっていた。

 

セシリア達IS組は、経験があるラウラをリーダーとし、その指示のもと、電達に攻撃を行っていた。

 

ラウラ「撃て!」

 

ラウラは武装の特性上、自分とセシリアを後衛、箒と鈴を前衛、残りの2人は遊撃に回ってもらっていた。

 

そして今、敵目がけて自身のISに装備されている10cm砲を発射するが…

 

バシャン!

 

相手は完璧な連携でこれを躱した、セシリアの攻撃も同じである。

 

ラウラ「やはり当たらないか…」

 

ラウラは次弾装填をしつつ、周りを見渡す。

戦況は膠着状態であった。

どちらの攻撃も当たらないのだ。

 

セシリア「あまりよろしい状況ではありませんわね…」

 

セシリアがライフルを撃ちながら、ラウラに声を掛ける。

 

ラウラ「ああ、おそらく時間稼ぎだろうな… エミリアやギュエールを倒しに行った部隊が戻って来るまでの、な…」

 

ラウラはエミリアとギュエールが戦っている方向を見る。

 

鈴「あの二人、大丈夫なんでしょうねぇ!? 」

 

鈴は両手の『双天牙月』を振りながらそう叫ぶ。

こちらの攻撃も、踏み込み過ぎればカウンターを貰いかねないので、有効打を与えられずにいた。

 

ラウラ「問題ない、あの二人を落とそうとするならばあの戦力では少し不足だ、私たちはこっちに集中しよう」

 

ラウラは電達の方を見て、先程より正確に狙いをつけ…

 

ラウラ「撃て!」

 

ラウラが放った攻撃は今度は正確に飛んでいき…

 

響「くっ…」

 

回避行動をとっていた響に命中する。

しかも、口径が駆逐艦クラスだったため、有効打を与えられた。

 

箒「良し! なら私も!」

 

攻撃が命中したため、流れに乗るべく『雨月』と『空裂』を構えて突撃する。

しかし…

 

電「かかったのです」

 

電達はまるで来ることが分かっていたかのように冷静に箒に攻撃、直線という単調な機動をしていた箒は躱すことは出来ず…

 

ドォーーン!!

 

駆逐艦の主砲という航空機にはオーバーキルなダメージが箒に炸裂、一撃でSE(シールドエネルギー)を消し飛ばされ、墜落する。

 

鈴「箒!? 」

 

箒「へ、平気だ。

済まないがあとは頼む!」

 

直後、先程の睦月と同じく、回収される箒。

電は相手が突出してきた所を叩く算段であり、箒は今回これに引っかかってしまったのである。

その後はラウラが突出を控えるように指示したため、戦況はまた膠着状態となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エーレン 対 影徳 惣輔

 

エーレン「さすがに2対1は厳しいね…」

 

エーレンは現在、影徳と惣輔という相手の主力2人と戦っていた。

そのため、操縦の腕がそこそこのエーレンでは苦戦は必至だった。

しかし、そんなこと百も承知なので、エーレンは勝てる術を自身の脳をフル回転させて考える。

 

惣輔「ほらほらどうした!? 」

 

しかし相手が待ってくれるはずもない。

惣輔は『トランスチームライフル』を撃ち続ける。

エーレンは回避行動をとりつつ、命中弾はクラインフィールドで受け止める。

 

雪奈「エーレン、どうするの? 」

 

エーレン「とりあえず片方を『ダイモン』を使って足止め、その間にもう片方を片ずける!

というわけで雪奈、ちょっと高速戦闘になるけどよろしく!」

 

雪奈「おーけい、任された!」

 

直後、エーレンの目の色が変わり、同時に影徳達の視界から消える。

 

影徳「消えた!? 」

 

惣輔「どこい… ぐはっ!? 」

 

惣輔がエーレンを探していると突然横から衝撃が加わり、吹き飛ばされる。

 

影徳「石動!」

 

慌てて救援に向かおうとするが…

 

雪奈「行かせない!」

 

上空から雪奈麾下の『ダイモン』64機が、四方八方から影徳に襲いかかる。

 

影徳「くそ…」

 

そのため影徳は動きを封じられてしまった。

分断に成功したエーレンは雪奈に影徳の相手を任せ、自身は惣輔目掛けて突進する。

だが…

 

ガキン!

 

惣輔「同じ手が何度も通用するかよ!」

 

いち早く体勢を建て直した惣輔が『スチームブレード』でエーレンの『レギオンランス』を受け止める。

 

エーレン「でしょうね…」

 

だがエーレンはニヤリと笑い、再び惣輔の視界から消える。

直後…

 

エーレン「はぁ!」

 

後ろから攻撃が放たれた。

それだけではとどまらず、右、左、上、と四方八方からデタラメなスピードと機動で攻撃を行う。

明らかに普通の人間が出来る動きでは無かった。

 

惣輔「クソっ! どうすれば…」

 

限定的にではあるが形勢逆転された惣輔は打開策を見出そうとする。

しかしそれをゆっくり待っているほど今のエーレンに余裕は無かった。

 

エーレン「今の僕ならこれも行けるかな? 」

 

エーレンは『レギオンセイバー』に持ち変える。

 

『アタックファンクション 神速剣』

 

エーレンは以前、対鈴戦でエミリアが使った技を惣輔に叩き込む。

それにより、惣輔の変身が解け、脱落した。

 

影徳「石動! 無事か!? 」

 

惣輔「ああくそ、負けちまった、あと頼めるか? 」

 

そう言いながら惣輔は自身の『トランスチームガン』と『スチームブレード』を影徳に渡す。

 

影徳「任せろ」

 

惣輔はそれだけ聞くと、オーディーンMに回収されて行った。

 

影徳「さてエーレン、これで1対1だ、第2ラウンドと行こうか!」

 

エーレン「最終ラウンドですよ!」

 

そういった後、戦闘は再開された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

オール戦闘って何気に初めてな希ガス…

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