ドラゴンクエストLー勇者と魔王ー   作:賀楽多屋

4 / 18


はやくも評価をいただけてメダパニダンスを踊りました
ありがとうございます


二人の天空の勇者

 

 

 ユーリルさんが言うように今の天空の装備の在り処を聞くならば、最後に装備した人間に聞くのが一番手っ取り早いだろう。実際には、その最後の勇者の登場から現在の間にも何千年の隔たりがあるのだが、ユーリルさんとその勇者との間にも何百年という隔たりがあったらしいので、ユーリルさんが分散させた天空の装備がその後どの様な場所に安置されていたのかを考えたら少しは現存する場所を考えやすいだろうとのこと。

 

 そんなこんなで私はまた石碑に予備の線香をお供えする。勿論、最後の天空の勇者様に縋りつくためだ。

 

 極小のギラを使って線香に火を灯す私にユーリルさんは「うわ、よくそんな火力のギラを出せんな」と馬鹿にしてるのか感心してるのかどっちつかずな感想を漏らしていた。その後に「スライムにも効かなさそうだ」とかこぼしてたから、多分前者なんだと思う。くそう、とうとうご先祖様にまでそんなことを言われだした。

 

 小さな子供でも優秀であればマヒャドやイオナズンと言った上級魔法をバンバン放てるようになるらしい。沢山の勇者の血が混じるアルバトロス家の人間なのに、成人して二年経つ私は未だにホイミとギラしか使えないのだ。血はプレミアムでも、才能はノーマルということだ。これって一番ダメな奴の典型じゃないだろうか。

 

 八つ当たり気味に「お祈りするからお墓から退いて」とお墓の土台に座り込んでいるユーリルさんを半ば強制的に立ち上がらせ、私はとっとと次の勇者様に縋るために掌を二回合わせる。

 

 そう言えば、今何時だろう?

 

 

 アレクサンドラの城下町からこの霊山までは人の足で半日かかるために私は朝五時に我が家を出立したから多分、ユーリルさんと喋り始めたのが正午過ぎだったと思う。だから、そこから時間を計算するとおやつ時が近い感じかな。

 

 ってことはーーーーそろそろ下山しないと麓の宿を取れなくなる!

 

 往復でまる一日掛かるこの墓参りは元々一泊二日の旅程で組んである。替えの下着は持ってきてあるが、そもそも体力無しの私がお泊りセットを持って登山なんて出来るはずもないので荷物は本当に最低限のものしか持ってきてないのだ。明日着る服も、今晩宿屋で洗濯板を借りたらギラを使ってとっとと乾かすつもりである。

 

「次の奴、現れねぇのな」

 

 今日の宿の心配をしていると、ユーリルさんが今私がやらなければならないことを教えてくれた。ユーリルさんは私が目を瞑って真剣に掌合わせてるから、最後の天空の勇者に縋り付いていると思っているかもしれないが、今の私は宿の心配しかしてなかった。危ない、危ない。

 

 今度はちゃんと最後の天空の勇者様に向かって頼み込む。

 

 ーーーーー最後の天空の勇者様。どうかこの平凡な貴方の子孫に救いの手を差し伸べてください。貴方が何処に天空の装備を安置したのかをこの哀れな子孫に教えてください。絶対私なんかが勇者じゃないと思いますけど、もし勇者だったら少しくらいはエスタークを倒せるんじゃないかって自分を騙せそうな気がするんです。あ、あとユーリルさんがマダンテとパルプンテとミナデインを教えてくれなかったので教えてください。

 

「残念ながらボクはミナデインしか知らないんだよね。パルプンテはお父さんが知ってるけど、あれ、運だめしみたいなものだから覚えるのはオススメしないよ?」

 

 ユーリルさんよりももっと幼い少年の声が聞こえたのですぐ様背後を振り返ると、困惑しきったユーリルさんが見下ろしている隣で、金髪の少年がこれまた困ったように後頭部を掻いていた。まだ井戸の周りを走り回っていそうな幼い容姿の少年は、私とユーリルさんをやはり困り切った顔で順繰りに見上げる。

