秋が好きなんだよなあ。
風が冷たくて、陽が暖かくて、空が高くて。
深呼吸したくなる。
肺が冷たいね、鼻先が痒いね、指先が悴むね。
旅に出よう。
紅葉が綺麗だ。
落葉も乙なものだ。
丸裸も侘しい。
何が言いたいかっていうと秋っていいよね。
国門でのひと悶着が一先ずの解決を見た後、オレたちは倒れている妖狐に手当てを施した。その最中彼は妙に晴れやかな顔をしており、宇歌ちゃんと未だ若干のぎこちなさはありながらも親し気に会話をしていた。先ほどまでの彼らの関係とは大違いである。そのことにオレは少々驚きつつも、宇歌ちゃんたちにこの疑問を吐露する。すると、彼らは顔を見合わせて互いに微笑むと、オレに向かって一言発した。
「「さあ…?」」
主「はあ!?」
予想外の回答にオレが固まっていると、宇歌ちゃんが若干呆れたような眼差しをこちらに向けてぼやいた。
宇歌「だって恨みの感情だけじゃ前に進めないって、ハクさん言ったじゃないですか…。」
主「いやいやだとしてもだよ!急に変わりすぎじゃないっ!?」
「風祝の言う通りだぞ坊主。仲良くして何が悪い?」
主「いやだからっ仲が良すぎんだよ!アンタらの場合!!」
ハクが狼狽える様子を見て、二人はケラケラと大きく笑う。そして、少しだけ真剣な顔に戻ると、その心の内を話し始めた。
宇歌「…あのまま復讐を遂げたとしても、死んでいった者たちは浮かばれるのでしょうか。ハクさんの言葉と民たちの表情を見て、…母様のことを思い出しまして。あの人の笑顔を見てたら、何でも許してしまえる…それで前へ進もうという勇気を貰えたんです。」
宇歌は憑きものが取れたような清々しい眼差しで空を見つめる。
「…あの日から、俺もずっと心がすっきりしなかったんだ。あいつを殺して俺は逃げて……それで万事解決なんて、そんな訳ないよな。“誰かを恨むな”って、あいつもそう言ってたしよ。…風祝の親は妖怪に殺されて、俺の親は人間に殺された。誰かを恨んで生きるのはもう充分だ…、そう思ったんだよ。」
妖狐は目を瞑って自戒するようにそう述べた。
宇歌「…よし。」
妖狐の頬に貼り付けたガーゼに軽く触れて治療を完了した宇歌はそのまま立ち上がる。そして彼に手を貸して立ち上がらせると、ハクに向きあって諏訪の社の方向を指さした。
宇歌「さあっ!みんなで諏訪子様の元へ帰りますよ!!」
妖怪と共に市井を歩く。普段の活気ある喧騒とは違う、町に妖怪がいるという非日常。それに恐れおののく人々もありながら、先ほどの国門付近での事件を見ていた人たちがいたことによって、大きな混乱には至らないでいた。諏訪国はあの瞬間に変わったのだ、私たちも変わらなければいけない…。市井は不思議な空気感に包まれていた。
「良かったのか、…俺がここに来て」
社の横の、諏訪子がいる家屋の玄関戸に宇歌が手をかけた瞬間、後ろを付いてきていた妖狐がそう呟く。先ほど、過去を振り切ったような言葉をこぼした彼だったが、矢張り今ここにいる気まずさや、これから顔を合わせる人物とのことを想像したのだろう。
…そう思うのもしょうがない。ハクはその様な同情の言葉を掛けようとしたが、彼が声を出す前に宇歌がその妖狐の手を握った。
宇歌「大丈夫っ!!」
「……っ!」
宇歌「私を信じて!!」
稲禾『アタシを信じて!!』
人は…眩しいな……。
「ああ…!」
妖狐の答えを聞いてにっこりと笑った宇歌は、再度戸に手をかけてそのまま横にスライドした。
家の中は薄暗かった。ただいま戻りましたと、宇歌は奥にいるはずの諏訪子に向かって帰ってきた旨を伝える。その声を聞きつけて、てっきり玄関まで迎えに出てきてくれるかと思ったが、物音ひとつなく静寂が途切れることはない。
