「わたしは獅子王機関の剣巫です。獅子王機関三聖の命により、あなたの監視のために派遣されて来ました」
 「……はい?」

 唐突に告げられた言葉に、呆然とする少年。
 これは八重桜のごとき大粒の雪がほとほとと降る中、見えない磁力に引き寄せられるかのように出逢った。雪のように白く美しい少女と平凡な少年の物語。

聖者の右腕篇
  1話()
  2話2018年06月14日(木) 18:54()
  3話2018年06月17日(日) 01:59()
  4話2018年06月21日(木) 17:34()
  5話2018年07月04日(水) 20:02()
  6話()
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