イナズマイレブン転生記~2人のサッカーバカの伝説~ 作:七竹真
入部した人ダイジェスト
「ねぇ、ねぇ。君たち!サッカーに興味ない?」
「ないない。それよりもバスケしないか?」
「ごめん。俺は新聞部なんだ。宣伝ならしとくよ」
「サッカー?そんなものよりも、野球をやろう!青春のスポーツと言ったら野球だろう!」
「ふん、そんなことに付き合っている暇はないんですよ。それじゃあ」
おい、メガネ。ぶち殺すぞ。(最後のは、目金欠流です。主人公の怒りも、こんなことを言われたんならわかるのではないでしょうか?)
「結局だれ一人来ないか」
「あきらめるなよ、神矢!あきらめたら、そこで終わりだ。あきらめないのが俺の、俺たちのサッカーだ!!」
なんか、ナルトみたいなことを円堂が言う。声同じだから、全然違和感ねぇ…。
「でもな、円堂。もう1週間だぞ。さすがに来ねぇだろ」
「そんなことない!あきらめちゃだめだ!」
このボイス聞くの楽しい。ま、『声が同じで人気もあるフィデオは大人版がないのに、大人版のある中途半端な半田』と『初代かませ犬であり、大人になったら某サッカー選手意識しすぎな染岡』が来るだろうし、面倒なことしなくていいだろうっていうのが本音だな(2人のファンの方すみません)。
「おい、ここがサッカー部の部室でいいのか?」
染岡パイセン、お勤めご苦労様です!と言ってしまいそうな強面の染岡が部室の扉を開けて入ってきた。
「入部希望!?ねぇ、君たち名前なんて言うの?」
「落ち着け円堂!」
首根っこをつかみ、円堂を止める。半田と染岡で興奮しすぎだ。
「大変だな、神矢」
と半田。え、俺知ってんの?
「俺を知ってるのか?」
「当たり前だろ。学校1のイケメンって噂だぜ。」
「それに、ジュニアの時にベスト8だろ」
「ああ」
まぁ、豪炎寺も知っていたし、不思議ではないか。
「ところで君たち、名前とポジションは?」
それより、秋は?俺どこに行ったか知らないんだけど。
「俺は、染岡竜吾。ポジションはFWだ」
「俺は、半田真一。ポジションは、MFでもDFでもどっちでもできるぜ!」
2人の自己紹介が終わった後、俺たちも自己紹介をしておく。
「円堂く~ん!!」
秋が帰ってきたっぽい。
「どうだった?」
「ごめん。借りられなかった」
ああ、グラウンド借りに行ってたのね。
「そうか。じゃあ、あそこ行こうぜ。鉄塔広場」
「うん、そうだな!じゃあ行こうぜ!染岡、半田!」
「おう!」
「ああ!」
それから俺たちは毎日練習した。さすがに、家族の用事だったりの時は休んだが。おかげで、俺たちの必殺技である「ゴッドハンド」と「イナズマショット」はどんどん進化していった。帝国にいる鬼道に勝てればいいけどな。
「よ!久しぶり!」
「ミント!」
みんな忘れているかもしれないが、元稲妻KFCの
「お前、今までどうしてたんだよ!」
「
「なんで?」
「あいつ、骨折してたんだよ。だからさ、送り迎え的なのやってたんだ」
「なるほどな」
ところで皆さん、冷泉のこと覚えてる?覚えているよね……?
「ま、そゆことでよろしく~!!」
ミントが仲間になった。しかし、仲間は5人だ。試合はできない。早く来年にならないかな。
「「「「よろしくお願いしまーす」」」」
壁山、宍戸、少林寺、栗松が仲間になった!戦力としては、壁山以外期待できないぞ☆
はい、すみません。強くすれば、使えるよね?たぶん。あ、あと去年影野スカウトしたよ。
「よし!じゃあ、練習しようぜ!」
円堂にみんながついて行き、練習を頑張った。順調なのは、ここから1週間前後だった。
「「よーし、みんな!練習しようぜ!!」」
俺と円堂の気合いの籠った声も虚しく、誰一人やる気を出さない。
壁山はポテチを食って、半田はゴロゴロを読んでる。染岡はボケーっと座ってるだけだし、栗松はゲーム。宍戸はそれを見て口を出している。少林はカンフーの練習。お前なんでサッカー部入った。あ、漫遊寺に憧れたからか。
「さぁ練習ーー!!」
円堂の声が、むなしく響き渡る。
「無理だ円堂。こいつらやる気がない・・・。どうしようもないぜ・・・」
「どうしたどうした!もう2週間も練習してないんだぞ!!」
「やる気を出せよ!染岡!お前はウチの(自称)ストライカーだろうが!!」
「グラウンド、借りられたのかよ」
ピシャ岡、お前はどうして痛いところを突く。かませのくせに。
「「う・・・」」
「これからまた、ラグビー部に交渉して・・・」
「だと思った」
「11人集まっていないならテニスコートでも充分だろって。そしてテニス部にも邪険に扱われるし」
半田、栗松、宍戸が言葉のナイフを次々と投げてくる。そんな連携はいいからサッカーの連携しろよ!!