 

「それよりも、此処は何処なんだろう?」

 

 最後の天空の勇者が、魔王を討伐したのが齢二桁になったばかりの頃であったと記してあったことを、私は盛大に忘れていたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

「えーと、じゃあアン姉ちゃんはボクの子孫で、ユーリル兄ちゃんは僕の先代勇者なんだ」

 

 常人であれば、受け入れるのに時間のかかる事柄をこの幼い勇者様はたったの十五分で全て受け入れてしまった。ユーリルさんは私が子孫だってことを受け入れるのに三十分も要したのに、彼はそれに加え、ユーリルさんのことまで受け入れるのに必要だった時間は十五分。

 

 子供の純粋な思考回路ってある意味無敵なんじゃないだろうか。

 

「俺がなんでこの姿でいるのかっていう謎はレックスの姿で解明したな。恐らく、魔王を討伐した年齢で俺達は顕現している。記憶とかは死ぬまでの分を覚えてるけどな」

 

「でも感じることや思うことは体の年齢に引っ張られてる気がするなぁ。木を見たらグランバニアにあった木よりも大きいから登りたくなるし、じっとしていると走りたくなっちゃう」

 

「随分と落ち着きの無ぇ子供が最後の勇者だったんだな」

 

 自分の次の勇者とあってユーリルさんも色々想像したのだろうけど、レックス少年はそのユーリルさんの考えた最後の勇者像をものの見事に破壊したようだ。私もユーリルさんに同じことをされたのでちょっとだけ同情する。やはり、理想というものは理想で在り続けるからこそ尊いのだろう。世の普遍的な摂理というものはそういうものだ。

 

 最後の天空の勇者、レックス。

 

 彼の手記は他の勇者の手記とはかなり趣きが違い、幼い私が愛読するのに一番馴染みやすい手記であったことは言うまでもないだろう。

 

 何故ならば、語り手がまだ十になったばかりの幼い少年であったからだ。彼の手記を読んだあとに、これもまた珍しいことなのだが、レックス少年の手記と共に彼の父親の手記がセットで揃えられているのでそれを読めば、この時代に起こった世界の異変について詳細に知ることが出来る。因みに、まだ幼かったその頃の私は彼の父親の手記を難なく読めていたのは、父親がレックス少年ほどに幼い頃に行った数々の冒険までで、レックス少年にとったら祖父に当たる父親の父親との決別以降の話は私がそこそこ大きくなるまでは理解して読むことは出来なかった。

 

 レックス少年の父親の手記もかなり読み応えがあるので、勇者の手記じゃないからと嫌煙したら勿体無い。十年も奴隷やってかと思えば、今度は八年も石像になってたりする人だから吃驚だよね。私も物事が分かるようになってから読んで、大体度肝を抜かれていた。

 

「しっかし、ファミコン勇者様がこんな小さな時に魔王を討伐しているというのに、十八にもなる私と来たら、魔王でもない地獄の帝王如きを倒すのにご先祖様に縋りついてるもんねー」

 

 ハハハハとつい口元から自嘲が溢れてしまった。幼い勇者が魔王を倒したことは手記を読んでいて知っていたが、実際当人を前にしてみると、彼の父親とマスタードラゴンはこんな幼い少年になんちゅー重たい責務を課していたんだろうと憤りを抱いてくる。

 

 確かに、レックス少年の成長を待てるほど、時間に余裕がなかったことは私とて知っている。魔王ミルドラースが魔界から人間界に来てしまうのもあと少しのことだったようだし、何より彼らの家族の命も掛かっていた。

 

 それでも、こんな幼い少年に世界の命運なんて大きなものを背負わせる必要は無いんじゃないかと思えてくる。

 

「ねぇねぇ、ユーリル兄ちゃん。ファミコンって何だろ?」

 

