ハイスクールd×d 終末の妹 作:ノイちゃん最高
曹操
『陽動部隊、行動開始』
では、命令通りに行こうか。人が人外を滅ぼすのだ。しかし、これを使うのは正直言って、趣味じゃない。しかし、そうもいってられない。
「これから冥界とかいうところの主要都市に核魔獣を放つ。二体以上は無理だよな?」
「無理。互いに殺し合ってしまう」
「わかった。じゃあ、一体ずつでいい。だが、倒されたらすぐに送り込んでくれ」
「ん」
「それ以外はACに搭乗して待機だ。使い捨ての核魔獣が自爆したら、レオナルドが新たに送り込むまでの間、AC隊で敵を滅ぼす。ただし、全員撤退用のアイテムの確認をしておけ。さもないと死ぬからな」
新しく俺達に指揮を執るためにオーフィス達がつけたヴィクトール・グッドマンという傭兵。彼の普段の態度はともかく、部隊運用の能力は非常に高い。同じシステムで行動するようにした無人のACで戦ってみたが、瞬殺されてしまったからだ。やはり本職にはかなわない。
「卵はこれでいいんですよね?」
「そう」
「ルフェイの嬢ちゃん」
「任せてください。皆さん、行きますよ」
「了解にゃ」
ルフェイ・ペンドラゴンと黒歌達を加えた魔法使い達が大量の卵を冥界に転移させていく。浮遊都市アグアレス以外の場所は旧魔王派から地図を手に入れているので問題ない。
「衛星からの映像をこっちにも繋いでもらえ」
「映像、きます!」
冥界の映像が映し出される。都市に転移された卵は地面に根を出して周りから大地のエネルギーや生命力を吸収し、急激に成長していく。エネルギーを根こそぎ吸われた大地は砂漠へと変化していく。そして、成長した核魔獣は巨大な怪獣として暴れまわる。
「完全にジャパニーズのゴジラじゃねえか」
「カッコイイですね!」
「ほらほら、白音もみるにゃ」
ゴジラの口からブレスが吐き出される、一瞬で都市が消滅する。悪魔共は必死に抵抗しているが、火力が足りない。
「これは……相手の動きが遅いな」
「おそらく、重要施設の防御にまわしているんだろう。だが、それをノイ嬢ちゃんは読んでいる。だから、あえて重要施設ではなく街その物を攻撃している。こうなったら、どうなるかわかるか?」
「簡単だ。相手は住民を守るために兵力を出さねばならない。そうなれば重要施設がガラ空きになる」
「そうだ。そこを攻めてもいい。そもそもこちらの作戦は陽動だ。だが、決定的なダメージを与えてもいいだろう」
「普通なら、そうだろうが、今回は違う」
「そうだ。今回は冥界その物の破壊だ。だからこそ、俺達は救助が成功するまでの時間を稼ぐだけでいい」
冥界を焼き尽くす手段は用意されている。そのための人材と武器もそろっている。後は実行するだけだ。問題は救出するまでの時間稼ぎだ。
「まあ、時間稼ぎといってもお前達は暇だろ。訓練がてら、突っ込んでみるか?」
「赤龍帝に白龍皇か」
ヴァーリは結局、こちらに戻ってきていない。それ以外の連中はこちらについた。アーサー・ペンドラゴンもルフェイ・ペンドラゴンのことを考えればこちらにつくしかない。魔法使い共もだ。悪魔と契約して魔力を得るのではなく、オーフィスと契約して力を得ることを選んだ。
「流石に赤龍帝と白龍皇では相手にならんか」
白龍皇の力で核魔獣が小さくされ、赤龍帝に殴り飛ばされる。
「爆破しろ」
「了解」
レオナルドが遠隔から核魔獣を爆破させる。巨大なキノコ雲と同時に周りに放射能が巻き散らかされて周りの悪魔達が影を焼きつけて消失したり、弾け飛んでいく。
「ちっ、生きてやがるな。AC部隊、出撃だ」
