薬草探しを始めて暫く探したがなかなか見つからず一旦休憩をとる。
「いや、見つかりにく過ぎだろ。なんだよ。」
「他の冒険者の方が早かったみたいですね。」
どこに行っても先に摘まれた跡が残っていて目当ての薬草は見つからなかった。
今何処に生えてるか分かればな〜。
そこでふと思いつく。
アレ、そう言えば今朝スマホに地図追加されてたな。もしかして。
スマホを開き画面を見ると少し離れた場所にマーカーが付いていた。
ビンゴじゃん!これは便利なのが使えるようになったぜ。
スマホの情報を伝え目的の場所へ移動する。
「まさか、本当にあるなんて思いませんでした。」
「まあね。」
結果移動した先で大量に生えた薬草を発見した。どうやら他の人には知られていない場所らしく人の踏み入った形跡も無い場所だった。
そこで少し多めに採取をして街へと戻る。
「お疲れ様でした。こちらが報酬になります。」
ギルドでの報告も済ませ依頼を達成する。そこでふと見知った3人組と出会う。
「お、ソータ君久しぶりだね〜。」
3人の中でもいち早く気づいたシピがこちらへ声を掛けてくる。
「やあ、皆久しぶり。」
挨拶に応え軽く返事をする。皆もどうやら依頼から報告に戻ってきたところみたいだった。
「おや、そっちの子は?」
シピに聞かれ紹介する。
「この子は今俺とパーティー組んでる...ええっと、名前なんだっけ?」
ここで今まで名前を知らなかったことに気づき3人組(主にシピ)からツッコまれる。
「私はルマと言います。」
ここで実は女の子だったりなど今まで知らなかった気づかなかった事を改めて聞き終始驚きっぱなしの蒼太だった。
一通り話したところで質問をされる。
「それで、パーティーネームとか決めたの?」
聞かれた瞬間心の中であ、そんなのあるんだ。ゲームみたいだな〜。と考える蒼太だった。
「考えてなかったな〜。」
「ソータ君の事だからそうだと思った。一応あった方が便利よ〜。」
パーティーネームがあると有名になればギルドなどから指名で依頼が来たりと色々と説明を受ける2人。
「なるほど。ちなみに皆のはなんて名前なの?」
説明を聞き終え重要性を理解し、参考までにとパーティーネームを聞いてみる。
「私たちのは、牙獣ってのが一応あるわ。」
「な、なるほど。」
内心これはひょっとして?と嫌な汗が背中を流れる。
「他に有名なのとかあれば教えて欲しいな〜」
僅かな希望に掛け他のパーティーネームも聞いてみる。
「うーん。他には有名だと、聖刻騎士団とか鴉のツバサとかかな〜。」
ち、中二病じゃねーかよ!
僅かな希望は崩れ去ったのだった。