TS転生でリリウム・ウォルコットになったけどアーマードコアじゃなかった……っていう設定。

誰か書いてください。

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こんな話を誰かに書いてほしいけどなかなか書いてくれる人がいないから自分から少しだけ書いてほかの人に催促するため、頑張った。
TS転生なのが重要なところ。


身体は闘争を求める

 砂塵が舞う中、アッシュブロンドの髪をたなびかせながら、少女が告げる。

 

「貴方がたには、ここで果てていただきます。理由はお分かりですね?」

 

 荒廃した周囲の様子に対し、場違いなほど涼やかなその声は、少女を見上げる者達に畏怖と、ほんの少しの劣情をすら与える。

 

 そして、少女が右手に持つ銃の引き金を引き…………

 

 

 

 ......................................................

 

 

 

 目を覚ますと、白や黒で何も無い……いや、机や棚などのシンプルかつ最低限のものは揃っているが、生活感を感じさせない無機質な部屋が広がっている。

 

 その見慣れた景色に、ひとつ溜息をもらす。

 

「ふぅ……目が覚めれば全部夢でした、なんてこと、やはりありませんね」

 

 自分がこの世に生を受けててから16年、今でも偶に生まれる前の事を思い返してしまう。

 

 私は、死んでもう一度生まれ直した存在……つまり転生者?だ。今でこそ16歳の少女として、前世の年来に着々と近づいてきたが、この身は元々、25歳のしかも男性。慣れてはきたが、やはり男性に、欲を言えば生前……前世?の状態に戻りたいと今でも思っている。

 

 あの時こうしていれば、なぜあんなことを。

 

 そんなことを考えてしまうのはよくあることだ。

 最近多くなっていた溜息を、またついてしまったことで何となくモヤモヤしながらもシャワーを浴びるために脱衣場へと向かう。

 

 眠る時に使うタンクトップとショーツを脱いで洗濯機に放り込んでから、シャワーの下に立って蛇口をひねる。

 最初の冷たい水で目が覚め、だんだんと暖かくなっていく水の心地良さに軽く目を細めながらも、何となしに横目で鏡を見る。

 

 そこには、肌に張り付くアッシュブロンドの長めの髪に、蒼い目をした、少女の自分が映る。

 

 生前と比べれば、確かに可憐な容姿なのだろうが、赤子の頃から意識があった身としてはなんの感情も湧かない。

 むしろ、今世で母や友人など、大人な綺麗な人物が多いため、比べてしまうとどうしても見劣りして感じてしまう

 

 シャワーを済ませ、体を拭き、用意しておいた下着を着てからベットの上にまた倒れ込む。

 

 その拍子に、別途の脇においてあった、あまり行けていない学校の学生証が手元に落ちてくる。

 

 それを手に取って掲げて見る。

 

 

 

 1年 リリウム・ウォルコット

 

 

 

「はぁ………………また……」

 

 憂鬱な気分は無くならない。

 

 

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『Bernard and Felix Foundation』通称BFFは、欧州を本拠地とする、大手企業だ。

 その内約は様々だが、主にソフトウェア開発に力を入れている。

 

 私、リリウム・ウォルコットはそんな大企業であるBFFのお偉いさんの娘として生を受けた。

 

 ぱっと思いつく人では、アーマードコアfaに登場する、BFF、及びリリウム・ウォルコットなのか?と思うだろうが、同じようで全くの別物だと思ってもらって構わない。

 

 この世界にはアーマードコアはゲームとしてしか存在せず、BFFも、軍事企業ではない。

 

 だが、レイレナードやGAなど、アーマードコア内で存在していた企業と同じ名前の企業が多数存在していたため、かなりビビっていた。

 

 まあ、そんな話よりも私自身のことを話そうと思う。

 

 まず私は、この世界でアーマードコアに存在していたはずの企業は企業連という全世界に展開する連合の一部なのだが、その中に存在するBFFの幹部の娘として生まれた。

 

 親はイギリス人と日本人で、子供は私以外に他に姉弟が2人いる。父が日本人で、BFFの日本支部にて働いているため、生まれてからずっと日本暮らしだな。

 

 リリウムとしての私は頭の回転がとてつもなく早く、また、覚えたことを忘れないという特性を持っていて、両親の手伝いを基本的にしている。

 

 元々学校には行っていたが、どうしても子供たちの中に馴染むことが出来なかった事と、親が比較的そういったことは気にしない質だったため、行っていない。

 

 姉弟は大学に行くために別居中……くらいか?

 

 ああ、それからこの世界でのアーマードコアは私がプロデュースして作成したな。

 

 前世での私はゲームをかなりやり込んでいて、アーマードコアはその中でも特に気に入っていた作品の一つだ。

 今世ではあまり前世を思い出す物は好きになれないと思っていたが、やはり体は闘争を求めていたのだろう。

 

 どうしてもあのクイックブーストや多種多様な武器を駆使した戦闘をしたくて堪らなくなり、結果両親に無理を言って、まとめた企画書をゲーム開発部に出してもらったのだ。

 

 もちろん、最初期(アーマードコア無印)からだが。

 

 その結果、無事アーマードコアがこの世界にも誕生したのだ。

 

 これは余談だが、ウィンディや霞スミカなどACのキャラと同じ名前の人物が各社に居たため、許可をとって参加してもらった、ドン・カーネルさんがめっちゃいい人すぎて申し訳なかった。

 そんな事なので作中でキャラクターのビジュアルは出ていないが、ネット上ではイラストなどは中の人をモデルにしているようだ……こんなところか。

 

 そんなアーマードコアだが、VDを出して以来、作るつもりは無かったのだが、「ザ・シード」及び「アミュスフィア」の普及に伴い、VRとして制作している。

 

 自分がVRでやりたかっただけなんだけども。

 

 そんな中、ガンゲイルオンライン(以下GGO)というゲームと、アーマードコアのコラボが決定した。

 どうやら、アーマードコアVRのβテスターの応募権をGGO内での大会にて1部景品として出すらしい。このことは既にネット上にも公表しており、大会への期待も高まっているようだ。また、一部AC内の武器も登場するらしい。

 

 なぜいきなりそんな話をしたかと言えば

 

 

 

「これがガンゲイルオンライン……」

 

 

 

 そのコラボイベントに参加してくれと要請が入ったからだ。

 

 私ともう一人、王小龍もゲストとして呼ばれているらしく、告知や宣伝の他に、二人でバトルロワイヤルに参加して欲しいとの事。

 

 そして、王小龍とこれから練習をするため、GGOにログインしたところだ。

 

 データはイベント用に相手方から送られてきた物を使っている。容姿はほとんどリアルと変わらず、名前もリリウムのままだ。

 宣伝にもなるし、プライベートでの使用も許可を貰っている。

 

 

「まあ、どうでもいいこと……ですね」

 

 

 アミュスフィアを頭に装着し、ジェルベッドに横たわる。

 

 

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