クジュウリ皇子は焔と踊る   作:フーマ

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第六話 ネコネとモズヌ

 

 エンナカムイの夕ぐれ時。

 ネコネが忽然と姿を消した。

 ネコネの肩掛けが落ちていたこと。

 城下の外れということもあって僕とキウルはネコネが誘拐されたのでは、と疑う。

 

 キウルにオシュトルさん達への報告を頼み、僕は迷子になったと事情を伏せて住人たちに聞き込みをする。

 僕とキウルが買い物している間に外でネコネと世間話をしていたおばさん達にも聞いた。

 なんでも、晩御飯の買い物の途中だったらしくおばさん達は少し前に店の前から離れたらしい。

 ネコネは僕たちの買い物を待つ、と言っていたらしい。

 他の農作業をしている人たちも僕たちと歩いているところ以外は見ていない、とのこと。

 周囲の聞き込みを終え、最初の雑貨屋の前に戻る。

 陽は落ちかけ、あたりは薄暗くなりつつあった。

 

 

「だとすると・・・」

 

 

 ネコネの肩掛けが落ちていた方向・・・城下の外れ、木々が多い茂る森の方に視線を向ける。

  

 

「レキさーーーん!!!」

 

 

 キウルの大きな呼び声で振り返る。

 彼は僕に手を振り走ってくる。

 その後ろにはヤシュマ兄さんと側近2人。護衛をつれた御前さまがやや急いだ歩幅でこちらに。

 

 

「ネコネさんは?」

 

 

 キウルの問いかけに首を横に振る。

 少しは期待していたんだろう、涙目になっている。

 

 

「御前さま、申し訳ありません。私が傍にいながらこのような事態を招いてしまって・・・」

 

 

 僕は御前さまの前に跪き頭を下げるが、御前さまはそれを手で制する。

 

 

「レキ殿に非はござらん、頭をあげられよ」

 

「はい・・・」

 

 

 僕は皆に聞き込みの結果を報告する。

 御前さまは護衛の一人に声をかけ、その人は足早に城門の方へ駆けていった。

 

 

「兵たちにも聞き込み、見回り、捜索をさせます。ヤシュマ殿、レキ殿、その護衛の方々。

 あとはこちらで行います。どうぞお休みください」

 

 

 御前さまは客人たちを巻き込まないように気を使ってくれる。

 だが・・・。

 

 

「確かに部外者である我らが深入りすべきではないかもしれぬが・・・レキはどうしたい?」

 

 

 兄さんの問いかけと、僕に視線を向ける側近たち。

 不安げなキウルの視線も突き刺さる。

 

 

「御前さま。私にも協力させてください。いえ、協力しなくちゃ駄目なんです。

 ネコネは私の大切な友人です。キウルと共に、私にとても良くしてくださいました。

 それはこの場だけでなく、一生涯・・・。続けていきたい絆です。

 ならば最悪の事態に巻き込まれてるなら微力でも力になりたいんです」

 

「レキさん・・・!」

 

 

 キウルの目に光が戻ったように見えた。

 ヤシュマ兄さんは僕の肩にドンと手を置き、「決まりだな」と側近たちと頷きあう。

 

 

「そういうわけです。私たち全員。捜索に協力させてください」

 

「かたじけない」

 

 

 御前さまは僕たちに深くお辞儀をしてくれる。

 

 

「ところで・・・オシュトルさんは?」

 

 

 ここに来たときからオシュトルさんの姿は見えなかった。

 母のトリコリさんに報告にいってるのか、それとも捜索の陣頭指揮をとっているのか。

 

 

「それが・・・兄上も忽然と姿を消してしまったんです」

 

「な、なんだって!?」

 

 

 キウルの返答に僕はただ呆然となった。

 御前さまからの説明だと、紅葉を見ながらのお茶会には確かに参加していたらしい。

 だがキウルが報告に戻ったときには姿がなかったという。

 

 

「まさかオシュトルさん、一人で助けに行ったんじゃ」

 

「だとしても・・・何の情報もないまま一人で闇雲に突っ走るか?

