だんだんネタ臭が強まってきます、ご了承ください(´゚ω゚`)
「私は、藤原肇です。久しぶり、
目を疑ったし、大事にしていた耳も疑った。この子が、肇?あの、ピアノを聞いて楽しそうに、無邪気に笑っていたあの?……でも、今確かに俺のことを
「本当に、肇なのか……?でも、なんでここに居るんだ?おじいさんはどうしたんだ?」
「おじいちゃんは、今も元気に轆轤回してるよ。ここにはおじいちゃんの、そして私の意志で来たの。肇はいつも無難なものに逃げてしまうから、ここでもっと鍛錬して来いって言われて」
おじいさんは一体何を考えているんだ。それにしても、まさか岡山から単身上京してくるとは思わなかった。電車賃と生活費でどれくらいかかると思ってるんだか。
「あ、そこらへんは大丈夫。おじいちゃんが全額持ってくれるって」
「太っ腹ァ!あとサラッと心読むのやめない?」
そんな会話をして、そして二人して笑い合う。ああ、ここは岡山なのか。俺は、俺たちはもう、辿り着いてた……
そう考えていると、ドアが開いて千川さんが入ってきた。
「妹尾さーん……あれ?」
「……あ、千川さん。どうしたんです、仕事ですか?」
「そうですけど……なんでそこの二人はすぐに仲良くなってるんですか、手まで繋いで」
その言葉にハッとなって手を見ると、手を繋いでいる、というよりも肇が俺の手を握っていた、と言う方がより正しいように思えた。肇も気づいたようで、すぐに手を話すと顔を赤らめて後ろを向いてしまった。クソ可愛いじゃねえか、就職して良かった。
「……それで、お仕事とは?」
「とりあえず、アイドルのみんなに挨拶して、顔を覚えてもらいましょう」
「……マジですか?あの人数を?」
「はいっ、まずはこれくらいやってもらわないとプロデューサーにはなれませんよ?」
「鬼!悪魔!ちひろ!まず俺はプロデューサーになりたいなんて言った覚えは無いですぅ!」
そう叫ぶと彼女はいつものあの笑顔で立ち去って行った。その後ろで部屋に残っているのは、これから来る地獄を思い浮かべ絶望する俺と、未だに顔を赤らめて何かを呟いている肇だけだった。
――――――
「本当に、出来るのか?俺は……」
今まで、何度もやるべき事を投げてきた俺だ。本当に出来るのかという心配は心の中に確かにあった。だが、乗りかかった船だ。ここでやらんでどうするんだ、おじいさんに見られたら絶対に叱られてしまう!
なんだかんだで、覚悟を決めてドアを開けた。するとそこには――――――
「だからさー、プロデューサーにゲームの才能あるのかって聞いてるの」
「は、はぁ……」
さっきまで説明してくれていた武内氏が『働きたくないでござる』と書かれたブカブカのTシャツを着たロリに怒られていた。何を言っているかわからないと思うが俺もわからない。
「あのー、武内さん?これ何がどうなってるんです?」
「お、丁度いいところに来たな新人君!君も私とスマブ○の対戦をしようじゃないか!」
「……いや、良いけど……なんですかココ、みんなこんなフリーダム何ですか?」
「まあ、4割ぐらいは……」
それ半分ぐらいじゃないですかヤダー。ロリっ子、杏というらしいが、彼女に指図されながらも座布団の上に座ってコントローラーを持つ。
「何使ってもOK?」
「OK牧場」
ネタが古すぎるんだよなぁ……
――――――
「おい杏ぅ!ベヨネッタ使うのはなしだって!」
「はっはっはー!勝てばよかろうなのだー!」
「うるせえクラウド使うぞ」
「すいませんごめんなさいお願いですからリミット技はご勘弁を」
はっはっはっ、さっきクラウドで3タテ決めたのが素晴らしかったなぁ!年甲斐もなく杏ちゃんを虐めていると、後からポンポンと背中を叩かれた。誰かと思えば魔王スマイルを決めた千川さんだった。
「待って!?これは彼女との交流だから!セーフなんです!」
「へぇ……」
あかん、これ完全にスイッチ入ってるぅ!
