VTシステムって悪用出来そうだよね?と思いながらも書いたぐだぐだな小説未満の何か。ある種のシャルロット魔改造物。色々ガバガバすぎてもうガバが本体である。

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装備領域容量は投げ捨てる物。ガバガバなのは気にしてはいけない。


CAS

 シノ何とかが開発した女性しか乗れない超兵器「インフィニット・ストラトス」。

 スポーツとしてうんぬんで世界大会が開かれるくらいには凄い。

 その世界大会で優勝した者を「ヴァルキリー」と呼んだ。

 

 そして世界を制した者の動きや装備をパクれば強いんじゃね?と言った感じで開発されたシステムがあった。

 ヴァルキリー・トレース・システム通称「VTシステム」を作り上げたものの、初代ヴァルキリーとされる「織斑千冬」のトレースが使用者の負担がデカすぎて運用には向かないとかの理由で凍結した。噂ではISの開発者が絡んでいるとも。

 

 さて、そんなVTシステムだが要は「ヴァルキリーの動きや武装」を真似しなければ普通に扱えるのでは無いのか?そう考えた開発者達は次のシステムを考えた。

 開発者達が目を付けたのがVT時の瞬間的な「武装と機能の上書き」である。これを活かせれば強くて万能になるのではないか?と。

 

 そんな変態じみた事を研究している間に世代は進み第二世代「固定ユニットを使う汎用的なIS」から第三世代の「思考操作可能な非固定ユニットに特化したIS」へとシフトしていった。

 

 他国が第三世代の開発に躍起になっている中。開発に踏み込めない国……会社があった。

 「ラファール」という第二世代の中でも汎用性の高い機体を作って来たデュノア社である。

 

 第三世代の試作が出来上がる中で「ラファール」の利益が取れなくなって来たデュノア社が、先のVTシステムの応用しか考えていなかった変態達を格安で買収。

 「ラファール」の汎用性や応用性の高さを活かした開発を進めさせて、1つのシステムの試作が出来上がった。未だに第三世代の開発が進まない国や会社に売り込み、その利益で第三世代の開発をと考えた。

 

 そしてその「新システム」の試行と宣伝を頼まれたのがデュノア社の社長の1人娘であり代表候補生の「シャルロット・デュノア」である。

 

 宣伝の舞台に使われるのは日本に点在する「IS学園」である。多くの代表や代表候補性が在籍するIS学園はまさに絶好の宣伝場所であろう。

 開発したシステムで代表や代表候補生を倒せれば名が売れる。そう考えた会社は娘をIS学園へ送り込む。

 

 

 

 そして入学初日には既に女子として在籍していたシャルロットは、イギリス代表候補生のセシリアと世界初の男性操縦者である織斑一夏のいざこざに巻き込まれて「シャルロット本人には無関係な決闘」を巻き込んだ2人とする事になった。

 

 決闘がある事を報告したら会社から「新システムでセシリア倒して名を上げてね?」と半ば勝利を強要される。仕方ないと諦めながらシャルロットは自身の機体に積まれた「新システム」を慣らしていくのであった。

 

 

 決闘当日、一夏のISの搬入が遅れるという事で先に代表候補生同士の対戦が行われる。

 お互いのISが向かい合う。

 片や第三世代の兵器を積んだ青い次世代IS「ブルー・ティアーズ」。片や第二世代の旧型と言われている通常よりも武装が少なく見えるオレンジ色のISのカスタム機「ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅢ」。

 

 

「シャルロットさんはダンスはお得意かしら?」

「少しはね」

「それは安心しました。じゃあ候補生同士素敵な円舞曲を踊りましょう!」

 

 開始の合図と共に動き出すセシリア。元から出していた大型銃による射撃で先手を取ろうとするも難なく避けられる。

 

「そんなものかい?」

「ご冗談を!行きなさいブルー・ティアーズ!」

 

 第三世代の特徴の1つ思考操作可能な非固定ユニット。イギリスが先立って開発した一部界隈からは「ファンネル」と呼ばれるそれを惜しみも無く投入する。

 