流石は赤龍帝。生きていた。どうやら出番のようなので、全員を覆うパイロットスーツを着て出撃する。これを着ないと放射能汚染で死ぬことになる。そもそもこれはパイロットスーツとはいっても、魔獣そのものだ。だから、どちらかと言えば赤龍帝などの鎧に近い。そのパイロットスーツを装着してACに乗って冥界に転移する。
さて冥界に到着した俺達の前には赤龍帝と白龍皇、そしてリアス・グレモリーとその眷属がいた。彼等が生き残ったのは、白龍皇が威力を下げてリアス・グレモリーの消滅の魔力を赤龍帝が強化したのだろう。聖女達で力を支えている。放射能汚染を防いでいるのは聖魔剣使いが作った剣で吸収しているのだろう。
「ヴァーリ、いい加減戻ってくるにゃ」
「その猫耳と声は黒歌か。随分と奇怪な恰好をしているな」
ACの手に乗っているのは黒歌と俺だけだ。他の奴等は搭乗している。
「これがないと死ぬと言われてるにゃ」
「やはり、あれは核兵器か。イッセー君があの魔獣を知っていなければ危なかったね」
「ゴジラとか何考えてるんだ! だいたい核兵器なんて許されると思っているのか!」
「君の妹君は許されると思っているようだよ、赤龍帝。何せ、これらの兵器を用意したのは彼女なのだから」
「ノイの奴っ、何考えてやがんだ!」
「何をって、彼女は言っていたじゃないか。悪魔の種を殲滅することだろう。もっとも、彼女にとってそれはついでだろうけどね」
彼女に関しては調べさせた。あのぶりっ子ぶり状態でも騙されるわけない。それに彼女が現れる前後からオーフィスがおかしくなっている。調べさせた結果、彼女が赤龍帝の妹だということが判明した。彼女の存在そのものが消されていたが、人ひとり分の痕跡を消すとどうしても違和感が残る。例えば写真のおかしな空白部分とかだ。そこから疑問をもって調べたら色々と彼女のことがでてきた。
「ノイがなんだってんだよ! 悪魔を滅ぼすなんてついでなはずないだろ!」
「いや、ついでさ。何せ彼女の目的は赤龍帝を滅ぼすことなのだから」
「なっ!?」
「しかし、君は悪魔になった。そうなると一人ではかなわない。何せ相手は魔王の妹の眷属だ。だったら、彼女も数という力を手に入れる必要がある。そこで彼女がとった方法が、日本神話に参加することだろう。そして、それだけでは足りないと思ったのか、我々
「なんでノイが俺を殺すんだよ! 俺の妹だぞ!」
「妹だからじゃな……おっと」
いきなり視界にノイの幻惑が現れた。ホログラムなのかはわからない。
『救助作戦を開始しますから、時間稼ぎをお願いしますね、お兄さん』
「赤龍帝に関してはどうするのかね? こちらで殺してしまっていいのか?」
『構いません。今回で死んだのなら、所詮はその程度だということですから。どちらにせよ、創生の光は放たれます』
「そうか」
「待ちやがれノイっ! せめてこんなことをする理由を教えれろっ! それと小猫ちゃんを返せっ!」
『聞きたければそこの悪魔にきいたら? 私のことはその悪魔が知っている。お母さんに伝えたけれど、そいつがすぐにお母さん達の記憶を消したのだから。ああ、皆さん。できればあの女を優先的に殺してください』
ノイが虚空に消えたので、俺達は戦いを始める。
「撃て」
まずはグッドマン隊長の指示で一斉にライフルを放つ。しかし、見えないがビームは捻じ曲げられて聖魔剣つかいの方へ飛んで行き、剣が爆発した。
「木場っ!」
「いっせーくん……ぶちょ……」
放射能を吸収した魔剣が限界値を超えて破壊されればどうなるか、答えは簡単だ。曲がったビームライフルの攻撃はそちらに集中する。生身の人間なら消失するというのに、バランスブレイカーになった悪魔だから、全身から血を流して少ししてから膨れ上がって消し飛んだ。
「木場ぁああああああああああああぁぁぁっ!?」
「いやぁあああああああああああぁぁぁぁっ!!」
