前話から3年経過。
「偽りの仮面」まであと7年です。
ルルティエも感染した流行病の一件から、すでに3年の月日が経過した。
あれ以降はココポの巨大化以外、特に大きな事件もなく平穏で。
シス姉さんとココポのルルティエを巡る戦以外は・・・うん、平穏で。
僕は13歳の誕生日を迎えていた。
城だけでなく城下全体を上げてのお祭りにやや気は引けるが嬉しく思う。
なによりもクジュウリ各地で忙殺されている兄たちが帰郷して祝ってくれる。
こんなに嬉しい日はない。
「祭りの主役がこんなところに居ていいの?」
城下を見渡せる丘に越しかけドンチャン騒ぎを眺めてると、一番会いたかったアヤメ姉が来てくれる。
「いいんだ。もうたくさん祝ってもらったし。皆が楽しむ番だよ。僕の誕生日は豊作の祝いも兼ねてるんだから」
今年も災害はなく田畑から多くのものが収穫できた。
それに加えてレキ皇子の誕生日なのだから2度めでたいとお祭りになっているんだ。
もうじきまた寒い季節がやってくる。
寒い季節は収穫が激減するし、田畑を休ませるところも多い。
その前に皆めいっぱい楽しんでいる。
「アヤメ姉も「それ」・・・え?」
呼びかけようとしたらなぜか指をさされて言葉を止められる。
「その姉って言葉・・・そろそろやめない?私達も少しは大人に近づいたし。その呼び方なんだか子供っぽいから。
それにあなたは立場的には上に立つヒトなんだから」
「うん、えっと・・・アヤメ」
うわ、うわ・・・呼び捨てにしてしまった。
なかなかに恥ずかしい。
それは彼女も同じようで。「ええ」と頷いた後に視線をそらしてなんだか頬を赤くしている。
「ところで、えっとルルティエから聞いたよ。一人前の薬師としてムラジさまから認められたって。おめでとう!」
「あ、ありがとう・・・」
「すごいよアヤメは。どんどん夢を実現していくね」
「まだまだよ。あくまでひよっこだって言われたもの。まだ助手止まり」
僕たちがまだ小さかった頃、2人で将来の夢を語り合ったことがあった。
お互い一人前の武士、薬師になること。
先に願いを叶えた方がどんな命令だって言えるし相手が絶対にそれに答えるって約束だ。
「レキさまのほうはどうなの?ヤシュマさまと打ち合えるようになったと聞いてるわ」
「あれは打ち合えてるっていうのかな・・・一方的にぼこぼこにされてるんだけど」
齢18を超え、ヤシュマ兄さんはクジュウリでは敵無しの武人にまで成長していた。
そんな兄さん相手では僕なんか太刀打ちできずにいっつも脳天に木刀を食らって終わる。
「噂で聞くエンナカムイのオシュトルさんとどっちが上なのかってクジュウリ中で噂されるくらいだし」
「その名前最近良く聞くわね」
3年前の流行病に真っ先に援助に駆けつけてくれたエンナカムイ。
薬だけでなくその後の田畑の収穫の激減に対する援助すら行ってくれた。
決して豊かではないのにこの国を助けてくれたこともあり、クジュウリの民はみなエンナカムイに感謝の気持ちを忘れない。
以降、より親密な友好国として手を取り合っている。
そのエンナカムイにて下位貴族でありながらイラワジ皇に側付に重宝されている若者がいるという。
その名はオシュトル。
ヤシュマ兄さんよりもやや年下らしいが齢15にして剣の腕は敵無しだって聞く。
