そこで何が起こるのか……
そして…
あの日、僕はキミと出逢った。
いつも通りのあの日、僕はちょっとした星の観測スポットに来ていた。
いつもは家のベランダから星を眺めていた、だけど何故かその日だけは外に出て星を見に行った。
その時はなにも疑問に思わなかったけど、今になって思えばなんでわざわざ外に行ってまで星を見に行ったのか、その答えがわかる。
そう、僕があの日外に出たのは……キミに逢うためだったんだ。
なんて大げさに言ったけれど、10年に1度の星空なんて絶対見に行きたいよね。
その日、僕はいつものように学校から帰って軽い仮眠をとって夕食を食べ、お風呂に入って寝る準備を終わらせて好きな音楽を聴きながら星を見るつもりだった。
だけど、現実はそうはならなかった、その日の帰り道はいつもと違っていた。何故なら、10年に1度と言われる星が綺麗に見えるという観測予定日だったからだ。だけど、僕はその事を知らなくて、放課後にクラスメイトの1人がそう言ってるのを聞いて知ったのだ。
僕はそのためにお母さんに電話していつもより遅く帰ると連絡をして、星の綺麗に見える観測スポットに来ていた。
だけど…
僕がちゃんと星を見ることは叶わなかったんだ。
あ、そうだ自己紹介を忘れてたね、僕の名前は
よく女みたいな名前だな、と笑われるが僕はれっきとした男だ。
確かになんでこんな、女っぽい名前を付けたんだ…と親に文句を言いたくなるが、女みたいと言われるだけで別に何かあるわけじゃないからまぁいいや、と今では思ってる。
僕が寝そべって星を見れるようにシートを敷いていると背後から
「ねぇ、きみ。」トントン
うわっ!…あ、えっと……
「ん?どうしたの?」
え、いや、あの…
「うんうん。」
……なんで浮いてるんですか?
そう、何故か体が宙に浮いている人?に話しかけられてしまったのだ。
いやー、ほんとにあの時は怖かった、星を見に行った時に話しかけられたの初めてだったから…しかもその話しかけてきた人?が宙に浮いているなんて……
「えー?なんで浮いてるかって?そんなの当然じゃーん。」
当然ってなんですか…人は浮けないんですが…
「えー?当たり前でしょー人は浮けないよー、だって私天使さんなんだから。」エッヘン
て、天使さん…ですか。
「うんうん、私は天使さんなのだー。」
天使さんですってよ奥さん。
ふざけてないでどうしたらいいんだ…天使?なんだよ天使って、そんな非科学的存在…でも何故か浮いてるんだよねぇ。これは信じるしかないのかなぁ、いやでもでも…やっぱ本物かなぁ……
なんて思ってたなぁ
どうだったでしょうか?