「うわぁ、えげつない威力にゃ。ヴァーリもこっちにくるにゃ」
「そうもいかないな」
「決裂だな。撃て」
「やれやれ」
他のACから放たれる光線は必死に逃げようとするが、そんな生半可な速度ではない。一瞬で悪魔共が死んでいく。
「油断大敵ですわよ」
「え?」
いつの間にかジャンヌがACではなく、パイロットスーツで背後から接近してグレモリーの胸に剣を突き刺していた。
「貴様ぁああああああああああぁぁぁぁっ!」
「くそぉおおぉぉぉっ!」
「ふふふ、主よ、この身を委ねます!」
「全員防御!」
彼女の聖剣が虹色の光を放ち、瞬時に核爆発を起こす。ジャンヌにとって、神からの啓示は絶対だ。しかし、行動に躊躇がなさすぎる。おそらく、原初回帰でも行われているんだろう。いや、彼女だけではないな。俺達も所詮はノイにとっては手駒でしかないのだろう。キノコ雲の中から声が二つ聞こえてくる。
「我、目覚めるは覇の理を神より奪いし二天龍なり。無限を嗤い、夢幻を憂う。我、赤き龍の覇王と成りて汝を紅蓮の煉獄に沈めよう」
「我、目覚めるは覇の理に全てを奪われし、二天龍なり 無限を妬み、無限を思う 我、白き龍の覇道を極め 汝を無垢の極限へと誘おう」
雲が張れると、そこにいたのは二体の龍。
「「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)」」
赤龍帝の方はグレモリーの髪の毛を掴んで血の涙を流している。白龍皇は楽しそうに笑っている。
「ふむ。これで少しは面白くなるか」
「馬鹿野郎が、撤退だ撤退」
「なぜだ?」
「相手にしないにゃ?」
「自爆してくれるんならそれまでだ」
「たしかに。では撤退しよう。レオナルド、ゲオルグ。頼む」
『『了解』』
核魔獣が複数体転移してくると同時に俺達は撤退する。赤龍帝達は核魔獣が相手をしてくれている間に滅びるだろう。
ノイ
着物を着て九重達と襲撃を行っている。こちらで核魔獣やACを使うわけにはいかない。何故なら、八坂さん率いる百鬼夜行もいるし、なにより救助すべき子が大変なことになるからだ。といっても、核で動いていないACなら問題ない。それは軍神の方々が使っているものだ。アレは核など使わず、彼等の力で動かしているからだ。
「城門の制圧完了。突入を開始します」
「お願い、フラン」
「了解。百鬼夜行の方々は突入せず、街の制圧をお願いします。軍神の方々は突入してください。敵の増援がくるまでには時間がかかりますので、安心してください。ただ、あまり時間をかけると天照大御神の攻撃に巻き込まれますので可及的速やかに救出と殺害をお願いします」
「九重、私達もでるよ」
「うむ。鬼達よ、我等が同胞を取り戻しにゆくぞ!」
「「「おう!」」」
私と九重は鬼の人の肩に乗って走っていく。道はすでにできている。軍神の方々が館までの道を作っているし、包囲もしてあるし、神々が出張って冥界中に逃げられないように結界を張っている。
死体が積み上げられている館に突入すると、防衛に出て来た悪魔を鬼達が容赦なく始末する。特別製なACに乗っていた軍神達は館から逃げようとしている連中が排除してくれる。
そのまま進んでいると、にとりから情報が端末に届く。端末には赤外線カメラの映像が送られてきている。それによると地下に隠し部屋がある。ちなみに見つけた方法は赤外線映像からの確認である。
さて、地下に行く方法はわからないので床を破壊する。鬼に指示をだして床を破壊して、落下するが鬼達が守ってくれる。私はすぐに九重の目を両手で隠す。
「むぅ……見えぬのだが……」
「九重にはまだはやい」
