◇人物紹介◇
アン・アルバトロス(18)
今作の主人公にして、最後の勇者。勇者と言うには凡人じみており、ステータスもライフコッドの村人のようにある訳もない。本当にただの村人A。普段は歩いて十分の所にあるカフェでウエイトレスをしている。そして、働いた夜は大抵ご近所の酒場で安酒を飲んだくれて、元ぱふぱふ屋さんであるマスターにだる絡みする面倒くさい人間。一応、まだ貴族の一員でもあり、男爵位なんかも持っているがそんなことを持ってることすら彼女は忘れている。ひょんなことから、勇者の御先祖様達をお線香で召喚できるようになり、現在お縋りして死人を馬車馬の如く働かせている猛者でもある。称号は『庶民感覚派勇者』
ユーリル(約14、15くらい)
アンに最初に召喚された被害者。天空の勇者二代目。親の仇敵はデスピサロとマスタードラゴンとエビルプリースト等。イケメンだが、それを上回る口の悪さと不器用さで女性にモテない。アンとは根本が似てるせいでよくぶつかっては非生産的な喧嘩を繰り返している。トラウマの数は歴代勇者の中でもナンバーワン。カジノで全財産を消費し、借金の片として天空の盾を差し出したことがあり、それについてマスタードラゴンと三日三晩口論。果てには戦闘にまで発展したとかしないとか。称号は『世界を導く勇者』
レックス(約10)
二人目のアンの被害者。天空の勇者三代目。祖父と祖母の仇敵はゲマとミルドラース。大人になったら女性にモテることが確約されている顔を持つ。しかし、今は子供らしい可愛さが目立つ顔で大人組の保護欲をそそっているが、こう見えて一応中身は天寿を全うしていることもあって、老成した一面も垣間見える。重度のファミリーコンプレックス。しかも、その上若干シスコン気味なのでタバサの話が彼の口からよく語られる。マスタードラゴンことプサンとは仲がいい。人の間を取り持つことが得意なようで、アンたちのバランス係にもなっているスーパーチルドレン。称号は『幼くも勇敢な勇者』
イザ(約17前後)
三人目のアンの被害者。天空の勇者初代。彼から天空の勇者の物語が始まったのだが、本人はあまりそのことについて頓着してない模様。俺、こんな中で1番年寄りなんだなぐらいにしか思っていない。派手な青髪を持っているせいでチャラく見えるが、中身は寡黙な脳筋。シスコンをこじらせていることをアンにバラされてもそんなに動揺しなかった筋金入り。かなりのスピード狂で、若干戦闘狂。大抵のことではビクともせず、どんと構えているマイペース。称号は『夢を駆けた勇者』
イシュマウリ(????)
月の世界に訪れた人の願いを、無条件で叶えてくれる良い神様。中性的な容姿をしているが、声を聞けば一発で男性神だということが分かる。某杉田さんのおかげ。旧き世界に属するからと、人間界にはノータッチを公言しているが、時たま見兼ねて助けてくれることもあるようだ。称号は『古を体現する者』
プサンおあマスタードラゴン(????)
天空の勇者という伝説を作った張本人。なのに、初代とは縁が薄く、二代目とは反りが合わず、どうにか三代目と誼を通じる事が出来た。ユーリルの時代が終わってから長い年月を経た後に、思い立ったようにプサンという人間へと姿を変え、人間界に遊学する。元々、あまり人間に関心がなく、天空人主義であったが、遊学をすることで段々と人間の性を好むようになっていった。プサンの状態では人当たりがよく、マスタードラゴンの状態では神々しい雰囲気を纏う。が、どちらを通しても言えることは性格が真っ黒け。怒らせるととんでもなく怖いことはどちらも間違いなし。称号は『穹の審神者』
◆小ネタ◆
アルバトロス家
ロトの系譜、天空の三勇者、人外の英雄達を先祖に待つプレミアム血統の貴族。魔物がいた時代までは名家として名を馳せ、忠義を誓ったアレクサンドラの中枢にも組み込まれていたが、魔物がいなくなり世の中が人の世に移ろっていく中で、段々と権威を失っていき、今や没落寸前にまで陥る。一応、男爵位を授かっているが、それを返上するのも時間の問題とも言える。アンが最後の末裔であるため、彼女が死ぬとアルバトロス家は消滅する。アンはその事実を意識するたびに酒に逃げたくなる。
天空の盾
ユーリルに借金の片として、名前も知らない商人に差し出された不憫な伝説の盾。勇者以外装備することは不可能。商人の手に渡った後、天空の盾は沢山の人々の手に渡り、世界中を旅することになる。そうしているうちにルドマンの御先祖様に貰われ、家宝として大切に扱われるようになる。その後、結婚祝いとして勇者の父親の手に渡り、ようやっと勇者の手元に収まった。
天空の兜
魔王との戦闘後は、ユーリルの手からミネアへと渡る。勿論、勇者以外は装備できない。いつしか、ミネアの血を引くテルパドールの一族に代々と受け継がれら国宝となる。
天空の剣
魔王との戦闘後は、ユーリルの手からトルネコへと渡る。やっぱり、勇者以外は装備不可。伝説の武器商人となったトルネコが執着した武器ということもあって、トルネコの死後は『天空の剣を得た者が伝説の武器商人となれる』という眉唾物の噂が広がったこともあり、盾とは別の意味で沢山の人々の手に渡ることになった。その後、妻を探す旅人の手に渡り、父親の形見となった天空の剣を勇者を探す手掛かりとして、グランバニア国王の長い旅路が始まる。
天空の鎧
竜神様嫌いのユーリルが仕方なく天空城に託した伝説の鎧。盾や剣と違って、誰の手に渡ることもなく天空城に安置されていたのだが、ミルドラースによって天空城が撃ち落とされるという悲劇が起こった際に、ゴールドオーブと一緒になって地上に落下した。そして、運の悪いことに地上に落下した天空の鎧を拾ったのが魔物であったため、大神殿という人間界での魔物の本拠地にてその後管理されることになる。もしかしたら、数ある天空の装備の中で一番不運だったのはこの鎧だったのかもしれない。
月の世界
滅多に入ることが出来ない異次元空間。月影の窓から侵入することが可能だが、先ずその月影の窓と遭遇する事が稀有。満月の日に願いの丘に行けば、遭遇率は上がるらしい。
勇者王
グランバニア国王になったレックス君の異名。魔王を討伐した功績を讃えられ、この名で親しまれるようになった。命名はラインハットの大公様。
天空の三勇者
イザ、ユーリル、レックスの三人を纏めて呼ぶ時の呼称。三人の仲は極めて良好。何処と無く三人とも親戚感があってすぐに打ち解けられた様子。命名はプサン。
もし、今回の人物紹介と小ネタの中で追記してほしい内容があれば遠慮なく申してください
それでは、第二章も良ければお付き合いください