 オシュトル殿であるならば身内の危機だとしても皆と策を講じ、それで動くとは思うが」

 

 

 兄さんのその言葉には皆が納得して頷く。

 

 

「御前さま。城下の外で何か施設や洞窟などはあるのですか?」

 

「施設ならば山を登った先の湖の近くに清掃用の小屋が。

 洞窟は複数ありますな・・・。だいたいの場所は把握できております」

 

「ならば複数の班に別れ捜索に当たったほうがよろしいでしょう。

 まずはその場所を全てあたりましょう。彼女が監禁されているならそのどこかにいるかもしれません」

 

 

 ヤシュマ兄さんの言葉に御前さまは頷き、護衛の人に視線を向ける。

 

 

「そなたは城の警備に当たっているもの以外の兵をここに集め、郷の男衆にも声をかけよ。

 オシュトルはネコネを人質にとられ呼び出されたかもしれん。

 誘拐犯がいるなら武装しているだろう。皆にも武装を忘れぬように呼びかけよ」

 

「はっ」

 

 

 残りの護衛の人は敬礼し、周囲の野次馬の住民に声をかけ、自身は他の兵を呼びにいった。

 そして程なくして、総勢50名は越える兵や屈強な男衆が終結する。

 

 

「皆、聞いていると思うが、ネコネが誘拐されたかもしれん。

 それと同様にオシュトルも脅迫されて呼び出されておる可能性が高い。

 すまぬが、皆の力を貸してはもらえぬだろうか?」

 

 

 御前さまの言葉に「なにをおっしゃいますか」と民から声があがる。

 

 

「オシュトルさまとネコネちゃんはこのエンナカムイの、われらの宝!皆、気持ちは一緒です!」

 

 

 民や兵から威勢のいい声があがる。

 オシュトルさんとネコネは皆から心底好かれているのだと理解できた。

 

 

「イラワジさま・・・私にもご協力させていただけませんか」

 

「トリコリさん・・・?」

 

 

 女官さんに体を支えられ、オシュトルさん達の母・トリコリさんは男衆の後ろから姿を見せる。

 

 

 

「この通り私は体が弱いですが・・・息子と娘が危機に瀕していて何もしない母がいるでしょうか」

 

「うむ・・・ではトリコリ殿。

 この広間に陣を敷きますゆえ、その準備と女官の指示役を。

 捜索から戻った者、かつ2人が戻った際に暖かい食事を与えたい。皆と炊き出しをお頼み申す」

 

「はい・・・」

 

 

 トリコリさんは御前さまの傍に控えていた僕とキウルの前にやってきて頭を深く下げる。

 

 

「せっかくお越しいただいたのにご迷惑をおかけします・・・」

 

「迷惑なんかじゃないです。御前さまにも伝えましたが、僕にとってネコネは大切な友人です。

 このエンナカムイでネコネとキウルに出会えたことは生涯を通しても重要なことだと思ってます。

 それにオシュトルさんは僕が目指す武人の一人です。

 だからこれからも笑い会えるように2人を必ず助け出します」

 

 

 震えるトリコリさんの手を握り、そう約束する。

 さあ・・・次はその言葉を真実にする番だ。 

 

 

 

 

 

 班分けが終わる。3人一組で行動することになった。

 ヤシュマ兄さんは側近の二人と共に最有力候補の湖方面へと向かうことになった。

 

 

「さてレキ。お前は西方面だったな。分かれるがくれぐれも・・・」

 

「うん。突っ走ったりしない。だから兄さんもご無事で」

 

「野盗程度で返り討ちにあったりはせんよ。例えガウンジに踏まれようが頑丈なのが俺の取り柄だ」

 

 

 じゃあな。と兄さん達は早速、湖方面へと向かう。

 同じ方向を目指す他の班の人たちに案内してもらうようだ。

 