地下は石畳の牢屋になっていて、中には薄い茶色の綺麗であったろうロングヘアーで、真紅の瞳を持ち、その頭の左右から身長と不釣り合いに長くねじれた角が二本生えている幼い少女が吊るされている。その少女は衣服を一切着ておらず、両手両足もない。それだけではなく、身体中には私がされたような肌を焼いて書かれた文字や、打撲痕などが多数ある。
可愛そうだが、これは私にとっては得でもある。どうのようにして、天照大御神を説得するかを悩んでいたが……これなら余裕だ。
「お前達は九重を連れてでていてくれ。私が対応する。そうだな、好きに暴れてくるがいい」
「ノイ?」
「ああ」
怒り狂った鬼達に九重を任せて、私は近づきながらにとりに連絡する。あちらは冥界の空に浮かんでいる衛星にいる。
「にとり、対象を確認した。天照大御神にこの映像をみせてくれ」
『正気?』
「ああ、もちろんだとも」
『わかった。天照大御神様、こちらを……』
『なんじゃ、ノイのいうことはいささか過激すぎ……なんじゃこれは……』
「依頼のあった神様の子供の現状だ。今から助ける。それで、この状況でも悪魔共に慈悲を与えると?」
天照大御神は悪魔という種を滅ぼすが、冥界は残すといっていた。しかし、その場合だと悪魔共がゴキブリのように生き残る可能性もあった。
『どうやら、ノイの方が正しかったようじゃ。汝の計画を実行しよう。だから、治療を任せる』
「了解」
さっさと下ろして連れ帰って培養槽に入れて治療を行う。設定を終えたら、分霊を冥界に転移させる。全部隊が撤退を開始していることを確認してから、移動する。
『ノイ、赤龍帝が暴走したんだけれど、そちらに向かっている』
「そう……まあ、まともに相手をするつもりはないからいいよ。それより、鳥居は?」
草薙の剣を虚空から引き出して、地面に突き刺す。にとりに鳥居の設置状態を確認させる。
『冥界全土を鳥居の設置が完了。衛星も含めてリンクさせたから後はそっちでお願い』
「了解。天照大御神、お願いします」
『うむ。これより、炉心に入る』
さて、これで準備が整った。
「この時、この場は日本神話の物であり、我が国である」
鳥居と三種の神器によって、この冥界を一瞬だけ日本神話の物だと世界を誤認させる。これによって冥府ではなく、死んだ悪魔は黄泉平坂へと送られることになる。
「ノイぃいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃっ!!!!!」
「気持ち悪いからきてほしくない……だから、帰る」
「逃がさぬ!」
いつの間にか背後に魔王モドキが現れて私に消滅の魔力を放っていた。私はそれをくそ兄貴の方に
「なにっ!?」
「あはははは、消滅の魔力なんてすでに耐性を会得してある」
ついでに横に飛んで、視界の片隅にカウントダウンを開始させる。分霊だから、死んでも問題ない。超越者と呼ばれる化け物相手にどれだけできるかなんてわからないけれど、やるだけやってやる。
「おらぁぁぁぁっ!」
「ちっ」
くそ兄貴の拳を計算して、魔王モドキの方に投げ飛ばす。怒りに身を任せているからか、余裕で対応できる。ついでなのでダブルガトリングを出して放ちつつ、核魔獣を呼び出して一斉に突撃させて自爆させる。
しかし、自爆の前に逃げ出された。そのままこちらに突撃してくると思ったら、他の眷属もやってきた。
「流石に一対多数はやられる……なんてね。喰らえ、吸血鬼共」
私の影から獣達が喰らった吸血鬼のDNAを基に構成させた獣が溢れて飛び出していく。能力は生前とかわらないどころか獣の因子で強化されている。
「吸血鬼が消えたという連絡はきていたが……まさか……」
「私が実験がてら全滅させた。人の血を吸う害虫みたいな連中だ。何の問題もない」
