スムーズに進んでいると思いきや、ここに来てそれが出でくるか〜。確かにゲームとか小説とかでもでてくるけどさぁ。
「あの、自分ギルドカード持ってないです。」
「なに?お前さん、冒険者じゃなかったのか?」
「はい、冒険者になりたいとは思ってますが。」
まぁ、せっかくファンタジーな世界に来たからには、冒険とか武器とか魔法とかやってみたいよね。実際になれるなら冒険者にもなりたいし。
「そうか。ならちょっと待ってろ。」
そう言い残し、ガタイのいいおっちゃんがどこかへ行ってしまう。暫くし戻ってきた時、手に紙とペンみたいなものを持っていた。
「ほれ、この紙に必要な所だけ記入しろ。そしたら、こっちのカードにその内容が記入されるから。そしたらお前さんのギルドカードの完成だ。」
「本当ですか!ありがとうございます。」
思いがけない出来事に少しテンションが上がる。
「紛失とかして無くすと再発行に金がいるから、無くさないよう気をつけろよ。」
「はい、分かりました。」
その辺は、スマホに入れとけば問題はないだろう。それにしても今日から冒険者か〜。何か嬉しいな。
「書き終わりました。」
「よし、じゃあコレをこうして....っと。ほれ、これがギルドカードだ。先刻も言ったが無くすなよ?」
ギルドのおっちゃんからカードを渡され、それを嬉しそうに受け取る。
「はい、ありがとうございます。」
「じゃあ本題のコイツの買取だな。」
あ、ギルドカードの嬉しさのせいですっかり忘れてた。そうだ買取にそもそも来たんだった。
「そうですね、お願いします。」
「オーク2体だが、頭に傷があるがコイツの買取は別の箇所がメインだからな、全部で銀貨4枚と銅貨10枚だな。」
うーん。こっちの世界のお金事情にそんな詳しくないから、銀貨とか銅貨とか言われても分からないな。
「なんだ、お前さん驚かないんだな。普通、新人冒険者とかなら驚くんだがな。まぁ、五月蝿くなくて助かるぜ。ハッハッハ。」
「いえ、少し金銭事情に疎いものでして...。」
この人なら、自分実は異世界人です。とか言っても笑い飛ばしてくれそうだけど、この世界で異世界人なんてどう扱われるか、分からない間は出来るだけ隠しておきたいな。
「なんだ、見た目ほかの冒険者より頭良さそうなのに数字に弱いのか?俺も得意じゃないが軽く教えてやろうか?」
これは願ってもないチャンスじゃん。この機会に出来る限りのことを学んどこう。
「是非に。お願いします。」
「今時の若い者にしては素直だな。よし、任せな!」
終わりがなかなかいい感じに思いつかず変な感じになってしまった...。