「あいつの言うことは気にしねぇ方がいい。どうせどうでもいいことだろ」

 

「ふーん、そっかー。じゃあ、いいや。それより、ユーリル兄ちゃんはボクの前の勇者なんだよね? やっぱり、僕と全然違うや」

 

「そりゃ違って当然だ。同じ勇者でも姿形も似ていたら気味悪ぃだろ」

 

「うん、確かにそうかも。タバサとは双子だけど、そのタバサとも全く一緒じゃなかったし。あ、でも似ているところもあるんだよ。ボクとタバサは髪の色とか笑った顔はそっくりなんだって」

 

 私が一人で色々考えていると、ご先祖様達はご先祖様達で勝手に盛り上がっていた。ファミコン勇者がその渾名に恥じることなく家族の話をユーリルさんにしている。因みに、ファミコンとはファミリー・コンプレックスの略である。

 

 なんだか除け者にされたようで寂しくなった私はダブル勇者の話に割り込むことにした。

 

「お二人の仲が深まったのは何よりなんだけど、時間もあるからちょっと本題に入らせてね。レックス君はさ、世界を救ったあと天空の装備をどうしたの?」

 

「・・・んっとー、アン姉ちゃんが言いたいのはミルドラースを倒した後は天空の装備は必要ないと思うから何処か別の場所に仕舞ったんじゃないかってこと?」

 

「流石、勇者。私のあれだけの問をここまで噛み砕けるとか」

 

「プサンに返したよ」

 

「「プサン?」」

 

「あ、マスタードラゴンのことね」

 

 そう言えば、レックス君が知るマスタードラゴンはユーリルさんの知るマスタードラゴンとは性質が大分異なっていた。マスタードラゴンって実は役職名のことで、ユーリルさんの知るマスタードラゴンとレックス君の知るマスタードラゴンは別ドラゴンではないかと思ったり、何百年も経てばマスタードラゴンも人間のように心変わりしたりするんだろうかと思ったりしてこの異常なほどに違うマスタードラゴンの性格について深く考えることはあんまりしないようにしてたんだったよ。

 

 まぁ、そんな訳で・・・。

 

「そんな手酷い裏切りを受けたみたいな顔でレックス君を見るのを止めなよ。ユーリルさん」

 

 マスタードラゴンと生涯を通して犬猿の仲であったユーリルさんが、折角少しずつ勇者同士で深めていた仲を速攻で断ち切りそうな程の形相でレックス君を見るのを止めようと思う。

 

「え? 何か可笑しいこと言ったかな・・・ボク?」

 

 ユーリルさんとマスタードラゴンの複雑過ぎる因縁を知らないレックス君は非常に戸惑っている様子だ。それも無理もないことである。普通、勇者とその親のようなマスタードラゴンが此処まで仲悪いとか誰も想像しない。私もユーリルさんの手記を読んでなかったら、こうも簡単にこの状況に馴染めなかったと思う。

 

 私は不安そうなレックス君に無理やり作った笑顔を見せて、精一杯のフォローをするために言葉を連ねた。

 

「何にもレックス君は悪くないよ。ただ、このユーリルさんは勇者のくせにマスタードラゴンとめちゃくちゃ仲悪いんだよね。どれぐらい仲悪いかって言うとマスタードラゴンの名前を聞くだけでこんな顔になっちゃうくらい!」

 

「レックス、アレを信用すると碌な事になんねぇぞ。彼奴はなんだかんだ言って、天空人さえ良ければそれでいいからな」

 

 マスタードラゴンをアレ呼びする勇者は、恐らくユーリルさんしかいない。現にレックス君の片頬が引き攣っている。私の片頬も痙攣してきそうだ。もしかしたら、ユーリルさんは何処かで道を踏み間違えれば、魔王になってしまう可能性もあったのかもしれない。私とレックス君の脳裏にはそんなもしもが疾風のように駆け巡った。もしもを浮かべて更に顔色を悪くする私達をすぐ傍で見てるのにも関わらず、ユーリルさんは尚もマスタードラゴンを野次るのを続ける。