宇歌「不思議ですね…、諏訪子様ー!」
彼女の声は空しく響く。三人は諏訪子を待たずして家に上がり込み、そのまま彼女を探し始める。居間の襖を開けたところで、その奥の広縁の上でちょこんとこちらに背を向けて座る諏訪子の姿を見つける。そこには今朝方のだらけ切った彼女の様子はなく、ただその背中には哀愁のみが漂っていた。
諏訪子「………」
言葉はなく、ただ庭に落ちる枯葉だけを見つめていた。
宇歌「諏訪子さ…」
諏訪子「稲禾は」
宇歌が諏訪子に向かって話しかけようとすると、背中を見せたままの彼女は不意に言葉を発した。
諏訪子「稲禾は…最期、どんな顔をしてた?」
この質問に対して、妖狐が前へと進み出て答える。
「嫉妬するほど、清々しい笑顔だった」
諏訪子「……そっか」
諏訪子は立ち上がって暫く黙祷の姿勢をとる。
…しばらくそうしていた彼女は、ひと区切りとばかりに軽く頷くと、澄み渡る空を見つめながらまた話し始める。
諏訪子「秋が来るとね、毎回あの子のことを思い出すの。呆れるくらい能天気だったけど、どこまでも明るくて元気な子だった…。稲禾がそう決めたんだったら、私はなにも言わないよ。……さーて!みんなでご飯でも食べようかっ!じゃあハク、準備お願いねー」
主「…はあっ!?なんでオレっ」
諏訪子「だって1番元気そうじゃん。そこの2人と違って怪我もしてないんだし。…あー、私はお菓子食べるので忙しいからパスね」
主「アンタも手伝えよ!てか、サボる理由づけ適当かっ!」
そんなこんなでガミガミ2人で言い合いながら、なんだかんだで2人で台所の方へ歩いていく。側から見ればあの2人は兄妹に見えるのかもしれない。でも、大切な家族であることには変わりはないのだ。
宇歌「…とりあえず座りましょっか」
「…ああ。」
台所では包丁のまな板を叩く音が響いていた。沸々と蒸気で押し上げられる鍋蓋をおぼろげに見ながら、諏訪子は包丁を握るハクへと心の内を吐露する。
諏訪子「…宇歌のこと、救ってくれてありがとうね」
主「……何のことだ?今回の件は宇歌ちゃん自身が乗り越えた、オレは何もしていない。」
諏訪子「まったく…そんな訳ないでしょ?兎も角、ありがとね。」
今朝に炊いたご飯も、昼ごろにはすっかり冷えて硬くなっている。お櫃に入れておいたそれを水とともに鍋に入れて今作っているのが雑炊。直ぐに作れるものと言えばこれしかなかった。ハクは山菜を適当な大きさに切り分け、諏訪子はうつつな表情で鍋を熱している火の番をしている。
主「さて」
山菜を全て切り終えたハクは、鍋が沸騰しているのを確認すると、まな板ごとその山菜を持ち上げて鍋の中に入れようとする。そして蓋を開けて何となく諏訪子の方を見てみると、彼女は静かに涙をこぼしていた。
主「おま…なに泣いて」
諏訪子「ごめんっ…ごめん違うの。だれが悪いとか、だれが憎いとかそんなんじゃなくて…っ。ただ、ただ悲しくて」
諏訪子は童のようにグーにした両手でこぼれてくる涙を拭う。
諏訪子「…私にとってすごく残酷だね。でも、あの妖怪にとってもすごく残酷なこと。宇歌にとっても、諏訪国の人たち一人ひとりにとっても。……ねえハク、世界は残酷だね。」
主「……ああ。でも、それでも前に進まなきゃいけない。オレたち生者にはその義務がある。」
ハクは諏訪子を抱き寄せる。
主「しばらく、そこで涙をひかせておけ。あの2人にその顔を見せるな。…ただ、お前の悲しみはオレが知ってる。」
諏訪子は顔を押し当てていたハクのお腹からするりと抜け出すと、彼の後方へと回り込み白いフサフサとした尻尾に顔を押し当てる。
