オバロ転生憑依もの   作:しうか

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バルブロ:主人公。お休み中
ラナー:ヒロイン。鼻血姫。ポーション飲みながら進化中
クライムくん:ペット。ペット生活を満喫中
ラナー付のメイド:何となく察してドン引き中
近衛兵:実は裏ですごくがんばってる人達


12 バルブロの帰還

 ラナーが少し早い昼食を終え、いつもの儀式を行い始めた頃、唐突に兄バルブロから〈伝言(メッセージ)〉が入った。ベッドの中だったら危なかっただろう。聞こえてくるバルブロの鬼気迫る声を聞きながらラナーは一度心を落ち着けた。儀式を行っていた事を悟られる訳にはいかないのだ。

 

 ラナーはバルブロが発する言葉と語調から、バルブロに命の危険が迫っており、必死に抗っているとすでに察しており、もう手遅れかもしれないとも考えた。そして、バルブロの声が途切れ途切れになった頃、ラナーは悲痛な声を上げた。

 

「お兄様!? 一体どうなされたのですか!? ご無事ですか!?」

『ああ、ラナーの声が聞こえる……』

 

 死の淵でさえわたくしの声をお聞きになりたかったのね……。そこまでわたくしを愛してくださっていたのね、お兄様。中々お帰りにならないお兄様を少し、ほんの僅かにですが、疑ってしまったラナーをお許しくださいませ……。

 

「お気を確かに! 諦めないで!」

『ラナー、それは死亡フラグだぞー?』

「しぼうふらぐ? 一体何をおっしゃっているのですか!?」

 

 バルブロは時々おかしな事を言う。その言葉を理解する人間はいなかった。ラナーの聡明な頭脳をもってしても憶測はできるが答えをバルブロが教える事がなかったためバルブロ独自の言語だと諦めざるを得なかった。

 

『ララァ、私にも刻がみえるぞー』

「お兄様! わたくしはラナーです! ララァではありません!」

 

 バルブロは時々名前を間違える。ボウロロープ候が一番の被害者だ。しかし、ラナーが名前を間違えられたのは初めてだったためショックを受けた。この時点でラナーはララァという別の人物がいるとは全く考えていない。

 

『はっ!? だ、大丈夫だ。何も心配する事はない。足なんて飾り……偉い人には―――』

「ああっ! お兄様、お怪我をなさったのですか!? お兄様! 何としてもラナーの下へ帰ってきてくださいませ!」

 

 意識が朦朧としている事は最初から察していたが、ほんの一時だけ意識を取り戻したようだった。しかし、足なんて飾りという言葉から足を無くした事がわかった。そして、偉い人には―――で途切れてしまったことからラナーは、偉い人には足は不要だと部下を鼓舞し、部下に治療を受けているのだと察した。

 そして、バルブロの意識を保つため、その場にいる部下に届けとラナーは必死に声をかけた。足なんかなくてもいい、死体でもいい、ただ、蘇生できる状況で戻ってきて欲しかった。

 

『僕にも帰れる所があるんだ……―――スヤァ……』

「お兄様! お兄様! ……お休みになってしまわれたのですね」

 

 〈伝言(メッセージ)〉が切れ、迫真の演技を終えたラナーは「ふぅ……」とため息を吐いた。バルブロが死の淵にいたとしても王都にいるラナーが出来る事はほとんどない。

 

 この世界での〈伝言(メッセージ)〉の信頼度は低い。早馬による正確な情報がもたらされるまで待つ必要があった。そして、ラナーにはバルブロの危機を訴えた所で、それで状況が良くなるとは思えなかった。

 

 ラナーは儀式に戻り今後の事に考えを巡らせる。

 

 エ・ランテルにも神官はいる。バルブロ王子が重傷を負ってもまだ命を繋ぎとめていた場合はそこで治療される。しかし、亡くなった場合、スレイン法国から神官を招いて蘇生を試みる事になる。

 