くそ兄貴が完全に吸血鬼を無視して、こちらに攻撃してくる。なにか聖なる武器が欲しい。レーヴァテインもほとんど今はもっていない。むしろ、まともな武器は……作ればいいか。ビームライフルを吸血鬼共に生やして撃ちまくらせる。ついでに核魔獣も放つ。味方ごと撃たせて自爆と誘爆を行わせる。
「あああああああああああああああああああああ!!」
くそ兄貴が口から光線を放ち、核魔獣の光線を逆に破壊する。まったくもってくそ兄貴から放たれる憎悪の気持ちが素晴らしい。やはり、こちらを憎みながら死んで欲しいからね。
『ノイ、太陽との接続が完了した。エネルギーも臨界点を越えだしているから、あまりもたない』
「了解した。全軍の撤退は?」
『すでにできている』
『後は汝だけじゃ。さっさと悪魔共に目にもの見せてくれるわ』
「レーヴァテインとの同調は?」
『完了している。後は封印解除だけ。イザナギ様の準備もできている』
「ならやろう」
準備は全てできた。レーヴァテインに対して封印を全て解除するコードを送り込む。このコードによってレーヴァテインの本来の力が発揮される。
「くそ兄貴にサーゼクス。これで詰みだ。だが、感謝するといい。この世界と共に消えられるのだから! 天照大御神、契約に従いその力を示せ!」
『心得た。河童、撃て』
『ひゃっほーっ! 汚物は消毒だっ!』
分霊は撤退させない。なぜならば、あの身体こそが目標でもある。
「何をする気だ!」
「決まっている。終末の始まりだ! この世界を壊すのは幼い少女の恨みだ! あははははははははっ!」
宇宙にある大量の軍事衛星と八咫鏡を搭載した子機により、冥界全土に増幅された太陽の極大の光が降り注ぐ。天照大御神が召喚した太陽の力をレーヴァテインを中心にした鍛冶神達が鍛えた大量の神剣を触媒にして増幅、それを冥界の全土に子機が放つと同時に中心部の砲撃は冥界の地殻へと放たれる。
悪魔共にとって太陽の光は天敵である。故にこの攻撃は相手にとって致命的である。そして、太陽の光を近距離で受ける吸血鬼共も消滅し、私も死んでいく。しかし、瞬時に再生する。
「貴様っ、冥界そのものをっ!」
「ああ、焼き尽くして消し飛ばす! いっただろう。全滅させると。よって、ここで滅びるがいい。貴様等悪魔に生きる場所などない! ああ、たとえハーデスと交渉しても無駄だ。今一時のみは貴様等にならって、ここは日本神話の物である。つまり、ここで死んだら全員、日本神話の管理下におかれて裁かれる! 魂もろとも消滅するがいいさ!」
世界が文字通り、燃やし尽くされる。誰一人として逃れられない。しかし、想定外のことは起こるようだ。空間に穴が空いて、グレートレッドが現れた。
「なんでこのタイミングで……」
「我が呼んだ。グレートレッド、倒す」
「ちっ、想定外だけどいいか」
にとり達にはついでに消し飛ばすように指示をだす。それに乗ってくれたようで、最終的に太陽その物を吸収させたレーヴァテインを光速で射出する。ついでとばかりに月も落としていく。
結果は簡単だ。冥界は文字通り、消滅した。私と日本神話の勝利だ。
そのはずだった。しかし、流石はグレートレッド。そして、腐ってもくそ兄貴と魔王達だった。何をどうしたのかはわからないが、奴等の魂は黄泉平坂、黄泉の国では確認できなかった。後、オーフィスはお仕置きした。
ノイちゃんの簡単作戦。
地上で悪魔共を襲撃して、一時的に冥界に撤退させた後、逃がさないようにしてから、冥界に太陽と完全開放レーヴァテインを叩き込んで、世界を焼き尽くして消滅させよう。
ついでに日本神話の物だと誤認させて、黄泉の国へご招待して消滅させよう。復活なんてさせないよ。
以上、冥界その物が消滅したので後は数と科学の力による残党狩り。及び、天使と堕天使狩りである。