 

「ではレキ皇子、若。自分が道案内いたします」

 

 

 僕とキウルが共に行動するのはエトゥという御前さまの側近の一人だ。

 弓の名手でキウルの教育係の人らしい。学問に加え弓の師匠だという。

 

 すっかり陽が沈み、あたりは真っ暗だ。

 たいまつを手にし、僕たちは敵襲に備え、ゆっくりとした歩幅で警戒しながら森を進む。

 どうかネコネ、オシュトルさんご無事で・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 薄暗い洞窟の中、ネコネは恐怖と戦っていた。

 泣き出しそうな、震える腕をもう一本の手でギュッと押さえつけて、木箱の上で座り酒を煽る山賊の頭目を睨む。

 

 

「まあ、そう睨むなって。お前の兄貴に用があるだけだ。

 抵抗しなきゃ危害を加えねえよ。ガキのお前に手を出す趣味趣向はねえさ」

 

 

 ギャハハと下品に笑う無精ひげの生えたその男は額に大きな刀傷があった。

 

 

「お、この傷かい?お前の兄貴につけられたんだよ。

 ちょっと人さらいをしてる最中に邪魔しやがって。あの小生意気な小僧」

 

「人・・・さらい?」

 

 

 だったら自分も売られてしまうのか。

 そう思うとネコネは恐怖で尻尾が跳ね上がる。

 

 

「お前の兄貴を始末したら帝都につれてってやるよ。

 どうせこんな田舎にいてもつまらんだろう。いい思いさせてやるよ」

 

「ちょ、ちょっと待つじゃん・・・」

 

「ああ?」

 

 

 下品に笑いあう山賊たちの前に、ネコネの傍にいた苦々しい表情をしてた手下が立つ。

 

 

「なあ、アニキ。もう一度考え直すじゃん・・・。仕返しで始末とか、人の売買とか度を越えてる」

 

 

 恐怖で震えながらその男は頭目に意見する。

 頭目は「そうかそうか」とニタニタしながら歩み寄り、震える男の肩に手を置き・・・

 

 

 バキッ!!!

 

 

 骨に響くような音がした。

 ネコネが恐る恐る視線を上げると、意見した男は頭目に頬を思いっきり殴られネコネの横に倒れる。

 

 

「何度言えば気が済むモズヌ。俺に意見してんじゃねえよ。

 てめえは所詮俺の子飼いだ。それによ」

 

 

 モズヌと呼ばれた意見した男の頬にかすり傷をつけるように曲刀を地面に突き刺す。

 

 

「俺の生まれ故郷、ナ・トゥンクじゃ人身売買は当たり前のことだったんだぜ?

 このヤマトだって表じゃ人身売買は禁じているが、裏ではそれを受け入れてるものだって多数いる」

 

 

 曲刀を引き抜き、いやらしくニタァと大将は笑う。

 

 

「いずれは味方を増やし、あの偽善ぶったトゥスクルを破壊してやる。

 ナ・トゥンクの侍大将だったこの俺を貶めたあの偽善者どもを皆殺しにしてやる。

 それが俺の復讐だ。てめえはそのコマにすぎないんだよ」

 

 

 ハッハッハと笑い、頭目は洞窟の奥へと姿を消す。

 

 

「大丈夫・・・なのですか?血を拭くです・・・」

 

 

 ネコネはこの人物だけは敵だとしてもヒトとして信用できると思い、髪を結んでいた布を解く。

 その布でモズヌの血を拭う。

 

 

「おめえ・・・すまねえ」

 

 

 震えながらも敵のはずを自分を手当てするネコネの姿にモズヌは「うっうっ・・・」と涙を流す。

 それをみた他の手下たちは「弱虫モズヌにはガキがお似合いだ」とギャハハと笑う。

 

 

(折を見て逃がす。だから心配すんな・・・)

 

 