 問題はそんな危機的な状況から騎士団がバルブロの遺体を持って帰れるかだがここで出来る事はない。彼らの能力と忠誠心に賭けるしかなかった。ちなみにアンデッドになった時の事は考えても無駄だったため、ラナーは頭から追い出していた。

 

 お兄様のお話ではカッツェ平野からエ・ランテルまで馬車を用いて3日、スレイプニールなら1日で着くでしょう。重傷だった場合は応急処置をエ・ランテルで行ったあとこちらにお戻りになられるでしょうし、その時はわたくしが看護を申し出れば良いだけ……。

 

 問題はお亡くなりになっていた場合。蘇生を行える神官をスレイン法国から迎え、蘇生の儀式を行うまで……、二週間といった所でしょうか。その間に、儀式をこの宮殿で行うよう(お父様)を説得しなければなりませんわね……。

 

 ラナーは今後の計画を立てながらバルブロのベッドの中でもぞもぞと動いた。幸い別の事を考えていたため鼻血は出ていない。

 

「ふふっ、でも、いやだ、どうしましょう。これからこのベッドでバルブロお兄様はご静養なさるのね……。ふふふふふっ、どのような日記になるのかしら……。その前に最後まで読んでしまわないといけませんわね……。とてもじゃありませんが時間が足りませんわ……」

 

 計画の内容が兄の介抱に及んだ時、ラナーは身もだえし、鼻からは愛が溢れ始め、ハンカチを赤く濡らし始めた。それでもラナーは頭の中で絶対やる事リストを作成していく。そう、ラナーはバルブロのガードが弱くなるこの時を逃す気など全くなかった。

 

 ラナーは想像の中でバルブロの介抱から長期に渡る介護、そしてバルブロの快癒までのプロセスを何通りもこなすと、ポーションを一口飲み、ベッドから出た。いつもよりベッドの中にいた時間が短かった事もあるが真っ赤に染まったハンカチは奇跡的に2枚で済んだ。ラナーは新しい職業を習得し、元々習得していたアクトレスの職業レベルもいつの間にか上がっていた。

 

 身だしなみを整えて部屋を出ると自室へと戻る。待っていたクライムとお付のメイドはいつもより早いラナーの行動に少し疑問を持ったが、口に出すことはなかった。

 

 ラナーは自室に戻ると、汚れてしまったハンカチを交換し、ポーションの補給をし、机に向うとこれから必要になりそうな書類の作成に入る。一番重要、かつ最優先であり一番困難な物はバルブロの介抱に自分が付くためのものだ。

 

 どのような内容、文言であれば(ちち)が納得するか考えなくてはならない。そもそもバルブロからラナーを引き離すためにバルブロはカッツェ平野に送られた事になっているのだ。ラナーはその理由を覆す何かが欲しかった。

 

 お兄様の協力が必要になるかしら……。それとも第三者? いえ、駒不足ですわね……。どこかにわたくしと同じ年頃の貴族の信仰系魔法詠唱者(マジック・キャスター)がいないものかしら……。

 

 ラナーが思案に暮れているとにわかに外が騒がしくなった。フルプレートアーマーの擦れるガチャガチャという音や重い足音が聞こえてきた。その音を聞いてラナーが書面から顔を上げるとクライムは見てきますと掠れた声を出し扉から外を覗いた。

 

 重装備の近衛兵が何人も走り回っているのが見えた。クライムは何事かと思いつつも主の指示を仰ぐため、一度部屋に入り、見たことを報告したが、ラナーが返答するより早く他よりも豪華なフルプレートアーマーを着た近衛騎士が部屋へと入ってきた。

 

「ラナー王女殿下。緊急事態につき失礼します。王の下へ避難ください」

「あら、何があったんですか?」

「モンスターの襲来です。王国騎士団が当たる事になっておりますが、我々でも防ぎきれるか……。お急ぎください」

「わかりました。クライム、支度をなさい」

 