「きっと兄さんやオシュトルさんのようなヒトが次の世代のヤマトを背負って立つんだと思う。
だから僕も並び立ちたい。そう思うんだ」
あの霊山を遠く見つめ、僕は立ち上がりそう宣言する。
そんな僕を優しげに見つめるアヤメの視線には気づかなかったが。
「エンナカムイへのお供、ですか?」
食事の席でヤシュマ兄さんにエンナカムイについて来い。と突然言われる。
「ああ。毎年この時期にはイラワジ皇に招待されて紅葉を見ながらの茶を共に楽しむことになっている。
紅葉といえばイズルハだが、エンナカムイも美しさに心奪われるぞ」
雅を愛するイラワジ皇と、落ち着いた趣味のヤシュマ兄さんはどこか波長が合うという。
「本来は父上と共に伺うのだがな」と付け足す。
父さんは八柱将のお役目のため、今は帝都に滞在されている。
今国を預かっているのは母さんだ。重鎮たちはもちろんだがヤシュマ兄さんとシス姉さんの2人も補佐をしている。
「近々帝都にて仕官するというオシュトル殿に一度会ってみたくてな。
加えて、そろそろお前のことを紹介しておきたい」
オシュトルさんの名前がでたが、なにより自分が場違いすぎる気がしてならない。
「そんな自分なんてまだ・・・兄さんの足元にも及ばない未熟者なのに」
「そうやって自分を過小評価するのがお前の欠点だぞ。
まあ、黙ってついてこい。堅苦しい席には俺が出る。お前には自由時間を多く与えるつもりだ。
それにな、他の国を訪れるというのは視野を広げてくれるいい経験になろう」
そんなトントン拍子で僕の初の他国への遠征・・・になるんだろうか。
エンナカムイへの旅が決まった。
そして2日過ぎ、あっという間にエンナカムイ来訪の日を迎える。
「気をつけて・・・無事に帰ってきてね」
「うん、行って来るよアヤメ」
出発の朝、アヤメに見送りを受けた。
まさか城門まで来てくれると思ってなかったので・・・うん、とても嬉しい。
「お兄さま方、お土産はいりません、どうか良き旅を」
「大丈夫。絶対に買ってくる!」
ルルティエの見送りも心が温かくなる。
「私はお土産が欲しいわね。
そうね・・・エンナカムイの地酒「コココココッ」ちょっと邪魔しないでよココポっ」
シス姉さんと3年の間に一気に巨大化したココポは体をぶつけ合い、張り合いながら見送りしてくれる。
僕たちは笑いながらクジュウリの城下を後にした。
僕たちのエンナカムイへの旅は片道約4日。
一緒に行動するのはヤシュマ兄さんとその護衛の2人。
兄さんの側近でも特に腕の立つ2人だ。
いつも訓練で僕と一緒にボコボコにされてて顔なじみでもあって安心だ。
「ところで弟よ。ムラジ殿のお孫さん、確かアヤメといったか。彼女とは随分親しいみたいだな」
「うん、幼馴染だからね。そっか兄さんとはあまり接点なかったね」
「ムラジ殿とは良く会うんだがな。しかしそうか。父上から聞いていたが良き縁ではないか」
良きかな良きかなと兄は頷く。
「これは我が兄弟で真っ先に身を固めるのはお前かも知れんな」
「ちょ、兄さん僕まだ13だよ!?」
「何を言うか。元服まであと2つではないか。
そしたら大人の仲間入りだ。父だって元服と同時に齢10も満たない母を縁談で娶ったと聞くぞ?