 

「人間なんて魔族よりも害がないから放って置かれてるだけだ。人間が魔族のように天空人を害すようになると、人間を更生させることなんて考えもせず殲滅する方向に奴なら舵を取るだろうからな」

 

 私の家は、勇者や英雄を多く排出しているせいか、世界の善悪の均衡を保つ神様とかドラゴンとか神鳥とかとはそこそこに縁が深い。そのおかげか、私は他の人達よりもその存在の恩恵を知っていることもあって人一倍神様への信仰心は高いと思う。正直、頑張ればシスターにもなれるような気もするが、私は神様の花嫁になる気は若さもあって全然無いためその道を選ぶことはないと思うけど。結婚せずに、純血を保ちなさいとか絶対無理でしょ。

 

「・・・ボクの知ってるマスタードラゴンはそんなことしないよ。だって、マスタードラゴンも長い年月を人間として過ごすことになった時期があったんだもの」

 

 私が場違いなことを考えてると、さっきまで一緒に仲良く青褪めていたレックス君がいつの間にか居住まいを正して、気色ばむユーリルさんと対峙していた。

 

「人間として? アイツが?」

 

「人間になったのは、人間に興味が湧いたからだってプサンーーーマスタードラゴンは言ってた。ユーリルお兄ちゃんが言うマスタードラゴンは人間に厳しかったのかもしれないけど、ボクの時代にいたマスタードラゴンは人間が好きだったよ。マスタードラゴンでいるのは堅苦しいから嫌だって言ってたし。だから、人間に興味が湧いたマスタードラゴンはそのマスタードラゴンとしての力を乖離すると、塔の中に封印して人間界に遊学してたんだ。で、そんなことしてる間にミルドラースに天空城墜落させられちゃって、これはヤバイと思って慌てて天空城に戻ったんだよ」

 

「・・・ごめん。俺今、脳が考えたくないってストライキ起こしてるわ」

 

 レックス君の話をユーリルさんが口も出さずに静かに聞いていたかと思えば、実際は彼にとってあまりに非現実すぎる話に頭がついていかなくて黙ってただけだった。それで微動すらしなかったらしい。ユーリルさんの様々な感情がごった煮返してることは彼の目を見れば一目瞭然で、とても彼を茶化せるような雰囲気じゃない。レックス君のいた時代が、ユーリルさんの時代から何百年と経っているとはいえ、そうも簡単に神様の性格って変わるものだろうかと私も疑っているしね。マスタードラゴンと衝突したこともあるユーリルさんにとってこの事実は、時間をかけて整理するべき案件なのだろう。

 

 レックス君はユーリルさんの困惑しきった様子で色々と察したようだ。見た目は幼いながらも実際は私のご先祖様で、長い生を全うした嘗ての勇者様である。レックス君はそれ以上のことを、ユーリルさんに言い連ねたりはしなかった。

 

「あ、でもトロッコに二十年くらいは乗ってたっけ?」

 

 私はマスタードラゴンにお会いしたことはなく今迄はご先祖様の手記だけの知識しかなかったが、今日二人の話を聞いているうちに段々とその実態に興味が出てきてしまい、マスタードラゴンに会ってみたくなったので、これ以上私の気を引くような発言は両者ともしないで頂きたい。

 

 閑話休題。そろそろ本当に下山を急がないと下山している途中に夜がやってきてしまうので、私はレックス君にマスタードラゴンに天空の装備を預けたあとは一つも見てないかどうか聞いてみた。

 

「世界が平和になった後は、グランバニアの王子としての教育で手一杯だったから正直天空城に遊びに行くこともそんなに無かったかな。タバサの婚約騒動とか、お父さんとヘンリーおじさんが結託してモンスター格闘技場作ったりとか、お母さんが誰にも言わずに世界一周旅行を決行したりとか色々大変だったし」