 ラナーはクライムに書きかけの書類を破棄させ、ハンカチと予備のポーションを数本ポーチに入れるとお付のメイドに抱きかかえられて近衛騎士について部屋を出た。廊下はすでに城にいた兵達が走り回っており、近衛騎士は部下の近衛兵を指揮しながらラナー王女をそれらからも護らなければならなかった。

 

「こっちに突っ込んでくるって本当か!?」

「ああ、急げよ! そこ! 慌てるな!」

「そこの近衛! ワシを優先せんか!」

「申し訳ありません。決まりですので……」

「何を言っておる! ワシはかの大貴族、レエブン候の―――」

「知っております! 時間がありませんので失礼!」

 

 宮殿にいた貴族達は混乱に陥っていた。それに比べ、この幼い王女の落ち着きようが近衛騎士にはありがたかった。しかし、貴族の規範となる王族がいくら規範を示しても、他の貴族がこれでは意味がないのだなと近衛騎士は少し達観した。

 

「あら? もしかしてあれかしら……」

「なっ!? 近衛隊集合! 王女殿下を護れ! 動け動け動け!」

「こっちに向ってないか?」

「ちくしょう! 間に合わないのか!」

 

 遠目に見えた空を飛ぶ大型のモンスターにラナーが気付いて口に出すと近衛騎士は即座にソレを見て反応した。ここにいた全ての近衛兵を集め隊伍を組む。以前バルブロ以下11騎のスレイプニールを止められなかった事でポウロロープ候とレエブン候の提案で近衛隊は再編成されていた。

 

 再編成された近衛隊は重武装になり、特に盾は馬でさえ止められるよう分厚いものになった。さらにはその重装備で縦横無尽に走り回れる体力を要求された。

 突然厳しくなった要求に貴族の箔付けだけに近衛になった者は不平をこぼしたが、実際にスレイプニールと向かい合った事のある近衛兵は士気を上げていた。何度も煮え湯を飲まされたバルブロ殿下に意趣返しするため、ひたすら訓練に打ち込んだ。

 

「殿下の乗ったスレイプニールよりマシだ! 総員盾構えぇぇぇ!」

「総員、盾ぇ構えぇぇぇえええ!」

「近衛の意地を見せてやる!」

「あの地獄の訓練よりマシだ!」

「モンスターごとき通してたまるかよ!」

「通さん! 通さんぞぉぉぉおお!」

「うおおおおおお!」

 

 どんどん大きくなる飛行系モンスターの姿に近衛達は士気を高め、不動の覚悟を決めた。彼らの訓練は確かに地獄だったのかもしれない。バルブロのいなくなった王国騎士団の、フル装備の騎兵隊の突撃を繰り返し盾で受けてはポーションを飲み、神官の治癒を受け、腕が上がらなくなる日が日常になった。

 

 中庭と廊下を隔てる太い柱を塞ぐように近衛隊が並び、大きな盾を並べた。そして、ラナー王女を護りながら指揮する近衛騎士はメイドに抱かれるラナーを包むようにその大きな盾を構えた。そして「死んでも傷ひとつ付けない」そんな覚悟と共に目の前に迫ったモンスターを睨みつけた。

 

「リ・エスティーゼ王国に栄光あれ! 国王陛下万歳! ラナー王女殿下万歳!」

「「「リ・エスティーゼ王国に栄光あれ! 国王陛下万歳! ラナー王女殿下万歳!」」」

 

 飛行系モンスターが翼を広げてバサバサと羽ばたき、恐ろしい風圧が襲った。そして比較にならないほど巨大な鷲のような鋭い爪を持つ前足と獅子のような後ろ足を獲物を掴むように近衛たちに向けた。それに対し近衛たちは大声で忠誠を示し、盾をかかげる。

 

 何人かはこの一撃で吹き飛ばされるだろう。あの両の爪で無残に引き裂かれるだろう。あのでかいクチバシで頭をもがれるだろう。それでも彼らの後ろにはまだ幼い第三王女殿下がいるのだ。吹き飛ばされようが手足をもがれようがこの場所を死守するという近衛隊の矜持がこの場を引くことを許さなかった。

