イナズマイレブン転生記~2人のサッカーバカの伝説~ 作:七竹真
追 豪炎寺のイナレア来ました。Twitterに貼ってあるんでよかったらぜひ。
「おい、みんな!入部希望が2人来たぞ!練習しようぜ!」
「おいおい、円堂。まだ勝つ気でいるのか?」
と染岡。しかしそんな言葉では円堂は折れず、
「当たり前だ!俺たちは、サッカーをして、
「そんなこと無理でやんす…」
「無理ですってキャプテン!」
と言う栗松と宍戸。
「無理というから無理なんだ!実際、弱小だった稲妻KFCだって、全国ベスト8まで行ったんだ。俺たちにできないはずがないだろ!」
今、KFCと自分で言って、某揚げ鶏を売っている会社を思い出したのは俺だけでしょうか…?
「そんなの当り前じゃないか!すごいプレイヤーである冷泉や中谷もいたんだぞ!大体、全員が必殺技を使えたんだろ?」
「その冷泉が来たって言ったら?」
「!?」
染岡たちが驚く。ミントは、いたって冷静なようだ。
「みんな、よろしく。俺は、冷泉錐。ポジションはDFだ」
「僕は、目金かけ「おいおい、本物かよ!」す。って僕の「この学校にいるっていうのは知ってたけどさ!」か!」
メガネは無視かい!
「すごいでやんす!」
「FW、MF、DF、GK全員が必殺技を使えるなんてすごすぎますよ!」
「これなら勝てるかもしれないっす!」
「いや、帝国はそんなに甘くない」
そう冷泉が言う。
「
とミントが続く。まぁ、KFCの時に負けてるしね。あいつらに。
「鬼道か…」
「知ってるのか?」
俺のつぶやきに反応した円堂が聞いてきた。
「ああ。あいつだけは、絶対に油断してはいけない。あいつのチームは、圧倒的な統率力を誇ってきた。ましてや、あの帝国に入ったのだ。能力が倍になっているといっても過言ではないだろうな」
恐ろしさを身にしみこませておいたほうがいい。あいつらの恐ろしさをなめてかかると、原作通りになってしまうぞ!
「や、やっぱり勝てないよ…」
「そもそも、そんな相手に勝てっていうあいつが悪いんだ!」
「そうでやんす」
「勝ってっこないっすよ。ね、宍戸、少林」
「そうですよ!」
「負けるってわかってるじゃないですか!神矢さんたちも負けたんでしょ!」
散々な言われようである。ま、帝国の選手ぐらい必殺技も含め、分かっているけど、この時点で技が使えるのは、寺門、佐久間、洞面、源田、鳴神、万丈、鬼道くらいだろう。デスゾーンに百裂ショット、パワーシールドとフルパワーシールド、キラースライドにスピニングカットにサイクロンといったところか。ゲームだと、ただの雑魚技ばっか。現実(本来の歴史の方ね)だと恐ろしいんだけどな。
「秘策はある」
そう言い切る。
「本当か?神矢?」
「その名も《必殺タクティクス バウンドポスト》!!」
「な、なんだよそれ…。」
まあ、秘策ってほどでもないんだけどな。
「まず攻める。次にポストに当てる。跳ね返ってきたボールを撃つ。以上」
「・・・そんな策かよ」
「阿呆」
「だが、お前らが源田を破るにはこれくらいしか策はないぞ?」
パワーシールドなめとんのか!
「まぁ、俺やミントなら敗れるかもしれないけどな」
「それは言っちゃいけないお約束ってやつじゃないの?」
ミント、それを言わないのが約束だよ。
「あいつが本気になんなきゃ、通常の必殺技で敗れるはずだ。特に俺のイナズマキャノンなら」
「実際衝撃波だからな。時間がたてば決められるさ」
冷泉それ、フラグ、フラグ。
「衝撃波?」
半田が聞いてきたのでそれに答える。
「パワーシールドっていう技だ。フルパワーシールドはわからんが、前者のほうなら破れる」
「すげえな、おい!俺にもその破ることのできる必殺技教えてくれよ!」
と染岡。お前は、
「いや、染岡にはやってもらわんと意見ことがある。お前は、キーパーを掻い潜って、ボールをポストに当てるという超重要な課題がある。そして…」
そして俺は、全員に課題を与えた。
円堂 ミント、染岡のシュートを止める。
ミント、染岡 シュートのコントロールを上げる。
メガネ 基礎練
冷泉 MF(宍戸、少林、半田)を相手にブロック練習。
宍戸、少林、半田 冷泉を抜けるようなドリブル練。
俺 残りメンバーを相手にドリブル技を身に着ける特訓。
壁山、影野、栗松 俺の逆
以上です。
ま、妥当なところだろうと思ったのだが、宍戸と栗松が文句を言い始めた。
「俺たちは、先輩たちの練習台なんですか?」
「そうでやんす!」
「それは、違う。お前たちが俺たちを止められたら、帝国もきっと止められるし、抜かすこともできる。その自信をまずつけないとダメだろ?」
「そうだね。俺たちも特訓して強くなんないといけないんだ」
「そうだぞ、お前ら。雷門のエースストライカーの真の実力を見せてやるぜ!」
と影野と染岡。まあ、頑張ってくれるのはいいことだしな。
その日の夕方の鉄塔広場
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
染岡が円堂に向かってシュート。そのシュートは少し軌道を曲げてポストに当たった。そこにミントが合わせる。
「ライジングトルネード!」
「ゴッドハンド!」
止められてしまう。うん、1方向だけだと見切られてしまうな。俺が入るか。
ま、今新必殺技完成したから行ってもいいが、こいつらも強くしないといけないからな。
その技の名は、《イナビカリダッシュ》。明日人の必殺技だったはず。これが本物と同じかどうかわからんけど。
メガネは、サッカーの知識があったので、案外うまかった。こいつより弱音はいた宍戸と栗松がいらんな。
その2人も頑張っている。半田は、必殺技の原石ができたみたいだ。少し雷が見えたから、ジグザグスパークだろう。影野も、自分の周りに風を作り始めた。コイルターンかな。栗松たちは必殺技こそ使えないが、何度も何度も挑んでくる。
「お前たち、やってるな」
そう声をかけてきたのは風丸だった。
「!!風丸!マッハ!それに…」
「マックス!お前ら何でここに!?」
イベっすね。
「君たちが練習してる姿見たら、やりたくなっちゃたんだよね。」
「お前たちが、帝国に勝つために本気なの、伝わってくるっぜ!」
とマックスとマッハ。
「俺たちもやるよ。円堂、神矢!」
そう聞いた瞬間、円堂の顔がぱぁっと明るくなった。
「くぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!よーーーしっ!もうひと練習やるぞー!!」
「「「「「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」」」」」
そこから、俺たちは一週間努力に努力を重ねた。《必殺タクティクス バウンドポスト》の完成に、コイルターン、ジグザグスパークの完成、スタミナをつけるためのタイヤ練など。あっという間の一週間だった。
そして、試合当日――――
今日の格言 「お前たちが俺たちを止められたら、帝国もきっと止められるし、抜かすこともできる。その自信をまずつけないとダメだろ?」 以上!