諏訪子「…こっちがいい」
主「…そうかい」
出来上がった雑炊を啜りながら、彼らは今後の事について話し合っていた。
宇歌「ですからここに住めばいいじゃないですかっ!」
「いいや俺は出ていくっ!第一おなごと一緒に住めるかあ!その辺の空き地に掘っ立て小屋でも建てて気ままに暮らすさ」
話し合っていた…筈であったが、
宇歌「あれぇ?もしかして李内さん遠慮してるんですか?大丈夫ですよっ!うちは広いですから!」
李内「物理的なことを言ってるんじゃねぇ!」
まあまあ、とハクと諏訪子は2人を抑える。
結局は宇歌の強引な押しに根負けし、李内はここに住むことになったのだが…。
さてさて、まず大前提として諏訪国は“人妖共生”を掲げることと相成った。これは人と妖怪が同じ地域で暮らし、種族の壁なく互いに協力し合いながら暮らしていこうとする理念である。しかし、これはあくまでも理想であり、現状これが到底実現不可能なことは目に見えて分かった。だから、人妖共生は長期的且つ最終的な目標として定め、現実的なことから着手していくことになった。
妖怪が人間を襲う理由は、人間が彼らの食糧となっているからである。まずこの常識をとっぱらねばならない。ハクの生きていた時代、妖怪たちは大きく二つに大別された。一つはある程度の知性を有して文化・集団を作り、農業畜産等の技術によって自給自足の暮らしを送れるようになった“強大妖怪”。もう一つは知性が低く、特定の集団を持たずに人間を襲う“弱小妖怪”。第一次人妖大戦前は弱小妖怪たちは人間を襲うことが出来ていたのだが、血の境界線が引かれた後は人間たちに接触することが出来なくなってしまった。これにより、弱小妖怪たちは生き残るために小規模の集団を形成し始めた。そこで彼らが始めたのが“狩り”と“採集”であった。獣を狩り、山や海の幸を採る。言わば縄文時代に近い生活を送っていたのである。こうして、ここに“妖怪は人間を食べずとも生きていける”という常識が誕生したのだ。
ハクがそう語ると、皆が納得してそれを現代に再現させようという提案があがった。現在でも妖怪は人間を食べることは難しい。人間たちも抵抗をするし、近年では大和国のように強大な力を付けてきている“クニ”も出現してきている。それは言ってしまえば、食糧供給が安定してないのである。このことは大きな欠点だ。それを広く周知し、尚且つそれと同時に農業の仕方を伝播しよう。しかしながら、教えた農業の知識を実践できない程知性の低い妖怪たちが多数いるのもまた事実。その為、妖怪たちのリーダーとなれる人物を探さなくてはならない。妖怪たちをまとめ導き、人間たちとの共生をともに目指してくれる同志ともいえる存在が…。
ここまで議論が進むと李内がふと声を上げた。
李内「その人妖共生ってのに賛同してくれるかは知らないが、妖怪たちのリーダーみたいな奴には心当たりがある。」
主「本当かっ!」
李内「ああ。…俺が前まで西の果ての“妖怪の楽園”にいたって話をしただろ?そこには妖怪たちのまとめ役ってのがいてな…。そいつの名は“
これは渡りに船である。そう思ったハクは不意に立ち上がる。
主「よし!オレが行く!」
その言葉に3人はハッと驚いたような顔をしてそれぞれ声を上げる。
諏訪子「ちょ…ちょっと待って。ハク、アンタの旅は大丈夫なの?」
主「旅なんてそのついでにでもできるさっ」
宇歌「…いえ!ここは言い出しっぺである私が直接…」
主「いきなり人間さんが妖怪の楽園に乗り込んで行っちゃ駄目でしょ」
李内「待て待て!ここは俺が行くべきだろう?アッチにも多少のツテはある、俺が…」