別に不思議ではあるまい?」
「そ、それを言ったら長兄であるヤシュマ兄さんが真っ先に相手を見つけないと」
それにはヤシュマ兄さんは「うーん・・・」と頭を悩ます。
「これまで修練や政務のみに生きてきたせいかこういったことには弱くてな。
母上がいつも催促してきて敵わん・・・縁があるといいんだがな」
結婚相手をみつけること。
兄さんにとっては、最大の難問のようだった。
4日という旅路は長いと思っていたが実際はあっという間だった。
旅慣れた兄さん達と共にしてるだけあり、野営の準備は手早かったし、初めての経験である自分にとってはいい勉強になった。
そして野盗などに出会うことなく、エンナカムイの入り口にあたるルモイの関を越えた。
そして岩山の間に高くそびえたつエンナカムイの城門にたどり着いた。
「クジュウリ皇オーゼンが子ヤシュマである。そしてこの者は我が弟レキ。
イラワジ皇のお招きに預かり参上した」
兄さんが堅牢な門前でそう告げると閉ざされていた門が大きく開く。
出迎えてくれたのは兄さんと年の近い、若き武士だった。
「よくぞ参られましたヤシュマ殿。レキ殿。護衛の方々、歓迎いたす」
深く頭を下げ出迎えてくれるその人こそ・・・
「おお、そなたがオシュトル殿、か。こうして巡り合えた事大変嬉しく思うぞ」
「某も同じ気持ちです」
兄さん達は堅く握手を交わす。
武人同士の出会い、いい物だなあ、と感じてしまう。
オシュトルさんに案内されて僕たちはエンナカムイの城門をくぐり城下へと進む。
ゆっくりとした歩調でウォプタルを進ませるおかげでエンナカムイの風景を堪能できる。
「うわあ・・・」
「どうだレキ。エンナカムイは。クジュウリとはまた違った景色が素晴らしいだろう?」
圧倒された僕の反応に兄さんは嬉しげに問いかける。
「レキ殿は祖国を離れたのは初めてで?」
「はい。兄さ―――兄上に勧められ訪れる機会を得ましたが、この景色だけでも来れてよかったと感じてます」
「御前にもお伝えください。きっと喜ばれることでしょう」
僕の横に並んでオシュトルさんも微笑み、一緒に周囲を見渡す。
「何でも揃う帝都と比べ、確かにこの地は周囲は山に囲まれ、娯楽も少なく不自由ではあります。
ですが、ヒトとヒトが寄り添い、力を合わせ生きていく本来のヒトの生き方がこの地には根深く息づいています。
某はそんなエンナカムイを愛しています」
「僕―――いえ、私もオシュトルさんのその気持ち分かります。
雪に閉ざされて不自由になることは多いけど、民に寄り添って生きるっていう父のクジュウリが大好きですから。
オシュトルさんもクジュウリに一度来てほしいです」
「ふふっ、そうですな。折を見て必ず」
城下の様子を見る限り、エンナカムイとクジュウリの気質は似ていると感じた。
兵たちは収穫の手伝いをしているし、オシュトルさんの言うとおりヒト同士が力を合わせて生きているって理解できる。
時折小さな子がこっちに手を振ってくれるので手を振り返したけども、どうも僕じゃなくてオシュトルさんに手を振ってたようだ。
なんか恥ずかしい。
「オシュトル殿は人気者ですな」
「いやお恥ずかしい。御前には取り立てていただいてはいますが、主に城下の力仕事を良くしておりまして。
あの子たちとはその時に良く話すんですよ」
オシュトルさんに案内され僕たちはエンナカムイの城に着く。
城の作りがまるで違う。床はすべて磨かれた木材で出来ているし厳かな雰囲気に包まれていた。
さすが雅を愛するイラワジ皇なのだろう。
廊下を歩くだけども、風情ある作り、金銀輝く下品な装飾は一切なく、質素だが確かに雅というものを感じる。
謁見の間に通されると、オシュトルさんは横に控え、兄さんと僕は中心に。
一緒に来た兄さんの側近は廊下に控えている。
こんな謁見・・・初めてだからひどく緊張する。
「そう緊張するな弟よ。イラワジ皇は父と懇意のお方。そう身構えるものでもないさ」
数刻も待たずに奥から足音が聞こえてくる。
そして優しげな老人が姿を現す。
「よく来てくれましたなヤシュマ殿。そしてはじめましてレキ殿。イラワジと申す」
「御前お久しゅうございます」
「お、お初にお目にかかります!レキと申します」