そして、必殺技を編み出すんだ!
「グラウンドが空いてる日にやればいいんじゃないの?」
「そうそう」
「空いたことないけどね」
「河川敷の練習とかじゃ、できること限られちゃうし」
あ、これ円堂キレるわ。顔が既にブチギレ寸前だ。
「俺たちはサッカー部なんだっ!!フットボールフロンティア!!今年こそ出ようぜ!!あと1人集まりゃ出れるんだぞ!!な、染岡、半田!」
「無理無理」
「お前や神矢、豊田がいたって俺たちがついていけねぇよ」
と半田と染岡。
「壁山!栗松、宍戸!!」
円堂、お前どうせなら少林にも呼びかけてやれよ。呼ばれないから、まだカンフーモードだぞ!
「お前らな!サッカーをやりたくて入部したんだろうが!!」
「でも、勝てないし、その前に人数がいなけりゃ意味無いでやんす」
「そうですよ。キャプテンたちは強いからわからないんです」
「そうだね、なんで神矢君が俺を誘ったのかわからないし」
と栗松、宍戸、影野。あれぇ?早くも
「「サッカー部がサッカーやんなくてどうすんだよ!!」」
そして見事にキレた俺たちは部室から出るのだった。
「まったく、サッカーバカは一つサッカーがやりたいって決めたら動かねぇな」
とミント。
「俺も行くわ」
「そう」
「行って来いよ」
「じゃあな」
というわけで、ミントも練習に参加するみたいだ。
俺たちは学校の中庭の空いてるスペースでシュート練習とキーパー練習をしていた。
「イナズマショットォ!!」
雷をまとったシュートが円堂に迫る。しかし、円堂は即座に右手にパワーを宿して、巨大な神の右手を創り出す。
「ゴッドハンド!!」
そして、ゴッドハンドで俺のイナズマショットを完全に止めてみせた。
「やるな円堂。またゴッドハンドのパワーが上がってたな」
「神矢こそやるじゃないか!お前のイナズマショットもすげーパワーだ!!まだ手が、じんじんするぜ」
「じゃあ、次俺ね~!」
ミントがシュート態勢に入る。
「ライジングトルネード」
まるで朝日が昇るかの如く右斜め上へジャンプしたミントは、回転して光をまとったシュートを放つ。
「ゴッドハンド!!」
しかし、ゴッドハンドはパワー負けし、破れてしまう。そのボールは上に曲がり、ポストに当たってはじかれる。
「くぅ。やっぱりミントのシュートはすげぇや」
「ほらよっと」
俺がスポーツドリンクを投げ渡すと、円堂は難なくキャッチ。そのまま美味そうに飲む。
「ところで、化身の方はどうだ?何か掴めたか?」
「いや、全然出来ない。あの時の試合みたいに出来ないんだ。神矢は?」
「俺もさ。化身の影すら出ね。天馬達はパラレルワールドの共鳴現象のおかげで、俺たちが一時的にパワーアップした結果って言ってたからな。できないのも当然だろ?」
「俺、未だに信じられないんだけど・・・。その話・・・」
一年前のプロトコルオメガ1.0戦以来、円堂はゴッドハンドを完全にモノにしたが、化身の方は俺も円堂もさっぱりだ。共鳴現象が無い今じゃ化身を出すのは無理なんだろう。だけどどうしてゴッドハンドは無事なのかな?
「円堂く〜ん!それに神矢君に、ミント君!」
背後から声が聞こえてきたので振り向けば木野が走ってくる。
「おう、木野!」
「どうだった?」
「ごめん、グラウンド借りられなくって・・・」
「仕方ないね」
「ラグビー部の奴ら、サッカー部だけじゃなく他の部のことも無視して平然と横取りとかするしな・・・」
なんであいつらが活動停止処分とか廃部宣告とか喰らわないのかが不思議だ。(注・ラグビー部の使える日は、火・金・日。)
「皆は?」
「いつも通りさ」
「練習しろって言ってこようか?」
「いいよ。きっとそのうち・・・やる気になってくれるさ」
いや、このままじゃあいつらずっとあのままだぞ。俺知ってるあるよ。帝国との練習試合がないとダメてこと。
「あいつら、きっとサッカー大好きだから」
「そうだね。練習試合でもあれば、別だろうけど」
ミントが言ったその一言、それは翌日に本当のことになるのだった。
今日の格言? 「あきらめるなよ、神矢!あきらめたら、そこで終わりだ。あきらめないのが俺の、俺たちのサッカーだ!!」 以上!
オリジナル技、化身紹介
ライジングトルネード(火)
まるで朝日が昇るかの如く右斜め上へジャンプし、回転して光をまとったシュートを放つ必殺技。
ゲーム風説明文
朝日が昇るように空へ飛んで放つシュート!そのシュートはだれにも止められない!?
TP28