主「李内さんは人妖共生のシンボルとして諏訪国で頑張って貰う必要があるしなぁ」
3人「「「………」」」
主「まあまあ…。オレしか居ないでしょ?適任」
3人「「「はい…」」」
主「そんじゃ決定ね。あー楽しみだなぁ妖怪の楽園!」
こうして、オレの次なる目的地が決まった。李内がせめてものあれで紹介状を書いてくれるとのことで、有り難く頂戴することにした。彼曰く、あまり効果は期待するなとのこと。どうやら妖怪の楽園は閉鎖的な所らしく、互いの干渉は少なかったらしい。それに普通に探しても見つからない場所にあるとのこと。その為、彼から場所の詳細と行き方を教えて貰ったところで、今度は諏訪国内の具体的な施策についての話し合いが始まった。
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次の日、熱田での報告を終えた神奈子が諏訪に戻ってきた。正門から入り、市井を歩きながら社へと向かっているといつもとは違う雰囲気を感じ取った。それはまるで皆どこか浮き足立っているというか、不安というか、期待というか。…とまあ言った具合に、なんとも言えない不思議な空気感なのである。
神奈子「いったい私が留守の間に何があったというのだ…?」
そう不安に感じつつも、社へと続く石段を一歩一歩のぼって行った。
神奈子「こっ!これは一体全体どういうことなんだっ!?」
家の戸を開いて中に呼びかけてみるが何の反応もなく。仕方がないからそのまま居間へと向かうと、そこに広がっていたのは異様とも言える光景であった。
テーブルに突っ伏して寝る者、部屋の隅で丸くなって寝る者、大の字になってうつ伏せで寝るもの、部屋の柱に寄りかかって寝る者。しかもテーブルの上には字のびっしり書かれた木簡木簡木簡。このような奇妙な光景、これまで神様として長い間やってきた軍神八坂神奈子としても見たことがなかった。
神奈子「諏訪子ーーっ!!しっかりするんだ諏訪子ぉ!この居間で…何があったというんだ!?」
諏訪子「………ウルシャイ…ネカヒテ」
神奈子により無理やり起き上がらされた諏訪子は、薄目を開けながらそう呟くとコテンとまた眠ってしまった。
神奈子「すっ諏訪子ーーーッ!!??」
かくして、人間と妖怪と神様によって一晩のうちに作られた人妖共生を軸とした自治法は、その後諏訪国内に広く周知され大和国朝廷にも献上された。日本初とされるこの法律を“諏訪律令”という。現在、その異なる3種族によって編纂されたと伝わるこの律令の実在を認定する歴史家はほぼいない。日本において唯一つ、東風谷文書だけがその存在を認めているのである。
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その日は今年一番の冷え込みであったのかもしれない。
早朝、霜が降りたその地表を歩く生物は存在しない。人間は自分の家の中で縮こまり、動物はその身を隠し、植物は枯れ落ちる。循環の時が確実に近づいて来ている。
遅れましたーとばかりに、遅刻した学生よろしく、何の悪びれもなくその鬱陶しい光を纏った太陽が、のそりのそりと這い出てくる。おせーよコンチキショーとばかりに鳥たちは鳴き始め、人間たちは身じろぎを始める。
今日も一日が始まる。しかし、ハクにとって今日は諏訪で過ごす最後の日であった。
秋風が湖を伝って彼の頬を切る。
「…うん、いい日の出だ」
吉兆だな。やあ、早起きして朝日を見に来た甲斐があった。…しばらく見れないからな、この景色は…。しっかり目に焼き付けておこう。