 

 世界が平和になった後に羽目を外すのはもうどの勇者もセオリーなのかもしれない。いや、レックス君の場合は彼の家族が盛大に外しているんだけども。

 

「レックスは王子様なのか?」

 

「うん、そうだよ。と言ってもウチはお父さんも正式に王族教育受けたわけじゃないから、その子供のボクも中身はほぼ旅人なんけどね。ちょっと色々あって行方不明になったお父さんとお母さんを探すためにあっちこっち行ってたから王子様としての教育もあんまりこの時の年齢では受けてないし、ものの考え方とか価値観はユーリルお兄ちゃんと変わんないと思うよ」

 

「まだ小さいのに苦労してるんだな」

 

「もう昔のことだけどね。でも、お父さんとお母さんとちゃんと再会出来たから良いんだ」

 

 ニカリと白い歯を見せて、本当に幸せそうに笑うレックス君にはユーリルさんも毒気を抜かれたようだ。何処か呆気にとられたような顔でレックス君を見たかと思うと、少し罰が悪そうに「そうかよ」と言うやいなやそっぽを向いていた。ある意味、陰と陽の関係性が成立している勇者様たちなのかもしれない。

 

「あ、話が逸れちゃったね。ボクも魔王を倒したあとは王子として忙しかったんだよね。その後に立太子式や戴冠式を終えて、王様の仕事を何十年かやって隠居する頃には自分が勇者やってたことなんて実感も全然無かったし、伝説の装備なんか覚えてすらいなかったよ」

 

「ってことは、マスタードラゴンに預けたっきり見てないってことだよね?」

 

「うん!」

 

 ちらりと前持ち主に目を向けると、段々と色が変わってきた空を遠い目をして見ていた。そりゃ、勇者稼業にああも悶々としていたのに、その後任がこんな調子だとあんな目もしたくもなるよね。しかし、捻くれ勇者よりも陽気な勇者の方が武具の扱いが悪いとはこれ如何に。

 

「ってことは、今何処に伝説の装備があるのか知ってそうなのってマスタードラゴンってことだよね?」

 

「また湖なんかに落ちてなかったら、多分天空城は天空の塔から行けるんじゃないかな。マスタードラゴンも人間が訪問しやすいように天空の塔付近に城を構えておくって言ってたような気がするし」

 

「またあの七面倒臭い塔を登らねぇとなんねぇのかよ」

 

 いつの間にか黄昏モードから復活していたユーリルさんが話に加わってきて、二人の言う天空の塔を思い出してか重たい溜息を吐いている。なんだかんだ言って、もしマスタードラゴンに私が会いに行くことになったら、この人は付いてきてくれるつもりみたいだ。こういう所が本当にお人好しだわ、ユーリルさん。

 

 しかし、天空の塔から天空城に行く気満々の二人に私はある事実を伝えなければならない。盛り上がってるところ悪いが、悪い話は早々に終えておくべきだと思うしね。なので、私はとっととその水差しになり得る事実を投下した。

 

「そんな塔、もう現存してないよ」

 

「「・・・は(え)?」」

 

「貴方方の時代から何千年経ってると思ってるの? マスタードラゴンも天空の塔も最早御伽話として覚えてる人が少ないくらいだよ。研究テーマとして扱う研究者も、もう片手で数えられるくらいしかいないマイナー分野となってるし。それに、そもそも今の時代に信仰されてる神様自体がマスタードラゴンじゃないから」

 

 ユーリルさんとレックス君の一挙手一投足どころか内心まで揃ったのはこの時が初めてだったと思う。二人して目を大きく見開いて、「「は(え)ーーーーーー!?」」と驚き叫ぶ様は、同じ血が通っていないのに何処か似ているように思えた。

 

 





双子の母親は、公式攻略本で双子の髪色が金髪で掲載されているので彼女に決定しました


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。