 モズヌのそんな言葉に、幼いながらもネコネは感じ取った。 

 この人は、あの山賊の頭目と刺し違えるつもりなんだと。

 

 

 

 その後もネコネが恐怖に負けないようにモズヌはいろいろと話しかけた。

 好きな食べ物だったり、嫌いな食べ物はなんだ、とか。

 行ってみたい場所はあるのか? とか。

 

 

「クジュウリに行ってみたいのです・・・」

 

「クジュウリっつうと南の豪雪地帯か?なんでまた」

 

「エンナカムイと同じ人の温かさがあるそうなのです。

 昨日、知り合った人がそう言ってたのです・・・」

 

 

 ネコネの視界に浮かぶのは緊張した自分とキウルを気遣い身分に関係なくやさしく接してくれたレキだった。

 努力家で思いやりにあふれた好感の持てるヒトだった。

 兄といろいろと重なるところがあった。

 

 

「ふーん、男かそいつ?」

 

「そうなのです。兄さまより年下でしたが素敵なヒトだったです・・・」

 

「なるほどなるほど惚れてるわけか」

 

「そっ・・・そんなんじゃないです・・・」

 

 

 思わず大声を上げそうになったが、周囲の山賊たちに悟られないように声を小さくした。

 そんな姿にモズヌは微笑ましく思った。

 

 

「モズヌさんはどうなのです。大切なヒトはいないのですか?」

 

「大切なヒトか・・・覚えてねえ」

 

 

 モズヌは岩壁に背を預け、思い出そうと目をつむる。

 

 

「ヤマトがウズールッシャに度々攻め込まれてるのは知ってるか?」

 

「はいなのです。でもすぐに戦は終息すると聞いたことあるのです」

 

「まあ、小さな小競り合いなんだがよ。

 俺の生まれ故郷が戦場に巻き込まれたらしい。

 お前さんより小さな頃だから覚えてねえが、生存者は俺だけだったらしい。

 その後数年いろんな場所に流れた。

 そんで行き倒れてたところをあの大将に拾われてな・・・認めたくねえがヤツが俺の親代わりさ」

 

 

 そこでモズヌは言葉を区切って、ため息つく。

 

 

「はぁー・・・俺、大切なヒト誰もいねえじゃん」

 

 

 がっくりと肩を落とす。

 この人はきっと山賊という生き方しかしらなかったんだろう。

 だけども良心がその生き方を邪魔する。

 ネコネは、モズヌは山賊にまったく向いていないのだと心底思った。

 

 

「お前さんの兄貴がうらやましいぜ。妹や、仕える皇だっているわけだしな」

 

「生きていればそれも叶うのです。だから・・・早まった真似はしないでほしいのです」

 

「おめえ・・・」

 

 

 モズヌは目の前の少女が、自分のやろうとしていることを見抜いているように感じた。

 その時、ザワザワと盗賊たちがざわつきだす。

 奥で休んでいた頭目は曲刀を片手にこちらに来る。

 

 

「おいガキ。来い。お前の兄貴がきたぜ?」

 

「兄さま・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

「ネコネ!」

 

「あ、兄さま!!」

 

 

 ネコネは駆け寄ろうとしたが手下の一人に手をつかまれる。

 それを邪魔しようとするが、他の手下たちに阻まれモズヌは身動きが取れない。

 

 

「この文にあったように、一人で来た。無論、誰にも知らせていない」

 

「ほう、律儀に守ったわけか。偉い、偉いね」

 

 

 パチパチとわざとらしく拍手する。

 

 

「貴公・・・たしかイクルバといったな。近隣の多くの山賊の元締めと聞く」

 

「あれから俺のこと調べていたか」

 

「某が捕縛したのだから当然だ。

 まさかその後、他の盗賊共たちの襲撃を受け帝都への護送から逃げ出すとは思わなかったがな。

 さて・・・ネコネを返してもらおうか。

 約束どおり一人で来た。ネコネに用はないはずだ」

 