狗剱ハク。古の妖怪、されどその誕生から数えて十四年。彼の旅は始まったばかりである。
神奈子「もう、行くのかい」
そう寂しそうな声が背中に張り付く。荷物を背負子に載せて背負い、諏訪の社の拝殿に参拝していると神奈子から声をかけられた。彼女とは短い間の付き合いだったが、彼女がもたらしてくれた情報はまさに福音であった。オレが生きていた時代、月の都…。彼女がいなければ宙ぶらりんの状態のままであったことだろう。今のオレが地に足をつけて、しっかりと前に進めているのは神奈子のお陰だ。
主「ああ。…ていっても、恐らく一年ちょっとで戻ってくるよ。そんな心配するなって!オレ、その辺の妖怪に負けるほど弱くないよ」
神奈子「ははっ。…うん、そうだな。アンタは強いよ、胸張って行ってきな!」
李内「お、出発か。気を付けて行けよ」
神奈子と別れて社から町へと続く階段を降りていくと、その途中で登ってくる李内と会った。彼とは何とも奇妙な縁だ。本来関わることのなかったであろう二人。一人は白狼で、もう一人は妖狐。共に復讐に駆られていたという共通点を持つ。そして何よりも、オレの進むべき指針を示してくれた男でもある。
主「李内さんもどうか気を付けて。…諏訪でも未だ妖怪に対する嫌悪感は拭えてない。宇歌ちゃんのことも支えてやって欲しい」
李内「おう!…俺は未来のために生きるぜ。」
諏訪子「諏訪国は変わったね。…まだ迷子だけど、でも着実に良い方向に向かってる」
商店街の一番高い建物の屋根に座る諏訪子を見つけたオレは、高く跳び上がり彼女の隣に立った。思えば彼女との出会いは最悪だった。でも、それもほんのひと時のことで、和解してからはお互いに本音で話せる仲になっていった。修行に付き合ってやったり、変な術書を渡されたり、宇歌ちゃんのことを頼まれたり…。本当に色々あった、でも楽しかったなぁ。
主「じゃあ、迷わないようにオレが先頭に立って道を照らしてやるよ」
諏訪子「……ぷっ。なにそれ、キザっぽい。…でも、それもいいかもね」
宇歌「貴方は私の“希望"です。」
諏訪子に別れを告げて国門へと向かう。そこには東風谷宇歌が立っていた。彼女が妖怪に襲われているのを助けてから、オレの歯車は回り始めた。彼女は一言で言ってしまえば不思議な女性だった。それでいて、諏訪子の言う通りどこか危うさを感じた。正直、諏訪子に彼女のことを救ってほしいと言われた時にはどうしようかと思った。…結果的に良い方向に着地できて、心底ほっとしたのは心のうちに仕舞っておくが。
主「希望…?」
宇歌「やっと分かりました、貴方が何者なのか。私が待っていたのは貴方です。…小さい頃に世界が変わりました。暗転して暗い海の中を必死に藻搔いてたと思います。そこを引き上げてくれたのは紛れもなく貴方です。…私を救ってくださってありがとうございました…っ!」
主「ハッ…そんな大層なもんじゃないよ。
宇歌「…ふふ、はいっ!!いってらっしゃい!ハクさん!!」
主「ああ!世話になった!!」
そうしてオレは諏訪国を後にした。目指す方角は西。目的地は妖怪の楽園。そこのまとめ役である八雲紫だ。
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『………いけ、ハク。いくのだ…天の孫よ。』
石の神も、彼女らと同じく祈った。
【あとがき】
senyaさん、お疲れ様でした。貴女が私の青春でした。
そう、まりおさんの生配信を観ながらこのあとがきを書いている。ダンカグも明日には終わるし、明日にはダンカグ祭りか…。そして僕は明日はバイトだ。
世界は残酷だね。