「まあ、いいですけど。とりあえず他の子も帰ってきたんで挨拶お願いしますね」
そう言うと、彼女は部屋を出て行ってしまった。怒られると思ったんだが……
それと入れ替わるように昨日も見たアイドルの皆が帰ってきた。やっぱり数が多い。部屋の温度が3度くらい上がってそうだ。
「じゃあ、改めて……妹尾
ハーイ!と元気のいい返事が返ってきて、その後は質問タイムとなった。
「初めまして!島村卯月って言います!あの、畢さんの好きな食べ物はなんですか?」
「初めまして。うーんとね……お米。故郷……岡山なんだけど、家のすぐ近くの人が米農家やってて、よくお裾分けで貰ってたんだけど、それが美味しくてそれ以来お米が大好きになったんだ」
あのおじさんはすごい優しかったなぁ……そう思っていると、島村さんはポニーテールを揺らしながら、お辞儀をすると椅子に座った。礼儀正しくていい子だぁ……
「次は私ね。初めまして、速水奏よ。突然だけど、貴方には好きな子はいるかしら?」
何というか……色気の塊というか、ただただエロい人、速水さんに質問されたことは割と心にアイスピック刺された感じだ。ってかアイスピック刺されたら致命傷じゃね?
「そうだなぁ……居ないわけではないけど、ノーコメントで」
居ないとは言わない。気になっているには気になっているが、好きかどうかはわからないから。今はまだ、ただの友達でありたいから……今はまだ。
「ふひっ……はじめまして……私、星輝子。貴方、さっき肇ちゃんと…仲良く話してた……どんな、関係なの?」
速水さんが座ると次矢矧に質問が来た。輝子ちゃん、というらしい。少しダウナーな子なんだろうか、言葉も少し継ぎ接ぎのように感じた。
「ああ、肇のことか?彼女とは幼馴染でね、ほとんどずっと一緒にいたよ。住んでるところも向かいの家だったからね」
そう答えると輝子ちゃんは面白がるかのように少し笑って座った。それ以降はあまり質問は来なかった。あと、肇がすこし不満そうにこちらを見ていた。何故だ。
――――――
事務仕事もひと段落した時、事件は起きた。
「そう言えば、藤原さんと妹尾さんは幼馴染だったんですね」
「あぁ、そうだよ。ただ……俺が高校に行く頃に俺が東京に行くから別れちゃったけどね」
武内氏の意向で話す時はタメ口で話すようにしている。本人曰く、こういうのに憧れていたそうで、俺が快諾した時には少し笑っていた。正直その笑顔が怖かった。
「ピアノも、その時に?」
「うん、岡山の田舎だからやることがなくてn「キャー!?」…あ?」
「おや?」
武内氏とそんな話をしていたら部屋の外から悲鳴が聞こえた。何かと思い外を見ると、肇が胸元を押さえてへたり込んでいた。
「え、どうしたのさ」
「あ、あの子に……お、お……おっぱい揉まれたぁ……お嫁に行けないよぉ……」
視線を向ければ、そこには手をワキワキさせる棟方 愛海というロリっ子アイドルの姿が……マジでか、やっちゃったのか。天才かよ。顔を真っ赤にしてる肇とかレアやぞ、マジでありがとう。
そうは言っても、何とかして止めなきゃいけないので、棟方ちゃんを追いかける。 だが、なかなかにすばしっこいので捕まえられない。そう思っていた時だった。
「新人君は新陳代謝が高い……なんて……ふふっ」
目の前に、ダジャレを言う高垣 楓さんの姿が――――――
「メロンはっけーん!!!」
そして、我々の目の前でいつの間にか楓さんは胸を揉まれ、しかもわざとらしく嬌声を上げ、それに対し、その揉んでいる棟方さんを捕らえるという中々にシュールな光景が広がるのであった……この先が思いやられるなぁ……
ちなみに、途中で棟方さんの胸を揉む標的は楓さんから武内氏に変わっていた。そっちも行けるのか(困惑)
とりあえず今回のイベントは25000ptまで回ることを決めてるのでそこまで頑張るぞい!イベ限の肇ちゃんのSRがクソ欲しいんじゃ!
基本的に、1~2日1話ペース。休む時はちゃんとこちらで報告させていただきます。また、投稿時間は21:30で固定とさせていただきます。