兄に習いイラワジ皇・・・御前さまに深く礼をする。
そしてゆっくりと顔を上げる。
「ほほほ、良き目をしておる。オーゼン殿の文通り、未来を感じさせてくれるそんな目じゃ。
では、オシュトル」
御前さまはそう微笑み、オシュトルさんに声をかける。
それにオシュトルさんは一礼し立ち上がる。
「ささやかではありますが宴を用意してあります」
「もう日が暮れますからな。話は食事の席でいたしましょう」
通された大広間には僕たちクジュウリから来た4人分はもちろんだけども、8席用意されていた。
オシュトルさんは御前さまの側付のようで隣に控えている。
さらに2席が空いたままなんだけど・・・。
「レキ殿がいらっしゃるということなので、会わせたい者がおるのです。はいっておいで」
「は、はい!」
ふすまが開き現れたのはまだ10歳にも満たないであろう少年だった。
一見したら女の子と見間違えるくらい幼さが残った顔つき。
「ちょ、ネコネさん何処行くんですか!?」
「私は行きたくないです。場違いなのになんで行かなきゃだめなんですか」
「兄上と約束したじゃないですかー!」
なんかさらに小さな女の子と揉めてる。
小声で説得して、ようやく2人で広間に入ってくる。
少年は普通に歩いているが、少女の方は尻尾が伸び切っておりガッチガチに緊張している様子。
あ、左足と左手が同時に出てる・・・。
「た、大変失礼しました!エンナカムイ皇イラワジが孫、キウルと申します」
「ネ、ネコネ・・・なのです」
キウルという御前のお孫さん・・・つまりは皇子、とネコネという少女。
御前が頷いたのを確認して2人は空いた席に座る。
ネコネはオシュトルさんの方を見ている。緊張しているネコネをオシュトルさんは小さく笑う。
そういえば、眉毛の形といいどことなく似ている。
「ネコネは某の妹です。下位とはいえ我が家は貴族。
このような場を経験させておきたいという御前の心遣いでして。
昨年、某は任務で離れていましたがヤシュマ殿はネコネにお会いしたそうですね」
「ええ。1年の間に大きくなりましたな」
僕の視線に気づいてかオシュトルさんは説明してくれる。
ヤシュマ兄さんとは面識あるみたいだ。
「久しぶりだねネコネちゃん。昨年話してた本、持って来たよ」
「ほ、本当なのですか?ありがとうなのです」
そこでゴホンと御前さまが咳払いして皆は姿勢を正す。
「さて全員揃いましたな。では宴の方を始めましょう」
皆が箸をとり、お膳に載せられた食事に手を出していく。
木の実を使った前菜など食べたことのない触感と甘さで、とんでもなく美味しい。
クジュウリとはまた違った食文化なんだと実感させられる。
「では御前、まずは一献」
「おお、すみませぬな。ではそちらも・・・」
兄さんと御前さまは杯にお酒を満たし、語り合っている。
謁見の間で出来なかった具体的な話は兄さんが今してくれているようだった。
「レキ殿は酒は飲めますかな?」
「申し訳ありません。実は・・・一滴も飲めなくて」
オシュトルさんに酌を受けたいが、実は僕はまったくお酒が飲めない。
体質的に弱いらしく、先日の誕生日の祭りの晩に一口飲んだだけで意識を失ってしまった。
こんな大切な席で潰れるわけにも行かず、兄さんには酒を飲まないようにと念を押されている。
「武士を目指すものとして恥ずかしい限りです」
「まだレキ殿はお若い。いずれ杯を交わしましょう」
「はい。必ず」
オシュトルさんは控えていた女官にお茶を出すように指示していた。
そしてオシュトルさんは僕の隣の兄さんの側近2人に気を使って話をしている。
そっか・・・オシュトルさんって立場的には彼らに近い立ち位置だし、話が進むんだろう。
今後の勉強のために御前と兄さんの会話を聞きながら食事をすすめる。
すると兄さんは肘で僕のわき腹をつつく。
小声で、キウル皇子たちに聞こえないように言ってくる。
「レキ、お前は皇子とネコネちゃんの相手をしてやれ」
「ほほほ、実はレキ殿と同じくキウルもこういった席は初めてで。
皇子という同じ立場もありまして、レキ殿と引き合わせたいと思ったのですよ」
「私とキウル殿を・・・ですか?」