 

 山賊の頭目・イクルバは、肩をすくめ「やなこった」と返答する。

 

 

「まずはその刀を地面において、腕を後ろに組め」

 

 

 ネコネの首筋に短刀が触れる。

 それを見たオシュトルに選択肢はなかった。

 言われたように刀を地面に置き、腕を後ろに組む。

 

 そして配下たちがオシュトルの体を調べるが、他の武器はなかった。

 完全な丸腰だと分かり、イクルバはニタニタ笑い、オシュトルの腹部に強烈な蹴りを入れる。

 

 

「ぐっ・・・」

 

「てめえにはこれから俺たちの玩具になってもらう。無論死ぬまでな」

 

「そんな・・・」

 

 

 ネコネは顔面蒼白になる。

 確かに兄は武勇に優れる。だがこんな無抵抗な状態ではなんの意味ももたない。

 

 

「てめえもだモズヌ。下手なことは考えんな。ガキが死ぬかどうかはてめえの行動次第だ」

 

 

 腰から刀を抜こうとしていたモズヌはその行動を見抜かれていたようだった。

 

 

「くっそぉ・・・」

 

 

 イクルバに体当たりして刺し違えることはできるかもしれないがネコネが殺される。

 ネコネを解放しない限りどうしようもない。

 彼女に情が移ったモズヌには無視して刺し違えるという行動が取れなかった。

 

 

 

 眼前ではオシュトルが何の抵抗も出来ずにいたぶられている。

 

 

 

「やめて・・・やめてください・・・兄さまを殺さないで・・・」

 

 

 

 どうして自分は何も出来ないのか。

 どうして自分のせいで兄は殺されようとしているのか。

 ネコネは自分自身をとことん恨んだ。

 

 

「助けて・・・誰か、助けてください・・・」

 

 

 その声にこたえるかのように、ネコネに短刀を当てていた手下の額にストン、と矢が一本突き刺さる。

 

 

「的中。さらに・・・」

 

 

 もう一人ネコネを拘束している者。オシュトルを囲んでいる者にも。

 

 

「見事です、若」

 

 

 

 落ち着いた声がする。ネコネとモズヌが目を凝らすと、闇の中から弓を構えた中年の男性。

 隣には幼いながら緊張した面持ちで師エトゥと同じく弓を構えるキウルの姿。

 

 

 

「おおおおおおおおっ!!!」

 

 

 そしてその2人の間を割ってまるでつむじ風のように跳躍し、オシュトルを痛めつけているイクルバにとび蹴りをし吹き飛ばす少年の姿。

 

 

「あ、ああ・・・」

 

 

 ネコネはその姿に涙をポロポロとあふれさせる。

 

 

「もう大丈夫。助けに来たよ、ネコネ!」

 

 

 ネコネを庇うように立つその少年は槍をクルクルと回し、そしてイクルバを見据えて構える。

 

 

「レキさぁん・・・」

 

 

 少女にとっては英雄の後姿だった。

 緊張はほどけ、ネコネは涙をこぼしながら彼の後姿をただ、見つめた。

 

 

 




 エンナカムイの兵達は実戦経験が全くない素人で、城勤めの者も素人に毛が生えた程度と本編で描写ありましたね。
 一応は、皇の身辺警護をする数名ほどが戦の経験はなくとも腕は立つ、という設定にしています。
 キウルの弓の手ほどきをした人物も欲しかったし、エトゥという師を登場させてみました。


(独自設定キャラ)
モズヌ もはや別キャラなので。
    偽りの仮面で出会った敵キャラの若かりし時代。
    まだ心が悪に染まってません。

イクルバ 「散り逝く者への子守唄」で滅びたナ・トゥンクの元侍大将。
     スオンカスが敗れたと知り戦場から逃げ出した。
     ヤマトに流れ着き、山賊に落ちぶれていた卑劣漢。
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