 

 ドンッという重量物が落ちたような音が響き、近衛達は一瞬首をすくめ、周りを見る。被害はなかった。誰も吹き飛ばされてなどいなかった。その事に今までの訓練が無駄でなかった事を噛み締め、さらなる追撃に備えようと盾を地面に突き立てた。

 

 しかし、その時、近衛騎士を含めそこにいた全員が見てしまった。大型の飛行系モンスターは猫のように伸びをし、後ろ足で毛づくろいを始めていた。

 

「え?」

「え?」

「え?」

「何だこれ……?」

「油断するな!」

「騎兵隊はまだか!」

 

 突如襲ったモンスターの襲来に備えていたはずなのにそのモンスターが目の前でくつろいでいるようにしか見えなかった。動揺しつつもそのまま盾を構える近衛隊は立派だった。しかし、盾の隙間から覗いたラナーは気付いてしまった。

 

 兄に送った長大な金色のランスがモンスターの背中から伸びている……。兄に送ったものは他の物と違うのだ。バルブロはラナーの署名入りメッセージしか気付かなかったが、ラナーは見れば判るように様々な細工を施していた。

 

 そしてそのランスをたどると一人の小さな騎士が背中に乗っていた。クローズドヘルムのバイザーが降りており、顔を伏せているため顔は見えないがラナーには判っていた。

 

「お兄様!」

「え? いま、なんと……?」

「お兄様です! お兄様がいらっしゃるのです。降ろしてください!」

「いえ、その、危険ですので安全が確認されてから―――」

「では近づいてください。お兄様にお怪我があったら大変です」

「え?」

「隊長! 王国騎士団のランスです! 本当に殿下がいらっしゃるのかもしれません」

「え……。こ、近衛隊前進……」

「はっ! 近衛隊前進!」

「おう!」

 

 近衛隊がくつろいだような仕草を続ける飛行系モンスター――バルブロを乗せたグリフォンに近づくと、グリフォンは一度ちらりとそちらを見てあくびをした。ビクビクと近づいていく近衛隊をよそに、ラナーは嬉しさのあまり口元を歪め、瞳をドロリと溶かしていた。

 

 ああ、本当に帰ってきてくださるなんて思ってもみませんでしたわ。お兄様……、これが愛なのですね……? ふふふふふ、なんて素敵なのでしょう……。

 

 近衛兵は背中でぐったりしている騎士に気付くと、丁寧にグリフォンの背中から降ろした。グリフォンは無害な馬のようにおとなしくしており、むしろ背中から降ろそうとする近衛に協力的ですらあった。その様子を見ていたメイドは呆然とし、いつの間にかラナーを降ろしていた。

 

 ようやく降ろされたラナーは口元をさらに歪ませバルブロの下へ早足で近づきながらポーチからポーションを取り出した。バルブロは地面に仰向けに寝かされ、近衛兵がバイザーを上げてバルブロの顔を確認した。

 

「バルブロ殿下!? お気を確かに!」

「おい! 誰か神官を呼んでこい!」

「もしかしてスレイプニールがコレになったのか?」

「ああ、殿下ならあり得る……」

「国王陛下に伝令を出した方がいいんじゃないか?」

 

 ラナーはバルブロを心配する声とあまりの事に力が抜けた近衛兵をかき分けて行った。そしてバルブロの様子を見て両足がある事を確認し、くつろぐグリフォンを見て「ああ、飛ぶのでしたら足は四本もいりませんね」とあっさり納得した。

 

 しかし、たとえバルブロが無事だったとしてもラナーは手に持った治癒のポーションを飲ませなければならなかった。ラナーにとってバルブロの傷の程度などどうでもよかった。

 

「ラナー殿下。バルブロ殿下でいらっしゃいました」

「ああ、お兄様! お気を確かに!」

 

 次々と装備を剥がされるバルブロの口にラナーは蓋を開けたポーションを近づけた。そしてそっと唇に触れたあと口を開かせ、唇の端にポーションをそっと垂らし、ポーションをこぼした。