「これが第三世代の……」

 

 迫りくる4機のビットの攻撃を下へ上へと避けながらシャルロットは攻撃パターンを見極めていく。

 

(目線的に死角になる所への攻撃が多い。銃による追撃は無し。動けないのか動かないのか……)

 

 配信されている動画では銃だけの攻撃で勝利か、ビットだけの攻撃で勝利かの2つであった。試して見るかと器用に攻撃を避けながらも前以て装備してある銃を向けて撃つ。

 

「……」

 

 飛んできているビットの機動が少し停滞しながらもしっかりと避けていた。開始から数分も満たない間にシャルロットはセシリアの武装の性能に仮説を立てていく。

 

(恐らくビット操作中は本体の機動力が落ちる、逆も然り。でも銃を向けてからでは避けられる……この弾幕を掻い潜りながらも決定打を与える方法)

 

 新システムを見ながら該当する事が出来る武装を考える。

 

(ビットを無視して突っ込むか、ビットを壊して行くか……初のお披露目だし派手に行こうかな!)

 

 シャルロットは武装を選択してシステムを起動。

 

(インストレーション・システム・コール……パンツァー!)

 

 強い光に包まれた後にラファールは急速に高度を下げて膨大な土煙を上げて地面に落下。何事かと驚くセシリアと観客。土煙が晴れて落ちた先を見るとそこには重量過多な武装を装備したラファールの姿があった。

 

「CASコンプリーテッド」

 

 これこそがVTシステムを応用した瞬間武装変換システム「チェンジング・アーマー・システム」である。

 固定武装とそれに合わせた専用のシステムプログラムを使い分けて戦うそれはラファールの汎用性の高さを活かした「旧世代の技術の結晶」であろう。

 開発者のドイツ人1の人から「戦車」の名を冠された飛べない程に重量がある無骨な装備群は強い威圧感を与えるには十分であった。

 

「悪いけど試させて貰うよ!」

「何かと思えばそんな武装使わせるとお思いで?」

 

 飛んでくるビット達であるがシャルロットは焦る事無く装甲の硬さを信じて肩にある武装の照準を合わせる。

 

(体勢が崩れない!?)

 

 ビットによるビームの弾幕の中でも体勢が崩れないシャルロットに驚く。宙に浮き軽い今までのISならばビームの衝撃が伝わり照準所ではないだろう。だが硬く重い装甲は少しの衝撃ではビクともしない。そして動かないセシリアに向かって放つ一撃。

 

「ハイブリットキャノン……ファイア!」

 

 威力過多とも言えるその武装は当たれば間違いなくISの耐久値を大幅に削り、場合によっては決着まで持っていけるだろう。だが寸での所で避けるセシリアだが衝撃により大きく吹き飛ばされて壁に激突。そして持っていた大型銃は一撃に巻き込まれて失う事になる。

 

(破壊出来た武装が1つだけか……ラファールの稼働率は……うんまだ大丈夫だね)

 

 勝ち筋がビットによる飽和攻撃のみに限定されたセシリアは立て直しを焦りながらもビットを操っていく。この動きを見たシャルロットはパンツァー専用システムを起動する。

 

(マルチロックオンシステム起動)

 

 セシリアとビットにロックオンをかけて全身に備え付けてある武装を展開する。

 

「バーニング・ビッグバン!」

 

 多量の硬装甲ミサイルによる全面包囲爆撃。ビットではどうしようも無いそれをハイパーセンサーを駆使して躱そうとするも圧倒的物量で押し潰されて当たった傍から爆発。1つが爆発すると周りのミサイルも誘爆して大爆発を起こす。

 エネルギーシールドで守られているとはいえ大爆発を起こされては一溜りも無くセシリアのISはボロボロになっていた。

 シャルロットはその装甲で爆風に耐えた後、使っていた武装の強制排除を行っていた。

 

『セシリア・オルコット、エネルギー残量0。勝者シャルロット・デュノア』

 

 こうしてシャルロットの広告棟としての第一戦が終わるのであった。


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