「わたしは獅子王機関の剣巫です。獅子王機関三聖の命により、あなたの監視のために派遣されて来ました」
 「……はい?」

 唐突に告げられた言葉に、呆然とする少年。
 これは八重桜のごとき大粒の雪がほとほとと降る中、見えない磁力に引き寄せられるかのように出逢った。雪のように白く美しい少女と平凡な少年の物語。

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