 

 そのまま飲ませるような事はしない。たとえ気を失っているバルブロが無意識に飲めたとしても決してそのような事はしない……。

 

 フゥフゥフゥフゥ……、落ち着くのよ……。ここからが本当の戦い。このような機会は早々あるものではないわ。そう、失敗は許されないの……。

 

「お兄様、治癒のポーションです……。ああ、お飲みになれないなんてなんとおいたわしい……。ここはわたくしが……、ハァハァハァハァ――」

「いえ、ラナー殿下。ここは私が代わりに―――」

「近衛! 後ろを向いてなさい。これは命令です!」

「はっ! 回れ右! 盾構え!」

「「「お、おう!」」」

 

 ラナーが何をしようとしているのか察した近衛が、ラナーの代わりに名乗り出た。幼いとはいえ第三王女。兄妹という血縁関係にあるとはいえ、王女の唇が他の男に触れたとあってはスキャンダルになりかねない。救命措置だとしても他の人間がいるのであれば代わるべきだろう。そういった気遣いだった。

 

 しかし、普段からは考えられないような表情のラナーの言葉に誰も逆らう事などできなかった。近衛達が後ろを向き、盾で壁を作るのを見てラナーは心を落ち着かせた。

 

「ハァハァハァハァ、こ、これは医療行為。け、決して、その、ふしだら(モゴモゴ)な行為ではないのです……。そう、必要なことなのです」

 

 そう自分に言い聞かせながらポーションのビンを煽るとラナーは口移しでポーションを飲ませるため口を近づけた。

 

「フゥ……フゥ……」

 

 目を瞑ったまま口を半開きにするバルブロに覆いかぶさるようにラナーは顔を近づけるとポタリとバルブロの唇にラナーの血が落ちた。それを見てさらに興奮したラナーは鼻をつまみ、さらに口を近づける。

 

 お、お兄様のお口の中にわたくしの血が……。いけません。これはいけませんわ……。わたくしの血がお兄様の中に……。ああ、背中がゾクゾクします。ど、どうしましょう……。

 

 ラナーの鼻からあふれ出した血が鼻をつまんだ事でラナーの口内へと入った。そしてポーションと交じり合った。それを口移しでバルブロの口に含ませようとした所で周囲を見張っていたはずの近衛が恐る恐るラナーに声をかけた。

 

「ラ、ラナー様。神官が到着したようです」

「んぐっ、コホッコホッ、ハァハァ……。―――――お通ししてください」

「はっ!」

 

 急に声をかけられ、ラナーはびくっと背筋を伸ばし口に含んでいた色々な物を飲み込んでしまった。神官が来たからには断ることもできず、ラナーは計画を断念せざるを得なかった。幸運……かどうかは誰にもわからないが、ラナーは偶然ポーションを飲み込んだ事で鼻血が止まり、様々な尊厳を守る事ができた。

 

 

 

 




バルブロの日記 状態:封印(弱)
 使用するとバルブロの行動を制限する事ができる。特定の人物は読破する事ができない呪われた日記。かゆ…うま…

ラナーの毛(髪) 効果:呪い(微弱)
 ある儀式に必要なアイテム。部屋の四方に一本ずつ落とす事で効果を発揮する。自分以外の女性を避ける効果がある。

ラナーのハンカチ(赤) 効果:呪い(弱)
 とある王女が使用したと言われるハンカチ。気の弱い人が見ると精神的なダメージを受ける。

 いかがでしたでしょうか。ラナーの口移しですが、実は三つのルートがありまして……。

口移しで鼻血入りポーションを飲ませる
  成功する(ブクマ数や評価を気にせず突き進め!)
  失敗してバルブロの顔に吹きかける(そういうプレイもアリかな?)
ニア 神官が到着(前話ちょっと綱渡りすぎだろ……)

すいません。へたれましたorz

えー次回はー。考えてません! ではまた!

黒祇式夜様、kuzuchi様
誤字訂正ありがとうございました。

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