「オーゼン殿とは良き付き合いをさせていただいておりますが私も高齢・・・。
次の世代も、クジュウリとエンナカムイが良き関係が・・・未来永劫続けば良いと祈ってます」
「お心遣い、感謝します」
今後の2国の関係のために、か。
いずれ皇になるであろうヤシュマ兄さんとキウル皇子の2人で、の方がいいのかもしれない。
だが比較的年齢が近い僕の方がより良い関係を築けるのかもしれないな。
見ると周りをキョロキョロ見渡して落ち着きがないキウル皇子。
オシュトルさんの妹という皇族だらけで場違いと感じて縮こまってるネコネ。
二人は完全に孤立していた。
「真っ先に挨拶すべきでしたが遅くなりました。クジュウリ皇オーゼンが子、レキといいます。
キウル殿、ネコネさん。今後ともよろしくお願いします」
お行儀とか知ったことじゃない。
僕は食事のお膳を二人の間近に移動させて挨拶する。
「は、はじめましてレキさま。キウルですっ」
「はじめましてなのですっレキさま」
「そんな緊張しなくてもいいよ。僕もこういった席は初めてだからさ。それに様付けなんてやめてほしい。
兄さんはともかく僕はそんな大層な立ち位置でもないし」
あえて敬語をやめて会話することにした。
2人もそんな僕の様子に少しは肩の力が抜けたようだった。表情が柔らかくなった。
そして少しずつだけども2人とお互いのことを話す。
キウルは弓の才能を認められ鍛錬しているらしい。
武芸に秀でたオシュトルさんも弓だけは不得手らしく、そこだけはいつか追い抜きたい。
そして背中を任せてもらえる男になるのだと夢見てる。
僕もヤシュマ兄さんと並ぶ武士になるのが夢だと語ると、キウルは親近感が沸いたのか目を輝かせた。
ネコネは勉学に勤しみ、将来は兄を支えるのが夢だという。
まだ6つか7つほどの幼さだというのにたいしたものだ。
オシュトルさんのことを褒めると、「そうなのです、そうなのです」と自分のように胸を張り自慢げだ。
・・・少しは打ち解けてくれたようだった。
「そういえばレキさんはエヴェンクルガ族なのですか」
「ちょ、ネコネさんっ!」
キウルは触れちゃいけない話題だったと思ってるのか慌ててる。
御前さまから側室の子、母親はすでに他界してるって詳細は聞いてるのか。
もしくはクジュウリ皇族ってこともあって世間体には周知の事実なのかも。
気にしてるようだが僕は笑って答える。
「あ、うん。もう亡くなってるけど母さんの血を受け継いでね。
けど良く知ってるね。
このヤマトではエヴェンクルガ族は少ないはずだけど」
僕が知る限りはイズルハに少数ながら一族がいるはずだ。
けど母さんはイズルハ出身ではなく異国出身。
トゥスクル建国前の戦乱の時代に海難事故でヤマトに流れ着いたと父さんから聞いたことがある。
「高地に住む義に厚い一族だと本で読んだのです。
義はエヴェンクルガにあり。と言われると聞いたこともあるのです」
「母さんがそんなヒトだったよ。
僕はそんな母さんのように、義に篤い武士を目指してる。
あ、でもオシュトルさんもまさにそんな感じだよね」
「そうなのですっ!レキさんは本当に分かってるのです」
気を良くしたネコネは尻尾をブンブン振って自分の兄自慢を始める。
宴が終わるまで僕たちの話は尽きることなく、絆を深めることが出来たと思う。
オシュトルたちエンナカムイ勢登場です。
年齢に関してですが原作では触れられてなかったので年上組は
ヤシュマ 18歳 → 偽りの仮面時 25歳
シス 19歳 → 偽りの仮面時 26歳
オシュトル 15歳 → 偽りの仮面時 22歳
となるように設定してます。
オシュトルは現時点では元服したての若武者という設定。
元服後、帝都にて仕官したと考えてます。
デコイである彼らは長寿で外見と実年齢が一致しないようだけども。
十数年経っても少年のままなドリグラなんかがいい例です。
レキは偽りの仮面時に20歳になる予定です。
また原作「二人の白皇」でヤシュマとオシュトルは初対面になりますが今作品では事前に出会っています。
雪山でハク(マシロ)が世界に干渉したため、異なる世界線に分岐したと考えてください。
そのため、原作では起きなかった出来事が少年時代から立て続けに発生する予定です。